こんにちは、まちゃりさです。
2021年1月から12月までの1年間、毎週の放送回を欠かすことなく視聴し、断捨離について勉強してきました。
今回は、その全放送の中から、特に「おすすめしたい」「役に立つ」と感じた放送回を、ランキング形式にてご紹介していきます!
よろしければ、ご参考にしてください。
▼番組公式本は、こちら。
▼過去放送回の内容・感想については、こちらの記事でまとめています。
私の心に残った、過去放送回ベスト5!
さっそくですが、2021年1月18日~2021年12月28日放送回の中から、特に心に残った放送回のベスト5をご紹介していきます。
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第5位:孫といつまでも!ジイジの大奮闘記!(第24回):思い出の品は無理に捨てなくていい
第5位に選んだのは、第24回放送の「孫といつまでも!ジイジの大奮闘記」(2020年4月6日/2021年3月22日)です。
娘・2人の孫と暮らす、80歳の實さんの断捨離。
18歳という若さで亡くなった息子の遺品である自転車は、30年以上にわたり、空き部屋の天井に吊り下げられたままの状態でした。
今回、この空き部屋を孫に引き渡すことになり、ついに、自転車を降ろすことを決断しました。
思い出の品は、無理に捨てなくていい
今回は、捨てられない「思い出の品」の断捨離について学びました。
思い出の品は、なかなか捨てられませんよね。
断捨離では、私も捨てられずに困るモノの1つです。
特に、亡き人との思い出であれば、なおさら捨てられないのは理解できます。
しかし、思い出の品を闇雲にとっておけば、かえって思い出を汚してしまうことにもなりかねません。
思い出の品の断捨離のポイントは、一番の思い出を探し選び抜くことでした。
この「選び抜く」作業が、思い出をさらに引き立ててくれる。
そして、「自分を励ます」モノに変わっていきます。
一番やってはいけないことは、「何でもかんでも闇雲に取っておくこと」でした。
これは、「捨てる」「選び抜く」責任を放棄することと同じ。
自分にとっての「一番の思い出」を考え、何を残すべきかを考えていきましょう。
第4位:花火屋姉妹のバチバチ戦記(第60回):断捨離が”得意な人”こそ見てほしい
第4位に選んだのは、第60回放送の「花火屋姉妹のバチバチ戦記」(2021年2月8日)です。
断捨離の舞台は、愛知県豊橋市の商店街の一角にある、花火問屋。
お店命の眞理子さんは、仕事が忙しく、片付けに手を付けらない状態です。
一方、眞理子さんの妹・栄子さんは、綺麗好きな性格。
お店と家が一体化し、ごちゃごちゃした状態が気に入らない様子。
この対照的な姉妹が、断捨離を通して、互いに向き合っていきます。
- 自分の理想を相手に押し付けない
- 差異を認め合い、不足部分を責めずに補い合う
今回は、「価値観の違う人同士が暮らすための考え方」について学びました。
私は、スッキリした空間が落ち着く性分です。
今回で言えば、妹・栄子さんの気持ちがよくわかります。
一方で、姉の眞理子さんのように、ごちゃごちゃした空間が落ち着く人もいます。
単純ですが、こうした違いがあることに気付かされました。
1ヶ月の断捨離を終え、「まだ努力が足りない」と振り返った栄子さんに対し、
やましたさんは、自分の持つ理想を押し付けないことを伝えます。
互いの差異を認め、不足部分は協力し合うこと。
お互いのためを思っているのに、衝突してはもったいないです。
互いをリスペクトして、できない部分は補い合う姿勢で挑むこと。
後日のスペシャル放送回では、この考え方によって、協力的に暮らせるようになった、姉妹の様子が放送されていました。
「片付けができない人と暮らすポイント」については、こちらの記事を参考にしてください。
第3位:悩む!アラサー女子(第61回):喧嘩の原因は、”なわばり”。共同生活で心がけるべきポイントとは?
第3位に選んだのは、第61回放送の「悩む!アラサー女子 愛と葛藤の断捨離」から、ピアノ教室の親子の断捨離(2021年2月15日)です。
娘の綾乃さん(33歳)は、母の郁子さん(61歳)と2人暮らしをしています。
綾乃さんは、「少しでも快適に過ごせるように」と、母の意見を無視し、勝手にリビングや台所のモノを処分。
これが引き金となり、何度も親子で大ゲンカしていました。
- 断捨離の禁じ手は「なわばり」を侵略すること
- 敵じゃなく味方として断捨離を進めるとうまくいく
自身の体験と重なり、強く印象に残った放送回でした。
母は「捨てられない」タイプで、一方の私は、「バンバン捨てたい」タイプです。
過去の私も、良かれと思い勝手に断捨離を進めてしまい、ケンカになったことがあります。
綾乃さんも、母のために良かれと思い決行した断捨離でした。
しかし、これは、母の”なわばり”を侵略したことと同じ。
断捨離の「禁じ手」でした。
このせいで、母の怒りが先立ち、親子の衝突につながったのです。
では、断捨離したい一方と、あまり深刻に考えていない一方が断捨離を進める場合、どうしたらいいでしょうか?
結論、「空間のなわばりと断捨離の主役を意識すること」です。
つまり、1つずつの空間は「誰の物か」を考えることです。
相手の空間であれば、勝手に断捨離するのはNG。
相手を主役にして断捨離を進めます。
このとき、自分は、サポート役(味方)に徹すること。
ここで主導権をとれば、侵略者とみなされ、衝突が起きてしまうからです。
第2位:シングルマザーの帰りたくない家(第50回):空間の視点を「大」から「小」へ。聖域を死守する!
第2位に選んだのは、第50回放送の「シングルマザーの帰りたくない家」(2021年1月25日)です。
福岡県太宰府市にお住まいの奈央さん(41歳)は、シングルマザー。
4人の子供を女手1つで育てる毎日。
仕事に追われて、時間がなく、家の中はモノで溢れていました。
家族が「帰りたくない」と嘆く家を変えようと、断捨離を決意しました。
- 空間の余裕が、心の余裕につながる
- 空間の作り方(大空間から小空間へと空間を絞る)
- 断捨離のリバウンド対策
断捨離の効果、可能性を実感した放送回でした。
特に、母と子がそれぞれを思い合いながら進めた姿には、感動しました。
学んだポイント1つ目は、「空間の余裕が、心の余裕につながる」です。
毎日、時間に追われている奈央さん。
家を片付ける余裕はありませんでした。
この心の余裕のなさが、空間にも反映されていました。
どこもかしこも、モノでぎゅうぎゅうに押し込まれています。
断捨離で空間に余裕を持たせたことで、心にも余裕が生まれました。
2つ目のポイントは、「空間の作り方」です。
キッチンの断捨離で、やましたさんから「大空間から小空間へと空間を絞る」というアドバイスがありました。
「どこから断捨離をすればわからない」と悩む人こそ、大きい空間から小さい空間に目を向けることを意識してみましょう。
まず、大きい空間を見て、この空間に対してどのくらいのモノがあれば美しくなるかを考えます。
そこからさらに、中空間、小空間と目線を絞っていきます。
3つ目のポイントは、「断捨離のリバウンド対策」です。
1年後、奈央さんのもとに番組スタッフが訪れます。
すると、リビングの端のスペースには、モノが蓄積されていました。
そうです、奈央さんの家は1年でリバウンドしてしまいました。
断捨離トレーナーの檀さんは、このスペースを「聖域」とすることを提案。
聖域とは、「必ずここだけはきれいにする」と決める場所のこと。
聖域を作ることで、「常に家をきれいにしよう」という意識が生まれ、リバウンドしにくくなる効果があります。
奈央さんは、忙しい中でも、きれいな状態を保つことを約束し、実行しました。
この聖域を作る方法は、片付けが苦手と感じる方でも、実行しやすい方法と感じました。
「何からやればいいかわからない」方におすすめの記事はこちらです。
第1位:執着に囚われる母(第62回):執着の原因は「自信がないこと」。母の驚きの変化に感動!
第1位に選んだのは、第62回放送の「執着に囚われる母」(2021年3月1日)です。
千葉県浦安市に1人で暮らす、ともこさん(73歳)の断捨離。
自分でも認めるほど、「モノへの執着心」が強く、モノが捨てられません。
病気をきっかけに、モノで溢れた家の片付けを決意しました。
しかし、断捨離を進める中で、迷いが生じてしまう、ともこさん。
一度捨てたモノを、家の中に戻してしまいます。
この様子に、イライラが爆発してしまう娘たち。
このまま終わってしまうのかと思われましたが、
ともこさんは娘たちに対し「生きることそのものに根本的に自信がない」と心の奥の気持ちを開示したことで、断捨離が一気に進むようになりました。
- 執着心の裏にある心理は、自己表現
- 自分をケアしていなかった状態が空間に現れた
1つ目のポイントは、「執着心の裏にある心理は、自己表現」です。
放送回のポイントとなったのは、古い「ミキサー」でした。
刃も錆びれていて、明らかに使っていないと思い、娘が捨てたモノです。
しかし、ともこさんは「使っている」と言い、取り返してきてしまいます。
この「ミキサー」。後から聞けば、ともこさんの「劣等感の象徴」だったことがわかります。
ともこさんは、自信がない心の内を開示したことで、このミキサーも手放せるようになりました。
「自分に自信がない、劣等感がある」
こうした自分を埋めるために、気に入ったモノをひたすらに集めてしまう。
長年、手入れすらされずに放置されていた「ミキサー」が、その代表でした。
2つ目のポイントは、「自分をケアしていなかった状態が空間に現れた」です。
1ヶ月の断捨離を終え、やましたさんは、ともこさんに確認します。
「何が一番手入れしてこなかった?」
これに対し、ともこさんは「自分自身です」と答えます。
やましたさんは、「見繕いが足りない。自分のことをケアしていない状態が空間に現れている」と指摘。
「自分をケアすること」が「空間」に影響する
これは、新たな発見でした。
ともこさんは、
「自信がないことの象徴」としてのモノを抱えていく
→さらに、モノが溜まっていく
→モノに囲まれる生活の中で、どんどん自分に自信がなくなっていく
こういった「負の連鎖」に陥っていたことがわかりました。
「執着心との向き合い方」「モノを捨てる考え方」については、こちらの記事を参考にしてください。
1年間の放送回を振り返って…
1年にわたり、欠かさずに番組を拝見し、記事にしてきました。
番組を観るたび、断捨離について数多くの学びがありました。
断捨離は、単に「モノを捨てること」。
こう考えている人は、実はまだ多く存在するのではないかと思っています。
しかし、この番組を見れば、その概念が自然と打ち消されていきます。
断捨離とは、「モノを通じて、自分と向き合うこと」です。
必ずしも、捨てればいいというわけではありません。
どこまで自分と向き合えるかによって、結果は大きく変わります。
そして放送回では、いくつものドラマがありました。
感動し、思わず泣いてしまうことも、少なくありませんでした。
断捨離によって、空間が劇的にきれいになっただけでなく、外見が驚くほどに輝いたり、あるいは、劇的に人生が変わった人も数多くいました。
モノがどんどん増えている現代にあって、「空間のもつ重要性」については、1人ひとりが考えるべき課題と感じます。
そして、「断捨離」は、今後ますます注目されていくキーワードの1つと確信しています。
「断捨離の意味」については、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ:「ウチ、“断捨離”しました!」で断捨離の極意を学ぼう!
いかがでしたか?
今回は、2021年1月~12月の放送回の中から、私の心に残った放送回をランキング形式でご紹介しました。
2022年以降も、毎週の放送を観ながら、断捨離の極意について学んでいきたいと思います。
そして、放送回の振り返りには、ぜひ当サイトを活用していただければ幸いです。
▼過去放送回の内容・感想は、こちらの記事にまとめています。
それでは、今回はこの辺で終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おわり。
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