『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』書評|モノが捨てられない人に役立つ5つの考え方

まちゃりさ

こんにちは、まちゃりさです。

「モノを減らしたい」と思っているのに、なかなか捨てられない。

そんな経験はありませんか?

私も以前は、

  • 使っていないけれど、もったいなくて捨てられない
  • いつか使うかもしれないと思ってしまう
  • 何を基準に捨てればいいのかわからない

という状態でした。

そんなときに読んだのが、佐々木典士さんの著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』です。

この本には、モノを減らすための具体的な考え方や、「なぜモノが増えてしまうのか」がたくさん書かれています。

今回は、その中でも私が特に役立った「モノを捨てるための5つの考え方」を、実体験を交えながら紹介します。

目次

この記事はこんな人におすすめ

  • モノを捨てたいけれど、なかなか捨てられない
  • 断捨離を始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない
  • モノを捨てる基準が知りたい
  • 『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の内容や感想を知りたい
  • ミニマリストや断捨離の考え方に興味がある

捨てたいのに捨てられない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』とは?

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は、佐々木典士さんによるミニマリズムについての著書です。

著者自身が、モノに囲まれた生活から、必要最小限のモノで暮らす「ミニマリスト」になった経験をもとに、

  • なぜモノが増えてしまうのか
  • モノを減らすにはどうすればいいのか
  • モノを減らすと何が変わるのか

といったことが紹介されています。

特に印象的だったのが、単純に「モノを捨てましょう」とすすめるだけではないところ。

「なぜ捨てられないのか?」という心理にも目を向けながら、モノとの付き合い方を考えられる内容になっています。

「捨てる方法最終リスト55」が参考になる

本の中では、モノを捨てるための具体的なルールが55個紹介されています。

今回は、その中から私自身が「これは実際の片付けにも使えそう」と感じた5つを抜粋しました。

モノを「捨てる」ための5つの考え方

今回紹介するのはこちらです。

  • 捨てることは「失う」ことでなく「得る」こと
  • 捨てられないのは「嫌」なだけ
  • まず「収納という巣」を捨てる
  • もう一度買いたいと思えないモノは捨てる
  • 捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる

どれも、「捨てたいのに捨てられない」ときに、一度立ち止まって考えるきっかけになります。

それでは、順番に紹介していきます。

① 捨てることは「失う」ことでなく「得る」こと

1つ目は、

「捨てることは失うことでなく、得ること」

という考え方です。

今は使っていないけれど、なかなか手放せない。
そんなモノはありませんか?

私自身、以前は、

「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」
「いつか使うかもしれない」

と考えて、モノを残してしまうことがありました。

モノを捨てるときには、どうしても「何かを失う」という感覚があります。

だからこそ、

「捨てる=損をする」と考えてしまいがちです。

でも、モノを捨てることで得られるものもあります

たとえば、

  • 空いたスペース
  • 掃除のしやすさ
  • モノを探す時間
  • 管理する手間の減少
  • 自由に使える時間
  • モノに囲まれているストレスの軽減

などです。

つまり、モノを1つ捨てることは、単純に「1つ失う」ということではありません。

そのモノを手放すことで、新しく得られるものもある。

この視点を持つと、少し捨てやすくなります。

「捨てられなかった」頃の私

以前の私は、目の前にあるモノそのものに意識が向いていました。

まちゃりさ

モノを捨てるなんて、もったいない!

そんな気持ちが強かったんです。

でも、思い切って使っていないモノを捨ててみると、

「こんなにスペースが空くんだ」
「掃除が楽になった!」
「モノを探さなくてよくなった」

と、捨てることで得られるものの多さに気付きました。

「モノを減らしたい」と思っているなら、

「何を失うか」ではなく「何を得られるか」

に目を向けてみるのがおすすめです。

捨てることで得られるものは、目に見えないことも多いもの。

だからこそ、意識して考えてみることが大切だと思います。

ポイント

捨てることは「失う」ことでなく「得る」こと

② 捨てられないのは「嫌」なだけ

2つ目は、

「捨てられないのではなく、捨てるのが嫌なだけ」

という考え方です。

これは、私自身かなり納得した考え方でした。

「モノを減らしたい」と思っているのに、なぜ捨てられないのでしょうか?

もちろん、

「思い出があるから」
「高かったから」
「まだ使えるから」

など、いろいろな理由があります。

でも、その理由の裏側には、

  • 捨てるのが面倒
  • 分別するのが面倒
  • 売るのが面倒
  • 捨てるかどうか考えるのが面倒

といった気持ちが隠れていることもあります。

つまり、

「捨てられない」のではなく、「捨てることをしたくない」だけなのかもしれません。

私たちは、つい自分に都合のいい理由を作ってしまいます。

「今は忙しいから」
「もう少し時間ができてから」
「いつか使うかもしれないから」

そうやって先延ばしにしているうちに、モノが増えてしまうことがあります。

「現状維持」が一番楽だから

モノを捨てるには、少なからず労力が必要です。

「これは捨てる?」
「これは残す?」

と一つひとつ判断しなければいけません。

だからこそ、何もしないという「現状維持」が、一番楽な選択になってしまいます

でも、今の状態を維持すれば、モノが減ることもありません。

「減らしたいのに、なかなか捨てられない」

そんなときは、

「本当に捨てられないのか?それとも、捨てるのが嫌なだけなのか?」

と、自分に問いかけてみるのもおすすめです。

この問いかけだけでも、「面倒だから後回しにしていた」ということに気付けるかもしれません。

ポイント

捨てられないのは「嫌」なだけ

③ まず「収納という巣」を捨てる

3つ目は、

「まず収納という巣を捨てる」

という考え方です。

モノを減らそうと思ったら、普通は「収納の中身を減らす」ことから始めると思います。

ところが、本では少し違った考え方が紹介されています。

それが、

「収納そのものを減らす」

という方法です。

収納があるから、モノが増える?

収納があれば、モノをしまうことができます。

一見すると、とても便利ですよね。

でも、収納スペースがあると、

まだ入るから大丈夫」と、モノを増やしてしまうことがあります。

収納が「モノを集める巣」のようになってしまう、という考え方です。

収納を減らせば、当然ながらモノをしまう場所も減ります。

すると、収納からあふれたモノが目につくようになります。

そこで初めて、

「これは本当に必要?」

と、モノそのものを見直すきっかけが生まれます。

もちろん、収納をいきなり全部捨てればいいという意味ではありません。

今ある収納を減らすことで、

「収納に入るから残す」のではなく、「本当に必要だから残す」

という判断がしやすくなる、ということです。

収納を増やしてモノを押し込む前に、

「そもそも、このモノは本当に必要なのかな?」

と考えてみる。

これも、モノを減らすための大切な視点だと感じました。

ポイント

まず「収納という巣」を捨てる

④ もう一度買いたいと思えないモノは捨てる

4つ目は、

「もう一度買いたいと思えないモノは捨てる」

という考え方です。

これは、私自身が断捨離をするときにも、かなり役立っている基準です。

「まだ使えるし……」
「高かったし……」
「いつか使うかもしれないし……」

このような理由で、なかなか捨てられないモノってありますよね。

そんなときに、

「もし今、このモノを失ったら、もう一度同じ値段を出して買いたい?」

と考えてみます。

「もう一度買いたいか?」を基準にする

たとえば、服を整理するとき。

「この服、まだ着られるし……」

と考えると、なかなか捨てられません。

そこで、

もし今この服を持っていなかったとして、同じ値段でこの服を買いたい?

と考えてみます。

「いや、今なら買わないな」

そう思ったなら、その服は今の自分にとって、それほど必要ではないのかもしれません。

実際に私も、この「もう一度買いたいか?」という基準で服を見直してみました。

すると、同じ値段を出してでも買いたいと思える服は、全体の20%にも満たない結果に。

まちゃりさ

えっ、ほとんどない……

と、ちょっと驚きました。

以前は「まだ着られる」という理由だけで残していた服が、たくさんあったんです。

落としたりして失くす、誰かに盗まれる、使い込んで寿命を迎える。

そんな状況になったと想像して、もう一度同じモノを同じ値段を出して買いたいと思えるなら、そのモノは本当に胸を張って好きと言えるモノだし、自分にとって必要なモノである。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

服の断捨離については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【断捨離】これでOK!服の断捨離のやり方と捨て方5つの基準

「服を捨てたいけれど、もったいなくて捨てられない」という方は、こちらも参考にしてみてください。

「なくなったら困る」と「なくなったら買いたい」は違う

ここで大切なのが、

「なくなったら困る」と「もう一度買いたい」は、少し違う

ということです。

「なくなったら困る」と思うのは、単に今持っているからかもしれません。

一方、

「今持っていなかったとしても、わざわざお金を出して買いたい」

と思えるなら、そのモノは今の自分にとって本当に必要なモノなのかもしれません。

もちろん、すべてのモノにこの基準を当てはめる必要はありません。

生活必需品などは、「もう一度買いたい」というより「ないと困る」というものもあります。

大切なのは、

「今持っているから残す」のではなく、「今の自分に本当に必要か?」を考えること。

この視点を持つだけでも、モノを手放す判断がしやすくなります。

「自分をご機嫌にするモノ」を残す

断捨離について調べていると、「自分をご機嫌にするモノを残す」という考え方にも出会います。

ただ数を減らせばいいのではなく、

「自分が本当に好きなモノ・大切にしたいモノを残す」

という考え方です。

たくさんのモノを持っているのに、どれもそれほど気に入っていない。

そんな状態よりも、

これは本当に好き!

と思えるモノを大切に使うほうが、満足度は高いのではないでしょうか。

断捨離について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
【断捨離】やましたひでこさんってどんな人?断捨離との関係・考え方を学ぶには?

ポイント

もう一度買いたいと思えないモノは捨てる

⑤ 捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる

最後の5つ目は、

「捨てられるか悩んだ時点で捨てられる」

という考え方です。

これも、私にとってかなり印象に残った考え方でした。

モノを捨てようとして、

「どうしよう……」

と悩んでしまうことはありませんか?

「残しておいたほうがいいかな?」
「でも、使っていないし……」
「いつか使うかもしれないし……」

と考えているうちに、結局、

「やっぱり残しておこう」

となってしまう。

私も以前は、このパターンが多くありました。

「絶対に残したいモノ」と「悩むモノ」は違う

ここで一度、

「絶対に残したいモノ」と、「捨てるかどうか悩んでいるモノ」

を分けて考えてみます。

本当に大切なモノなら、

「これは絶対に残したい!」

と、比較的すぐに判断できることがあります。

一方で、

「捨てようかな……どうしようかな……」

悩むモノは、自分の中でそれほど大きな価値を持っていない可能性があります。

もちろん、思い出の品など、簡単には判断できないモノもあります。

なので、「悩んだら必ず捨てる」と無理に決める必要はありません。

ただ、

「なぜ私は、このモノを残したいんだろう?」

と、一度立ち止まって考えてみる。

これだけでも、判断しやすくなります。

「決められない」をなくす

モノを減らすときは、モノそのものよりも、

「捨てる・残すを決められないこと」

が大きな壁になることがあります。

私自身も、悩んだ末に残したモノを、あとから振り返ってみると、

「結局、その後ほとんど使っていない……」

ということがありました。

だからこそ、

迷っている=本当に必要なモノではないのかもしれない

と考えてみるのは、ひとつの方法です。

「捨てるか決められない」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
「捨てるか迷う」をなくす!断捨離の判断ルール4選

ポイント

捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる

実際に5つの考え方を使ってみて感じたこと

ここまで、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』から、モノを捨てるための5つの考え方を紹介しました。

私自身、この考え方を知ってから、以前よりもモノを手放しやすくなりました。

特に役立ったのは、

捨てることで何を得られる?
もう一度同じモノを買いたい?

という2つの問いかけです。

以前は、

「まだ使えるから」
「高かったから」
「もったいないから」

という理由で、モノを残すことが多くありました。

でも、考え方を変えてみると、

使っていないモノを持ち続けることで、何を得ているんだろう?

と考えられるようになりました。

すると、

  • モノを探す時間
  • 掃除する手間
  • 収納スペース
  • 管理する手間
  • モノが多いことによるストレス

など、実は「持っていること」にもコストがあることに気付きます。

もちろん、何でもかんでも捨てればいいわけではありません。

大切なのは、

「自分にとって本当に必要なモノは何か?」

を考えることだと思います。

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まとめ:5つの考え方で、モノを捨てるきっかけを作ろう

今回は、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』から、モノを捨てるときに役立つ5つの考え方を紹介しました。

改めてまとめます。

モノを「捨てる」に役立つ5つの考え方

  • 捨てることは「失う」ことでなく「得る」こと
  • 捨てられないのは「嫌」なだけ
  • まず「収納という巣」を捨てる
  • もう一度買いたいと思えないモノは捨てる
  • 捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる

私自身、この5つの考え方を知ったことで、以前よりもモノを手放しやすくなりました。

特に、

捨てることで何を得られる?
今持っていなかったとして、もう一度買いたい?

この2つは、今でもモノを手放すか迷ったときに思い出す考え方です。

とはいえ、無理やりモノを捨てることが正解というわけではありません。

大切なのは、モノの数を減らすことだけではなく、

「自分にとって本当に必要なモノは何か?」

を考えること。

「モノを減らして、もっとスッキリ暮らしたい」

そう思っているなら、まずは身近なモノを1つだけ手に取って、

これを今持っていなかったら、もう一度買いたい?

と考えてみてはいかがでしょうか。

そこから、少しずつモノとの付き合い方が変わっていくかもしれません。

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を読んでみて

ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は、ミニマリストとして知られる佐々木典士さんの著書です。

著者自身の経験をもとに、

  • なぜモノが増えてしまうのか
  • モノをどうやって減らすのか
  • モノを減らすと何が変わるのか

について書かれています。

今回紹介した5つの考え方以外にも、モノを捨てるためのルールが全部で55個紹介されています。

「モノが捨てられない」
「モノが多い状態を何とかしたい」
「断捨離を始めたいけれど、何から始めればいいかわからない」

という方は、一度読んでみると、モノとの向き合い方を考えるきっかけになると思います。

今回紹介した本

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』佐々木典士 著/ワニブックス

※書籍情報・価格などは掲載時点のものです。購入前に販売ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

はじめまして。
当ブログでは、暮らしをちょっとラクにするアイデアや、実際に使ってよかったアイテム、日々の体験をもとにしたリアルな気づきを発信しています。

もともと片付けや掃除が得意なタイプではなく、「どうしたらラクに整うのか?」を試行錯誤してきました。
その中で見つけた、無理なく続く工夫や、取り入れてよかった暮らしのコツをまとめています。

完璧じゃなくてOK。
がんばりすぎない「ちょうどいい暮らし」を大切にしています。

これからも、日常が少しラクになるヒントをゆる~くお届けしていきます。

1児のママ/ゆるく整う暮らしを実践中

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