こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年3月1日放送回(第62回)をもとに、印象に残ったシーンと断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回の記事は、前編の内容と感想になります。
後編は下からどうぞ。
この記事を書いている私は、ミニマリスト初心者です。
断捨離のやり方を学ぶため、毎週「ウチ、”断捨離”しました!」を観て勉強しています。
忙しくて観る時間がない方や、断捨離のコツやポイントについて知りたい方のために、
放送回ごとのポイントをご紹介します。
今回の放送回を、3点でまとめました。
過去放送回の内容、感想は以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
溜め込み母の一大決心!
今回の断捨離の舞台は、千葉県浦安市に1人でお住まいのともこさん(73歳)です。
モノへの執着心が半端ないというともこさんですが、今回、自ら断捨離を決意しました。
実はともこさん。脳梗塞を患い、退院したばかりです。病気をきっかけに、モノで溢れた家の片付けを決意しました。
断捨離は、長女のまゆみさん、次女のめぐみさん、次男のてつやさんも協力して進めていきます。
しかし、自分でも認めるほど人一倍モノへの執着心が強いともこさん。
長年の溜め込みグセを変えられるのか?
果たして親子で衝突せず、最後まで断捨離を進められるのでしょうか?
印象に残ったシーン3選
今回の放送回で、印象に残ったシーンを3つご紹介します。
捨てるなら返して
長女のまゆみさん。
実は、過去に「ウチ、”断捨離”しました!」に出演していました。
今回、その時の映像も一部放映されたのですが・・
なんと、当時のまゆみさんの家は、捨てられない母が押し付けてきたモノで溢れていたのです。
まゆみさんは、やましたさんの言葉を受け、母から譲り受けたモノを処分することを決めます。
これを母に伝えたところ、「捨てるなら返して」と言い、ほとんどを持って帰ってしまったのです。
母の溜め込みグセは、このときからだった!
捨てたモノを家に戻す母にイライラが爆発
娘が中心となって、断捨離を黙々と進めていきます。
使っていないモノや危険なモノを次々と庭に出していきます。
しかし、ともこさんはこれに気付くと、庭に出したモノを家の中に戻してしまいます。
ともこさんにとっては、使っているから捨てられたくないようなのです。
これじゃ全然断捨離が進まないとイライラする娘たち。
脚のないこたつ机も、「捨てないでほしい。上に布団を置いて使いたい」という母に
ほんと勘弁して欲しいんだけど
とイライラが爆発します。
母を想って断捨離を進めようとしても、何でもかんでも取っておこうとする母に対して、どうにもならない憤りを感じてしまう。
この気持ちはわかる気がします。
そんなこと言っても、置いておくスペースがないでしょ!
人とモノ、一体どっちが大切なの!?ってね。
何でこんなに必死になってるの?先が見えない
次女のめぐみさん。
断捨離を進めていく中で、目的がわからなくなり立ち止まってしまいます。
母の望んでいないことを、何でこんなに頑張ってるんだろう・・
かわいそうなことをしているのかなと考えちゃいました。
明らかに壊れて危険なモノすら、手放すことができない母。
対する自分は、いったい何を目指してこんなに大変な思いをして断捨離しているのだろう。
と迷うシーンです。
次回、後編では、やましたさんが目的がわからなくなった娘と、捨てられない母にどう向き合っていくか注目です。
活用ポイント3選
ここからは、断捨離への活用ポイントをまとめます。
気持ちよくするモノは残す・残念なモノは取り除く
やましたさんからのアドバイスです。
まず、断捨離で取り掛かったのは、ともこさんのこだわりの食器が詰まった「食器棚」です。
しかし、食器棚には価値のある食器とは別に、明らかに必要のないモノまで詰め込まれていました。
やましたさんはこれを見て、
(自分を)気持ちよくするモノもたくさんあるし、残念にしてるモノもいっぱいある。
まずは残念なモノを取り除くと大事にしてるモノが生きてくる。
この方針を決め、隙間にぎっしりと詰め込まれていたモノを次々と出しては、処分を繰り返していきます。
断捨離を進める中で、やましたさんはともこさんにどんな気持ちになった?と今の気持ちを尋ねると、「寂しい」と答えるともこさん。
これに対し、やましたさん。
寂しいけど、汚すぎたよ。寂しいからって、汚くしていいわけじゃないよね。
確かに、モノで覆いつくされたキッチンは、掃除が行き届いておらず掃除もされていない状態でした。
自分のお気に入り、つまり気持ちがいいと感じるモノだけに絞ると、自然とモノを大事に扱うことができます。
これ、理想の大家族が作れない!でも学んだポイントでした。
決意しても迷いは出てくる
病気を機に、モノで溢れた家を何とか片付けようと決意したともこさん。
しかし、断捨離を進める中で、迷いが生じます。
それは全部使ってるのよ。捨てないで。捨てられちゃうから、隠しておこう。
気付けば、子供たちの断捨離を妨害してしまいます。
モノを大事にする人にとって、すごく難しいのが捨てることです。
モノを見れば、色々な思い出が蘇ってきて、まだ使えるから取っておこう。
こう考えて、結局捨てられなくなってしまいます。
しかし、住居スペースは限られています。
スペース以上のモノを持てば、当然モノで溢れてしまいます。
だからこそ、限られたスペースの中で、本当に必要なモノはどれか?を考えて選択していく必要があります。
1つずつのモノと、そこに執着してしまう自分の気持ちと向き合うことです。
そして、これから気持ちよく生きていくためには、何を残すべきかを決める必要があります。
モノへの強い執着は幼少期の強い気持ちから
ともこさん。なぜここまでモノに執着するようになったのでしょうか?
それは、幼い頃の強い気持ちからきていると言います。
戦後まもなく生まれたともこさんは、倹約家で贅沢しない大工の父のもとに生まれます。
一方で、周りは一流企業の役員の家ばかり。
ともこさんには、欲しいものが買ってもらえないというコンプレックスがありました。
買えないならば、自分で作る。そう決めて通った服飾専門学校で、今は亡き夫と出会います。
ともこさんの望むことを何でもかなえようとしてくれる優しい夫に、長年我慢していた感情が一気にあふれ出しました。
自分のお眼鏡にかなったものは出し惜しみせず買い、捨てない。
これが、ともこさんの生きる姿そのものでした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、モノへの執着心が強い「ともこさん」の断捨離(前編)でした。
断捨離でモノを手放すたびに、どこか寂しそうな表情をするともこさん。
娘たちにとっては、壊れていてどう見ても不要だと思うモノでも、母にとっては大切なモノです。
なかなか手放すことが決意できません。
そんな母にイライラしてしまう娘たち。
しまいには、母が望まないことをやって意味があるのか?と、断捨離の目的が見えなくなるまでに。
ともこさんにも「モノを減らして、スッキリした空間を作りたい」という気持ちはあります。
でも、いざモノを手にすると捨てられない。こことの葛藤なのかなと感じました。
次回、やましたさんのアドバイスを聞いて、ともこさんの気持ちはどう変わるか?断捨離できるのか?
楽しみにしながら、放送回を待ちたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。来週もお楽しみに!
おわり。
>>後編を読む
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