ウチ、断捨離しました!第62回前編感想|執着する母と娘たち…捨てられない親との葛藤

今回は、BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」2021年3月1日放送回(第62回)をもとに、印象に残ったシーンと断捨離への活用ポイントをまとめます。

この記事は前編の内容と感想です。

後編はこちらからどうぞ。
壮絶!執着にとらわれる母 救いたい…娘たちの激闘(後編)#63回

目次

放送回の概要

今回の放送を3点でまとめると以下の通りです。

  • モノへの異様な執着心がある母の断捨離
  • 捨てられない気持ちの裏にある想いとは?
  • 断捨離をめぐってすれ違う親子の心
この記事のキーワード

「実家の断捨離」「捨てられない親」「モノへの執着」

溜め込み母の一大決心!

舞台は千葉県浦安市。73歳のともこさんは、モノへの執着心が強く、家の中はモノであふれていました。
脳梗塞を患い退院したことをきっかけに、「このままではいけない」と断捨離を決意。
長女まゆみさん、次女めぐみさん、次男てつやさんも協力して片付けを進めます。

しかし、自分でも「人一倍モノへの執着が強い」と語るともこさん。

長年の溜め込みグセを変えられるのか?
親子の衝突を乗り越えられるのか?

壮絶な断捨離が始まります。

印象に残ったシーン3

1. 「捨てるなら返して」

長女まゆみさんは、過去にも番組に出演経験がありました。
当時の家は、母から譲り受けたモノであふれていたのです。

やましたさんの助言を受け、まゆみさんは母のモノを手放す決意をしますが、母は「捨てるなら返して」と言い、ほとんどを持ち帰ってしまいました。

この時点で、母の“溜め込みグセ”の根深さが浮き彫りになります。

2. 捨てたモノを家に戻す母にイライラが爆発

娘たちは危険なモノや使っていないモノを庭に出して断捨離を進めます。
しかし、ともこさんはそれを見て、再び家の中に戻してしまう。
「使っているから捨てないで」と主張する母に、娘たちのイライラが限界に。

脚のないこたつ机を「上に布団を置いて使いたい」と言い張る母に、
めぐみさんは「ほんと勘弁してほしい」と感情を爆発させます。

(めぐみさん)ほんと勘弁して欲しいんだけど

母を思って行動しているのに、まったく進まない現実。
「人とモノ、どっちが大事なの?」という問いが胸に刺さります。

3. 「何でこんなに必死になってるの?先が見えない」

断捨離を進める中で、次女めぐみさんは立ち止まります。

「母の望んでいないことを、何でこんなに頑張ってるんだろう」
「かわいそうなことをしているのかな」と迷いが生まれます。

(めぐみさん)母の望んでいないことを、何でこんなに頑張ってるんだろう・・
かわいそうなことをしているのかなと考えちゃいました。

壊れて危険なモノすら手放せない母。
そんな母を前に、娘たちは「何のために断捨離しているのか」わからなくなっていく。
このシーンは、実家の片付けに悩む多くの人が共感する場面でした。


実家の断捨離は、一度では終わらないケースも多くあります。さまざまな家庭の事例を知ることで、自分に合った進め方が見えてきます。
→「【実例まとめ】実家の断捨離の成功事例|うまくいく人の共通点と進め方

断捨離に活用できるポイント3

1. 気持ちよくするモノは残す・残念なモノは取り除く

やましたさんが最初に取り掛かったのは、食器棚。
お気に入りの食器と、不要なモノが混在していました。

やましたさんは言います。

(自分を)気持ちよくするモノもたくさんあるし、残念にしてるモノもいっぱいある。

まずは残念なモノを取り除くと大事にしてるモノが生きてくる。

ともこさんは「寂しい」と口にしますが、やましたさんは「寂しいけど、汚すぎたよ」と現実を伝えます。

寂しいけど、汚すぎたよ。寂しいからって、汚くしていいわけじゃないよね。

“寂しさ”と“快適さ”のバランスを取ることが、断捨離の本質だと感じました。


「何を残して、何を手放すか」で迷う人は少なくありません。モノへの執着との向き合い方については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
→「捨てられない人へ|執着を手放すとラクになる3つの考え方【断捨離のコツ】

2. 決意しても迷いは出てくる

病気を機に断捨離を決意したともこさんですが、途中で迷いが生じます。
「全部使ってる」「捨てられちゃうから隠しておこう」と、無意識にモノを守ろうとする。

(ともこさん)それは全部使ってるのよ。捨てないで。捨てられちゃうから、隠しておこう。

モノを捨てることは、思い出や自分の一部を手放すような感覚。
だからこそ、スペースの限界を意識しながら「これからの自分に必要なモノ」を選ぶことが大切です。

断捨離は“モノを減らす作業”ではなく、“自分と向き合う作業”なのだと感じました。

3. モノへの強い執着は幼少期の強い気持ちから

ともこさんの執着の背景には、幼少期の体験がありました。
戦後まもなく生まれ、欲しいものを買ってもらえなかった経験。
「買えないなら自分で作る」と努力し、服飾専門学校で夫と出会います。

夫はともこさんの望みを何でも叶えてくれる人でした。
その反動で、「欲しいものは買う」「捨てない」という生き方が定着していったのです。
モノへの執着は、過去の“満たされなかった気持ち”の裏返しでもあると感じました。


過去の経験が「捨てられない理由」になっていることもあります。執着心との向き合い方について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
→「捨てられない人へ|執着を手放すとラクになる3つの考え方【断捨離のコツ】

まとめ

モノへの執着が強い母と、それを支える娘たちの葛藤。
断捨離は、単なる片付けではなく「心の整理」でもあります。

母にとっては、壊れたモノでも大切な思い出。
娘たちにとっては、危険で不要なモノ。
その価値観のズレが、親子のすれ違いを生んでいました。

ともこさんにも「スッキリ暮らしたい」という気持ちはある。
でも、いざ手放そうとすると“寂しさ”が勝ってしまう。
この葛藤こそが、断捨離の難しさであり、向き合うべきテーマなのだと思います。

後編はこちらからどうぞ。
壮絶!執着にとらわれる母 救いたい…娘たちの激闘(後編)#63回

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この記事を書いた人

はじめまして。
当ブログでは、暮らしをちょっとラクにするアイデアや、実際に使ってよかったアイテム、日々の体験をもとにしたリアルな気づきを発信しています。

もともと片付けや掃除が得意なタイプではなく、「どうしたらラクに整うのか?」を試行錯誤してきました。
その中で見つけた、無理なく続く工夫や、取り入れてよかった暮らしのコツをまとめています。

完璧じゃなくてOK。
がんばりすぎない「ちょうどいい暮らし」を大切にしています。

これからも、日常が少しラクになるヒントをゆる~くお届けしていきます。

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