こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年4月4日放送回(第112回)の放送内容・感想をまとめます。
今回は、物を減らしたい妻と、気にしない夫の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 物を減らしたい、気にしない夫婦
- たとえ夫婦でも人の物には手を出さない
- 迷ったら保留してOK
それでは、どうぞ!
「物を減らしたい」妻・「気にしない」夫の断捨離!
今回の出演者は、東京都江東区にお住まいの、のりこさん(52歳)、まさゆきさん(57歳)ご夫婦!
妻・のりこさんは、若い頃、世界を回り、環境破壊や公害などの問題を学んできた、”行動派”。
夫・まさゆきさんは、”鉄道が大好き”。休日は、鉄道のルポを書くことを楽しみにしています。
11年前、40代で結婚したご夫婦。
これまで築いてきた、お互いの生活スタイルを維持しつつ、結婚生活を続けてきました。
最近になり、のりこさんは、家の有り様に問題意識を持つように。
一方のまさゆきさんは、まったく気にしていない様子です。
今回の【課題事項】は、こちらです。
ダイニングの押入れ
物が詰め込まれている状態
妻・のりこさんの部屋(3畳)
本がぎっしりの本棚
夫・まさゆきさんの部屋(4畳半)
新聞が邪魔をして、ドアが半分しか開かない
夫・まさゆきさんの意識
物が溢れている部屋の状態に、問題意識を持っていない
さて、どのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
まずは、ダイニングの押入れから。
物が詰め込まれた状態を見て、「やりがいがあるじゃない」とコメントします。
部屋が狭くても、改善の余地は十分にあるということですね。
まさゆきさんの部屋を見て
次に、問題のまさゆきさんの部屋へ。
やましたさんは、
空間に対しては(物が)多すぎる
だけどご主人の気持ちに対しては、多すぎないのかな?
ここがご主人のパーソナルなスペースとしてちゃんと確保しているわけだから、周りがゴタゴタ言う事ではない
でもご主人が「捨てたいのに捨てられないんだ」と悶々としているのであれば問題
これに、まさゆきさんは「そうではない」(捨てられないわけではない)と返答。
「だったら全然問題ない」ということで、まさゆきさんの部屋は一旦そのままにすることに。
しかし、のりこさんは、新聞だけは片付けて欲しいと思っているようです。
例え夫婦であっても人の物には手を出さないこと
正反対な2人の断捨離のコツ・ポイントとは?
断捨離のポイント”なわばりを意識する”とは?
のりこさんの物から断捨離スタート
まさゆきさんの部屋は、いったんノータッチ。まずは、のりこさんの物から断捨離をすることに。
ここで、やましたさんからのアドバイスがあります!
「指定席はこれだけ」という意識を持って、指定席にのせるものを選ぶ
捨てるんじゃなくて、選んでいく
要するに、オーディションを何度もかけて最高の物をこの舞台におく
限られた”空間を基準”にし、空間に対して残す物だけを選び抜いていくということです。
まず取り掛かったのは、居間の押入れ。
まずは、ワインが入っていた箱など、中身の入っていない「空箱」を処分。
そして、物を贈るためにとっておいた「梱包用品」ともお別れしました。
続いては「紙類」に手をつけます。
のりこさんの映画作り※で参考にした「書類」が大量に残っていましたが、思い切って断捨離することにします。
※のりこさんは、過去の経験を活かし、水俣病と街の支援者をテーマとした、ドキュメント映画を作成しています。
そして最後は、大量の「ポストカード」です。
若い頃、国際交流のために買い集めた物ですが、現在はスマホが主流となり、ほとんど使わなくなった物。
でも、実際に手に取ると、やっぱりかわいくて捨てられない。
ここでやましたさんは、迷ったら保留にするよう、アドバイスしました。
迷ったときは一旦保留し、判断できる別の物から進める
判断に迷うポストカードは、ひとまず保留にして進めることに。
こうして、押し入れの断捨離は完了!
多くの物を手放すことができて、スッキリした空間が生まれました!
書類の断捨離のコツ・ポイントは、こちらの記事で紹介しています。
断捨離3日目:「夫よ私の背中を見よ!」
のりこさんは着々と断捨離を進めていました。
保留にしていた「ポストカード」も、50枚ほど断捨離。
残りは、たんすの空いたスペースに収めることができました。
処分する基準は、「写真が古いと感じた物」としたそうです。
今日は、「本棚」の断捨離に挑戦です!
まさゆきさんの部屋に負けず、のりこさんの部屋にある本棚にも本がぎっしり。棚の扉を閉めることができない状態です。
まずは、全部の本を出し「処分していい物を選ぶ」ことにします。
悩み抜いた末に、ようやく1,2冊を選びますが、なかなかハードルが高そうです。
そして、完全に手がとまったのりこさん。作戦を変更することに。
その作戦とは、「とっておきたい本だけを戻す」作戦です。
「絶対に残したい本」を選び、本棚に戻していきます。
「空間を基準に残す物を選ぶ」という、やましたさんのアドバイスどおりに進めていますね!
「本棚に戻す量」を決め、ようやく「処分すべき」本が見えてきました。
結果、30冊以上の愛読書を断捨離。本棚に収まる量までの断捨離に成功です。
夫・まさゆきさんは、この成果に「1~2日でこれだけ捨てたらすごいじゃん」とコメントしますが、
「まぁ僕的には別にどっちでもいいんですけどね」と、断捨離に感心のない言葉を残して立ち去ってしまいます。
のりこさんの断捨離熱は、なかなか伝染しません。。。
妻が断捨離に込めた思い
実は、のりこさんには心配なことが。
結婚してから入退院を繰り返す、まさゆきさんの容態を心配しています。
「部屋との関係はわからないものの、不安要素は少しでも排除しておきたい」というのが、のりこさんの思いです。
断捨離11日目:手強い夫に妻の㊙作戦決行
相変わらず、断捨離には興味がない様子のまさゆきさん。
そろそろ、断捨離を始めて欲しい、のりこさんは、ある作戦を実行します!
バレンタインデーということで、バナナチョコケーキを作って、断捨離を口説く作戦です。
ケーキを食べて「美味しい」と喜ぶまさゆきさんに、本題を切り出します。
(のりこさん)
「捨てるとスッキリするよ」
「(新聞紙が)入ってくる量と出す量を同じにしないと 絶対あの山は崩れていかないよ」
(まさゆきさん)
「それはわかっているんですけどね」
しかし、まさゆきさんから、色よい返事は返ってきません。
そこで、のりこさんは、仕事に持っていく「タオル」の断捨離を切り出すことに。
(のりこさん)
「タオルだけ断捨離しない?汚い物いっぱいあるじゃん」
「必要な枚数だけ残してあと汚い物を片付ければいい」
これに、まさゆきさんがようやく動き出します。
ダイニングテーブルにタオルを全て並べ、断捨離開始!
しかし、処分できたのは、たったの3枚。しかも、3枚とも「雑巾」として使うことに。
これには、のりこさんも笑うしかありませんでした・・・笑
断捨離開始16日目:服に込められた夫婦の歴史
今日は、洋服の山(押入れ周辺)を断捨離することに。
押入れに入りきらない洋服は、鴨居に引っ掛けられている状態です。
聞けば、若い頃に着ていた服には、まさゆきさんとの思い出もあるといいます。
かつて、世界を回っていた頃、同じ国際交流グループのメンバーにまさゆきさんがいました。
当時は顔見知りでしたが、40代を前に意気投合し、2年の交際を経て、結ばれた2人。
そんな昔の服には、たくさんの”思い出”が染み込んでいます。
それでも、のりこさんは、1枚ずつと向き合いながら断捨離を続けました。
そんな中、まさゆきさんは、こんなことを言い出します。
(まさゆきさん)
「今すぐにはやらないですけどね」
「やっぱり(新聞の)中身をチェックしてからでないと」
今すぐとはいかないけど、断捨離する気持ちはあるようです。
でも、実際に動くことはないまま、やましたさんが再び来るまで、残り1週間となってしまいました。
洋服の断捨離のコツ・ポイントは、こちらの記事で紹介しています。
ラスト1週間:妻の思いについに夫が動き出す!?
ある晩、まさゆきから話があります。
その内容とは、「新聞をデジタル版にする」という提案でした。
そうすれば、これ以上新聞が増えることがなくなるというのです。
これに、のりこさんは賛成。
方向性が決まったことで、まさゆきさんの断捨離が始まりました。
5年前から読んでいない新聞を、読み始めます。
そして、残したい紙面を切り抜いては、処分。
いらなくなった新聞の束を、部屋から次々に運び出していきます。
ようやく、扉を邪魔していた新聞の束がなくなり、部屋のドアが開くようになりました。
1か月後:やましたさん再訪
再び、やましたさんが様子を見に訪問。
まさゆきさんの気持ちも、変わりつつありました。
(まさゆきさん)
「僕ももうちょっと頑張ろうという感じですね」
「見てて確かに部屋が狭くなっているからですね」
そうです、のりこさんの断捨離熱はちゃんと伝わっていました。
最後に、やましたさんは2人にエールを送ります。
- ご主人の場合は、まだ走りはじめてもいない
- マラソンだって必ず先頭集団と後方集団はばらけるけど、周回遅れの人を私たちは必ず応援するじゃない、それと一緒かな
のりこさんは、まさゆきさんの断捨離マラソンを温かく見守ることに決めました。
番組を観ての感想
番組を観ての、私の感想です。
断捨離熱は、伝わっていく!
断捨離を無理強いするのは、よくありません。
しかし、自分が楽しんで断捨離を続けていけば、断捨離熱は伝染していきますね。
特に印象的だったのは、まさゆきさんの変化です。
最初、あれほど断捨離に興味がなかった、まさゆきさんでしたが、最後には自ら新聞のデジタル化を提案。
率先して、新聞の整理を進めている姿が印象的でした。
これから、どう変わっていくか楽しみです!
今回、学んだポイントは次の3つです。
- 夫婦や家族であっても、人の物には手を出さないこと
- 限られた空間を基準に、その空間に残せる物だけを選び抜いていく
- 迷ったときは、いったん保留してOK。判断できる物から手をつけていく
ぜひ、断捨離に活用していきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、物を減らしたい妻と、気にしない夫の断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
物と空間をきちんとすみ分けるということは、人間関係作り、夫婦関係作りに有効に機能すると思います
今回の夫婦は、年齢を重ねてから結婚した夫婦でした。
年齢を重ねてから結婚した夫婦の特徴は、”お互いに確立した別の価値観を持つ”こと。
つまり、”相手の領域に不用意に踏み込むと逆に夫婦の生活を損なう”と言います。
互いに尊重し合いながら、物と空間を住み分けていくことが大切です。
互いのパーソナルスペースを確保していくことも、人間関係、夫婦関係を円満にするために、重要であることを学びました!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
↓ ↓ ↓
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
▼番組公式本はこちら
コメント