こんにちは、まちゃりさです。
服を処分したいとは思いながら、
捨てる基準が分からない
どこから始めたらいいかわからない
こういった悩みをお持ちではないでしょうか?
今回は、つい溜まりやすい服について、次のポイントをご紹介していきます。
- 服の断捨離のやり方・手順
- 服を捨てるときの基準
- 減らした服の量をキープするためのポイント
ぜひ、服を断捨離し、クローゼットや押し入れをスッキリさせましょう!
それでは、どうぞ!
【服の断捨離】やり方と手順
服の断捨離のやり方を簡単に言えば、「空間を基準とする」のがポイントです。
服は大体、クローゼットや押し入れ、洋服ダンスなどに収納すると思いますが、その収納スペースは限られています。
その限られたスペース(空間)を基準に、そこに収まる量まで服を減らすことが基本です。
服を断捨離することにより、次のようなメリットが生まれます。
- クローゼットがスッキリする
- 毎日のコーデに悩まない(持ち服を把握しやすい)
- 服を片付けやすくなる
そして、服の断捨離は、次の手順に沿って行っていきます。
- STEP1服を1か所に集める
まずは、すべての服を1か所に集め、持っている服を把握します。
- STEP2種類別に仕分ける
トップス、ボトムス、アウター・・・など、服をカテゴリー別に分けていきます。あるいは、一緒に住む家族の持ち服ごとに仕分けてみます。
服の「数に偏り」がないか、「同じ色や形」の服がないかを確認しておきます。
- STEP3【いる・いらない】を選別
服を手放す「基準」を元に、「残す(いる)」服と「残さない(いらない)」服を選別していきます。
基準については、後からご紹介します。(→服を捨てるための基準)
- STEP4残した服を収納
残すと決めた服を収納していきます。
収納は押し込まず、なるべく全ての服が見えるように工夫しましょう。
見える化には、「立てる」「ラベル」「ハンガー」収納がおすすめです。(→持ち服を把握するで詳しく解説)
ただし、限られた収納スペースから溢れてしまう場合は、【STEP2:種類別に仕分ける】の手順に戻って、スペースに収まる量まで断捨離します。
服を捨てるための5つの基準
それでは、私が日頃から使っている「服を手放すための基準」をご紹介します。
- 欠陥がある服はないか?
- 着ていない服はないか?
- 着られない服はないか?
- 似ている服はないか?
- また買える服はないか?
先ほど紹介した、服の断捨離の手順3つ目「【いる・いらない】を選別」にて、服を選別する際に活用してみてください。
それでは、順番にご紹介していきます!
基準①欠陥がある服はないか?
1つ目の基準は、「欠陥がある服」です。
これは、1番処分を決断しやすい基準なので、服を手放すときには、まずはここから見ていきましょう。
例えば、次のような服はないか探してみましょう。
「汚れがある」など、見た目から明らかに欠陥があるとわかる服。
自分にとって、いくらお気に入りの服だとしても、周囲に不快感を与えかねないと考えて手放します。
あるいは、見た目はまだキレイで、デザインも気に入っている服。
でも、「着づらい」と感じている服はないですか?
あるいは、「着るのに時間がかかる」ため、普段あまり着ていない服はありませんか?
いくら素敵なデザインでも、実際に使わなければ意味がありません。
このように、「どこかに欠陥がある」服は、まず最初に手放してみましょう。
基準②着ていない服はないか?
基準の2つ目は、「着ていない服」です。
「着ていない服」には、次の2種類があります。
- 以前は着ていたけど、今は着ていない(着られない)服
- 一度も袖を通していない服
まず、見ていくのは、
以前は着ていたけれど、(何らかの理由があって)今は着ていない服
例えば、次のような服はありませんか?
- なかなか捨てられないために、何年も前からクローゼットに眠っている
- 今日まで、クローゼットにあることを忘れていた服
現在使用していない服は、手放すべき服です。
特に、存在すら忘れていた服は、潔く手放しましょう。
「どうしても捨てられない」と悩む場合は、他の人に売る・譲る方法を検討してみてください。
もう1つの「着ていない服」は、一度も袖を通していない服です。
次のような服はありませんか?
- 人からもらったけど趣味が合わず、一度も着ていない
- ネットショッピングで買ったもののサイズが合わず、結局着ていない
- 店頭で買ったときは魅力的に感じて購入するも、手持ち服と合わずに着ていない
こうした服を持っていても、将来着ることはまずないと言えます。
実際に今まで着ていないのが何よりの証拠です。
大事なのは「今」です。
未確定な将来に目を向けず、「今」必要ない服は処分します。
とにかく、限られた収納スペースを確保することを最優先します。
基準③着られない服はないか?
基準の3つ目は、「着られなくなった服」です。
「着られなくなった服」とは、例えば次のような服です。
- 「痩せたら着たい」と思っている服
- 流行遅れの服
- 年齢と合っていないために着られない服
- 服の一部(リボンやボタン)が行方不明のため、捨てられない服
ワンシーズン着ていない場合は、今後もなくて困らない服ということ。
「痩せたら着たい」と思っている服は、一度自分に問いかけてみましょう。
- 痩せて着られるようになる日は、1年以内に必ず訪れますか?
- 痩せて着られるようになっても、流行遅れのダサい服になりませんか?
- 痩せて着られるようになっても、服の趣味は変わりませんか?
今に目を向け、今の自分が大切に着られる服だけを残すことにフォーカスします。
痩せたら、そのときの自分が一番気に入った服を、そのときにまた買えばいいんです。
あるいは、服の一部(リボンやボタン)が行方不明で捨てられない服。
これは、「服をすぐに直して着る」という強い決意があるなら、残してもよいです。
ですが、
- 服を直す時間がない
- 服を直す気がない(めんどくさい)
このような場合は、手放すことをおすすめします。
結局、今気付いたときに対処できない場合、このまま着ることなく、クローゼットに眠ったままになる可能性が高いと言えます。
基準④似ている服はないか?
基準の4つ目は、「似ている(同じような)服」です。
つい、同じ色の服や形の似ている服を買ってしまうこと、ありませんか?
自分でも気が付かないうちに、似たような服を買ってしまった経験、私にもあります。
服の量を減らすためと割り切って、似ている服は、どちらか片方を選びましょう。
どちらを残すかで迷う場合、「より着ている(着やすい)方」を残すのがおすすめ。
より着る頻度が高い服の方が、ほかの服と合わせやすい(コーディネートしやすい服)と言えます。
また、自分が気に入っている服とも言えます。
似たような服をよく選んでしまうという場合は、スマホアプリなどで服を管理するのがおすすめです。
私は洋服管理のアプリを使用していますが、服の総量を把握でき、無駄にお金を使うことがなくなりました。
基準⑤また買える服はないか?
最後の基準は、「また買えると思う服」です。
捨てるかどうかで悩んだときは、「また買えると思う服」を捨てるのがコツ。
実は、捨てるかどうかで悩んだ時点で、悩む対象の物同士は、同じくらいの価値を持っているということ。
「欲しくなったら、また買えばいい」と考えることで、服を手放すことができるようになります。
自分が今本当に着たい服は何かを考えながら、空間を基準としてそこに収まる量まで服を減らしていきます。
「それでも、また着るかもしれない・・・」と悩む場合は、無理に手放さなくてもOKです。
私も捨てられないときは、このような保留ボックスに一度入れるようにしています。
あらかじめ6か月や1年程度の期間を決めておき、期間が過ぎたら見直すようにします。
その間で、保留ボックスから服を取り出した場合は、必要な服ということになりますし、
服を取り出さなかった場合は、不要な服と判断できます。処分してOKです。
ただし、保留ボックスから取り出した服でも、あまりにも使用頻度が低かった服は、本当に必要かをもう一度問いかけてみましょう。
減らした服の量をキープするポイント
私が日頃から実践している、「服の減らし方の基準」を紹介しました。
しかし、服を減らしても、また同じことを繰り返してはあまり意味がありませんね。
そこで、今回は、服を減らすための基準と合わせて、「減らした服の量をキープするポイント」についてもご紹介します。
「服を捨ててもすぐに増えてしまう」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
服を処分するのは、心が痛む行為です。
もったいない服を増やさないためにも、ぜひ心がけていきましょう。
ポイント1.衝動買いを避ける
服の量をキープする1つ目のポイントは、衝動買いを避けること。
服を減らしスッキリした空間をキープするため、「衝動買い」には注意です。
新しい服を買うことは、もちろんOKです。
しかし、「衝動買い」はタンスの肥やし(=着ない服)を増やすことにつながるため注意しましょう。
過去の私も、バーゲンセールなどで無計画に服を買ったために、結局着ないまま捨てることになった服がありました。
衝動買いをしたくなったときや、バーゲンセールでたくさん服を買いたくなったとき。
買う前に、次のポイントについて考えてみましょう。
- 本当に「いま」欲しい服なのか?
- 買うことで人生が豊かになるか?
- 持っている服と似たような服ではないか?
- 買うことで、別の服は捨てられるか?
- 着やすいデザインか?
このチェックポイントをクリアし、「買うのが正解」と判断した服のみを購入するようにします。
一度冷静になって考えてみると、実はそこまで必要でなかったということも多くあります。
1番もったいないのは、着ないまま、あるいは1、2回着ただけで捨てることになる服です。
ポイント2.持ち服を把握する
服の量をキープする2つ目のポイントは、持っている服を把握すること。
言い換えると、自分が持っている服の「種類」と「量」を管理するということです。
服を全て1か所に出してみて「こんなに服があったのか!」と驚いた方も多いのでは?
服を全て取り出さなくても、持っている服を把握し続けることがポイントになります。
持ち服を把握し続けるためには「収納の見える化」が大切になってきます。
ここからは、服の収納で「見える化」を実現するポイントを3つご紹介します。
見える化のポイント①立てる収納
見える化を実現する収納1つ目は、「立てる収納」です。
服を立てることで、服が埋もれず、どこに何の服があるかを把握しやすいです。
反対に、服を積み重ねる収納では、下の方にある服は見えません。
服を一目で判断できず、また同じような服を買ってしまうことにつながるので注意です。
見える化のポイント②ラベル収納
見える化を実現する収納2つ目は、「ラベル収納」です。
ラベルを貼ることで、何がどこにあるかを見える化できます。
我が家では、ラベル作成に「ピータッチキューブ」を使用しています。
ピータッチキューブでは、専用のスマホアプリを使うことで、簡単にラベルを作成することができます。
ラベルを貼る(ラベリング)によって、収納の中身を「見える化」し、服の管理をしやすくできます。
見える化のポイント③ハンガー収納
見える化を実現する収納3つ目は、「ハンガー収納」です。
我が家では、ハンガーの数をあらかじめ決めておき、その数に収まる量だけの服を持つようにしています。
「ハンガーの数をあらかじめ決めておく」のがポイントです。
ハンガーにかけられない服が出てきたら、服を手放すタイミングです。
「ハンガーにかけられるだけの服」を持つと決め、服を管理しています。
我が家では、「マワハンガー」を使用していますが、収納の幅を取らないのでおすすめです。
ボトムスもハンガーにかけることができるため、服の管理がしやすくなりました。
服もよれないので、かなりおすすめです。
ポイント3.サブスクなら服を無駄に増やさない
服の量をキープする3つ目のポイントは、サブスクリプション(サブスク)を活用すること。
サブスクとは、AmazonPrimeのように月額の利用料を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができるビジネスモデルを言います。
服のサブスクでは、月に一定数の服が自宅に届く仕組みです。(料金によっては無制限で服を選ぶことができる)
プロのコーディネーターに、服を選んでもらうこともできます。服のコーディネートを楽しみたい方や、コーディネートが面倒と感じる方にはおすすめ。
特にサブスクは、次のような人にはおすすめです。
- 服に興味があり、シーズンごとにたくさんの服を着たい
- 服を捨てることに罪悪感を感じやすい、服をなかなか捨てられない
- 服のコーディネートが面倒。時間をかけたくない。
- 服の量を増やしたくない。服の数を減らしたい。
現在、洋服のサブスクのサービスがたくさん出てきています。
私も実際にサブスクを利用しましたが、次のような多くのメリットを得られました。
- 服を無駄に増やすことがなく、環境にやさしい
- 洗濯やクリーニングの手間がかからない
- 流行りの服をいち早く着ることができる
- つねに流行の服を着続けられる
- 服を捨てる罪悪感を感じる必要がない
- 服に飽きる心配がない
- コーディネートの幅が広がる
- コーディネートに悩まない(時間がかからない)
私が利用したサブスクは、「Rcawaii」(アールカワイイ)で、カジュアルな服からフォーマルな服まで幅広くラインナップされており、シーンに合わせて服が届くため利用しやすかったです。
サブスクを利用することで、多くのメリットが得られますし、なにより服の量を無駄に増やさないことにつながります。
おわりに
いかがでしたか?
本記事では、次の内容についてご紹介しました。
- 服の断捨離のやり方・手順
- 服を捨てるときの基準
- 減らした服の量をキープするためのポイント
服を断捨離することで、ぎゅうぎゅうのクローゼットがスッキリし、
服を片付けやすくなったり、毎日のコーディネートがラクになる効果があります。
服の断捨離のポイントは、「空間を基準とする」ことでした。
限られた収納スペースを基準に、そこに収まる量だけを残すことに専念します。
「空間をスッキリさせたい」と感じたときこそ、チャンスです。
一度に全てを整理する必要はありません。
今回紹介したやり方を、何度も繰り返していくことで、徐々に服の量を減らしていくことが大切。
正直、私も洋服の断捨離は苦手で、バッサリ捨てられることは少ないです。
それでも、定期的に見直すことは続けています。
「自分にはできない」と諦めることなく、少しずつでも続けていくことを心がけてみてください。
そして、服の量を減らすことができたら、量をキープすること。
「衝動買いに気を付ける」、服を「見える化」して管理することがポイントです。
さらに、より多くの服を楽しみたい方やコーディネートに時間をかけたくない方には、サブスクを利用するのがおすすめです。
本記事が、服との付き合い方を考え、服の収納スペースを増やすためのきっかけ作りになれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おわり。
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