こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年5月9日放送回(第117回)の内容・感想をまとめます。
今回は、決断が大の苦手なママの断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 理想と現実のギャップ
- 物への執着心が強い
- 子供と楽しみながら、家を美しく
それでは、どうぞ!
スタイリッシュな家を目指していたけれど・・・
今回の出演者は、栃木県足利市の郊外にお住まいのご一家。
みささん(41歳)は、子供2人のお母さん。
4年前に建てたばかりの平屋建て2LDKの家お住まいです。
スタイリッシュでおしゃれな家ですが、子育て中の家庭ならではのお悩みがありました。
リビングには、子供が遊んだ物や、工作で使った物などがリビングに放置されています。
この家の問題は、”理想と現実のギャップ”。
シンプルな美しさを目指して、収納を絞ったはずが、予想以上に物が増え溢れてしまっているのです。
また、夫婦の物に対する考え方は、真逆。
夫は、本以外には物に執着はない一方、みささんはモノへの執着が強く、なかなか捨てられない。
理想と現実のギャップに苦しむ家の断捨離。
さて、一体どのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
みささんは、「①スタイリッシュに建てた分、収納が少ないこと」、「②その一方で予想以上に物が増えていること」を説明します。
やましたさんは、問題点を「物が多い」ことと、ずばり指摘。
収納が少ないことが問題ではなく、みささんが物への執着を断つことがポイントになると話します。
まずは、「子供の作品」や「洋服」に比べ、断捨離しやすいという判断から、「パントリー」の断捨離からスタートすることに。
パントリーの中身を断捨離!
途中、みささんが人からの貰い物を捨てられない事態に。
ここで、やましたさんがアドバイス。
なかったときを思い出す
人からの貰い物は、たしかに捨てにくい物。
しかし、今までなくても困らなかった・・・ということは、今の生活には必要ないかもしれません。
本当に生活に必要かを、冷静に考えることが大切です。
続いて、「水筒」が出てきます。
ここで、母は「機能面」を、娘は「デザイン面」を重視し、母娘の意見が対立!!
2つの水筒のどちらを残すかで、意見が分かれてしまいます。
これを受け、やましたさんは、
今はぐちゃぐちゃだから判断に迷う
いったんおいておいてもかまわない
判断に迷うものは、残してOK。
本当に必要かどうかは、実際に使いながら必要かどうかを見極めていくことが大切です。
続いては、「食器」の断捨離。
やましたさんのアドバイスは、「取り出しやすく・しまいやすく・美しく」入る分まで減らすこと。
そして、”基準は空間にあり”とのこと。
「空間を第一に置き、そこに収まる量を残す」ということです。
みささんは、だんだんと判断基準が見えてきた様子。
たくさんの物を詰め込んでいたパントリーは、断捨離後は、すっきりと使いやすい場所に生まれ変わりました。
断捨離開始から5日目:かなしい記憶を乗り越えて・・・
断捨離開始から5日目。
この日は、クローゼットから「服」を取り出して断捨離に挑戦です!
そして、助っ人が2名来ています。
近所に住む母・のりこさんと、母が経営する会社のスタッフ(ふーちゃん)です。
母・のりこさんは、リフォームとハウスクリーニングを経営されています。
クローゼットからは、洋服以外にも、大量の「子供の作品」が出てきます。
みささんには、少々ハードルが高いので、後回しにすることにしました。
ふーちゃんも、かつて子供の作品には困ったようで「お気に入りだけ取ってあとは処分した」とアドバイスしています。
限られた収納に合わせて物を選ばなければいけない。
分かっていても、なかなか捨てられない、みささん。
お母さんには、思い当たる過去がありました。
みささんの父の実家は資産家で、昔は裕福な暮らしをしていた。
しかし、突如、祖父が数億円の借金を背負い、夜逃げ同然で家を出たことがあったそう。
このとき、みささんは、物を選び出すことすらできなかったといいます。
この幼少期の出来事が、ずっとみささんの心に残っていました。
物を失ったことの”喪失感”が心にずっと残っているから、物を手放すことに躊躇してしまうのかもしれません。
でも、気持ちを切り替えなければ、物は増える一方。
みささんなりに、今回の断捨離で変わろうとしていました。
もう1つのクローゼットに差し掛かった時です。
体型が変わってしまい、着られなくなった昔のお気に入りの服が出てきましたが、ついにさようならを決断!
そして、子供たちの小さい頃のノートも、断捨離することができました。
断捨離開始から12日目:執着から脱出!
収納ケース自体も断捨離し、空間がいっそう、広くなりました。
しかし、断捨離が進むにつれ、ハードルは上がっていくもの。
なかなか手放せない「子供の思い出の物」にも、手を付けていきます。
子供の描いた絵日記も、「もう見ることはない」と、思い切って手放すことを決めます。
みささんは、「(物は)なくなっちゃったけど、全然使っていない物だったので気付かない」と話します。
どうやら、物への執着から、うまく抜け出せたようです。
1か月後:やましたさん再訪!
1か月後。再び、やましたさんが訪れます。
今の気分を尋ねると、みささんは「気持ちいいです」と一言。
リビングからは物が減り、スッキリした空間に。
子供の物は子供の部屋へを徹底したおかげで、憧れのカフェのような空間に変身しました。
クローゼットは、何度も選び抜いてを繰り返し、服を収納スペースに収まる分だけの量まで減らすことができました。
そして、みささん。実は、断捨離の稽古を毎日重ねていると言います。
やましたさんに披露したのは、「冷蔵庫」です。
1か月前、やましたさんに見せた冷蔵庫は、ぎっちぎち状態でした。
子供2人がいるとはいえ、これが恥ずかしかったよう。そこから、やましたさん家の動画を参考に頑張ったのです。
今は、見た目も美しい究極の冷蔵庫に生まれ変わりました。
みささんは、理想の暮らし作りに向け、進化中です!
子供の作品はどうする?ー子供と楽しむ断捨離テクニック
そんなとき、子供たちが新しい「作品」を作って持ってきました。
子供の作品。
増えるのは嬉しいけど、インテリアを考えると、少し困ってしまうことも・・・。
最後にやましたさんは、子供たちと楽しみながら家を美しくするテクニックを伝授することに。
やましたさんによると、子供に「捨てなさい」「片付けなさい」は禁句。
やましたさんは、子供たちに”提案”します。
この家の雰囲気とちょっと違うから、ボードに移してみよう
「新しく飾ってみよう」と、楽しい提案をすれば、子供は喜んで参加してくれるといいます。
リビングの木の柱に飾られていた、子供の作品。
子供と一緒にボードに貼り付け、子供部屋に飾ることになりました。
こうして、リビングはさらにスタイリッシュな空間へと進化しました。
番組を観ての感想
自分の家の中を見直すきっかけに!
我が家は、築2年半。みささんの家と同様、建ててそれほど時間が経っていない家です。
しかし、家の中はというと‥‥
生活している間に、家の雰囲気と合わない物が増えていることに気付かされました。
居心地のよい空間を目指すのであれば、置く物にはこだわっていきたいなーと感じます。
放送回をきっかけに、改めて部屋全体を見直すことができ、見えない部分も美しい収納を心がけたいと感じました。
実際、冷蔵庫の中身の掃除、寝具収納の見直し、着ていない服を処分。
空間をどのように活かそうか?と、工夫していくことで、楽しく断捨離ができると思います!
今回、学んだポイントは、次の3点です。
- 捨てにくい貰い物は、生活に必要かを冷静に考える
- 判断に迷ったら保留して良い。使ってから判断してもOK
- 子供に片付けなさい・捨てなさいはNG!楽しい提案をする
ぜひ、断捨離に活用していきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、決断が大の苦手なママの断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
物を選び抜いてそれを代謝させていくというシステムをつくらない限り、あの家の良さは活きていかない
みささんの家の問題点は、”理想と現実のギャップ”にありました。
スタイリッシュなシンプルな暮らしが”理想”にある一方、物が増えていく”現実”。
そこで、やましたさんは、物への執着心を断つことを提案。
家の良さを活かすために、物を選び抜いていくことです。
冷蔵庫の例にもあったように、みささんは、稽古(トレーニング)を重ねる中で、成長していました。
わたしたちも、少しずつ、物を選び抜くトレーニングをしていきましょう!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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