こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年3月15日放送回・2020年12月14日再放送回(第53回)の内容をもとに、印象に残ったシーンと断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回の放送回を、3点でまとめました。
過去放送回の内容、感想は以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
定年退職を機に断捨離を決意
今回の断捨離の挑戦者は、東京都町田市に住むはるさん、60歳。
4人家族で、現在は長男を除いた夫と長女の3人で生活しています。
これまで、家事、仕事、介護に時間を使う毎日。
定年退職したら片付けようと、手がつけられなかった家はモノで溢れています。
断捨離を通して、自分の時間と場所を確保し、家族が集まる場所を作りたい
そして、残された子供が困ることがない家を作りたいといいます。
印象に残ったシーン3選
今回の放送回で、印象に残ったシーンを3つご紹介します。
家族の協力は得られないと思った
断捨離を進める中、長男ふみさんと口論になったシーン。
ふみさんによれば「(母は)使うかどうかでなく、もったいないから捨てられない。作業が一向に進まないのだ」とのこと。
これに対し、はるさんは反発します。
そのゴールが実現できるわけないじゃん
これに対し、ふみさん「したいかどうかじゃないの」。
しかし、はるさんは譲りません。我が家にはそんな余裕がないと言います。
ここで疑問に思った番組ディレクターは、改めて番組に応募した目的を確認しました。
すると、はるさんは答えます。
1人では絶対できないと思った。大々的にやらないと家族の協力は得られないと思ったの
どうやら、家族の協力が得られないことがはるさんの心の中のネックになっているようです。
教科書を捨てると決意
捨てられないモノの象徴だった「教科書」を手放すことを決めるシーン。
実は、はるさん。小学校時代の教科書をすべて大切に保管していました。
教科書は、使っていないのに捨てられないモノの象徴としてありました。
小さいときの思い出の方が、いい思い出がいっぱいある
はるさんにとって、たくさん恨みつらみがあった仕事とは対照的な小さい頃の美しい思い出。
過去にすがりたい自分の気持ちに気付き、「もういらない」と教科書を手放すことができました。
はるさんの本音
1か月の断捨離を終え、やましたさんが再訪問します。
最後に、今後について家族を交えた話し合いの場を設けました。
実はやましたさんは、はるさんの本当の気持ちがわからないでいました。
モノで雑然とした空間は、一体はるさんのどういう気持ちが表れているか。
はるさんの本音がわからなければ、問題の本質が解消されないと考えます。
訴えたいことはなに?何が満たされなくて何を満たそうとしている?
寂しいかな
はるさんは、初めて本音を漏らします。
自分で(気持ちを)封印しちゃう
目を逸らしてるからいつも切ないの
はるさんはすすり泣きます。
はるさんは、起業してからずっと忙しい夫に対して、もっとかまってよ!わかってよ!と
1人で空回りし、長年の間、寂しさを溜め込んでいたようです。
最後には、10年以上できていなかった夫婦でのデュエットで終われたのが感動的でした。
活用ポイント3選
ここからは、断捨離への活用ポイントをまとめます。
優先順位をつける
さて1つ目の断捨離のポイントは、「優先順位をつけること」です。
2階のトイレは、使用不可の物置と化していました。
やましたさんとの断捨離では、まずここから手をつけることに。
そこで、やましたさん。
優先順位をつけなければ200年経ってもこのまま
このように伝えます。
部屋をきれいにする意志はあれど、あれもこれも取っておこうとする、はるさん。
すべてを横並びに考えて、優先順位を決め切れていませんでした。
この優先順位を考えていかなければ、モノを手放す決断はできないことを学びました。
どう飾れば素敵か考える
2つ目のポイントは「どう飾れば素敵か考える」です。
トイレの空間が空っぽになっても、空っぽの空間の気持ちよさにいまいちピンと来ていないはるさん。
トイレの次に、食器棚の断捨離を行うことにします。
空間に対してどれくらいの量だと美しいかの練習
どう飾れば素敵かを考える
食器は飾って、愛でる。使って、愛でるのだと言います。
まず、食器棚の食器を全て出す。
そこからお気に入りの食器を使って、どう飾ろうかを考えていく。
なるほど。これは私たちの断捨離に使えるポイントだなと感じました。
気持ちに素直になる
3つ目は「気持ちに素直になること」です。
はるさん、長年溜め込んだモヤモヤをすべて自分の中で解決しようしていました。
結果、部屋(空間)はモノで溢れ、手の付けようがない状態を作り出しました。
「気持ちが空間を反映する」とは、その通り。
自分の気持ちと向き合うのが断捨離です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、自分の思いに素直になれていなかったことに気付いた、はるさんの断捨離でした。
とはいえ、夫への純粋な愛情が伝わり、気持ちがほっこりしました。
断捨離ポイントを3つ振り返ります。
まず、「優先順位をつける」こと。
何でもかんでも横並びにしていると、何も進みません。
これをやったら、次はこれ。と優先順位をつけることで、断捨離が進みます。
2つ目は、「どう飾れば素敵かを考える」でした。
これは食器棚での断捨離シーンでの、やましたさんからのアドバイスでした。
ぜひ活用したいポイントです。
3つ目が、「気持ちに素直になる」です。
気持ちを溜め込んでいれば、その気持ちが空間に反映されます。
断捨離で自分の気持ちと向き合い、素直になることで空間を変えていくことができます。
今回も再放送回ではありましたが、勉強になりました。
それでは、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。来週もお楽しみに!
おわり。
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