こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年2月14日放送回(第153回)の内容・感想をまとめます。
今回は、物をあるべき場所に戻すための断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 物があるべき場所に置かれていない=カテゴライズできていない
- パパの物の侵略をやめ、あるべき場所に戻す!
- 心の中の“感謝”の気持ちが表に出た断捨離
それでは、どうぞ!
看護師ママの窮地を救え 発動!カテゴライズ大作戦
今回の出演者は、埼玉県伊奈町にお住まいの、かなえさん(37歳)です。
会社員のよしきさん(40歳)と娘3人の子育て真っ最中。
仕事は看護師で、家庭との両立は大変ですが、やりがいを感じていると言います。
家の間取りは4LDK。
リビング自体は広いものの、部屋の隅に子供たちのランドセルや上着が置きっぱなしで少しごちゃごちゃした印象です。
そして、2階には、家族それぞれの部屋があります。
かなえさんの部屋は、大変なことになっていました。
布団や鞄が出しっぱなし。さらに、趣味の手芸グッズが至るところに置かれています。
しかも、クローゼットには、夫の物が侵略。
一方のよしきさんの部屋は、よく片付いています。
多趣味のよしきさんの部屋は、まるで男の秘密基地のようです。
しかし、子供部屋はといえば、こちらも、足の踏み場もない状態。
子供たちも、この場所で過ごすことは少ないと言います。
娘たちは、こうした光景が当たり前すぎて、散らかすようになったのではないか?
かなえさん、散らかった原因は、自分にあると考えていました。
日常的にきれいに保てるような習慣が身につけられればいいかな
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問。やましたさんなりの視点で、問題点を探っていきます。
さっそく気になったのは、キッチンの棚。
キッチンとは関係ない、よしきさんの趣味の将棋盤や、かなえさんの日記帳が置かれていました。
「台所にあるべきでない物がある」
「ここにはこれっていうカテゴライズができていない」
つまり、物があるべき場所に置かれていないということです。
続いて、子供部屋へ。
「これはひどい、重症」とやましたさん。
クローゼットの中には、ここにも夫・よしきさんの物が詰め込まれていました。
やましたさんは、現状を把握すると、1階のリビングに戻って方針を打ち出します。
パパの物がママの部屋にもある、子供たちの部屋にもある。その侵略をまずやめなきゃいけない。あるべき場所に戻そう
パパはパパで、自分の物を少し諦めなきゃならない、とにかく物を絞ろう
まずは、それぞれが自分の物を断捨離する方針で、断捨離スタート!
キッチンでカテゴライズの練習
それぞれが断捨離を始める前に、まずキッチンでカテゴライズの練習から。
キッチンの引き出しの中は、かなり混とんとしていました。
どこに何があるかわからない状態で積み込まれていたのです・・・
やましたさんは、家中のどの場所も同じ状態と話します。
何がどれだけあるか分からない状態
最初に、キッチンの引き出しにある物をすべて外へ出します。
そして、戻す物はきちんと立てて戻していきます。
まず戻すのは、瓶入りの調味料など。立てやすい物からです。
ポイントは、背の高い物を奥に置くこと。
断捨離ポイント
背の高い容器を、奥へ置く
そして、箱の蓋は切り落としてしまうのがやました流!
断捨離ポイント
箱のふたを切り落とせば、残りがわかる
賞味期限切れの食品は、処分しつつ戻していきます。
空間を3つに分け、右から「瓶⇒袋⇒箱」と分類しました。
子供部屋の断捨離に着手!
このカテゴライズの考え方は、部屋も同じことです。
ただ、子供たちにいきなりカテゴライズは難しい。
ということで、この日は子供部屋の断捨離に取り組みます。
今大事な物ともうお別れする物にわけていく
やましたさんが決めた約束事は1つ。それは、自分で決めること。
いる、いらないの判断は子供たちが自分ですることとしました。
「自分で決めていいよ、自分で決めよう」
こうすれば、今後、物が増えても、自分で判断して処分できるようになるのです。
そして、よしきパパは、他の部屋にあった自分の物を自分の部屋へ。
結果、部屋は物で溢れてしまいました。
「戻したら自分が一番ひどかった」
気付けば、子供たちは、いる・いらないの判断スピードがぐーんとアップ!
こうして、子供部屋の断捨離は順調に進み、足の踏み場もなかった部屋が、床に物がない部屋に。
残したものは机の上に置いて、今後の宿題とします。
子供たちも、自分たちの居場所ができて嬉しそう。
「少なくなって嬉しい」「気分がどんどん沸いてきた」
さて、これからは、ママとパパの断捨離が始まります。
断捨離開始から、1週間後:断捨離スタートできないママ、大丈夫?
この日はよしきさんの仕事が休み。自分の部屋を断捨離していきます。
まずは、一目でゴミとわかる物から。いらない箱など、捨てやすい物からゴミ袋へ入れていきます。
結局、よしきさんが他の部屋を侵略していた物は、ほとんどいらない物でした。
よしきさんは、少年がそのまま大人になったような人。たくさんのおもちゃを持っています。
おもちゃは残すor保留とすることに。
一方、使わなくなった家具や家電は潔く断捨離。
廊下は、処分する物で溢れかえります!
保留とした物は、次の休みに見直すことにしました。
一方、かなえさんの部屋は、前と何も変わっていない状態。
1週間経ったのに、断捨離がスタートできていません。
その理由とは・・・?
昼間は看護師の仕事で全力疾走している、かなえさん。
夕方7時ごろに帰宅。食事を作り、子供を寝かしつけると食器を洗う気力すら湧きません。
休日も、家事をこなすだけで精一杯。断捨離が後回しになっていたのです。
時間がとれない理由は、仕事だけではありません。
世話好きのかなえさんは、子供たちの学校の準備も全てやってあげていました。
そう、何でも自分で抱え込むタイプだったのです。
こんな調子で断捨離、終えられるのでしょうか・・・?
断捨離開始から、10日後:進まない・・・多忙ママの断捨離
断捨離開始から10日後。かなえさんが、ようやく自分の部屋に手を付けます。
床の物を片付けていこうと思います
かなえさんの部屋には、子供たちの物も侵略していました。これを、あるべき子供部屋へと戻します。
かなえさんはひたすら忙しいのに、子供たちの「手提げかばん」等も作ってきました。
趣味とはいえ、作るのはあくまで家族の物です。
子供たちが卒業したキャラクターものは、処分する。
と順調でしたが、その後出てきた布類は、思い切りがつけられず、残す一方・・・。
そんなとき、子供たちが次々と学校から帰ってきます。
こうなると、断捨離どころではないんです。
こうして、断捨離が思うように進まず、日にちが流れていきました。
よしきパパ、断捨離完了&かなえさんのレスキュー開始!
よしきさんは、休日に自分の部屋の断捨離を進めていました。
でも、自分の部屋ばかりでいいの?
自分の足場がしっかりしていないにもかかわらず、人のことを助けることはできない
なるほど、まずは自分の足場を固めてから救助するという考えのようです。
この日、ついによしきさんの断捨離は、完了。
さぁ、いよいよレスキュー開始です!
さて、かなえさんの断捨離を手伝いによしきパパがやってきました。
夫婦で一緒に作業をしていきます。
まずは、よしきさん。いらない物を外に運び出す力仕事を手伝います。
本棚を全て外へ出すと、自分の部屋から、金属製のラックを持ち出してきました。
なんと、かなえさんのために作っていたのだとか。
その隣に、ローテーブルを並べて、ミシン用の台としました。
ラックには、手芸グッズを置いて、カテゴライズ。
作業はスムーズに進んでいきます。なぜ、こんなにスムーズなのか?
実は、夫婦で事前に「何を処分し、何を残すか」の話し合いをしていたのです。
よしきさんは、内心ではかなえさんのことも、ちゃんと考えていました。
趣味三昧の暮らしで、かなえさんの包容力に甘えているけど、心の中では、感謝の気持ちがあった。
それが今回の断捨離で、表に現れました。
こうして、一気に部屋の断捨離が進み、かなえさんの部屋は生まれ変わりました。
さぁ、残るは子供部屋の総仕上げです!
若い頃、生活に窮して人生を悲観した時期があった、よしきさん。それを支えたのが、かなえさんでした。
よしきさんは、かなえさんのおかげで、生活を立て直すことができたのです。
ラストスパート!子供部屋の総仕上げで、断捨離完了!
家族そろった休日に、子供部屋の総仕上げ!
残った物もさらに厳選し、物を減らしていきます。
子供たちの作品は、写真にとって処分しました。
そして、よしきパパは、3人娘がそれぞれ自分の場所ができるよう、机や本棚を配置していきます。
物の”あるべき場所”とは?
子供たちには、理解が難しいと思っていたのに、いつの間にかちゃんと理解していました。
こうして、断捨離前は3人の物が床に広がっていた部屋が・・・
それぞれの物が、あるべき場所に収まりました。
パパの物が詰まっていたクローゼットも、3姉妹でおしゃれを楽しめる場所に大変身!
断捨離は、大成功となりました。
番組を観ての感想
物は、あるべき場所に戻す!
かなえさんの家、断捨離前はどこに何があるか分からない状態でした。
あるべき場所に、あるべき物がない状態。
例えば、キッチンには、なぜか将棋盤や日記帳がありましたよね。
それから、よしきパパの物が、なぜか子供部屋、かなえさんの部屋を侵略していました。
このことに気付けたのは、外部からの目線があったから。
そう、やましたさんに言われて、はじめて気づくことができたのです。
私たちの家の中も、何となく関係ない場所に置いたまま放置・・・という状態になっていないかチェックしてみるのがおすすめ。
できれば、外部の目線を入れるとわかりやすいですよね。
難しい場合は、部屋の写真を撮って客観的にチェックしてみる方法もあります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、物をあるべき場所に戻すための断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
役割分担がごちゃごちゃになっていた
断捨離前、かなえさんは、自分ばかりが役割を背負っていました。
やましたさんが感心したのは、
よしきパパが、自分の部屋の役割と自分と物との関係を整理して足場を固めたこと。
これで、どういう関わり方をすればいいかがクリアになったのです。
その後も、かなえさんの家は進化を続けていました。
リビングは、自分の部屋に物を戻すようになり、スッキリ。
他にも、よしきパパが、以前よりも積極的に家事に取り組むようになったのです。
これで、かなえさんの負担もずいぶん減ったそうですよ。
喧嘩もなく、夫婦で協力し合って進められた断捨離でした。1人ひとりにとって、居心地のよい”居場所”ができてよかったと感じます。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
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