すてる断捨離

【内容・感想】ウチ、”断捨離”しました!|夫と別居3年 物で埋もれた家 立ち直ろうとしたけれど… 第166回

この記事は約10分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年5月30日放送回(第166回)内容・感想をまとめます。

今回は、物を片付ける+心の寂しさを解消するための断捨離物語です。  

今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。

  1. 別居してから、物が溜まり続けた家・・・
  2. ”捨てる”も”片付ける”も、自分を立て直すプロセス
  3. 今の自分と向き合えないシンボルは、昔の洋服

それでは、どうぞ!

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夫と別居3年 物で埋もれた家 立ち直ろうとしたけれど…

出典:「ウチ、”断捨離”しました!」公式HP

今回の出演者は、埼玉県坂戸市にお住まいの、さおりさん(仮名:44歳)です。

築8年・5LDKの広い一軒家で、2人の子供と暮らしています。

3年前に夫と別居。以来、物が溜まり続けていました。

 

さおりさんのお悩みは、娘の部屋を作りたいが、子どもの小さな頃の服やおもちゃなど思い出の詰まった物が捨てられない

どこから手を付けて良いか分からないことです。

やましたさんは、物を捨てられない原因は、心の寂しさから来ていることを見抜きます。

そして、「なぜか捨てられない」と言う独身時代の服を処分することを勧めます

 

物の片付けだけでなく、“心の寂しさ”を解消するための断捨離。

「常に片付けないといけない」という気持ちに囚われている人生からの脱却!

さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?

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断捨離スタート!

やましたさんが訪問。家の状況をどう感じるか?

やましたさん
やましたさん

広いのに、壁が全部物で城壁のように埋め尽くされている

やましたさんが気になったのが、家中の壁に写真や絵などがびっしり飾られていること。

やましたさん
やましたさん

「心にぽっかり穴が開いたとき物で埋めたくなる」「(さおりさんが)よっぽど寂しいのかなって

問題の長女の部屋に来ると、さすがのやましたさんも戸惑いを隠せません。

やましたさん
やましたさん

これ私でも手に負えないよ

これは深刻な事態。

この状況が生まれたのは、さおりさんの元々の溜め込み癖にあるのでは?と睨み始めます。

表面的に断捨離をしたところで、問題の解決にはつながらない。

 

さおりさんは、長女の部屋を作りたいと話しますが、

やましたさん
やましたさん

じゃあ全てを諦められるか

さおりさん
さおりさん

(子供が)小さい時の物は思い出があるので、自分で少しずつ判断したい気持ちはあります

やましたさん
やましたさん

それだったらできない、私も。このありさま、もう一回見て

さおりさんは、子供が小さいときの物に未練があります。

でも、「相当な覚悟を決めなければ、部屋は作れない」とやましたさんは迫ります。

その言葉に、さおりさんは自分を責めてしまいます。

さおりさん
さおりさん

自分が大事にしたい思い出も全部処分しないといけないほど、何か私が悪いことしたのかなと思って・・・

やましたさんは、さおりさんに「いじめに来たわけではない、ただ置かれている現実を見れていない」と伝えます。

やましたさん
やましたさん

立ち直る行動を起こそうよ

 

さおりさんには、まだ断捨離をする覚悟ができていないと感じた、やましたさん。

改めて、断捨離の意思を確認することにします。

やましたさん
やましたさん

捨てることも片付けることも、自分の立て直しのためのプロセス。目的ではない。

やましたさん
やましたさん

この状態を元に戻すことによって立ち直っていく糸口になる

自分の人生を見つめ直して、立て直すことが大事

さおりさんからは、

さおりさん
さおりさん

やります

との答え。

さおりさんの決意が固まり、いよいよ大量の物との格闘が始まります!

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人生を立て直せ!覚悟の断捨離

出典:「ウチ、”断捨離”しました!」公式HP

さっそく、長女の部屋にする予定の部屋へ。

部屋の奥からは、買ったまま使っていない大量の保存容器が出てきます。

さらに、大量のフリーザーバッグも。これも未使用です。

他にも、買ったままで使っていない生活雑貨が次々と出てきました。

さおりさん、どうやら余分に物を買ってしまう癖があるみたい。

これらをあっさり処分していきます。

そして、子供たちの思い出の作品も処分し始めました。

抵抗していたのが嘘のよう。どうやら気持ちが切り替わったみたい!

 

こうして、断捨離開始から2時間。

ノンストップで作業し続け、大量の物を一気に処分しました。

奥まで進めなかった部屋は、床が見え物がほとんどなくなりました!

わずか2時間でここまでとは、お見事です。

 

ただ、クローゼットには子供が小さい頃の洋服が残っており、これは宿題となりました。

さおりさん
さおりさん

すごい清々しいです

やましたさんも想像以上の成果に驚き!

やましたさん
やましたさん

よく頑張られたと思います

「あなたはやればできる」と背中を押し、やましたさんは帰っていきました。

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マイホームに託した夢

物で埋まった2階のもう一部屋は、さおりさん自身の部屋!

いざ、断捨離に挑戦!

 

別居後は、気持ちのショックでまったく手つかずでした。大量の物と格闘していきます。

順調に作業を進める中、出てきたのは、家の設計のときの図面でした。

8年前にこの家を建てたときのものです。

手書きのたくさんの書き込みは、さおりさんが書いたもの。

 

12年前の2010年に結婚し、2人の子宝に恵まれて埼玉にマイホームを建てました。

さおりさんは関西育ちで、埼玉は見知らぬ土地。

でも、この地で幸せな家庭を築こうとしたのです。

夫との別居は、マイホームを建ててから6年後。以来、心は乱れたままです。

でも、いつまでも落ち込んでばかりはいられない!

 

こうして、6時間の作業を続けた結果、埋もれていたベッドが見えてきました。

さおりさんの部屋は、見違えました! 

さらに、廊下からも物がなくなってすっきり。

たった1日で、1人でここまでやり遂げました!

ただし、処分を保留したものもそれなりにあって、一度長女の部屋に置くことに。

 

もはやゴールは間近か!?と思われましたが、

しばらくして訪ねてみると、作業がストップ。

さおりさんの部屋にも、あれほど減らした物が復活していて・・・

一体どうしたのでしょうか??

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失速・・・断捨離の行方は?

部屋の断捨離を終えてから、3週間後。

やましたさんから”宿題”と言われた長女のクローゼット。

保留にした物を詰め込んで、さらに物が増えていました

おまけに、さおりさんの部屋にもまた物が溢れています

さおりさん
さおりさん

すごいハイペースで、そのまま走りきるつもりだったんですけど、「何から手を付けたら」って感じになってしまいまして

どうやら序盤で飛ばしすぎてしまい、息切れしてしまった様子。

「保留にした物はこれ以上減らせない」とのことで、どこかにしまうことにします。

問題は、どこにしまうかー。

廊下の収納は、物がいっぱいでこれ以上入れられそうにありません。

しかし、収納の奥の物を使っていないとのこと。

一度全部出し、断捨離をしてみることにします。

 

始めは順調。またペースアップしそうに見えました。

ところが・・・

さおりさん
さおりさん

これは今判断できないな

保留としたのは、家を建てるときに参考にした「雑誌の切り抜き」。

当初の家の図面までを保留としました。

思い出深い物かもしれないけど、断捨離をして立て直そうという気持ちが薄れているような感じも。

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タンスに眠っていた物

続いて、ウォークインクローゼット。

そこに残されていたのは、なんと10代のときの服

そして、20代の服もとってあるとのこと。タンスにぎっしりと入っています。

もう着ることはない」と言いますが、なぜ残しているのでしょうか?

さおりさん
さおりさん

着ないけど処分しなかったです。自分でもよくわからない

着ないけど、手放す気にもなれない」と話します。

この知らせを聞いたやましたさんは、もう一度気持ちを整理する必要があるとのことで、再訪します。

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やましたさん再訪:過去にとらわれて

やましたさんが再びさおりさんの元を訪ねます。

まずは、断捨離の成果を見ていきます。

保留にしていた物もありましたが、どうにか他の収納にしまって断捨離はラストスパート!

娘さんの部屋もラブリーな部屋に生まれ変わりました!

しかし、クローゼットは、まだ未完成。

子供が小さい時の服は、結局手放せずにさらに保留とした物ををいれた分、物が増えてしまいました。

 

次は、さおりさんの部屋。

一度リバウンドしかけましたが、スッキリとした状態に戻すことができました!

しかし、やましたさんは、これは”表面上片付いただけ”と見抜いていました。

 

そして、ウォークインクローゼット。

さおりさんの10代、20代の服がそのまま残されています。

問題の根っこはここにあると睨む、やましたさん。

さおりさん
さおりさん

いずれ娘が着るかもしれない

こう話すさおりさん。でも、やましたさんは、もっと深い理由があるのではないかと聞いていきます。

すると、、、

さおりさん
さおりさん

この洋服に限らず、自分が一番楽しかった時代とか、仕事をバリバリやっておしゃれな洋服を着ていた、自分の中で一番キラキラしていたときの思い出というか・・・

昔の服は、キラキラしていたときの思い出。それを手放したくなかったということがわかりました。

さおりさん
さおりさん

今は多分、充実・幸せですけど、ただ何か足りないものがあって・・・

やましたさん
やましたさん

何となく不全感があるところを埋めてくれる

仕事もプライベートも充実していた若い頃は、毎日が充実していた。

満たされない”今”、当時の服は心の支えになると考えていた、さおりさん。

やましたさんは、そこに問題の本質があると考えました。

やましたさん
やましたさん

実はこの物の存在自体が今の自分からズレた状態を作って、今の問題に向き合わないことが起きていないかなって

やましたさん
やましたさん

人生はやっぱりいつも新しい。こんなふうに過去の物で埋めて欲しくない

今の自分と向き合えないシンボル的な物が、この若い頃の洋服。

部屋が綺麗になっても、根っこの部分が変わらないとまた同じことが繰り返される

だから、昔の服は処分した方がいいと勧めました。

 

ここで、一度さおりさんを1人にして考えてもらうことに。

さおりさんも頭では「過去にとらわれていてはいけない」ことを理解しています。

10分後に、やましたさんの元へ。

結論を伝えようとすると、やましたさんの方から話し始めました。

やましたさん
やましたさん

問題は、この状態をどこまでどうしたいと思っているのか。どうにかしたいならば、事実は物が多すぎる。物が多すぎるために空間がよどんでいる

やましたさん
やましたさん

でも捨てられないならば、こちらとしてはサポートのしようがない

今決められないなら、待つ

さおりさんが「捨てられない」と結論を出すことを、やましたさんは最初からわかっていたのです。

 

そして、最後にやましたさんはこんな言葉をかけました。

やましたさん
やましたさん

無理強いすることはないので、待ってますから

こうして、やましたさんは帰っていきました。

さおりさん
さおりさん

「今日やる」という決断をしきれなかった自分のふがいなさ。自分の中では全然終わりじゃない

自分のことを「ふがいない」と言うさおりさん。

でも、自分のことを責める必要はありません。やましたさんは、立ち直るときをいつでも待っています。

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番組を観ての感想

まちゃりさ
まちゃりさ

人生は常に新しい。過去の物を手放して、自由になろう

やましたさんの断捨離を長らく見ていて学んだこと。

それは、“人生=未来”という考え方です。

物に囚われることは、すなわち、過去に囚われ続けること。

 

断捨離で、考え方だけでなく、人生をもがらりと変えた人もいました。

新しい未来に目を向け、過去の証拠品を手放していく覚悟は大切ですね!

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、物を片付ける+心の寂しさを解消するための断捨離物語でした。

  

最後にやましたさんは、こう締めくくります。

やましたさん
やましたさん

目の前の物を整理することで、心の整理がついていく

私たちは、”心の整理がついたら物の整理ができる”と思うけど、実は逆。

目の前の物を整理することが、心の整理につながっていくのです。

だからこそ、さおりさんには一歩を踏み出してほしかった。

でも、待ちます。と話しました。

まちゃりさ
まちゃりさ

断捨離を頑張ったさおりさん。しかし、若い頃の洋服を手放すとまではいきませんでした。

いつか前に進む一歩を踏み出すため、洋服とお別れできればいいなと思います。

 

それでは、来週もお楽しみに!

おわり。

↓ ↓ ↓

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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?

「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。

2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」の番組サイト。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。

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「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?

放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)

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