こんにちは、まちゃりさです。
「部屋を綺麗にしたい」と思ったら、まず思いつくのは「断捨離」や「片付け」といったキーワード。
ですが、それぞれの違いについては、正直、あまり意識したことはないのでは?
そこで今回は、それぞれの違いについて、改めて考えてみたいと思います。
また「部屋を綺麗にしたいけど、まず何から始めたらいいかわからない」といったお悩みにもアプロ―チしていきます。
結論、”断捨離で物を減らす”ことが大切。
物が減ることで、片付けがぐっと楽になって、しかも部屋を綺麗にキープできるようになります。
本記事では、大きく3つの内容について、ご紹介していきます。
- 断捨離と片付けの違い、始め方について
- 断捨離で物を捨てるためのやり方やコツについて
- リバウンドしてしまう人への対策方法
それでは、どうぞ!
断捨離と片付け、どう違う?何から始めればいい?
それでは、さっさく、「断捨離と片付けの違い」について考えてみましょう。
辞書的な意味では、まず「断捨離」は次のとおり。
モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことにより、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得ようとする考え方のこと。
引用:コトバンク『断捨離』
一方で「片付け」はこんな感じ。
散らばっているものをきちんとした状態にすること。また、ごたごたしている物事を整理すること。「部屋の片付けをする」
引用:コトバンク『片付け』
「断捨離」は”考え方”(概念)を指すのに対し、「片付け」は、片付けるという”行動”そのものを指しています。
私的には、”収納”を視点に置いているか、という点も異なると思っています。
片付けは、物の位置を決めていて、そこに収納するという行為。
対する断捨離は、「捨てる」という言葉のとおり、物の量を減らし、物への執着から離れるといった意味合いがあるといえます。
つまり、順番としては「断捨離」で物の量を減らし、減らした物を「片付け」る
が正解です。
「部屋をきれいにしたいけど、何から始めていいかわからない」という場合、
まず物の量を減らすため、断捨離に取り組んでみましょう!
まずは、断捨離で物を減らそう!断捨離で物を捨てるためのやり方とコツ
”断捨離で物の量を減らし、その後に物を片付ける”
この順番については、ご理解いただけましたか?
ここからは、断捨離で物を減らすやり方のコツについてご紹介していきます。
そもそも”断捨離”は、”捨てる”ことが目的ではなく、
不要な物を”減らす”ことで、生活を変え、心を変え、運気をあげる、という意味があります。
本当の自分を知ることができたり、片付けが楽になったり・・・と、メリットがたくさんあるのが、断捨離。
「断捨離で物を減らしたい」と思ったら、まず取り組んでほしい手順は、次の4つです。
- 全て出す
- 分類する
- 必要ない物を手放す
- 残す物は住所を決め、定期的に見直す
順番に説明していきます。
【手順1】全て出す
まずは、物を全て出し、中身を把握していきます。
このやり方は、毎週月曜日放送中の断捨離の番組「ウチ、”断捨離”しました!」でもお馴染みのやり方。
「こんなに物を持っていたのか!」と客観的に把握するためにも、重要なのが、中身を全て出すこと。
一度、広いスペースを用意し、収納の中身を全て出してみましょう。
【手順2】分類する
続いては、出した物を仕分けする作業です。
「いる」、「いらない」、「保留する」物の3つに分類していきます。
この作業で、判断に迷ってしまうという人も多いですが、
断捨離は、トレーニング。
何度もやっていくと、段々判断のスピードもあがってくるので、根気よく続けることが大切です。
最初は、”判断に迷わない”物(たとえば、生活雑貨など)から取り掛かり、
慣れてきたら、難しい物に挑戦するなど、徐々にハードルを上げていくのも有効です。
そして、判断できなかった物は、ひとまず保留して次に進むのも大切。
たとえば、迷って決められなかった物は、「保留ボックス」を用意して、そこにIN。
少し時間が経ってからまた見返してみると、意外にも捨てられることがあります。
【手順3】必要ない物を手放す
明かなゴミは、その場でゴミ袋に入れてしまいます。
「今は使っていないけど、捨てにくい」という物は、「売る・譲る」などの選択肢を考えてみます。
限られたスペースで、全ての物を取っておくことは不可能です。
自分が管理できる範囲内で、物を持つことを心がけましょう。
断捨離で厳選した物は、これまでよりもっと大切にできるようになります。
また「少しでも迷う」という場合、案外いらない(=使わない)という物が大半だったりします。
判断に迷ったときには、少し思い出してみてください。
【手順4】残す物は住所を決め、定期的に見直す
断捨離で「残す」とした物は、住所を決めて管理します。
「物をせっかく減らしても、すぐに部屋が汚くなってしまう・・・」
こう悩む人は特に、物の住所を決められていない場合が多いです。
わたしたちにも、住む場所(=住所)が1人ずつ存在しています。
家の中も同じ。
1つずつの物に住所を決めてあげ、そこに戻すことで、家を綺麗な状態に保てるようになります。
「住所を決めてはいるけど、やはり散らかってしまう・・・」
という場合は、決めている住所の位置に問題がある可能性があります。
生活の動線を意識し、戻しやすい工夫を考えてみましょう。
住所の決め方について、詳しくは以下の記事で書いています。
断捨離は、何度もいうように、トレーニング。
選別を繰り返すことで、自然と自分にとって必要・不要な物の区別がつくようになってきます。
断捨離に苦手意識を感じている方は、以下の記事を参考に!
断捨離を楽しくラクに楽しく続けるコツについて、ご紹介しています。
すぐ元に・・・リバウンドする人のための5つのルール
断捨離のやり方やコツについて、少しはご理解いただけたでしょうか?
ここからは、「部屋を片付けてもすぐに散らかってしまう人のための対策」について、考えてみましょう。
対策としては、次の5つのルールを考えてみました。
- 定位置を決める
- まず、やってみる
- 「とりあえずとっておく」をやめる
- 物を増やさない
- 優先順位をつける
順番にご紹介していきます。
【ルール1】定位置を決める
断捨離で物を減らしても物が散らかってしまう場合は、「物の位置を把握しきれていないこと」が原因かもしれません。
「ウチ、”断捨離”しました!」で、断捨離した後にリバウンドしてしまった久美子さん。
リバウンド後の床には、20個以上の大量のバッグが無造作に置かれていました。
まずは、バッグの数を減らし、管理そのものを楽にすることに。
そして、バッグの定位置を決め、「帰ってきたら バッグはここに置く」というルールを作成。
床に物を置かない習慣をつくることで、部屋を綺麗に保つことができるようになりました。
ポイントは、習慣化しやすいルール!
【ルール2】まず、やってみる
リバウンドしてしまう人の中には、「仕事が忙しい」「片付けに苦手意識がある」といったケースが少なくありません。
しかし、両者に共通しているのは、「できない」という思い込みかもしれません。
断捨離提唱者のやましたひでこさんは、自身の著書で7つの「ないない思考」を紹介しています。
- 時間がない
- ちゃんとできない
- できない自分を責める
- どうせリバウンドしちゃう
- あまりに大量で何から手をつけていいかわからない
- あれもこれも一人でできない
- やり方がわからない
「できないから、だめだ」と諦めるのではなく、日々できることをちょっとだけ「やってみる」姿勢が大切。
超多忙なシングルマザーのなおさんは、リバウンド後の工夫として、次の3つに取り組みました。
- 子供たちに服を管理させ、親の負担を減らす
- 必ずきれいにする「聖域」を作る
- 1日15分を続ける
忙しい中でも、できることは必ずあるはず。
まずは、少しでいいから何かアクションを起こすことが大切です。
「5分でできる断捨離」のやり方については、こちらの記事を参考に!
【ルール3】「とりあえずとっておく」をやめる
すぐに物が溜まってしまう家の特徴は、「とりあえずとっておいた」物が多いこと。
日々の生活の中で、「とりあえずとっておく」をやめるだけで、物が増えるのを抑えることができます。
例えば、紙袋、スーパーの袋、余った調味料など。
何となく「とりあえずとっておく」をしていませんか?
これは、判断を先送りにしていることと同じ。
”思い切って手放す”勇気を持てば、物の増加を抑えることができます。
今捨てるのも、今度捨てるのも、いつか捨てるのも、捨てることに変わりはありません。
引用:『1日5分からの断捨離』(やましたひでこ著)
【ルール4】物を増やさない
断捨離でせっかく物を減らした後は、物をむやみに増やさない工夫をしましょう。
特に、放っておくと増えやすい物には、書類、洋服、食器などが挙げられます。
買い物が好きな方は、買い物の前に一度考え直すこと。
無駄な買い物を減らすことができ、節約にもなります。
せっかく買っても、使わずに結局捨てることになるのは、もったいないですよね。
また、買い物では、固定概念を排除することも大切。
次のような物を、何となく買いそろえていませんか?
- 来客用のスリッパ
- ソファ
- 玄関の靴置き場
- 傘、傘立て
- バスタオル
- テレビ
- ベッド
- キッチンボード
こうした物は、固定概念から「必要な物」と考えて買いそろえてしまいがちなので、要注意。
思い込みで買わず、自分の生活に本当に必要な物だけを買う姿勢が大切です。
【ルール5】優先順位をつける
最後のポイントは、優先順位をつけること。
物で溢れた状態の家に危機感を感じず、物を誰かに譲ろうとして取っておいたくみこさんに、やましたさんは、
「人のことを考えるより 自分のことでしょ」
「余裕ができてからすればいい まずは自分の余裕を取り戻して」
こう伝えました。
優先順位がつけられないと、自分を大変な状況に追い詰めることになります。
「なんでか物が減らない・・・」
こう悩む人は、優先順位が正しくつけられているかを考えてみてください。
まずは、家の中の物を減らすこと(自分のことを考える)が最優先事項。
他のことに気を取られて、後回しになっていないかを振りかえってみましょう。
まとめ:部屋を綺麗に保つコツは、物を減らすこと!まずは断捨離から始めてみよう
いかがでしたか?
今回は、断捨離と片付けの違いについてご紹介しました。
部屋を綺麗に保つコツは、まず断捨離で物を減らすことから始まります。
「まずは、断捨離で物を減らすことから始めてほしい」というのが、今回のポイントでした。
断捨離のやり方は、次の4ステップでした。
- 全て出す
- 分類する
- 必要ない物を手放す
- 残す物は住所を決め、定期的に見直す
断捨離は、トレーニング。
1回でできなくても、諦めずに何度も挑戦することで選別ができるようになってきます。
そして、リバウンドしてしまう人のための対策として挙げたのが、こちら。
- 定位置を決める
- まず、やってみる
- 「とりあえずとっておく」をやめる
- 物を増やさない
- 優先順位をつける
部屋を綺麗に保つには、たった1度だけ物を減らすだけでは、不十分です。
物を「むやみに増やさない意識・工夫」や、物の「定位置を決めること」がポイントになります。
それでは、今回はこの辺で終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おわり。
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