すてる断捨離

断捨離と片付けの違いって?部屋をきれいにするには、断捨離で物を減らすことから始めてみよう!

この記事は約13分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

「部屋を綺麗にしたい」と思ったら、まず思いつくのは「断捨離」や「片付け」といったキーワード。

ですが、それぞれの違いについては、正直、あまり意識したことはないのでは

そこで今回は、それぞれの違いについて、改めて考えてみたいと思います。

 

また「部屋を綺麗にしたいけど、まず何から始めたらいいかわからない」といったお悩みにもアプロ―チしていきます。

結論、”断捨離で物を減らす”ことが大切。

物が減ることで、片付けがぐっと楽になって、しかも部屋を綺麗にキープできるようになります。

 

本記事では、大きく3つの内容について、ご紹介していきます。

  • 断捨離と片付けの違い、始め方について
  • 断捨離で物を捨てるためのやり方やコツについて
  • リバウンドしてしまう人への対策方法

それでは、どうぞ!

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断捨離と片付け、どう違う?何から始めればいい?

それでは、さっさく、「断捨離と片付けの違い」について考えてみましょう。

辞書的な意味では、まず「断捨離」は次のとおり。

モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことにより、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得ようとする考え方のこと。

引用:コトバンク『断捨離』

一方で「片付け」はこんな感じ。

散らばっているものをきちんとした状態にすること。また、ごたごたしている物事を整理すること。「部屋の片付けをする」

引用:コトバンク『片付け』

「断捨離」は”考え方”(概念)を指すのに対し、「片付け」は、片付けるという”行動”そのものを指しています。

私的には、収納”を視点に置いているか、という点も異なると思っています。

片付けは、物の位置を決めていて、そこに収納するという行為。

対する断捨離は、「捨てる」という言葉のとおり、物の量を減らし、物への執着から離れるといった意味合いがあるといえます。

 

つまり、順番としては「断捨離」で物の量を減らし、減らした物を「片付け」る

が正解です。

「部屋をきれいにしたいけど、何から始めていいかわからない」という場合、

まず物の量を減らすため、断捨離に取り組んでみましょう!

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まずは、断捨離で物を減らそう!断捨離で物を捨てるためのやり方とコツ

断捨離で物の量を減らし、その後に物を片付ける

この順番については、ご理解いただけましたか?

ここからは、断捨離で物を減らすやり方のコツについてご紹介していきます。

 

そもそも”断捨離”は、”捨てる”ことが目的ではなく、

不要な物を”減らす”ことで、生活を変え、心を変え、運気をあげる、という意味があります。

本当の自分を知ることができたり、片付けが楽になったり・・・と、メリットがたくさんあるのが、断捨離。

 

「断捨離で物を減らしたい」と思ったら、まず取り組んでほしい手順は、次の4つです。

  1. 全て出す
  2. 分類する
  3. 必要ない物を手放す
  4. 残す物は住所を決め、定期的に見直す

順番に説明していきます。

【手順1】全て出す

まずは、物を全て出し、中身を把握していきます。

このやり方は、毎週月曜日放送中の断捨離の番組「ウチ、”断捨離”しました!」でもお馴染みのやり方。

「こんなに物を持っていたのか!」と客観的に把握するためにも、重要なのが、中身を全て出すこと。

一度、広いスペースを用意し、収納の中身を全て出してみましょう。

 

【手順2】分類する

続いては、出した物を仕分けする作業です。

「いる」、「いらない」、「保留する」物の3つに分類していきます。

この作業で、判断に迷ってしまうという人も多いですが、

断捨離は、トレーニング。

何度もやっていくと、段々判断のスピードもあがってくるので、根気よく続けることが大切です。

 

最初は、”判断に迷わない”物(たとえば、生活雑貨など)から取り掛かり、

慣れてきたら、難しい物に挑戦するなど、徐々にハードルを上げていくのも有効です。

 

そして、判断できなかった物は、ひとまず保留して次に進むのも大切。

たとえば、迷って決められなかった物は、「保留ボックス」を用意して、そこにIN。

少し時間が経ってからまた見返してみると、意外にも捨てられることがあります。

保留ボックスには、見た目にもオシャレなバスケットかごがおすすめ

 

【手順3】必要ない物を手放す

明かなゴミは、その場でゴミ袋に入れてしまいます。

「今は使っていないけど、捨てにくい」という物は、「売る・譲る」などの選択肢を考えてみます。

 

限られたスペースで、全ての物を取っておくことは不可能です。

自分が管理できる範囲内で、物を持つことを心がけましょう。

断捨離で厳選した物は、これまでよりもっと大切にできるようになります

 

また「少しでも迷う」という場合、案外いらない(=使わない)という物が大半だったりします。

判断に迷ったときには、少し思い出してみてください。

”捨てられるか悩んだ時点で捨てられる”の考え方を紹介

 

【手順4】残す物は住所を決め、定期的に見直す

断捨離で「残す」とした物は、住所を決めて管理します。

「物をせっかく減らしても、すぐに部屋が汚くなってしまう・・・」

こう悩む人は特に、物の住所を決められていない場合が多いです。

わたしたちにも、住む場所(=住所)が1人ずつ存在しています。

家の中も同じ。

1つずつの物に住所を決めてあげ、そこに戻すことで、家を綺麗な状態に保てるようになります。

 

「住所を決めてはいるけど、やはり散らかってしまう・・・」

という場合は、決めている住所の位置に問題がある可能性があります

生活の動線を意識し、戻しやすい工夫を考えてみましょう

住所の決め方について、詳しくは以下の記事で書いています。

物の住所の決め方は、こちらを参考に!

 

断捨離は、何度もいうように、トレーニング

選別を繰り返すことで、自然と自分にとって必要・不要な物の区別がつくようになってきます

断捨離に苦手意識を感じている方は、以下の記事を参考に!

楽しく断捨離を続けよう!

断捨離を楽しくラクに楽しく続けるコツについて、ご紹介しています。

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すぐ元に・・・リバウンドする人のための5つのルール

断捨離のやり方やコツについて、少しはご理解いただけたでしょうか?

ここからは、「部屋を片付けてもすぐに散らかってしまう人のための対策」について、考えてみましょう。

対策としては、次の5つのルールを考えてみました。

  1. 定位置を決める
  2. まず、やってみる
  3. 「とりあえずとっておく」をやめる
  4. 物を増やさない
  5. 優先順位をつける

順番にご紹介していきます。

【ルール1】定位置を決める

断捨離で物を減らしても物が散らかってしまう場合は、「物の位置を把握しきれていないこと」が原因かもしれません。

「ウチ、”断捨離”しました!」で、断捨離した後にリバウンドしてしまった久美子さん

リバウンド後の床には、20個以上の大量のバッグが無造作に置かれていました。

まずは、バッグの数を減らし、管理そのものを楽にすることに。

 

そして、バッグの定位置を決め、「帰ってきたら バッグはここに置く」というルールを作成

床に物を置かない習慣をつくることで、部屋を綺麗に保つことができるようになりました。

まちゃりさ
まちゃりさ

ポイントは、習慣化しやすいルール!

詳しい内容は、こちらからチェック

 

【ルール2】まず、やってみる

リバウンドしてしまう人の中には、「仕事が忙しい」「片付けに苦手意識がある」といったケースが少なくありません。

しかし、両者に共通しているのは、「できない」という思い込みかもしれません。

断捨離提唱者のやましたひでこさんは、自身の著書で7つの「ないない思考」を紹介しています。

  1. 時間がない
  2. ちゃんとできない
  3. できない自分を責める
  4. どうせリバウンドしちゃう
  5. あまりに大量で何から手をつけていいかわからない
  6. あれもこれも一人でできない
  7. やり方がわからない

「できないから、だめだ」と諦めるのではなく、日々できることをちょっとだけ「やってみる」姿勢が大切。

 

超多忙なシングルマザーのなおさんは、リバウンド後の工夫として、次の3つに取り組みました。

  1. 子供たちに服を管理させ、親の負担を減らす
  2. 必ずきれいにする「聖域」を作る
  3. 1日15分を続ける
詳しい内容は、こちらからチェック

 

忙しい中でも、できることは必ずあるはず。

まずは、少しでいいから何かアクションを起こすことが大切です。

5分でできる断捨離」のやり方については、こちらの記事を参考に!

毎日5分でできる断捨離のやり方について紹介

 

【ルール3】「とりあえずとっておく」をやめる

すぐに物が溜まってしまう家の特徴は、「とりあえずとっておいた」物が多いこと。

日々の生活の中で、とりあえずとっておく」をやめるだけで、物が増えるのを抑えることができます

例えば、紙袋、スーパーの袋、余った調味料など。

何となく「とりあえずとっておく」をしていませんか?

これは、判断を先送りにしていることと同じ。

”思い切って手放す”勇気を持てば、物の増加を抑えることができます。

今捨てるのも、今度捨てるのも、いつか捨てるのも、捨てることに変わりはありません。

引用:『1日5分からの断捨離』(やましたひでこ著)

 

【ルール4】物を増やさない

断捨離でせっかく物を減らした後は、物をむやみに増やさない工夫をしましょう。

特に、放っておくと増えやすい物には、書類、洋服、食器などが挙げられます。

買い物が好きな方は、買い物の前に一度考え直すこと。

無駄な買い物を減らすことができ、節約にもなります。

せっかく買っても、使わずに結局捨てることになるのは、もったいないですよね。

 

また、買い物では、固定概念を排除することも大切。

次のような物を、何となく買いそろえていませんか?

  • 来客用のスリッパ
  • ソファ
  • 玄関の靴置き場
  • 傘、傘立て
  • バスタオル
  • テレビ
  • ベッド
  • キッチンボード

こうした物は、固定概念から「必要な物」と考えて買いそろえてしまいがちなので、要注意。

思い込みで買わず、自分の生活に本当に必要な物だけを買う姿勢が大切です。

 

【ルール5】優先順位をつける

最後のポイントは、優先順位をつけること。

物で溢れた状態の家に危機感を感じず、物を誰かに譲ろうとして取っておいたくみこさんに、やましたさんは、

「人のことを考えるより 自分のことでしょ」
「余裕ができてからすればいい まずは自分の余裕を取り戻して」

こう伝えました。

 

優先順位がつけられないと、自分を大変な状況に追い詰めることになります。

「なんでか物が減らない・・・」

こう悩む人は、優先順位が正しくつけられているかを考えてみてください

 

まずは、家の中の物を減らすこと(自分のことを考える)が最優先事項

他のことに気を取られて、後回しになっていないかを振りかえってみましょう。

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まとめ:部屋を綺麗に保つコツは、物を減らすこと!まずは断捨離から始めてみよう

いかがでしたか?

今回は、断捨離と片付けの違いについてご紹介しました。

部屋を綺麗に保つコツは、まず断捨離で物を減らすことから始まります。

まずは、断捨離で物を減らすことから始めてほしい」というのが、今回のポイントでした。

 

断捨離のやり方は、次の4ステップでした。

  1. 全て出す
  2. 分類する
  3. 必要ない物を手放す
  4. 残す物は住所を決め、定期的に見直す

断捨離は、トレーニング。

1回でできなくても、諦めずに何度も挑戦することで選別ができるようになってきます。

 

そして、リバウンドしてしまう人のための対策として挙げたのが、こちら。

  1. 定位置を決める
  2. まず、やってみる
  3. 「とりあえずとっておく」をやめる
  4. 物を増やさない
  5. 優先順位をつける

部屋を綺麗に保つには、たった1度だけ物を減らすだけでは、不十分です。

物を「むやみに増やさない意識・工夫」や、物の「定位置を決めること」がポイントになります。

 

それでは、今回はこの辺で終わります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

おわり。

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