すてる 断捨離

【書評】『人生を変える断捨離』モノの取捨選択の軸とは?

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こんにちは、まちゃりさです。

  • 人生を変える断捨離』(やましたひでこ著、ダイヤモンド社)

断捨離の第一人者である、やましたひでこさんの著書『人生を変える断捨離』をご紹介します。(関連:【断捨離】やましたひでこってどんな人?断捨離との関係・考え方を知る手段

断捨離とは、「出す」美学

この原理原則に基づき、断捨離の実践法と断捨離で人生が変わる理由について解説した1冊です。

今回は、著書の中から、モノを取捨選択する基準のうち、断捨離の最大の肝と言われる重要軸と時間軸に焦点を当ててみたいと思います。

それでは、どうぞ!

 

断捨離の3つのふるい

モノの断捨離「3つのふるい」

最初に、モノを断捨離するときに考える”3つのふるい”について、ご紹介します。

  • モノの断捨離 3つのふるい

1.「どこからどう見てもゴミ・ガラクタ」を捨てる

2.「重要軸」と「時間軸」、関係性を意識して手放す

3.「要・適・快」でモノを絞り込む

 

1番目のふるいは、「どこからどう見てもゴミ・ガラクタ」を捨てること。

床やテーブルに広げたアイテムの中から、壊れているモノ、汚れているモノ、使えないモノ、存在を忘れていたモノ、もう用のないモノから捨てていくのです。

人生を変える断捨離』(やましたひでこ著、ダイヤモンド社)p72

あったことすら忘れている、今の自分にとってはどうでもいいモノを手放していきます。

いわゆる、知らないオジサン(忘却グッズ)です。

 

2番目のふるいは、「重要軸」と「時間軸」、関係性を意識して手放す。

断捨離の最大の肝であるポイントです。

重要軸と時間軸の両軸から、「今の自分にとって、重要なモノ」を考えます。

次章にて、詳しく取り上げます。

 

3番目のふるいは、「要・適・快」でモノを絞り込む。

私にとって、必要か、ふさわしいか、心地よいかといった視点でモノを選ぶ視点です。

「今」の私にとって「不要・不適・不快」なモノを手放していくのです。

人生を変える断捨離』(やましたひでこ著、ダイヤモンド社)p84

いわゆる、おせっかいなオバサン(あると便利な執着グッズ)です。

 

重要軸と時間軸

ここからは、先ほどご紹介した「3つのふるい」のうち、2つ目の視点、

「重要軸」と「時間軸」、関係性を意識して手放す

この考え方について、詳しくご紹介します。

 

筆者のやましたさんは、断捨離の最大の肝だと言います。

その理由は、次の3つです。

1.自分がわかり、自分を好きになれるから

2.モノと自分との関係性に焦点を充てる思考が身につくから

3.自分との関係性の推移が見えてくるから

 

下の図を見てください。

本のイメージを参考に作った、「重要軸」と「時間軸」を表したものです。

重要軸と時間軸

横軸が「重要軸」、縦軸が「時間軸」を表します。

中心にくるのは、重要軸であれば「自分」、時間軸であれば「今」です。

つまり、今の自分にとって重要なモノが真ん中にきます。

ゴミ・ガラクタを取り除いた後は、基本的に、この2つの軸を意識してモノの取捨選択ができれば、「今」の「自分」にとって必要なモノに絞り込むことができます。

人生を変える断捨離』(やましたひでこ著、ダイヤモンド社)p78

 

  • 他人軸とモノ軸、過去と未来に焦点を当ててしまう私たち

私たちはつい、他人の価値を基準にした「他人軸になったり、

「モノ」主体の価値観である「モノ軸にブレてしまう。

あるいは、かつて必要だったと「過去」に固執したり、

「いつか必要になるかも」と「未来に期待と不安を抱くことを繰り返します。

 

  • 「他人軸」や「モノ軸」にブレた状態とは?

ここで、著書の中で紹介されていた事例を1つご紹介します。

他人が使うメガネを仮に「とてもいいから、ぜひ使ってね」と贈呈された場合について。

普通は、視力も人によって異なるし、好みもあるので、もちろん使わないことがほとんどです。

でも、使えないというわけではない

また、ブランドのロゴマークが入っていれば、もったいない気持ちになるかもしれない。

私たちは「せっかくあの人がくれたから、断るのも失礼だ」「使えるから取っておこう。ましてやブランド品だし」という選択をしてしまうのです。これこそが、他人軸やモノ軸にブレた状態です。

人生を変える断捨離』(やましたひでこ著、ダイヤモンド社)p78

これと同じことが、例えば、

・コンビニでもらった割り箸

・自分のセンスに合わない引き出物の品

これらを捨てられないことにも、通じています。

 

重要軸でのモノの選び方

重要軸の中心は、「自分」でした。

この自分軸が、つい「他人軸」や「モノ軸」に流れやすいので気を付ける必要がある。

 

「重要軸」でモノを選ぶときのポイントは、

私が使いたいかどうか

これが全て。

先ほどのメガネの例でいえば、「私が必要としている」メガネかを考えることです。

 

  • 自己肯定感が上がる

「重要軸」でモノを絞り込んでいくと、自己肯定感を高めることができます

理由は、はっきりしていなかった”自分にとって本当に大切なもの”が見えてくるからです。

結果、「自分がわかる」、「自分を好きになる」につながり、自己肯定感が上がっていきます

 

時間軸でのモノの選び方

次に、「時間軸」でモノを選ぶ考え方です。

時間軸の中心は、「今」でした。

私たちは、つい「過去」の思い出への執着や、「未来」の期待や不安から、モノを選別してしまいます。

 

  • 今に焦点を当てる

著書では、捨てられない3タイプについて紹介しています。

捨てられない3タイプ

1.現実逃避型:「面倒くさい」/忙しくて家にいる時間が短い

2.過去執着型:「もったいない」/今は使っていない過去の遺品を取っておく

3.未来不安型:「いつか使うかも」/未来に起こる不安を解消するために投資する

この3タイプに共通しているのは、「今」に視点がないこと。

意識が、過去や未来に飛んでいて、現実と向き合うことから逃げているのです。

 

  • モノとの関係性

頻度というよりも、「今」の自分との「関係性」が生きているかどうか、という視点でみることが大切です。

人生を変える断捨離』(やましたひでこ著、ダイヤモンド社)p80

私たちは、ついモノの利用価値や役割に目が向きがちです。

しかし、自分と「生きた関係性」があってこそ、モノの活用価値を引き出すことができるといいます。

例えていえば、どんなに美味しい料理でも、満腹状態であれば「美味しい」とは思わないこと。

 

また、次の点についても、よく知っておく必要があります。

  • モノとの関係性は時間と共に変化する
  • 同じモノでも、人によって評価が異なる

タンスや棚の中にしまい込んでいるモノ。

全て必要なモノしか入っていない

こう思っているのは、勘違いかもしれません。

確かに、過去には全て必要だったモノかもしれません。

しかし、全て出して1つずつ確認してみると、今使っていないモノがほとんどだったりします。

こういうものは、定期的に見直し、「今」使っているかどうかで判断していきます。

あるいは、同じモノであっても、人によって評価は様々。

これを理解することで、モノとの関係性を再確認し、他者をも尊重できるようになります。

 

まとめ:重要軸・時間軸で自分軸を探す!

モノを捨てる基準(ふるい)には、次の3つがありました。

1.「どこからどう見てもゴミ・ガラクタ」を捨てる

2.「重要軸」と「時間軸」、関係性を意識して手放す

3.「要・適・快」でモノを絞り込む

 

そして、断捨離の最大の肝は2つ目の

「重要軸」と「時間軸」、関係性を意識して手放すこと。

「重要軸」でのモノの選び方は、「私が使いたいか」。

「時間軸」は「」でした。

そして、自分とモノとに生きた関係性があってこそ、モノの活用価値を引き出すことができます。  

また、モノとの関係性は時間と共に変化し、人によって評価が異なる

この点も覚えておきたいポイントでした。

 

著書では、断捨離とは「出す」美学だといいます。

「入れたら出す」というシンプルなメカニズムが、人生を左右するパワーを持っている。

断捨離といっても、何から始めたらいいかわからない人、

あるいは、断捨離でどう効果が出るのか。この仕組みを知りたいという人に読んでほしい1冊です。

まちゃりさ
まちゃりさ

断捨離の基本から、効果、実践方法まで1冊でわかる本。読んで損はない1冊です

それでは、今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おわり。

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