こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年1月18日放送回(第58回)をもとに、印象に残ったシーンと断捨離への活用ポイントについて解説します。
本記事では、放送回1人目の「綾さん」の断捨離ストーリーについてご紹介します。
1.わが子の死を乗り越える
2.印象に残ったシーン3選
3.活用ポイント3選
この記事を書いている私は、ミニマリスト初心者です。
断捨離のやり方を学ぶため、毎週「ウチ、断捨離しました」を観て勉強しています。
忙しくて観る時間がない方や、断捨離のコツやポイントについて知りたい方のために、
放送回ごとのポイントをご紹介します。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
1.わが子の死を乗り越える
今回の出演者は、神奈川県横浜市にお住いの5人家族です。
3児のママである「綾さん」が断捨離に挑戦します。
一見すると、部屋は片付いているようです。今回は、何を断捨離するでしょうか?
今回の断捨離は、悲しみを断ち切るための断捨離です。
実は、綾さんは、深い悲しみを背負っていました。
4人目を出産しましたが、障害があり亡くなってしまったのです。
そこで、今回は亡くなった子供のためにとっておいた服を断捨離を決意しました。
舞台は、2階の寝室にあるウォークインクローゼットです。

「産まれてくる我が子のために」とっておいた服を断捨離し、未来に向かって歩き出そうというのが今回のテーマです。
2.印象に残ったシーン3選
今回の放送回で、印象に残ったシーンを3つご紹介します。
1.徹底的に物軸で捉えてみる
2.商品として展示されていたら?
3.新たな選択肢
1.徹底的に物軸で捉えてみる
最初に、やましたさんは今回の断捨離に対する綾さんの想いを確認します。
やましたさんは、服の断捨離にあたり「いちばん着せたかったものを選ぶ」という提案をします。
しかし、それは、亡くなった我が子を思いだしてしまう難しい方法でした。

かつてないケースに、やましたさんは「どうしたものか」と頭を悩ませます。
すると、綾さんから「ボロボロの服なら断捨離できそう」と提案が。
これを聞いたやましたさんは、服として価値のない服は捨ててみよう。
つまり、「徹底的に物軸で捉え、物の価値を判断する断捨離をしよう」と見方を変えました。
断捨離の基本は、「自分の気持ちと向き合うこと」です。
しかし、すべての物が必要と考えてしまい、捨てられない場合は、「意図的な物軸」に立って判断することが効果的ということを学びました。
2.商品として展示されていたら?
やましたさんは、「商品として展示されていたら、買うか、買わないか」という視点で、1つずつ判別していく方法を使っていました。わかりやすい例えです。
綾さんも、この視点によりスムーズに断捨離を行うことができました。

”これが商品として展示されていました”
”買うか買わないか?”

”買いません。”
そして、実際の収納ケースを一緒に見ながら、もしこれが心なら「ここにちょっとだけスペースができたらいいな」という気持ちと表現しています。

”もしこれが心だとしたら
ここにちょっとだけスペースができるといいなって気持ち”
こうしてパンパンだった収納ケースが見事にスッキリと片付きました。
3.新たな選択肢
綾さんは、友人へ子供が亡くなったことをカミングアウトできないでいました。
断捨離したクローゼットを見て、カミングアウトを決意します。
こうして、断捨離をきっかけにカミングアウトすることに成功します。
もう1つの気がかりは、旦那さんの本音が見えないこと。
子供が亡くなったことに対し、旦那さんがどう思っているのか?を知りたいと感じていました。
そこで、旦那さんの書斎を断捨離し、その中で本音を聞き出そうとします。
直接本音を聞き出すことはできませんでしたが、スタッフとの会話の中で本音を知ることができました。
旦那さんは、母子ともに危険な状態だったことを通して、妻が無事だったことが何よりだったようです。また、妻の悲しみは全て受け止めようと決意していたそうです。
子供の服を断捨離し、友人へのカミングアウト、旦那さんの本音を知った綾さんに新たな思いが。
「もう1人出産する選択肢を作ってもいい」と感じたようです。
これに対し、やましたさんは「どんな選択でも自分が決めた選択は自分の人生にとって正しい」「自分で決めるってことはとても大切」と後押し、断捨離は終了しました。
3.活用ポイント3選
ここからは、断捨離への活用ポイントをまとめます。
1.ときには「物軸」が有効
今回の一番の学びは、「ときには物軸が有効」ということです。
断捨離の基本は「いまの自分に必要かを考える」ことです。
しかし、今回のケースのように「全部必要」と捉えてしまう場合は、物軸に立ち、物の価値で分類することが有効であることを学びました。
断捨離の基本は、「今の自分」に必要かを問いながら選別する
ときには「自分に必要か」でなく、「商品価値」を判断の基準に断捨離するのが有効
無意識無自覚な「物軸」は弊害
意図的な「物軸」は「自分軸」=自らの意思がはたらく行為
2.断捨離は心とつながっている
服を思い切って断捨離したことで、友人へのカミングアウトや旦那さんの気持ちを知ることを決意することができました。
断捨離と心が密接につながっているからこそ、新たな行動のきっかけにつながっています。
3.断捨離で新たな選択が見えてくる
綾さんは、今回、断捨離をきっかけに、さまざま行動を起こすことができました。
その結果、新たな選択肢(=新たに子供を出産する)を発見することができました。
過去の放送回でも、断捨離でモノを手放すことにより、人生が変わった人を多く見てきました。
断捨離の効果は、モノを減らして空間を広くするというだけでなく、新たな選択肢を広げるという意味でもメリットがあります。
おわりに
いかがでしたか?
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年1月18日放送回(第58回)をもとに、印象に残ったシーンと断捨離への活用ポイントについて解説しました。
どうしても手放せない物は、見方を変えて、あえて物の価値にたつ「物軸」を活用することで、手放せることがあることを学びました。
また、断捨離は心と密接につながっていて、断捨離をきっかけに心のもやもやを断ち切るための行動を起こせたり、新たな選択肢を生み出すこともあることを学びました。
⇒ 2人目「喜美恵さん」の断捨離についての内容・感想記事を見る
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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