こんにちは、まちゃりさです。
今回は、なかなか捨てにくい趣味の物をテーマに、断捨離のやり方やポイントについて、考えていきたいと思います。
本記事は、このような方におすすめです。
- 趣味の物がどうしても捨てられない
- 趣味の物の断捨離、何から取り組めばよいかわからない
- 趣味の物を減らせないことに罪悪感を感じている
趣味の物=自分が大切にしている物ですよね。
当然、簡単に手放せる物ではありません。
でも、趣味の物がいっぱいで、何がどこにあるかわからない状態は、困りますよね。
このような状態を、断捨離で解決する方法について、考えてみましょう!
それでは、どうぞ!
やっぱり減らせない・・・悩ましい趣味の物、どう断捨離する?
今回は、「趣味の物を断捨離したい」というお悩みに答えるべく、BS朝日で放送中の「ウチ、断捨離しました」の過去放送回から、断捨離に役立つポイントをピックアップしてご紹介していきます。
毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
番組の感想・内容は、こちらの記事でまとめています。
ほかにも、断捨離に役立つポイントが満載です!ぜひ、チェックしてみてください。
今回、趣味の物の断捨離のポイントとしてご紹介するのは、次の6つ!
- 図で分類し、客観的に把握する
- 粘着度の低い物から取り組む
- あげる・売る・寄付を視野に入れる
- 捨てるではなく、選ぶ
- これだけは諦めない、捨てない
- 捨てられなかった物に、自分を知るヒントがある
順番にご紹介していきます。
図で分類し、客観的に把握する
1つ目は、図で家を分類し、手をつける順番を決めるです。
ご紹介するのは、2021年7月5日放送回(第76回)から、アニメオタクのシンママ、みほさん(33)の断捨離です。
子供3人と暮らすみほさんの家は、多趣味でモノが多く、至る場所に物が散在していました。
「片付けをしたい」とは思いながらも、「どこから手をつけていいかわからない」ことが悩み。
やましたさんは、みほさんの頭を整理するために、家の中を図に書いて分類してみます。
そのやり方とは、こんな感じ。
- STEP1家の中の物を、「趣味系」「生活系」に分類
- STEP2「趣味系」を、さらに3つに分類する
「おたく」、「DIY」、「ハンドメイド」の3つにわける
- STEP3「生活系」も同様、3つに分類する
「衣」「食」「住」の3つにわける
「片付けられない」と思い込んでいた、みほさん。
実際に物を整理して断捨離に取り組んだところ、「手放せないこと」が原因になっていたことに気付きました。
粘着度の低い物から取り組む
2つ目は、粘着度の低い物から取り組むです。
趣味の物=自分が好きな物。
当然、断捨離のハードルが高い物といえます。
ならば、あまり”粘着度の高くない”物から、断捨離のトレーニングをしてみるのも、1つの方法です。
例えば、キッチンなどの生活系の物から、物を選別するトレーニングを重ねてみましょう。
そして、ある程度、選別の練習ができてから趣味の物に取り掛かると、スムーズ。
趣味の物とは関係ない生活系の物であっても、物の量を減らせれば、空間もすっきり。
気持ちや頭も整理されることでしょう。
「断捨離は、トレーニングが大事」といわれるように、まずやってみることがカギ。
執着度の高くない物から、お稽古を重ねていき、徐々にハードルを上げていくのも、
断捨離をスムーズに進めるために有効です。
あげる・売る・寄付を視野に入れる
趣味の物の断捨離、3つ目のポイントは、あげる・売る・寄付を視野に入れるです。
2021年7月12日放送回(第77回)のまことさんの家は、玄関から大量のフィギュアがお出迎え。趣味のコレクションが壁中にひしめき合っていた状態でした。
「どれも好きな物だから手放せない」というのが悩み。
やましたさんは、物とのお別れの仕方には、捨てる以外に、「あげる・売る・寄付の選択肢もある」ことを伝えました。
空間には限りがあります。
物を愛するからこそ、物が一番に生かされる環境へのシフトを考えるのです。
つまり、愛着のある物が、自分の空間で生かせない場合は、違う環境で生かされる手段として、「あげる・売る・譲る」という選択肢を考えるということ。
このうち、少しでもお金に変えたい場合には「売る」選択肢がおすすめ!
家に訪問して査定してくれたり、
あるいは、事前に送られてくる段ボールに物を積めておき、後日引き取り後に査定してくれるなどの「宅配買取サービス」などを活用するのが便利です。
SDGsの観点からも、ただ捨ててしまうよりはずっといいですね!気持ち的にも、楽なはず!
捨てるのではなく、選ぶ
4つ目のポイントは、捨てるのではなく、”選ぶ”です。
つづいて紹介するのは、2022年4月4日放送回(第112回)から、江東区に住む、のりこさん(52歳)、まさゆきさん(57歳)夫婦の断捨離。
高年になってから結婚した夫婦は、お互いに生活スタイルが確立された状態。
のりこさんが「物を減らすべき」と考えるのに対し、まさゆきさんは、まったく危機感をもっていませんでした。
そこで、まさゆきさんの物は触れずに、のりこさんの物から断捨離していくことに。
やましたさんは、のりこさんに、
「オーディションに何度もかけて、最高の物を舞台におく」というアドバイスを送ります。
そして、大事なもう1つのポイントは、「空間を基準に物を選ぶ」です。
まず、物を置くための”指定席”を決める。
その上で、”指定席に乗るだけの量”を残すというステップです。
特に、趣味の物を断捨離するときには、1つずつの物を手に取ると、
「あれもこれもいるし、どれも捨てられない・・・」と判断がつかなくなってしまいます。
どれも大切で決められない気持ち、よくわかります。
であれば、先に空間というリミットを決めてあげることが、有効になります。
そこに入るだけの量しか残さないと決めてしまうのです。
のりこさんが断捨離したのは、大好きな本でした。
先に、基準を本棚に選んだことで、そこに戻せるだけの本を選ぶことができました。
この方法でも判断に迷う場合は、一度保留して、まず判断できる物から取り掛かってみましょう!
これだけは諦めない、捨てない
5つ目のポイントは、「これだけは諦めない、捨てない」を決めることです。
断捨離といえば、捨てること(諦めるべきこと)を選ぶことに目がいきがちですが、
実は、”諦めないこと”や”捨てない物”を選ぶのも、また断捨離では大切なこと。
「一番の趣味を選びぬく」という意識で、自分にとって大切な物を発見してみましょう。
趣味の舞台の本やパンフレットがなかなか捨てられず、「捨てられない」を連呼していた、たえこさん。
やましたさんは、言葉遣いを「これは捨てない」に変えることを提案したのです。
”捨てる”も、”捨てない”も全て自分の意思で決めること
強い意思をもって取り組むことで、残した物を、さらに大切に扱うことができます。
捨てられなかった物に自分を知るヒントがある
最後のポイントは、捨てられなかった物に自分を知るヒントがあるです。
いざ趣味の物を断捨離しようと試みたものの、やはり捨てられなかった・・・
でも、自分を責める必要はありません。
断捨離は、何度でも挑戦すればOKです。
少し時間が経ってから見返してみると、案外簡単に手放せたりします。
そして、捨てられなかった物にこそ、実は、自分を知るためのヒントがあるんです。
2022年1月24日放送回(第103回)では、子供の教育のため、自分の趣味の物を断捨離すると挑んだ、ゆうこさん。
しかし、断捨離が思うようにいかず、自分を責めてしまいます。
実は、断捨離ができなかった原因の根底に、「(趣味のアイシングクッキーの)レッスンを再開したい」という気持ちがあったことに気付きます。
そして、最後は、自分の気持ちに正直になり、レッスンを再開することに。
こうして、”捨てられない原因”を考えていくと、自分の本心を知るきっかけになることがあります。
もう1つの事例は、フリーランスのたえこさん。多趣味であれもこれも捨てられずにいました。
やましたさんは、「捨てられない原因は、証拠品だから」と伝えます。
「捨てられない原因は、自分がこれまで懸命にやってきた証拠品だから」
「今までの自分が消えてしまう心もとなさとの葛藤が現れている」
趣味の物は、過去の経験(栄光)。
今の心もとなさ(不安)を埋める象徴として、存在していたのです。
そして、本心では「自分のことを大した存在じゃない」と思ってしまっていたり、「これからの将来を不安に思っていた」ことが明らかに。
やましたさんは、自分をご機嫌にする空間を先に作ってあげれば、不安から解消されると後押し。
この言葉をきっかけに、一大決心して、断捨離を進めることができました。
【趣味の断捨離】中でもお気に入りを”選ぶ”意識で。捨てられない原因にヒントがある
いかがでしたか?
今回は、 BS朝日で放送中の「ウチ、断捨離しました」の過去放送回から、趣味の物の断捨離に役立つポイントをピックアップして紹介してみました。
ポイントは、次の6つでした。
- 図で分類し、客観的に把握する
- 粘着度の低い物から取り組む
- あげる・売る・寄付を視野に入れる
- 捨てるではなく、選ぶ
- これだけは諦めない、捨てない
- 捨てられなかった物に、自分を知るヒントがある
まずは、何があるのかを、客観的に図などで把握してみましょう!
1つずつの物の名前を書き出してみるのもアリです。
そして、粘着度が低い物からトレーニング。
趣味の物はハードルが高いことが多いので、別の物からお稽古してみるのも有効です。
手放すための具体的な方法としては、捨てる以外に、売る・譲ることなどを検討してみるとやりやすいです。
それでも、手放せなかった物には、自分を知るためのヒントが隠れています。
家は、限りある空間です。
何でもかんでも、すべて取っておくことは不可能です。
では、どれを選ぶか?それを決められるのは、あなただけ。
限りある空間の中で、自分を最大に輝かせる物はどれかを考えてみましょう!
断捨離のコツややり方について、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください↓
それでは、今回はこの辺で終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おわり。
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