こんにちは、まちゃりさです。
今回は、なかなか手放しづらい”思い出の品”にテーマを当て、どのように断捨離すればよいかを考えていきたいと思います。
本記事は、このような方におすすめです。
- 思い出の品が捨てられないことで、困っている
- どうしても思い出の品が捨てられない
- 思い出の品を捨てられないことで、自分を責めている
結論、どうしても手放せない思い出の品は、そのままでも大丈夫。
ただし、「思い出の品だから」といって、闇雲に取っておくことはNG。
思い出の品の中でも、自分にとって、一番大切な物を考えていきましょう!
それでは、どうぞ!
どうしても捨てられない…思い出の品の断捨離はどうする?
今回は、「思い出の品をどうにか手放したい」というお悩みに答えるべく、
BS朝日で毎週月曜日に放送中の「ウチ、”断捨離”しました!」の過去放送回の中から、
断捨離に役立つポイントや、断捨離提唱者「やましたひでこ」さんのアドバイスをピックアップして、ご紹介します。
ご紹介するポイントは、次の3つです。
- ”自分を応援してくれる物”を発掘する
- まずはやってみる
- 無理に捨てなくてもいい
1つずつ、内容をご紹介していきます!
”自分を応援してくれる物”を発掘する
1つ目のポイントは、”自分を応援してくれる物”を発掘するです。
断捨離というと、どうしても”捨てる”ことに目がいきがちですが、特に思い出の品の場合は、捨てられない物の典型例です。
こういった物の場合は、”捨てる”ことに着目せずに、”選ぶ”ことに目線を向けましょう。
「ウチ、”断捨離”しました!」2022年6月20日放送回(第123回)では、家族の思い出の品が捨てられないことで悩む、よしこさん(46歳)が登場。
最初は、亡きお父さんの形見のスーツがどうしても捨てられず、悩んでいました。
やましたさんからは、
「これからの自分を応援してくれる、励ましてくれる物を発掘する」というアドバイス。
この言葉に後押しされ、スーツを断捨離することができました。
亡き人の遺品は、「手放すことで、その人が消えてしまう」ような気がして、どうしても捨てることをためらってしまいがち。
しかし、実際は「遺品を放置していること=ぞんざいに扱っていること」と同じこと。
物を手放すことが、遺族を弔うことにつながると学びました。
また、空間ができたことで、将来への希望がわいてきた様子が印象的でした。
まずはやってみる
続いてのポイントは、まずはやってみるです。
ここでは、過去放送回3つをご紹介していきます。
ケース1.まず減らしてみる
1つ目は、2021年1月18日放送回の喜美恵さん(65歳)の断捨離。
10年前に先立ってしまった、最愛の夫の「思い出の品」と向き合いました。
喜美恵さんの悩みは、「写真の取捨選択ができず、全て飾ってしまう」こと。
全て飾ってしまうので、写真は増える一方でゴチャゴチャしてしまうのが悩みでした。
ここでのやましたさんのアドバイスは、
- 「スッキリしたい」という気持ちに、まず耳を傾ける
- その気持ちのままに、まず写真を外してみる(まず行動に移す)
というもの。
さらには、「写真が減って寂しいと感じても、また飾ればいい」とアドバイス。
まずは行動を起こしてみて、そこから考えてみようというスタンスです。
喜美恵さんは、写真を一度減らしてみたところ、不思議と本当に飾りたい写真がわかるように。
お気に入りの写真だけを残すことができ、断捨離成功です。
ケース2.基準は考えない
2つ目は、2021年6月14日放送回のれなさん(44)の断捨離です。
ご両親を含め、全員が物が捨てられない一家。
「捨てる」・「捨てない」の基準がわからないことで悩む家族に対し、やましたさんからのアドバイスは、
- 「やったらできた」が正しい
- 「できた」が自信に繋がっていく
つまり、断捨離は「まずやってみることから始まり、その積み重ねである」と強調しました。
実際にわたしも断捨離する中で「まずやってみる」ことの重要性を理解しています
そして、大好きなアイドルの大量の雑誌。
「中身を切り抜くまで捨てられない」と言っていたれなさんでしたが、途中、見返すことはないことに気付きます。
そんな中、亡きお姉さんの形見も、思い出として心の中にしまっておくことを決意。
家族みな、「捨てられないのは思い込み」であったことに気付き、「やったらできる」と自信をつけることができました。
ケース3.3つに分類する
「まずはやってみる」の例として、最後に紹介するのは、2021年9月13日放送回(第85回)のひろみさん(51)の断捨離。
半年前、突然、単身赴任中の夫(克茂さん)が、くも膜下出血で亡き人に。
以来、現実を受け入れることができず、家に引きこもる日々。まともに食事すら取れていない状態でした。
断捨離では、遺品以外は迷わずに捨てることができましたが、遺品だけは手をつけられず、押入れにしまい込んだまま。
最後、やましたさんと一緒に、遺品の整理をすることに。
ここでのアドバイスは、「捨てることを一切除外し、3つに分ける」というもので、次の3つに分類することでした。
- 「大切な物」
- 「日用品」
- 「判断がつかない物」
夫の遺品を全て取り出し、1つずつ中身を確認していくと、3つの分類のうち、「大切な物」はそう多くないことに気が付きます。
普段着として使用していた服を、処分することができました。
そして、「大切な物」として残すと決めた物は、しまい込まずに、目につく場所に飾ることに。
物が混在していた空間を、断捨離で変えたことで、ひろみさん自身の心の回復にもつながったようでした。
無理に捨てなくてもいい
思い出の品の断捨離、3つ目のポイントは、無理に捨てなくてもいいです。
ここまで、思い出の品を何とか手放すための手段について、ご紹介してきましたが、
それでも、やっぱり気持ち的に辛い・難しいという場合もあるかと思います。
そういう場合は、「無理に手放さなくてもいい」ということをお伝えします。
紹介するのは、娘と2人の孫と暮らす80歳の實さんの断捨離。
18歳で亡くなった息子の遺品である自転車を、ずっと捨てることができませんでした。
「どうしても捨てられない」と話す、寅さんに対し、やましたさんは「無理に捨てる必要はない」と答えます。
捨てられない物は、捨てなくてもOK。
捨てられない思い出の品の中でも、どれが一番の思い出かを考えて選び抜いていくことが大切です。
そして、この選択の過程が、思い出をさらに引き立たせることにつながり、
結果、自分を励ます品になっていくのだということでした。
一番ダメなのは、思い出の品だからといって、闇雲に取っておくこと。
これはつまり、「捨てる責任、選び抜く責任を放棄する」のと同じことになります。
- 捨てられない物は、無理に捨てなくていい。
- ただし、どれが一番の思い出かを”選び抜く”こと。
これが、思い出の品の断捨離のポイントです。
まとめ:思い出の品は、”ただとっておく”ではなく、応援してくれる物を”選び抜く”ことがポイント
いかがでしたか?
今回は、「ウチ、”断捨離”しました!」の過去放送回の中から、
思い出の品の断捨離に役立つポイントや、やましたさんからのアドバイスをご紹介しました。
ポイントは、次の3つでした。
- ”自分を応援してくれる物”を発掘する
- まずはやってみる
- 無理に捨てなくてもいい
まず、思い出の品の中を”捨てる”と考えるのではなく、自分を応援してくれる物を”探す”という視点が大切でした。
次は、やってみること。
頭で「できない」と考えて終わるのではなく、まずトライしてみる。
そこから考えてみよう、というのがポイントでした。「やったらできた」の積み重ねが、断捨離といえます。
最後のポイントは「無理に捨てなくてもいい」。
しかし、何でも取っておくことはせず、自分にとっての一番の思い出を選び抜いていくことが、ポイントでした。
私自身も、思い出の品がなかなか手放すことができずに、悩んでいたので、番組でのやましたさんのアドバイスが役立ちました。
本記事が、「思い出の品を断捨離したいけど、どうしたらいいか分からない」と悩む方のお役に立てることを願っています。
毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
番組の感想・内容は、こちらの記事でまとめています。
ほかにも、断捨離に役立つポイントが満載です!ぜひ、チェックしてみてください。
それでは、今回はこの辺で終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おわり。
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