せいかつ著書レビュー

相手を動かすには、決断を誘導せよ|ワンコイン心理術/DaiGo

この記事は約8分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

今回は、

・心理学の相手をうまく誘導する方法を知りたい
・相手(部下やお客様)がなかなか思うように動いてくれない

こういった疑問や悩みを、著書『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)をもとに、解説していきます。

本記事の内容

1.著書の概要
2.相手をうまく誘導するためのテクニック
3.【解説】心理学的な仕組み

この記事を書いている私は、大学時代に心理学を少し研究していました。
心理学に関する知識はまだ浅いですが、著書を参考に役に立つ記事を書きたいと思います。

それでは、どうぞ!

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著書の概要

 

本著は、メディア等で有名なメンタリストDaiGoさんによる執筆です。
AmazonのKindleStore(キンドル本)で見つけて、さっそく読んでみました。

たった500円(ワンコイン)という手軽さで購入できることが、本著の売りとなっています。

中身をすべて読んでみましたが、内容的に薄いと思う部分はなくわかりやすい本でした。
値段的には、通常1000円以上はする内容といった印象でした。

心理学というと、「心読まれるんでしょう?」「なんだか怖い」といった印象をお持ちかもしれません。

私も大学時代は「心理学を研究しています」と言うと、白い目で見られたことがありました。

たしかに、心理学は悪用されれば、「人の心を操る」ことになります。

しかし、プラスの意味では「自分と他者を知り、よりよい人間関係を築く」側面を持ちます。

心理学がそういったプラスの意味で、もっと普及すればいいなと思っている一個人です。

本著は、人間関係に焦点を当てて、うまく信頼関係を築くために役立つテクニックを紹介しています。

その範囲は「仕事、恋愛、人間関係まで」多岐にわたっており、知るだけで今すぐに実践できる内容ばかりでした。

本著の中から、特に役に立ちそうと感じた内容を次にまとめてみました。

役に立つと感じたポイント

[1]相手を動かすには、決断への誘導が肝心
[2]自分を明確にする「スリーポイント・プロフィール」
[3]プライベートな話をすると、相手を親しいと思い込む
[4]女性のウソと男性のウソの違い
[5]あがり症の克服の仕方
[6]締め切りが迫っているときの対処法
[7]意志力と習慣化の仕組み
[8]細かい上司の対処法

今回は、このうち1つ目の「相手を動かすには、決断への誘導が肝心」に焦点を当ててみていきます。

 

相手をうまく誘導するためのテクニック

 

相手をうまく誘導するためのテクニック」をご紹介します。

自分の意図するとおりに、「相手を動かしたい」と思うことありませんか?

私は、結構思うことがあります。

「動かしたい」というよりは「動いてほしい」でしょうか。

 

例えば・・・

  • (会社で)自分のチームに仕事に対してやる気がなく、担当分の仕事をちゃんとやらない先輩がいました。「仕事をちゃんとやってほしい」と常に思っていました。
  • (家で)疲れて何もする気力がないとき。夫に「家事をやってほしいな」と感じることはよくあります。

 

まちゃりさ
まちゃりさ

そんなときに、おすすめな方法があります!

それは、アピールしたいことに思考を誘導させる

というテクニックです。

 

たとえば、上司というのは部下に命令を下したくなりがちですが、こういった場合にも使えます。

上司は、部下に「売り上げが落ちているからXXしろ!」と命令するのでなく、

「売り上げが落ちているけど、どうしたらいいと思う?」と問いかけるのです。

「売り上げが落ちているからXXしろ!」と命令する

「売り上げが落ちているけど、どうしたらいいと思う?」と問いかける

 

【解説】心理学的な仕組み

 

「相手をうまく誘導するためのテクニック」を心理学の側面から解説します。

自分で決断=「高い満足感」、他者からの強制=「拒絶感」

人は、自分の意思で決定したことは、強い満足感を抱きます

人は自らの意思で決断を下したと思っていることについては、高い満足感を抱きます。そして、一度自分が主体的に選択したことについては、簡単には掘り下げないことが心理学の実験でも明らかになっています。

引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』

逆に、他者から強制的にやらされたことには強い拒絶感を抱きます

人から「やれ」と言われたことって、「すごく嫌だ」と感じた経験はあるのではないでしょうか?

逆に他者から「強制的にやらされている」と感じることについては、強い拒絶感を抱きます。

引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』

 

相手を動かすコツ

自分で主体的に決断したことは、簡単に掘り下げない

ということがわかったと思います。

 

逆に言うと、相手を動かしたければ、

相手に「主体的に決断させる」ことに誘導する

のです。

本当はこちらが誘導したとしても、「これは自分の意思で決断をして、選び取ったことなんだ」と思い込ませることが、相手を動かすコツになります。

引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』

いちばん言いたいことは、自分で言わずに相手に言わせる

引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』

例えば、家電量販店の店員が新商品の良さをアピールしたいとします。販売したい冷蔵庫は以下の特徴を持っています。

・約1週間シャキシャキ長持ち!で、まとめ買いも安心「Wシャキシャキ野菜室」

このとき、そのまま特徴をアピールして

この野菜室は1週間シャキシャキ感が長持ちするので、まとめ買いも便利ですよ

このように伝えるのはNGです。

 

お客様に言いたいことを言わせるよう誘導する

これがポイントです。

 

ここでの正解は、「この野菜室は1週間シャキシャキ感が長持ちします」と言ったところで話を止めること。

するとお客さんは、思考をめぐらせて

野菜が1週間長持ちするということは、まとめ買いにも便利ということですね

と言った発言をしてくれます。

 

お客さんの発言は、販売員によって言わせるよう仕向けられたものです。

しかし、お客さん本人は誘導されたとは思いません

この冷蔵庫であれば、

野菜が1週間持つからまとめ買いに便利という判断を自分で下し、そう発言した

と思い込むのです。

そして購入へと意識が向かいます

 

「この野菜室は1週間シャキシャキ感が長持ちするので、まとめ買いも便利ですよ」
→ふーん。。なるほどね。

「この野菜室は1週間シャキシャキ感が長持ちします」
→ということは、まとめ買いに便利ということですね!

 

このテクニックは、上司が部下を誘導するときにも使えます。

部下にその気になって動いてほしいときは、

自分で答えを言わずに部下に答えを言わせる

これが正解です。

 

上司は「売り上げが落ちているけど、どうしたらいいと思う?」と問いかけます。

すると、部下は「やっぱりXXXする必要があるのではないでしょうか?」と答えてきます。

それに対して、「なるほど、確かにそうだ。じゃあ早急に頼む」と言えば、部下は自分の意思を認められたのだという気持ちになり、高いモチベーションで仕事に取り掛かることができます。

「売り上げが落ちているからXXしろ!」
→部下は、上司の出した答えを渋々やらされる。

「売り上げが落ちているけど、どうしたらいいと思う?」
→部下は、自分の出した答えに基づいて実行する。

人は自分が選択したと思っていることは、困難に直面してもやり遂げようとする意識が働きます。

逆に言えば、やらされたと思っていることは、すぐに投げ出してしまいそうなものです。

人は自分で選択したと思っていることについては、少々の困難に直面してもやり遂げようとする意識が働きますから、そのぶんうまくいく可能性が高まるわけです。

引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』

 

まとめ

 

いかがでしたか?

今回は、

・心理学の相手をうまく誘導する方法を知りたい
・相手(部下やお客様)がなかなか思うように動いてくれない

こういった疑問・悩みに答えていきました。

これって、ビジネスをやるうえでは押さえておきたい内容ですよね。

相手の購買意識を誘導することは、そう簡単ではないと思います。

しかし、この心理学に基づいたテクニックを知っているだけでも、販売の方法って結構変わってくると思います。

家庭でも使えるテクニックです。「家族が何もしてくれない」と悩んでいる人は、ぜひ役立ててほしいです。

大事なことは、相手の意思決定を「誘導する」こと。

命令するのではなく、あくまでも相手に決めさせることがポイントです。

 

おわり。

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