こんにちは、まちゃりさです。
人前で喋るときって緊張してしまいませんか?
私は人前で喋る時は、少人数であっても緊張してしまい、かなり人前で喋るのが苦手です。
でも、人前で喋らなければならない機会って少なからずあるものです。
今回は、
・あがり症を克服する方法を知りたい
・人前に立つとどうしても緊張してしまう
・人前でもあがることなく、振る舞えるようになりたい
こういった悩み・疑問にお答えしていきます。
1.あがり症を克服する3つの方法
2.人前で緊張するのは、不安感から
3.自信がないときでも、あがらない方法
この記事を書いている私は、大学時代に心理学を少し研究していました。
心理学に関する知識はまだ浅いですが、著書を参考に役に立つ記事を書きたいと思います。
それでは、どうぞ!
著書の概要
本著は、メディア等で有名なメンタリストDaiGoさんによる執筆です。
Amazon Prime Readingで見つけて、さっそく読んでみました。
たった500円(ワンコイン)という手軽さで購入できることが、本著の売りとなっています。
中身をすべて読んでみましたが、内容的に薄いと思う部分はなくわかりやすい本でした。
値段的には、通常1000円以上はする内容といった印象でした。
心理学というと、「心読まれるんでしょう?」「なんだか怖い」といった印象をお持ちかもしれません。
私も大学時代は「心理学を研究しています」と言うと、白い目で見られたことがありました。
たしかに、心理学は悪用されれば、「人の心を操る」ことになります。
しかし、プラスの意味では「自分と他者を知り、よりよい人間関係を築く」側面を持ちます。
心理学がそういったプラスの意味で、もっと普及すればいいなと思っている一個人です。
本著は、人間関係に焦点を当てて、うまく信頼関係を築くために役立つテクニックを紹介しています。
その範囲は「仕事、恋愛、人間関係まで」多岐にわたっており、知るだけで今すぐに実践できる内容ばかりでした。
本著の中から、特に役に立ちそうと感じた内容を次にまとめてみました。
[2]自分を明確にする「スリーポイント・プロフィール」
[3]プライベートな話をすると、相手を親しいと思い込む
[4]女性のウソと男性のウソの違い
[5]あがり症の克服の仕方
[6]締め切りが迫っているときの対処法
[7]意志力と習慣化の仕組み
[8]細かい上司の対処法
今回は、このうち5つ目の「あがり症の克服の仕方」について解説していきます。
1.あがり症を克服する3つの方法
著書の中で、DaiGoさんは、あがり症は次の3つで克服できるといいます。
①1日1回恥ずかしいことをする
②1日5分の瞑想
③失敗してもOKと考える
どうしてもあがり症を治したい方は、ぜひトライしてみましょう!
①1日1回恥ずかしいことをする

DaiGoさん自身も、今では考えられないですが、極度のあがり症だったといいます。
緊張して、人と目を合わすことさえできなかったそうです。
DaiGoさんは、あがり症を克服するため、「1日1回、死ぬほど恥ずかしいことを人前でやる」という荒療治をとりました。
そして、これを1か月やり続けることで、どんな場面でも平常心を保つことができるようになったそうです。
本の中で紹介されていた、DaiGoさんがやった「死ぬほど恥ずかしいこと」の例は次のとおりです。
・渋谷のスクランブル交差点の真ん中で、突然「僕は○○ちゃんのことが大好きだ!」と当時好きだった女の子の名前を叫ぶ
・コンビニで買い物をして店を出たあと、すぐに同じ店に戻り、店員さんに向かって「この顔をみなかったか」と自分の顔を指さして尋ねる。呆気にとられている店員さんに、「馬鹿野郎、そいつがルパンだ!」と叫ぶ。(映画『ルパン三世 カリオストロの城』での銭形警部のセリフ)
どちらも、いきなりの行動すぎて、驚きますよね。
特に、私は以前コンビニで働いていたことがあったので、こんなおかしな人が来なくてよかったなとホッとしました(笑)
こうして1日1回恥ずかしいことをやっていくと、どんどん度胸がついてくるといいます。
なぜか?
それは、
死ぬほど恥ずかしいことをやったとしても、「実際には死なないどころか、日常生活にも何の支障もない」ことに気づくからです。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
でも、こんなハードルが高いこと、なかなかできませんよね。
私でも、無理です。
なので、DaiGoさんも、まずはコンビニの店員さんに挨拶をするなど、ハードルの低いところからやってみてみるのがいいと言っています。
【本で紹介されていた例】
・コンビニの店員さんに挨拶をする
・電車のなかで席を譲る
・ちょっと敷居が高そうな店で試着する
・八百屋や魚屋で値切り交渉してみる
度胸をつけるためには、当たり前ですが、知らない人と関われる行動がいいですね。
過去にやってみたいけど、恥ずかしかったり、少し怖くてできなかったりしたことに挑戦してみるといいのではないでしょうか?
DaiGoさんは、さらにこうした度胸をつけるための行動を単語帳などのカードに書いておき、1日1回シャッフルし、出てきた項目を実践するやり方をおすすめしています。
ゲーム感覚であがり症克服のトレーニングを積むことができます。
②1日5分の瞑想

1日1回の恥ずかしいことにチャレンジすると同時に「瞑想」に取り組むといいといいます。
やり方は、
・あぐらをくみ、姿勢を正す
・目を軽くとじておくか、1点を見つめる
・呼吸を1分で4~6回ぐらいまで落とす
1日5分を毎日続けるうち、自己コントロール能力が高まります。
そして、少々のことがあっても、動じなくなるといいます。
瞑想には、ストレスの軽減や集中力アップなど、付随する効果も多くあるので、試してみて損はないですね!
③失敗してもOKと考える

Daigoさんは、失敗できないテレビでのパフォーマンスにおいても、「失敗してもいい」と考えて臨むといいます。
「失敗したら失敗したで、それを糧にすればいい。人は失敗しながら成長するものだ」と考えるようにしておけばいいのではないでしょうか。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)

失敗を恐れるあまり、つい緊張してしまうものです。
私は、この考え方は1番大事かなと思っています。
最近では、私も人前で喋るときは、このスタンスで臨むことを心がけています。
「失敗が許されない」と思うと、表情もこわばって話したいことが喋れなくなります。
反対に「失敗してもいい」と考えれば、成功すればラッキーだし、失敗しても成長のチャンスになるからラッキーです。
人間誰でも、失敗はするものです。
自己紹介の場での失敗は、キャラを印象付け、友達が増えるかもしれません。
逆に、完璧に喋る人って面白くないですよね。印象に残りません。
私は失敗しちゃうくらいの人の方が、親しみが沸きます。
会社のプレゼンだって、失敗してもいい。
緊張して、うまく喋れなくなるくらいなら、失敗してもいいと捉えてのびのびと喋る方が後悔しないです。
少し脱線しますが、同じように結婚も「失敗してもいい」と考えて決断ができました。いまは、まったく後悔していませんよ。
2.人前で緊張するのは、不安感から

人があがってしまうメカニズムは、未来のことや予測がつかないことに対する「不安感」からだといいます。
なので、あがり症の一番の克服法は「場数を踏むこと」といいます。
場数を踏むことで、「過去の経験に比べればどうってことない」と気楽に構えられるようになるのです。
緊張しそうな場面に遭遇しても、「あのとき経験した恥ずかしさに比べれば、こんなものはたいしたことではない」と思えるようになります。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
「失敗しても、まあそんなに大変なことにはならないだろう」と気楽に構えられるようになります。
3.自信がないときでも、あがらない方法
人は、自信がないことに対して、緊張するものです。
しかし、「自信はないが、緊張したくない」という場合もあります。
本著では、自信がない場面でも、あがらない方法について、紹介しています。
自信がない時は、自信ありげに振る舞う
「自信がないけど、緊張したくない」というときは、「自信ありげに振る舞う」ことで自信がわいてきて、緊張感がなくなるといいます。
これは、心理学でいう「As ifの法則」(心理学者のリチャード・ワイズマンが提唱)に基づいています。
一種の自己暗示です。
私たちの心と身体は密接につながっていて、緊張すると心拍数が上がるのもそのためです。
逆に心拍数が上がっていることに気が付くと、「もしかすると、緊張しているかも」と意識するようになり、本当に緊張し始めることが起きます。
自信がないときでも緊張しない方法は、この作用を利用すればよいのです。
あたかも自身があるように振る舞うことで、「自分は自身満々なんだな」と心を騙すことができます。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
昔から「緊張する場面では、手の平に『人』という字を書いて飲み込むと落ち着く」いうのがありますが、かえって逆効果だそうです。
これをするのは緊張しているときだけです。
つまり、「私は今、緊張している」と、ますます自分に緊張を意識させてしまうのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントは、次の3点です。
・あがり症を克服する方法は以下の3つ
①1日1回恥ずかしいことをする ②1日5分の瞑想 ③失敗してもOKと考える
・人前で緊張するのは不安感から→場数を踏むこと
・自信がない時にあがらない方法は、「自身ありげに振る舞う」こと
主にあがり症を克服する方法について紹介してきました。
しかし、不安や緊張は、必ずしも悪いものではないです。
そもそも、人類が長く生き延びてこられたのは、不安や恐怖による警戒心とうまく付き合ってきたからです。
また、適度な緊張感は、アスリートにとって良い結果をもたらすことにつながります。
あまり緊張を「隠そう隠そう」と考えずに、誰でも「緊張するのは当然だ」と捉えていきましょう。
今回紹介した本の内容が気になった方は、下にご紹介しているのでチェックしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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