こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年1月25日放送回(第50回)/(2020年11月23日の再放送)をもとに、
印象に残ったシーンと断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 断捨離の効果、凄さを実感
- 「泣ける」親子の感動物語
- 忙しい人・時間のない人におすすめ
それでは、どうぞ!
余裕のない4児のシングルマザー
今回の出演者は、福岡県太宰府市にお住まいの奈央さん(41歳)です。
3LDKの3階建ての家にお住まいです。
奈央さんは、4人の子供を女手1つで育てるシングルマザー。
しかし、仕事に追われて片付ける時間も余裕なく、家の中は物で溢れています。
家族が「帰りたくない」と嘆く家。
「何とかしたい」という思いで、今回断捨離に挑戦することにしました。
今回の断捨離の目的は、次の2つです。
- 住む場所を圧迫している大量の物を減らすこと
- 家族が安らぐ「帰りたくなる家」を取り戻すこと
さて、どのような断捨離になるでしょうか?
印象に残ったシーン3選
今回の放送回で、印象に残ったシーンを3つご紹介します。
- 理想に手が届かない現実との葛藤
- 子供たちの願いと親の思い
- やました流空間作り
理想に手が届かない現実との葛藤
キッチンの断捨離を進める中で、やましたさんはあることに気が付きます。
それは、「料理道具が多く、こだわりがある」ことです。
プラスチックの収納ケースからは、
韓国料理道具、和食用の竹籠、人数分の小鍋など、多くの料理道具が出てきました。
やましたさんは、奈央さんに「夢があったんだっていうのを感じる」と伝えます。
これに対し、奈央さん。
「時間が今はない」
「やりたいのにできていない。好きだけどできない」
と、理想に手が届かない悔しさを伝えます。
なんでできていないんだろう やりたいのに・・
手放さなきゃいけないのが、つらい
やましたさんは、
「今のいっぱいいっぱいを断捨離したら、やりたいと思っていたことができる」
「決して、自分を責める必要はない」
と奈央さんを後押しします。
辛い気持ちはよく理解できる。でも、今は「一旦手放す」ことで、現実と向き合うことが大事と伝えました。
子供のために、たくさんの料理を作ってあげたい。しかし、現実には「できない」。
このもどかしさが痛いほど伝わり、切ない気持ちになりました。
子供たちの願いと親の思い
仕事やセミナーへの参加で忙しく、あまり家にいることがない、奈央さん。
しかし、妹たちはまだ幼く、「もっと家にいて欲しい」と思っています。
長女の響稀(ひびき)ちゃんは、奈央さんと断捨離をする中で、「もっと家にいて欲しい」と気持ちをぶつけました。
これに奈央さんは、小さい声で「うん、頑張る」とだけ答えました。
奈央さんは、子供たちの気持ちを痛いほどわかっていました。
しかし、子供を誰よりも大切に思うがゆえ、考え抜いて選んだ道です。
「時間的な豊かさ」よりも、「経済的な豊かさ」を選んだ結果でした。
そこには「お金のせいで、夢を諦めて欲しくない」という母の思いがありました。
子を思う親の思いは、ちゃんと子供たちに届いていたようです。
ママのこと大好きです。
最後まで、家族全員で協力して断捨離を進めました。
やました流空間作り
1ヶ月の断捨離を終え、再びやましたさんが家を訪れました。
最後に奈央さんへアドバイスを送ります。
それは「空間の作り方」についてのアドバイスでした。
この空間に対して、どれくらいのものだと美しくなるか?
大空間から小空間へと空間を絞って目を向けていく。
そして、「空間1つずつに対し、どれくらいの物があれば美しくなるか」を考えるのだと言います。
そして、断捨離に取り組む前の家については、
この家は、物をコンテナに詰め込む家でした。つまり、人の居場所がなかったということです。
と解説します。
活用ポイント3選
ここからは、断捨離への活用ポイントをまとめます。
現実との向き合い方
奈央さんは、断捨離を通し、現実と徹底的に向き合いました。
断捨離は、ときに辛いものです。
今回、奈央さんは「やりたいのに、できない」という現実の自分を見つめ直しました。
そして、なぜやりたい気持ちはあるのに、できないのか?と苦しみました。
しかし、現実をしっかりと受け止め、物を手放した先に心の余裕が生まれました。
断捨離を通し、自分の現実ときちんと向き合うことができたのです。
空間は自分を映す鏡
余裕のない証拠品としてあった
家の中の「散らかり」は、奈央さんの心を映し出す「鏡」でした。
今回、「空間の余裕が自分の余裕につながる」ことを学びました。
断捨離で物を減らしながらも、実は「家族の居場所作り」をしていた。
そして、心の居場所も確認することができました。
空間の活かし方
この空間に対して、どれくらいのものだと美しくなるか?
今回、「空間の活かし方」について学びました。
- 空間を大きいところから小さいところへ絞っていく
- 1つずつの空間に余裕を持たせていく
私は、普段から7割収納を心がけています。
「空間」は心を映す「鏡」です。ぎちぎちな収納は、心がぎちぎちになっている証拠です。
簡単にモノを減らす方法はモノを減らす3つの考え方を参考にしてみてください。
まとめ
1ヶ月の断捨離を終え、奈央さんがキッチンに立つ時間が増えました。
そして、外食も減り、家族で食卓を囲む機会が多くなりました。
今回の断捨離では、「空間に余裕を持たせることが、心の余裕を生み出す」ことを学びました。
現実と向き合うことは、たしかに辛いものです。
しかし、やましたさんが言うように、「一旦手放す」ことで「心の余裕」を手に入れることができます。
そして、心の余裕を取り戻した後で、やりたかったことができるようになるのです。
私が伝えたいことは、
断捨離は気持ちを変え、人生を変える!
ということです。
物を減らして「スッキリしたい」と感じたら「まずは、取り組んでみる」ことです。
物を取り除いてみて、やっぱり違うと思えば、戻せばいい。
やってみてどう感じるか?「気持ちの変化」と、ぜひ向き合ってみてください。
それでは、今回はこの辺で終わります。
来週もお楽しみに!
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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