すてる断捨離

【内容・感想】ウチ、断捨離しました!|岩手・三陸の“小さな町”を元気に!  人情の店 応援奮闘記 前編#150回

この記事は約10分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年1月24日放送回(第150回)内容・感想をまとめます。

今回は、スペシャル放送回!町を活性化させるための断捨離物語・前編です。  

今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。

  1. 始末をつければ、希望が生まれる
  2. 断捨離で大事なことは、考えるよりもまず行動すること!
  3. セルフサービスのお店にするにも、まずは店をきれいにするのが先決!

それでは、どうぞ!

↓後編の内容は、こちらから

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岩手・三陸の“小さな町”を元気に!  人情の店 応援奮闘記 前編

今回は、特別編です!断捨離の力で、お店の悩みを解決していきます

2022年5月に断捨離した岩手県久慈市のよしこさんから、再び番組宛に届いたSOS。

それは、コロナ禍や自然災害で苦戦する久慈の街を応援して欲しいというものでした。三陸の海と山の幸に恵まれ、観光客で賑わっていた久慈の街も、新型コロナウイルス感染症により、観光客が減少し、多くの店がシャッターを下ろしたままになっています。

断捨離で町おこしにひと肌脱ぐことにしたやましたさんは、愛弟子の小林トレーナーを引き連れて久慈の街へ降り立ちます。

引用:BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」公式サイト

岩手県 久慈市。海の幸の宝庫である、北三陸の地は、“北限の海女”と呼ばれる海女さんが有名な町です。

今回は、やましたさんと、お馴染みの小林ふみこトレーナーがやましたさんをアシストする立場でやってきました。(⇒小林ふみこトレーナーとは?

やましたさんにSOSを出したのは、以前に断捨離をした、よしこさん(46歳)。⇒過去放送回はこちら 

 

再びやましたさんを久慈に呼んだ理由とは?

よしこさん
よしこさん

中心市街地を断捨離の力で活性化することができないか

ここ久慈でも、高齢化が深刻な問題。商店街は、“シャッター街”と化していました。

地元観光のPRが仕事のよしこさんは、町を活性化させたいと言いますが、果たして断捨離でそれができるでしょうか?

やましたさんは、よしこさんの訴えにこう答えます。

やましたさん
やましたさん

「活性化というところまで力があるか分からないけど、この状態に始末をつけていくというところからはスタートできる」「始末をきちんとつけたら希望が見えてくる

家庭と同じく、お店においても“始末をつければ、希望が生まれる“と話します。

断捨離ポイント

始末をつければ、希望が生まれる

今回は、久慈市も全面協力。情報誌を通じて、断捨離したいお店を募集しました。

さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?

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1軒目:売上ダウン・・・苦境の衣料品店/衣料品店「まるこ」

1つ目のお店は、衣料品店「まるこ」。

店主のよしあきさん(47歳)がお出迎え。家族経営で、奥さんと息子さんと一緒に働いています。

お店には、婦人服や紳士服がずらり。

幅広い品ぞろえがウリで、洋服だけでなく、駄菓子や多数の雑貨までをそろえています

地域密着型をポリシーに、これまで頑張ってきました。

地元に親しまれ、順調に経営していましたが、ここ最近になって、全国的に有名なチェーン店が町に進出。

何とか店に足を運んでもらおうと、1年ほど前からは、軽トラックをDIYで改造し、移動販売車を作りました。

新型コロナでお客さんが出てこなくなったので、自ら車を走らせ、家に出向いて商品を販売しているのです

こうしたアイデアと努力で、厳しい状況を乗り切ろうと頑張っていました

 

さて、よしあきさんが断捨離しようと思ったのは、倉庫の奥のスペース

お店のバックヤードにあたる部分は、物が大量にひしめいていました。

一体、何が置いてあるのでしょうか?

そこには、すでに使わなくなった物が押し込められていました。什器(じゅうき)や以前のレジ、パソコン、洋服を飾るハンガーラックなど・・・。

移動販売を始めたりと、まとまった時間がとれなくなり、片付けまで手が回らなくなってしまったのです。

 

しかし、断捨離をする理由はそれだけではありません。

お店の売上が落ち、お客さんも来なくなってしまった。

この先の不安がぬぐいきれない状況なのです。

よしあきさん
よしあきさん

いらない物をもう捨てて、自分で前向きに、商売もですし、生き方も自分で楽しめるようにしてスッキリして前に進んでいきたい

断捨離で気持ちを前向きに切り替えたい、というのがよしあきさんの願いです。

 

さて、やましたさんと小林さんがお店を訪問。店内を回りながら、よしあきさんの悩みを聞いていきます。

努力しているけど、突破口が見えない”「マルコ」の厳しい状況を理解した、やましたさん。

問題の倉庫へ行くと、あまりの物の多さに、2人ともしばし絶句。

しかし、さすがのやましたさん。

なぜこんなに物が増えたのか、本質的な原因をすぐに見抜きました。

やましたさん
やましたさん

「物を作れる人って、“何かに使える”と必ず思っちゃう」「“何か地獄”に入っちゃって、結局ここがカオスになる」

そう。モノづくりができる人の特有の考え方が、物の溜め込みにつながっていたのでした。

やましたさん
やましたさん

「何かを断ち切る必要がある。でも、それは(断捨離を)やりながら」

やましたさん
やましたさん

「ここで考えていても「何か地獄」からは出ていけない。進めるうちに答えが見えてくるはず」

とやましたさんは言います。

断捨離ポイント

断捨離で大事なことは、考えるよりもまず行動すること

 

まずは、中の物を全て外へ出していきます。その後、よしあきさんに「いる・いらない」の判断をしてもらうことに。

中からは、ブラウン管テレビ、フロッピードライブ内臓パソコン、1995年製のビデオデッキなど、古い物も大量に出てきます。

捨てていないだけのゴミも、大量に放置されていました。

何かに使える”との精神で、色々と溜め込んでいたんです。

1時間かけて、ようやく中が空っぽに。

 

やましたさんの方針は、仕分けしながら、処分。そして、戻したい物だけ戻すというもの。

段ボール箱からは、ハンガーが出てきました。使える物とはいえ、あまりにも多いので、思い切って処分することに。

他にも、使っていない物は、思い切りよく処分していきます。

こうして、1時間で分別完了。

実は、いらない物がほとんどだったことがわかりました。“考える前に行動“というのは、断捨離において大事なポイント。

大量の物に始末をつけることができました。

そして、やましたさんの言うとおり、始末をつけたら、希望が見えてきたのです。

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断捨離で見えてきた、新たな希望とは?

よしあきさんが必要と判断した物だけを、倉庫に戻していきます。

ここで、やましたさんが気になったのは、棚に多く積み上げられた「商品カゴ」でした。

やましたさん
やましたさん

在庫も美しい、お店も美しいってしていくと、それがお店の雰囲気になってくる

たしかに中の状態は、お客さんには見えません。

でも、これがお店の雰囲気につながってくると話します。

そして、棚にカゴを積み上げずに置いておくことで、在庫の確認も楽になるのです。

つまり、お店も家も一緒だとやましたさんは考えているのです。

 

こうして、倉庫の一角に、広々とした空間が生まれました!

どこに何があるか分からなかった棚も、一目瞭然に。DIYの工具も取り出しやすくなったのです。

よしあきさん
よしあきさん

「いいですね」「こんなに広いなら工作やら何やらできると思って」

 

断捨離を終え、やましたさんはこう話します。

やましたさん
やましたさん

「動けるってとても大事」「行き止まりがある=行き詰まる。仕事も生活も人生も行き詰まる。ここから回復させていけばいい」

断捨離ポイント

動ける空間を作ることは、仕事・生活・人生の行き詰まりを打破することにつながる!

行き詰まりを打開するための突破口ができました。お店も人生も新たな再スタートです!

 

その2日後―。

お店の倉庫を尋ねると、よしあきさんは、さっそく何かを作っていました。

それは、移動販売車イベントのときに子供たちが遊べる用の「射的」。

町の人たちが喜びそうな物をたくさん作り、みんなが楽しくなるお店にしていこう

というのが、断捨離でよしあきさんが見つけた新たな“希望“となりました。

まちゃりさ
まちゃりさ

お客さんに見えないお店の裏側でも、それがお店の印象につながるというのが印象に残りました。頑張れ!よしあきさん!

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2軒目:夫に先立たれて・・・人気のラーメン店/ラーメン店「あじ屋」

続いてのお店は、ラーメン店「あじ屋」。お店は毎日賑わう繁盛店!県外からやってくるお客さんもいるほどです。

店主の文子さん(50歳)は、半年前に夫の裕さん(66歳)を亡くし、現在1人でお店を切り盛りしています

料理を作るだけでなく、注文をとったり運んだり・・・何もかもを1人でこなしているため、営業中は息つく暇もないほどの忙しさ。

 

文子さんが、断捨離したい場所とは?

1つ目は、座席の下の収納スペース。今は使っていない食器や調理器具を置いています

2つ目は、お店の外のベンチの下。ずっと置きっぱなしの鍋やポリタンクがそのままになっています。

文子さん
文子さん

忙しさもあったし、片付けようと思っていて放置していた

時間もそうですが、体力的にも。お店が終わると、毎日くたくたなんです。

ご主人は、元々手打ちそば職人で、どんな料理でも器用に作る人。

がんこで、負けず嫌いだったご主人は、半年前に突然亡くなってしまいました。

しかし、1人になっても、夫婦で築いたこの店は続けていこうと決めました。

1人で回していくために、シンプルで営みやすくしたい」というのが、文子さんの願いです。

ご主人が亡くなった事実を受け入れ、前を向きたいと考えていたのです。

 

さて、やましたさんと小林さんがお店を訪問します。

座席の下は、思い切るのであれば、さほど手間はかからないと話します。

続いて、お店の外へ。

やましたさんがベンチの下以外に問題視したのが、外に積んであったゴミ

やましたさん
やましたさん

「入ってくるときに「えっこれ?」って思っちゃう」「どんな衛生管理をして、料理を出しているんだろう?」

お店に与える印象が残念。お店に入ろうかためらう人もいるかもしれないと指摘。

 

ここで、一度店内に戻って、文子さんの話を聞くことに。

文子さん
文子さん

「計画的には完全にセルフサービスという形で、お客さんに協力してもらってやれるようにしたい」

ゆくゆくは、お客さんに手伝ってもらいながら営業を続けていきたいと考えていました。

このアイデアに、やましたさんは、

やましたさん
やましたさん

(それならば)お客様がお店に関わってくれるような雰囲気を作りたい

と話し、まずは店をきれいにするのが大事と話します。“汚いと、関わりたくない”のが人間です。

やましたさん
やましたさん

いらない物を取り除く過程において「こうしていけばいい」「ああしていこう」が生まれてくる

断捨離ポイント

セルフサービスのお店にするにも、まずは店をきれいにするのが先決!

ここでも、まずは目の前の断捨離に取り組んでいくことから。

進めていくうちに、希望やアイデアが生まれてくると話します。

 

さて、断捨離開始!ここで、お手伝いが登場しました。

そう、よしこさんです。実は、このお店の常連客の1人のよしこさんが、仲間を連れて駆け付けました。

町の仲間と総勢6人での断捨離がスタートします!

 

今週はここまで。次回、文子さんの断捨離が波乱の展開に!

文子さんが突然漏らした、弱音。何を処分したらいいか、判断がつかなくなっていく・・・。

そこには、亡くなったご主人との関係が強く影響していたのです。

文子さんの断捨離、ラーメン店の未来はどうなっていくのか!?

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番組を観ての感想

※後編にて、まとめる予定です。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、スペシャル放送回!町を活性化させるための断捨離物語でした。

まちゃりさ
まちゃりさ

次回は、後編!断捨離の力で町を活性化させることができるのか?始末をつければ、希望が生まれるとは一体?

↓後編の内容は、こちらから。

 

それでは、来週もお楽しみに!

おわり。

↓ ↓ ↓

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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?

「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。

2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」の番組サイト。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。

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「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?

放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)

最新話は以下からチェック

▼番組公式本はこちら

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