こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年5月30日放送回(第120回)の内容・感想をまとめます。
今回は、せっかち夫とマイペース妻の断捨離物語(前編)です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 性格の対照的な夫婦の断捨離
- 物の溜め込みが片付けば、汚れに気付いて掃除したくなる
- 空間が快適さにつながる(新幹線のたとえ)
それでは、どうぞ!
せっかち夫とマイペース妻、断捨離に挑戦!
今回の出演者は、愛知県名古屋市にお住まいの、みどりさん(41歳)と夫とおるさん(47歳)です。
同じ保険会社に勤める2人。
4LDKのマンションに、長男ゆうきくん(6歳)と3人で暮らしています。
リビング兼ダイニングキッチンは、よく片付いているように見えますが、部屋の隅にはゆうきくんが赤ちゃんの時に使っていたベッドがそのまま。
今では、物の置き場と化していました。
さらに、みどりさんの部屋は、大変な状態です。
本やCDが入りきらず、棚から溢れ、どこに何があるかわからない状態です。
物を溜め込んでいるのは、自分の部屋だけでなく、家族共用の衣装部屋も同じ。
ほとんどがみどりさんの物で埋め尽くされています。
どうやら、みどりさんは、物を手放すのが苦手で、マイペースな性格のようです。
一方、夫のとおるさんは、物が少ない部屋でせっかちな性格と対称的な夫婦です。
今回断捨離を持ち掛けたのも、とおるさん。
「来年小学生になる息子のために、部屋を作ってあげたい」との思いから、断捨離を決意。
みどりさんもがんばろうとは思うけど、夫婦の温度差は大きいようです。
さて、対照的な夫婦が断捨離を成功させることができるでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
衣装部屋の大量の服を見て、「洋服が好きなんだ」とみどりさんに問うと、「はい」と答える、みどりさん。
やましたさんは、これに
「好きな物は大事に居心地よくしてあげないと」
「愛着じゃなく執着になっている」
と、問題の本質に切り込みます。
ここで、とおるさんも交え、夫婦の温度差の原因を探ることに。
みどりさんとしては、「ゆうきくんの部屋を作るのは来年じゃなくてもいい」と考えていたよう。
夫婦の間に、”時期のズレ”、すなわち、”思いのズレ”があることがわかりました。
そして、みどりさんは、「理想とする空間はあるも、物が多いために不便がある」と話します。
これにやましたさんは、
「暮らしづらい状態を自分に招いているのは、”空間を見ずして物しか見ていない”から」
と指摘。
山のふもとをぐるぐる回っているだけで、山を登っていない状態と伝えます。
さらに、やましたさんが、理想の状態を尋ねると、
みどりさんは、「探し物をしない、好きな物に囲まれたい」と答えます。
これにやましたさんは、断捨離を始めるにあたってのアドバイスをしました。
- まずは、簡単なところから始めること
- 夫婦でお互いに励まし合いながら、断捨離の登山を登ること
みどりさんにとって、難易度の高い「服」や「本」は先に手を付けずに、簡単な場所から始めていきます。
キッチンの断捨離スタート!
やましたさんが、レッスンの舞台に選んだのは「キッチン」です。
「まずこれが残念」と、汚れの目立つ「やかん」を指さします。
そして、
「家の汚れには、汚れの汚さと物の堆積の汚さがある」
「断捨離は、物の溜め込みのお家の汚さを憂う」
「物の溜め込みによる散らかりが片付いたら、汚れも目立ってくるから(掃除を)やりたくなる」
と話します。
つまり、”今はやかんの汚れも気にならないほどにキッチンの空間が汚れている”
この現状に、まずは気付く必要がありました。
そして、キッチンに出しっぱなしになっている、調理器具を指して、
これは全部収まる所に収まらなきゃいけない
と、伝えます。
しかし、収納スペースは物で溢れていて、とても収納しきれない状態です。
ここで、やましたさんは、新幹線の座席のたとえを用いて、空間が快適さにつながることを説明。
- 新幹線に乗りました
- 座席が全部埋まっています
- 通路にも人がいっぱい立っています
こうした状態のときは、自分はどこに行けばいいかで迷う
でも、反対に、
- 座席が空いている
- 通路も空いている
このような状態なら、「じゃあここ」というように、すぐに決められるようになる。
つまり、
- 今は少ない座席を競って、座席争いをしている状態
- でも、空間と座席数は決まっていて、空間が快適さに関わる
このことを、新幹線のイメージで理解してもらおうとしました。
わかりやすい例えだと思いました。乗車率100%では、居心地が悪いし、何をどうしていいかわからない。乗車率を少なくしていくことで、決断のスピードも上がっていきます。
空間に合う物の量を体感
まずは、収納スペースから物を全て取り出して並べます。
最初に見ていくのは、手放す物から。
期限切れの食品から処分していき、物の量を減らすことから始めます。
仕分けは後。まずは、パッと判断できる物から処分して、物を減らすことに注力します。
物の量が減ったところで、今度は収納ケースに収めていきます。
限られた空間に合わせて、物を選び抜くトレーニングです。
みどりさんも、このコツがわかってきた様子。
続いて、箸やスプーンなど、食器類の断捨離に取り掛かります。
ここで、せっかちなとおるさんは、「これいらないでしょ」と勝手に判断し、処分しようとしますが、みどりさんはこれを阻止。
夫婦の違いが顕著に出た場面でした。
2時間の断捨離を続け、キッチンはスッキリとした空間に生まれ変わりました。
収納器具も、きちんとしまえるように。また、使いたいと思っていた道具も、取り出して使えるようになったのです。
断捨離開始から1週間:夫婦のバトル勃発
仕事もあるため、仕事終わりの夜の時間に、少しずつ断捨離を進めていました。
みどりさん。洋服は、1つずつ袖を通して判断をしているようです。
とおるさんは、やましたさんに感化され、「すべての部屋をキッチンと同じような空間に変えたい」と意気込んでいました。
当初は、「息子さんの部屋を作りたい」という目標でしたが・・・
みどりさんは、自分の部屋の断捨離に取り掛かりますが、本がなかなか捨てられない様子。
その頃、とおるさんは、ゆうきくんと共に「食器棚の中身」の断捨離に取り掛かっています。
中からは、みどりさんの化粧品が大量に出てきました。
これを勝手に捨てず、いったん袋の中に全て移動。ここまではよかった、とおるさん。
しかし、そのままみどりさんの元へ行き、この化粧品類を判断してほしいと伝えます。
これに、みどりさんは「今はそれどころじゃない」と突っ返します。
みどりさんは、自分の部屋でいっぱいいっぱいの状態です。
「いらない物を捨てて」と簡単に言われても、みどりさんにとっては大変な作業です。
しかし、せっかちなとおるさん。
判断をみどりさんに任せ、今度は別の場所を断捨離し始めてしまいます。
「自分の部屋を終えられない」と焦るみどりさん。
「こういうのが嫌」と喧嘩になり、結局、この日の断捨離は終了しました。
断捨離開始から2週間:バトル再び・・・
みどりさんは、少しずつ、いらない物を処分していました。
しかし、ここで、またとおるさんとのバトルが勃発・・・。
外出先から帰ってきたとおるさんは、みどりさんの部屋を見ると、いきなり「自分の部屋が空いてるから、物を移していい」と伝えます。
みどりさんは「自分のペースでゆっくり進めたい」と、頑なに断ります。
ここで終わりにしておけばよかったのですが・・・
しかし、みどりさんにしつこく詰め寄る、とおるさん。
ついには、
「余計なことしないで」
「あっち行ってよ、邪魔しないで」
とまた喧嘩になってしまったのです。
前編はここまで!
さて、夫婦で励まし合い、最後まで断捨離を進めることはできるでしょうか?
番組を観ての感想
空間と新幹線のたとえがわかりやすく、タメになりました!
限られた空間に対し、どれくらいの物の量がいいのか?
これを考えていくのが、断捨離です。
それを表現してくれたのが、新幹線の乗車率のたとえでした。
ギチギチ状態では、居心地が悪いことがイメージしやすいですよね。
「物を基準にせず、空間を基準にする」ことが大切です。
今回、学んだポイントは、次の3点です。
- 理想とかけ離れた空間になる原因は「空間を見ずして、物しか見ていない」から
- 家の汚れには、”汚れの汚さ”と”物の堆積の汚さ”がある
- 快適さにかかわるのは、空間
ぜひ、断捨離に活用していきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、せっかち夫とマイペース妻の断捨離物語(前編)でした。
対照的な夫婦ですが、協力し合って断捨離を進めることができるか、注目です。
次回は、後編。
喧嘩が絶えない夫婦ですが、協力して最後まで断捨離を進めることができるでしょうか?
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
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