こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年8月29日放送回(第131回)の内容・感想をまとめます。
今回は、スペシャル放送回!
過去に登場した、溜め込み家族のその後に密着しています。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- コレクター夫・まことさん:買いたいを我慢できるように!
- 溜め込み母・イツ子さん:もったいないから買わないように!
- 互いに我慢せずに、ぶつかり合ってよい
それでは、どうぞ!
溜め込み家族のその後・・・あれから1年でどうなった?
今回は、過去登場の2組のその後に密着。断捨離から1年後の行動・心境の変化をチェック!
1組目は、2021年7月12日放送回(第77回)に出演した、コレクター夫のまことさん(当時59歳)。
断腸の思いで手放した、たくさんのフィギュアやゲームに玩具たち。
コレクションを手放し手に入れた、過ごしやすい空間はキープできているでしょうか?
2組目は、2021年8月9日放送回(第80回)に出演した、物が捨てられない母のイツ子さん(当時82歳)。
自他ともに認める溜め込みグセがあり、事あるごとに「もったいない」を口にしていました。
息子と衝突しながらも、なんとか断捨離をやり遂げました。
1年経った今も、物を増やすことなく安全な空間をキープできているでしょうか?
【1組目】コレクター夫のまことさん、その後は?
□過去放送回の振り返り
東京の下町、中央区・月島の2LDKのマンションにお住まいのまことさん。
断捨離前は、玄関から大量のフィギュアがお出迎え。カニ歩きしないと中に入れないほどでした。
母の友人からの「お線香だけでもあげたい」という声を機に、断捨離を決意。
好きで集めた物たちとどうお別れするかについて、やましたさんからは”粘着度の少ない物から”というアドバイス。
断捨離の取り掛かりに始めたのが、妻・みゆきさんの持ち場であるキッチンでしたが、まことさんが簡単に捨てちゃえと言い出し、揉めてしまいます。
しかし、その後は、妻の頑張りに感化され、断腸の思いで、コレクションを手放すことに。
こうして、最後まで言い合いながらも、断捨離は終了。夫婦の絆を深める断捨離となりました。
□あれから1年・・・。
まことさんの家は、きれいな状態をキープできていました。
そして、断捨離のきっかけとなった、お母さんの友人の弔問も実現。
残したおもちゃのコレクションは、ダイニングに飾って楽しむことにしたそうです。
断捨離するときに覚悟を決めていたんで、思ったほどポッカリ(心に)穴が開くことはない
「店に行って、欲しいとならないのか?」という番組スタッフの質問には、とても欲しくなるけれど、我慢できるようになったと話します。
きれいな家をキープするため、少年心を抑えることができるようになっていました。
しかし、よくよく聞いてみると、まことさんの収集グセは収まっていませんでした!
そう、新たに「スニーカー」のコレクションが増えたとのこと。すでに10足以上のスニーカーを買い込んだそう。
ただし、収納ケースに収まる分しか買わないとルールを決めていました。
他にも、還暦を機に、子供の頃から憧れていたボクシングジムに入門。
妻のみゆきさんは、応援しています。
好きなことをしていると、私たちにしても精神衛生上とてもいい
趣味から始めた仕事、キッチンカーでのクジラカレー販売も絶好調。
関西や東北にも出張販売するようになったそうで、今後の活躍が楽しみです!
【2組目】溜め込み母のイツ子さん、その後は?
□過去放送回の振り返り
埼玉県三郷市の3LDKの団地に、夫婦2人で暮らすイツ子さん(当時82歳)。
40年以上の暮らしの中で、大量の物を溜め込んでいました。
居間とキッチンがひと続きになった部屋には、収納の中にも外にも物がギッシリ。かなりの圧迫感を放っていたのです。
おまけに、寝室も物でいっぱい。地震があれば、物が崩れ落ちて来そうで危険な状態でした。
イツ子さんは、夫には申し訳ないとは思いながら、自分ではどうしていいかわからない。
そこで、両親を後押しするために立ち上がったのが、息子の孝昌さん(当時51歳)でした。
やましたさんが訪問。真っ先に指摘したのが、やはり危険性。
捨てることを目的とせずに、気持ちのいい空間にしようと始まった断捨離でした。
始めてみると、何度も「もったいない」を連呼するイツ子さん。
その言葉を尊重しつつ、収納や不要な物を取り除いて進めていきました。
しかし、大変だったのは、この後から。
後日、孝昌さんが家を訪ねると、そこには捨てたはずの棚が戻っていたのです!まさか捨てた物まで戻してしまうとは・・・
呆気にとられる孝昌さんでしたが、何とか説得し、棚を再び撤去することに。気が変わらないうちにと、即解体してしまいます。
そして、次の関門は、危険な寝室。
オシャレが大好きで100着以上の服を持っていた、イツ子さん。
いざ断捨離が始まると、やはり捨てるのは嫌だと、洋服の断捨離を拒否。バッグも一切処分しないと宣言します。
過去にお母さんとぶつかったことがなかった、孝昌さん。
お母さんに強く言うことができませんでしたが、今回ばかりはと腹をくくって反発します。
ターゲットは、小さなタンス。
タンスの中を空にしたところで、処分を持ちかけるも、イツ子さんは猛反発。一方の孝昌さんも譲りません。
結局、タンスはお母さんの”かさぶた”の物として、大切に管理することになりました。
母と息子が本音を言い合うことができた、そんな断捨離でしたね。
□あれから1年・・・。
居間は片付いた状態をキープしているそう。
しかし、テーブルの上には、保存容器が出しっぱなし。椅子の上にも物が置きっぱなし状態。
でも、1年でこの程度ならば問題はなさそうです。
心配していた寝室も、断捨離直後とほとんど変わっていない様子。
クローゼットの中身も、以前と比べてスッキリしています。
「新しい服を欲しくならない?」との番組スタッフの問いかけには、
あんまり買わないの 最近
服が大好きだったのに、言うことが変わっています。
これに、息子の孝昌さんは、
断捨離をやったときにすごい量があって、それが心に残っているのでは
溜めちゃうと「捨てるのももったいない」となっちゃうので、それだったら「買わない方がいいんじゃないか」と変わった
と話します。
そして、「はじめての親子喧嘩の後は変わった?」との質問には、
ちょっと物があっても、以前は放置していた(何も言わなかった)けど、そういうことは結構言えるようになった
と孝昌さん。
これに、イツ子さんも、少しむっとくることはあっても、後から考えると納得できると答えます。
やっぱりいい息子ですよ
一歩も引かずにぶつかり合ったから、分かり合うことができた親子。
それが、断捨離の何よりの成果だったかもしれません。
番組を観ての感想
もったいないなら、買わないが正解!
2組目のイツ子さんの家は、多少の散らかりはあれど、根本から意識が変わっていたのが印象的でした。
断捨離で「もったいないから捨てない」から、「もったいないから買わない」に気持ちが変化。
たくさんの物を処分してみたことで、後から捨てることになるほうがよっぽどもったいないことに気付けたと言えます。
特に、物への執着心が強い人ほど、普段の買い物行動を見直し、不用意に物を増やさないことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、スペシャル放送回!2組のため込み家族のその後を追跡しました。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
物の量が手に余る、手に負えない、まして見苦しいっていうことになると、(中略)その物を持っている人を邪魔に感じちゃうんですよね。そこで人間関係、家族関係がすごく崩れていく
自分が好きで集めた物や、もったいなくて留め置いている物。
物の量と空間の有り様が、一緒に暮らす人に「やりきれなさ」と「うんざり感」を与えている事実に、本人は気付けないと言います。
そして、それが人間関係に影響を及ぼしていく。
物を集めている一方と、我慢している一方。双方が、ぶつかることはどうしても起きる。
でも、ぶつかってこそ、本音で言い合える関係になっていく。そこから、人間関係、家族関係が作られていく。
だから、我慢せずにぶつかっていいとやましたさんは話します。
ぶつかるのは当たり前。家族ならば、なおさらぶつかることを恐れないことが大切ですね。
※吹き出し内の画像は、あくまでもイメージとして使用しています。ご了承ください。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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