こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました！」2022年1月17日放送回（第102回）の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、一家6人のヒーローパパの断捨離物語（後編）です。
▼前編の内容は、こちらからどうぞ！
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- ”数万円”と”子供の安全”、どちらを取る？
- 迷ったら不要！
- 欠点を理解し、気持ちを1つにする
過去放送回の内容・感想は、以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ！
「ウチ、”断捨離”しました！」とは？
「ウチ、”断捨離”しました！」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない！捨てられない！家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていく、ドキュメンタリー番組です。
大混乱の家を救えるか！？一家6人のパパの決意！
（※以下、前編と同様の内容です。）
今回の出演者は、東京・阿佐ヶ谷にお住まいの、あつしさん（48）です。
夫婦と４人の子どもたちの６人家族で暮らすあつしさんは、人気作品も手がけるゲームクリエーター。
自宅で仕事をする機会も多いですが、2DKの家の中は、収納も床の上もモノでいっぱい。
唯一作業ができるのは、リビングのテーブルだけという状態です。
「子どもたちにこの状態が普通だと思って欲しくない」と、断捨離を決意します。
しかし、断捨離を進めていくうち、モノをため込んでいるのは、あつしさんの方だったことが発覚！
そして、片付けを巡り、夫婦間の雲行きが怪しくなっていき…。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか？
活用ポイント3選
断捨離への活用ポイントを3点にまとめます。
順番に解説していきます。
ポイント①”数万円”と”子供の安全”、どちらを取る？
寝室を囲む本棚には、1000冊以上の本や仕事の資料がぎっしり詰め込まれています。
まだ小さい子供も眠る寝室は、とても危険な状態です。
しかし、仕事で使う資料も多いために、なかなか処分が進みません。
ここで、助っ人として、”決断の女王”こと、小林ふみこトレーナーが訪れます。
「小林ふみこトレーナー」が登場した、過去の放送回はこちら！
参考：茶道具に埋もれて おもてなしが出来ない家（第84回・2021年9月6日）
参考：芸人娘VS占い師母 終わりなき断捨離バトル （第59回・2021年2月1日）
小林トレーナーは、あつしさんに対し、
このままの状況で「何に一番困るか、何が一番の問題と思うか」を問いかけます。
あつしさんは「やっぱり、子供」と、子供の安全を第一に考え、モノを減らす必要性を再認識。
とはいえ、なかなかモノが捨てられない。
モノを処分しても、「欲しくなったらまた買えばいい」ことは、よくわかっています。
しかし、過去、処分してから後悔した経験がありました。
また、処分後に値段が跳ね上がっていたら、心的ショックが大きいと話します。
そこで、再び小林トレーナーは、あつしさんを諭します。
「（値段が上がるかわからない）不確かな数万円ぐらいのことと、今の子供の安全のどちらを取るのか」
「2~3万円ですか 彼女の命は」
この強い言葉に、あつしさんは腹をくくって、モノを処分すると決意します。
モノが捨てられないときは、第一優先事項をまずは考えましょう。今回、あつしさんは「子供の安全」という目的を果たすため、思い切ってモノを手放すことを決断しました。
ポイント②迷ったら不要！
「子供の安全のために」と、腹をくくって断捨離に取り掛かかる、あつしさん。
しかし、本を手にとると「迷い」が生じてしまいます。
ここで小林トレーナーから、アドバイス！
「迷ったらいらないくらいの気持ちで」
迷うくらいなら、将来的に使わない可能性が高いということです。
断捨離では、覚えておきたいポイントですね！
私も捨てようか悩んだ結果、残したモノがたくさんありますが、実際に使った経験は、ほとんどありませんでした・・・。
モノを捨てるための考え方＝
「捨てられるか”悩んだ”時点で捨てられる」
最後には、分厚い自己啓発セミナーの教材を全て処分します。
なんと、数百万円で購入した教材で、どうしても捨てられずに取っておいたものです。
この決断には、妻・美紀さんも驚いていました。
後日、美紀さんは「少しでもお金にできたら嬉しい」と番組スタッフに、相談。
出張買取サービス「エコノバ」で、約50点のモノを計900円で買い取ってもらいました。
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ポイント③欠点を理解し、気持ちを1つにする
あつしさん、美紀さん夫婦は、その後も断捨離に取り組みます。
しかし、あつしさんの方は、断捨離が進むにつれて、ため息が増えていきます。
そして、一向に美紀さんと目を合わせようとしません。
気になった番組スタッフは、あつしさんの心境を確認します。
「モノとして全うしないで使われずに捨てられてたりとか（中略）使われずに捨てられてるっていうのはね」
「（モノを）かわいそうにと本当に思ってお別れしているのかな」
あつしさん（夫）からすれば、
美紀さんのモノとの向き合い方に納得できない。
一方の美紀さん（妻）としては、
そんなペースでは、いつまでたっても断捨離を終えることができない、という気持ちです。
しかし、美紀さんは、ヒーローのパパ・あつしさんを誰よりも信じていました。
我が子を思う、熱い姿を知っているからです。
実は、夫婦の間には、今は亡き子供がもう1人いました。
3人目の子供・美桜子ちゃんは、1歳半で心臓の病気となり、そのまま入院生活が始まりました。
病気を治すには、海外での心臓移植が必要。しかし、その額は2億円以上。
あつしさんは、多くの批判を覚悟のうえで、寄付金を募ろうと決意するも、その前に、わずか2歳5か月という若さで我が子を失ってしまいます。
「子供のために」と同じ目的を持ち、1ヶ月の断捨離を終えた夫婦のもとに、やましたさんが再び訪れます。
やましたさんは、断捨離の成果以前に、夫婦での「話し合い」が必要と考えていました。
断捨離開始前、物が溢れる悪しき状況を生み出した原因は、「片付けが苦手な美紀さん」と言っていたあつしさん。
しかし、やましたさんは原因をそこに見ていませんでした。
あつしさんがモノに対する思い入れがすごく強いからと感じた
あつしさんの「モノに対する思い入れの強さ」によって、モノがどんどん増えてしまう。
この状況と、美紀さんの片付けに対する「苦手意識」が重なったことが原因と分析します。
ここからは、夫婦で「欠点を理解し、気持ちを1つにする」ことが必要です。
やましたさんは、空間に対するゴール（目的）を、それぞれに確認します。
この空間を2人はどんな雰囲気にしたいのか、そして、どんな機能を果たしてもらいたいのか
それを一致させなくてはいけない
あつしさんは、「子供を優先にしたい」と答え、同じく美紀さんも「子供が明るく元気に過ごせる場所にしたい」と答えます。
夫婦の空間に対するゴールは、同じであることが、確認できました。
最後は、夫婦で協力し、モノで溢れ使いづらい状況の「キッチン」の断捨離に取り掛かることに。
断捨離を黙々と進めていた矢先、「子供のスプーン」を巡り、言い争いになるも、やましたさんが仲裁。
あれ捨てた、これ捨てたっていうのはやめようよ
今はたくさん（モノが）ありすぎて、逆に混乱しているから、こういう齟齬が起きる
「気持ちよく食事が作れて食べられる」空間という、共通の目的に立ち返った後は、互いに確認し合いながら、次々とモノを処分していきます。
そして、キッチンは「機能的で」「料理をしたくなるような」空間に生まれ変わりました。
あつしさんは、「今後は無駄な買い物をしない」と誓って、断捨離終了です。
まとめ
いかがでしたか？
今回は、一家6人のヒーローパパの断捨離物語（後編）でした。
共通の目的に立ち返り、協力して断捨離を進めた夫婦の姿が印象的でした。
今回のポイントは、次の3つでした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
家族にとってあつしさんはヒーローだなってすごく感じたんですよね
子供を誰よりも思う、熱いヒーローのあつしさん。
それを支え続ける美紀さん。
これからも、「子供のため」という共通の目的に立ち返れば、協力して断捨離を進めることができるはずです！
あつしさんは、モノを捨てて「切ない」と語っていました。今回の断捨離で、いかに”無駄な”モノが多かったかを実感したはずです。ぜひ「捨ててから買う」を徹底していきたいものです。
▼前編の内容は、こちらからどうぞ！
ほかにも・・・「夫婦の断捨離」過去放送回の内容は、こちらからチェック！
参考：ファンタジー妻 背水の陣！ 夫の信頼を取り戻せ 前編（94回・2021年11月15日）
参考：“引っ越すつもり断捨離”で 夫婦の危機は救えるのか？！#79回（79回・2021年8月2日）
参考：夫婦仲を取り戻せ！鉄オタママ 愛の終着駅（86回・2021年9月20日）
それでは、来週もお楽しみに！
おわり。
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過去放送回の内容・感想は、以下の記事でまとめています。
「ウチ、”断捨離”しました！」見逃し回を見るには？
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