すてる断捨離

【感想】ウチ、”断捨離”しました!|悲しみにサヨナラ、心の処方箋スペシャル(1/2)#58回

この記事は約6分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年1月18日放送回(第58回)をもとに、
印象に残ったシーン(感想)と断捨離への活用ポイントについて解説します。

本記事では、放送回1人目の「綾さん」の断捨離ストーリーについて、ご紹介します。

⇒ 2人目「喜美恵さん」の断捨離はこちら

それでは、どうぞ! 

スポンサーリンク

わが子の死を乗り越える

今回の出演者は、神奈川県横浜市にお住いの5人家族。

3児のママ「綾さん」が断捨離に挑戦します。

 

一見すると、部屋は片付いているようです。

しかし、綾さんは、深い悲しみを背負っていました

4人目を出産しましたが、障害があり亡くなってしまったのです。

 

今回は、悲しみを断ち切るための断捨離です。

産まれてくる我が子のために」と、とっておいた服を断捨離し、未来に向かって歩き出そうというのが今回のテーマとなります。

舞台は、2階の寝室にある「ウォークインクローゼット」。

さて、一体どのような断捨離となるでしょうか?

↑目次に戻る

印象に残ったシーン3選

今回の放送回で、印象に残ったシーンを3つご紹介します。

  1. 徹底的に物軸で捉えてみる
  2. 商品として展示されていたら?
  3. 新たな選択肢

徹底的に物軸で捉えてみる

最初に、やましたさんは今回の服の断捨離に対しての綾さんの想いを確認し、「いちばん着せたかったものを選ぶ」という提案をします。

しかし、それは、亡くなった我が子を思いだしてしまう難しい方法でした。

かつてないケースに、やましたさんは「どうしたものか」と頭を悩ませます。

 

すると、綾さんから「ボロボロの服なら断捨離できそう」と提案が。

これを聞いたやましたさんは、

服として価値のない服は捨ててみよう

つまり、徹底的に物軸で捉え、物の価値を判断する断捨離をしよう

と見方を変えました。

 

断捨離の基本は、「自分の気持ちと向き合うこと」です。

しかし、すべての物が必要と考えてしまい、捨てられない場合には、「意図的な物軸」に立って判断することが効果的ということを学びました。

↑目次に戻る

商品として展示されていたら?

やましたさんは、

「商品として展示されていたら、買うか、買わないか」

という視点で、1つずつ判別していく方法を使っていました。わかりやすい例えです。

 

綾さんも、この視点を使って、スムーズに断捨離を行うことができました。

やましたさん
やましたさん

”これが商品として展示されていました”

”買うか買わないか?”

”買いません。”

 

そして、実際の収納ケースを一緒に見ながら、もしこれが心なら「ここにちょっとだけスペースができたらいいな」という気持ちと表現しています。

やましたさん
やましたさん

”もしこれがだとしたら

ここにちょっとだけスペースができるといいなって気持ち”

こうしてパンパンだった収納ケースが、見事スッキリと片付きました。

↑目次に戻る

新たな選択肢

綾さんには、2つの気がかりなことがありました。

1つは、友人へ子供が亡くなったことをカミングアウトできないでいたこと。

洋服の断捨離をきっかけに、カミングアウトを決意して成功します。

 

もう1つの気がかりは、夫の本音が見えないこと。

子供が亡くなったことに対し、「夫がどう思っているのか?」を知りたいと感じていました。

 

直接本音を聞き出すことはできませんでしたが、スタッフとの会話の中で本音を知ることができました。

夫は、母子ともに危険な状態だったことを通して、妻が無事だったことが何よりだったと感じていました。

また、妻の悲しみは全て受け止めようと決意していたと話します。

 

子供の服を断捨離し、友人へのカミングアウト、さらには、旦那さんの本音を知ることができた綾さん。

ここで、「もう1人出産する選択肢を作ってもいい」と感じ始めます。

これに、やましたさんは

「どんな選択でも自分が決めた選択は自分の人生にとって正しい」

「自分で決めるってことはとても大切」

と綾さんの決断を後押し、今回の断捨離は終了しました。

↑目次に戻る

活用ポイント3選

ここからは、断捨離への活用ポイントをまとめます。

断捨離に活用できるポイント
  • ときには「物軸」が有効
  • 断捨離は心とつながっている
  • 断捨離で新たな選択が見えてくる

ときには「物軸」が有効

今回の一番の学びは、ときには「物軸が有効」ということです。

 

断捨離の基本は「いまの自分に必要かを考える」ことです。

しかし、今回のケースのように「全部必要」と捉えてしまう場合、物軸に立ち、物の価値で分類することが有効であることを学びました。 

断捨離の基本は、「今の自分」に必要かを問いながら選別する

ときには「自分に必要か」でなく、商品価値」を判断の基準に断捨離するのが有効

無意識無自覚な「物軸」は弊害
意図的な「物軸」は「自分軸」(=自らの意思がはたらく行為)

参考モノの取捨選択の軸」については、こちらの記事を参考にしてください。

↑目次に戻る

断捨離は心とつながっている

綾さんは、服を思い切って断捨離しました。

これによって、次の2つの行動をとることにつながりました。

  • 友人へのカミングアウト
  • 夫の気持ちを知ること

断捨離と心が密接につながっているからこそ、新たな行動のきっかけにつながったのです。

↑目次に戻る

断捨離で新たな選択が見えてくる

今回、綾さんは、断捨離をきっかけに、多くの行動を起こすことができました。

その結果、新たな選択肢(=新たに子供を出産する)を発見することができました。

 

過去の放送回でも、断捨離で人生が変わった人を多く見てきました。

断捨離の効果は、物を減らして空間を広くするというだけでなく、
新たな選択肢を広げるという意味でもメリットがあります。

断捨離と人生」をテーマとした、別の放送回の内容はこちらです。

第50回シングルマザーの帰りたくない家

第53回大混乱!?定年妻の再出発

第89回Good-bye大都会  新しい自分になるために

↑目次に戻る

おわりに

いかがでしたか? 

今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年1月18日放送回(第58回)をもとに、印象に残ったシーンと断捨離への活用ポイントについてご紹介しました。

 

今回学んだポイントをまとめます。

  • どうしても手放せない物は、「物軸」を活用することで、手放せることがある
  • 断捨離をきっかけに、行動を起こせたり、新たな選択肢を生み出せる

 

それでは、今回はこの辺で終わります。

来週もお楽しみに!

⇒ 2人目「喜美恵さん」の断捨離の内容・感想記事を見る

↓ ↓ ↓

「ウチ、”断捨離”しました!」とは?

「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。

2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」の番組サイト。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。

↑目次に戻る

「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?

放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)

最新話は以下からチェック

▼番組公式本はこちら

コメント

SNS

最近の投稿

タイトルとURLをコピーしました