こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年6月20日放送回(第123回)の内容・感想をまとめます。
今回は、亡き家族の思い出と向き合い、未来に進むための断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 亡き人の思い出の品の中から、自分を応援してくれる物を発掘する
- 取っておく物は、取っておく理由を明確にする
- 空間が蘇ると、希望が生まれる
それでは、どうぞ!
捨てられない…家一軒分の思い出
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/01/danshari_all_32.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/01/danshari_all_32.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
今回の出演者は、岩手県にお住まいの、よしこさん(46歳)です。
築8年のモダンな家に、81歳のお母さんと暮らしています。
今回の舞台は、生活している家の隣にある、作業小屋。
合計6つの部屋が、大量の物で埋まっている状態。
8年間、物を放置したままだと言います。
「家族の思い出の品が捨てられない」と話す、よしこさん。
今回、「自分の将来のために前に進みたい」と、断捨離を決意しました。
さて、どのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/04/danshari_all_44.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/04/danshari_all_44.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
よしこさんは、やましたさんが来る前に、断捨離を始めます。
ご近所に住む人の助けを借りて、たくさんの物を外に運び出し、処分。
1階が少し片付いたところで、やましたさん登場です。
2階には、亡くなったお兄さんが使っていたドラムや、お父さんが着ていたスーツがありました。
家族の思い出の品が、どうしても捨てられません。
やましたさんは、捨てられないお父さんのスーツを見て、
![やましたさん](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/02/やましたさん.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
![やましたさん](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/02/やましたさん.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
自分の遺体が放置されているような感じ
と伝えますが、よしこさんには、捨てる踏ん切りがつかないようです。
そこで、やましたさんは、今回の断捨離の目的を確認します。
![やましたさん](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/02/やましたさん.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
![やましたさん](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/02/やましたさん.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
何のために(断捨離を)やろうとしているのかな?
自分の未来を思い描くためとのよしこさんの答えに、
やましたさんは、「これからの未来を作っていくための断捨離と思ったら、全部要らない」と伝えます。
しかし、渋るよしこさん。そこで、やましたさんは、
![やましたさん](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/02/やましたさん.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
![やましたさん](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/02/やましたさん.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
これからの自分を応援してくれる、励ましてくれる物を発掘する
このように伝えると、よしこさんは納得。
「これからの人生に必要なお宝を発見する」という目的で、断捨離スタートです。
1階の和室の断捨離
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/06/danshari_all_80.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/06/danshari_all_80.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
まず出てきたのは、座布団。
家族との思い出が詰まった物ですが、古いので思い切って処分することに。
おじいちゃんが使っていた「毛皮のベスト」は、飾るためにとっておくことに。
そして、お兄さんの文集やノート、作文などは大切に保管することにしました。
さて、次に出てきたのは、写真のネガ。
当然のようにとっておこうとする、よしこさんに、やましたさんが声をかけます。
![やましたさん](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/02/やましたさん.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
![やましたさん](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/02/やましたさん.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
ネガ 本当にいるかな?
ネガが「必要な理由」を、ちゃんと考えるように伝えます。
物を留め置く理由は、「二度と手に入らない」という思い
そして、二度と手に入れる必要があるか
「二度と手に入らない」という思いだけでブレーキをかけていないか
なぜ自分に必要なのかをしっかり考えること。
取っておく理由が明確になれば、放りっぱなしにならないと話します。
よしこさんは、自分なりの答えを見つけます。
- 親戚が多く、「写真が欲しい」と言われる
- しかし、印刷してある写真は(アルバムから)はがしたりできないので、これを焼き増してあげる
ネガをとっておく理由が明確になったので、箱に入れて保管することにしました。
そして、別の段ボールからは、大量の食器が出てきました。
これも全て並べ、棚に収まる量だけを残すことに。
これにて、本日の断捨離は終了!
足の踏み場もなかった和室は、落ち着いた空間になりました。
よしこさんは、断捨離を振り返り、
「あれもやりたい これもやりたい」というのが出てきた
と話します。
![まちゃりさ](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/04/image.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
![まちゃりさ](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/04/image.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
空間が蘇ると、希望がわいてくる!
翌日:思い出を引きずる理由は?
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/06/danshari_all_79.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/06/danshari_all_79.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
今日は、かつて車庫だった場所にある物を断捨離。
山積みの段ボールには、またまた「食器」がたくさん。
この日も、親友のさとみさんのほか、友達も手伝いに来てくれました。
箱からすべての食器を出し、選別していきます。
よしこさんは、「あれもこれもかわいい」と結構な量の食器を残そうとします。
どうやら、もったいないモードに入ってしまった様子。
途中、書類の断捨離で気分転換すると、その後は、仲間たちの熱心なアドバイスに耳を傾け、断捨離のスピ―ドアップ。
ほんの少しの食器を残して、断捨離終了です。
車庫は、きれいに何もなくなって、スッキリ空間に!
【書類の断捨離中にわかった、よしこさんの過去】
![まちゃりさ](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/04/image.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
![まちゃりさ](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/04/image.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
よしこさんが、家族の物を捨てられない理由が明らかになりました。
- 15歳で県外の高等専門学校に入学
- 卒業後、通信関係の会社を2年で退職
- 札幌に移住し、劇団に入団
- (お父さんが癌になったとの知らせが届き)30歳のとき、劇団を辞めて実家に帰る
よしこさんは、お父さんの背中を見て、「もっと一緒に暮らしたかったと思った」と話します。
わずかな悔しさと名残を惜しむ気持ちが原因で、家族の思い出の物に手をつけられないことがわかりました。
断捨離最終日:亡き家族との別れ
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/04/uchi_danshari_shimashita_3.png?resize=750%2C420&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/04/uchi_danshari_shimashita_3.png?resize=750%2C420&ssl=1)
残るは、2階の断捨離です。
最終日は、5人もの仲間が手伝いに駆け付けてくれました。
重たい家具は、男性陣が運び出していきます。
今日中に何とか終わらせる、と気合十分のよしこさん。
あれほど捨てられなかった、お父さんのスーツも、迷うことなく処分を決めました。
そして、出てきたのは、”兄のもの”と書かれた段ボール箱。
中には、お兄さんに充ててクラスメートが書いた色紙や、兄との写真。
手が止まってしまうよしこさんでしたが、1つずつ中身を確かめながらお別れしていきました。
残したのは、棚に収まるわずかな量だけ。よしこさんは、心の決心がついたみたいです。
10時間に及ぶ断捨離も終了。仲間たちと力を合わせ、最後まで終わらせることができました。
最後に、やましたさんからオンラインで労いの言葉があります。
断捨離を終え、「すがすがしい気持ちがします」と振り返るよしこさん。
やましたさんは、次のような印象を持ったと話しました。
家族・地域というコミュニティをうっとうしいと感じ、飛び出した自分の気持ちの整理がつかずに、物を留め置くことでそれを埋めていた
「よみがえった空間を、今後どのように生かしていこう?」というやましたさんの言葉に、
よしこさんは、
地域の方々に自分も育ててもらった恩があるので、この空間を使って地域の方々と交流したり、町のためになるようなことができればいい
と強く思っていると話しました。
番組を観ての感想
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/04/uchi_danshari_shimashita_4.png?resize=750%2C420&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/04/uchi_danshari_shimashita_4.png?resize=750%2C420&ssl=1)
![まちゃりさ](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/04/image.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
![まちゃりさ](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/04/image.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
後悔の気持ちを、物で埋めていたことがわかりました。
過去の放送回でも、たびたびありましたね。
亡き人への思いを、物を留め置くことでしか解決できない。
物を手放すことで、その人が消えてしまうような気がしてしまいますが、実際はそうではないんですよね。
物を手放すことで、弔う。
自分の将来に視点を向ければ、すべてを取っておく必要はありません。
また、空間ができれば、希望が生まれる。
よしこさんも、途中「あれもこれもやりたい」と未来のビジョンが生まれてきていました。
まとめ
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/06/238_uchi_danshari_shimashita_20220620_238_2.jpg?resize=1200%2C630&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2022/06/238_uchi_danshari_shimashita_20220620_238_2.jpg?resize=1200%2C630&ssl=1)
いかがでしたか?
今回は、亡き家族の思い出と向き合い、未来に進むための断捨離物語でした。
![まちゃりさ](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/04/image.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
![まちゃりさ](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/2021/04/image.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
亡き人の物を処分するのは、とても胸が痛いです。
よしこさんは、自分の将来のためと、思い切ってお別れできたことが印象的でした。
亡き人との思い出の断捨離については、以下の記事でご紹介しています。(過去放送回)
それでは、来週もお楽しみに!
次週6/27(月)は、野球中継のためお休みです。次回は、7/4(月)を予定しています。
おわり。
↓ ↓ ↓
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
![](https://macharisa.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/473113f2d21a81215c0d362b3ce2ec0b.jpg)
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/473113f2d21a81215c0d362b3ce2ec0b.jpg?resize=160%2C99&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/macharisa.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/473113f2d21a81215c0d362b3ce2ec0b.jpg?resize=160%2C99&ssl=1)
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
▼番組公式本はこちら
コメント