こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年6月13日放送回(第122回)の内容・感想をまとめます。
今回は、夫婦関係を修復するための断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 夫婦関係を修復するきっかけとしたい
- まずは、自分の物から断捨離
- 判断を先延ばしにしていることに気付く
それでは、どうぞ!
夫婦関係、崖っぷち!片付けられない妻
今回の出演者は、京都府にお住まいの、ゆいさん(51歳)です。
家は、築20年の一戸建て。夫のゆうたさん(54歳)と、小学2年生の娘と3人暮らしをしています。
妻のゆいさんは、片付けが苦手です。長年、夫婦で片付けをめぐって対立してきました…。
これまでも、離婚の危機がありましたが、話し合いで何とか解決。
しかし、現状は口を開けば喧嘩ばかり。夫婦関係は冷え切ってしまっているようです。
「子供のためにも、夫婦関係を修復する糸口としたい」と、今回の断捨離を決意しました。
断捨離のメインは、2階の洋室。
物置状態の部屋ですが、居場所がないご主人のために、仕事部屋として明け渡したいと考えています。
断捨離で、夫婦関係を修復するきっかけを生み出すことができるでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
問題になっている2階の洋室もチェック。
実はゆいさんは、何度か断捨離に挑戦してきたそうですが…
捨てようと思っても、「まだ使える」「もったいない」という気持ちが先行し、断捨離を思うように進められなかったと話します。
やましたさんは、次のように確認します。
部屋を役立つ有りさまにしたら、誰に一番役立つだろう?
ゆいさんは、これに「主人です」と答えます。
ご主人のために役立つ空間を作ろう
やましたさんは、現在の危機的な状況と、ゆいさんの気持ちを確認しました。
しかし、この物置部屋。あまりにも物が多く、断捨離のトレーニングには不適切と判断。
そこで、目をつけたのは、2階廊下のクローゼットです。
2階廊下のクローゼットは、夫に明け渡す気持ちで断捨離
クローゼットには、書類や、ゆいさんとゆうたさんの洋服、鞄類が混在しています。
断捨離するにあたり、「一緒にやっていかないと…」と話す、ゆいさん。
これに、やましたさんは、
まずは自分の物
ここをまずは、ご主人の専用にするくらいの気持ちで
こう伝え、先に自分の物を断捨離するように伝えます。
やましたさん曰く、ここは「一緒にやりたいような雰囲気じゃない」から。
まともに会話もできない状況で、断捨離を一緒にやるのは難しいと判断しました。
中身を全て出して見ると、大量のバッグが出てきます。
しかし、ゆいさんは手が止まってしまいます。
結局、1つも処分できず、保留とすることに…。
続いて、洋服。黒い服が何枚も出てきました。
悩むゆいさんに、やましたさんは、実際に着て判断することを勧めます。
いざ着てみるのですが、やっぱり悩んでしまうゆいさん。
「今年の夏に着なかったら捨てる」と、判断を先延ばしにしようとします。
やましたさんは、”判断を先延ばしにしてきた結果が、こうなっている”と厳しく伝えます。
ゆいさんは、服飾関係の仕事をしていたそうで、服や鞄には思い入れが強いと言います。
書類は捨てられたものの、結局、服や鞄は捨てられず、終了。
クローゼットは、ゆいさんの物をなくしたことで、スッキリしました。
ここを、ご主人専用のスペースとして、譲ることにしました。
ピリピリしていたご主人にも、笑顔が戻りました。
たしかに、一緒に断捨離をやりたいとは思えない空間でした。
自分の物をなくし、相手にスペースとして明け渡すという考え方、大事ですね。
断捨離開始から1週間:夫婦の亀裂の原因は?
断捨離開始から1週間。
廊下には、大量のゴミ袋が。紙類の断捨離は、順調に進んでいるようです。
この日は、物置部屋の片隅にある「棚」を整理します。
そこには、服飾系の仕事の道具が大量に残っていました。
しかし、ボタンを手にとったゆいさんは、「メルカリで売ってみようかな…」と。
結局、「今日は捨てない」と判断することになりました。
さて、ゆいさんは、夫婦仲がこじれた原因は、自分にあると話します。
服飾の仕事を第一に置いていた、ゆいさん。
31歳で結婚してからは、結婚と仕事、どちらもうまくやっていける自信がありました。
しかし、相手を思いやる気持ちが不足していたと話します。
今回の断捨離は、ゆいさんの贖罪の意味も込められているのです。
一度関係がこじれてしまうと、なかなか修復が難しいのが、人間関係・・・。
今回の断捨離をきっかけに、関係が改善することを願っています。
断捨離開始から3週間:見つかる?関係修復の糸口
断捨離開始から、3週間。
2階の物置部屋に行くと、ゆいさんの物はすっかりなくなり、後はゆうたさんの物だけ残っています。
この日は、ゆうたさんが自分の物を断捨離します。
片付け上手で、決断が早いゆうたさんは、スムーズに断捨離を進めていきます。
ゆいさんにも変化があります。
やましたさんが来た時に、捨てられなかった黒いワンピースを手放すことに決めました。
「迷ったら捨てる方向で」
と決め、断捨離のラストスパート。
そんなとき、娘から母の日のプレゼントが届きます。
ゆうたさんは、娘を連れてプレゼントを買ってきてくれたのです。
直接は言わないけど、陰ながらずっと応援している、ゆうたさんでした。
1か月後:やましたさん再訪
1ヶ月の断捨離を終え、やましたさんがやってきます。
さっそく、2階の部屋へ移動すると、そこには、物が明らかになくなった部屋が!
物置部屋状態だった部屋は、ゆうたさんがゆっくりと仕事ができる部屋になりました。
和室は、ゆうたさんが単身赴任からの荷物が溜め込まれていましたが、ここもスッキリ。
さらに、部屋の隅のスペースには、新婚旅行の思い出の「引き出し」と、「家族3人の写真」を飾ることができました。
最後は、家族3人で、ダイニングテーブルを囲えるようになりました。
再スタートはここから!がんばれ!ゆいさん!
番組を観ての感想
部屋のありさまは、思っているよりも重要!
最後のやましたさんの言葉にも出てきますが、私たちが思う以上に、部屋のありさまは人間関係に影響します。
ゆうたさんも、本来、綺麗好き。
しかし、何度言っても、片付けられない、捨てられない妻に諦めの気持ち。
このやり場のない気持ちが、夫婦関係に亀裂を生んでしました。
「誰のせい」というわけでもありませんが、夫婦で部屋のありさまを重要視していくことが大切です。
断捨離に役立つポイントを3つまとめました。
- まずは自分の物から断捨離し、スペースを明け渡す
- 判断の先延ばし癖に気付く
- 「迷ったら捨てる」気持ちで、捨てられる
ぜひ、断捨離に活用していきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、夫婦関係を修復するための断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
部屋のありさまが夫婦関係に亀裂を生む
ゆうたさんの態度は、威圧的でした。
でも、やましたさんには、居場所がないことに対する、やり場のない怒りの表現に見えると言います。
家のありさまは、私たちの想像以上に、夫婦関係に亀裂を入れるもので、これに無頓着であることは、一番の問題と話します。
「家の空間をきれいに保つ」、「居場所を持つ」ことの重要性を実感。
私たちは、つい、捨てることの判断を保留にしてしまいがちです。
夫婦関係を良好に保つためにも、定期的な断捨離に挑戦していきたいものです。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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