こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年10月25日放送回(第91回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、特別編!
価値観が異なる凸凹コンビ特有の悩みを、やましたさんが断捨離流に解決します。
- 過去放送回の振り返りと「断捨離流の心得」
- その後どうなったのか?
についての特集です。
過去放送回の内容、感想は以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
凸凹コンビの心得4点
今回は、放送回で紹介されていた「凸凹コンビの心得4点」にそって、内容を振り返ります。
順番に解説していきます。
心得その1.相手の”反発”を和らげるべし
1組目は、お店命の姉・眞理子さんと、綺麗好きの妹・栄子さんの凸凹コンビです。【2021年2月放送回】
全く価値観が異なるために、反発し合う2人。
やましたさんが訪問。
姉の眞理子さんは、料理ができないことに対して「後ろめたさ」を感じていることを知ります。
やましたさんは、この「後ろめたさ」を解消するため、まず台所から断捨離に取り組むことを提案します。
断捨離で「後ろめたさ」 を解消すれば、相手への反発が和らぎ、姉妹の仲も良くなると考えました。
断捨離でまず取り掛かる場所は、気持ちが引っかかっている場所からでした。
「花火屋姉妹の断捨離(過去の放送回の内容)」はこちらからチェック↓
心得その2.正しいか正しくないかで判断しない
姉・眞理子さんにとって、お店は全て。
断捨離を終えた姉妹に、やましたさんは、
理想を押し付けるのは、本当の断捨離ではない
と伝えます。
断捨離の目指すべきゴールは、皆がご機嫌になることです。
しかし、ご機嫌の形は人それぞれ異なります。
- 相手に理想を押し付けるのは、本当の断捨離ではない
- 互いの差異を認め合い、不足している部分を責めずに補い合うこと
それぞれ、理想とするあり方は異なるので、それを押し付けない。
共同生活において、大切な考えを学びました。
姉の眞理子さん、これを受け、
妹と意思疎通ができてよかった。「私のため」、「店のため」に言ってくれているのだと考え方が変わった
このように前向きに振り返ります。
そして、現在。
姉は妹のアドバイスを受け入れるように変わっていました。
蛍光灯や、食器棚、流し台を新調。
すっかり印象の変わったキッチンがありました。
あれほど嫌いだった掃除も、今では日課となったようです。
やましたさんは、姉妹の近況を聞き、
もめながら気付いていく
喧嘩もプロセスとして必要なこと
このように締めくくります。
- 価値観の異なる者同士、反発するのは当たり前
- でも、その反発で気付くことがある
反発しても、修復可能なのが姉妹(きょうだい)です。反発も、前向きに捉えることができそうです。
「花火屋姉妹の断捨離(過去の放送回の内容)」はこちらからチェック↓
心得その3.互いを知るには「共同部分」を作業すべし
2組目は、愛知県名古屋市近郊に住む夫婦です。【2020年4月放送】
妻の千華さん(40)は、読書とハンドメイドが趣味です。
しかし、リビングやロフトは趣味のモノで溢れかえっていました。
一方の夫・健太さん(48)は、筋トレが趣味です。
趣味も性格も異なる、凸凹夫婦。
結婚から8年が経つのに、お互いに遠慮して「言いたいことが言えない」状態。
やましたさんは、2人の断捨離の出発点に「冷蔵庫」を選びました。
冷蔵庫の中身を全て出してみると、賞味期限切れの食品がたくさん出てきます。
そして、驚くべきことが発覚しました。
千華さんが夫のためにと買っておいたモノ
↓
夫は、千華さんが自分のために買っているモノと認識していた
ということが判明します。
「お互いに、きちんと言い合えば、今後はこのような事態は起きない」
と言う夫に、千華さんは納得しません。
すると、やましたさんは、
冷蔵庫の中に互いに陣地を作ればいい
と提案します。
これに、千華さんはあっさりと納得しました。
千華さんは、領海侵犯を受けているような気持に陥っていた。
だから、まず境界線を引くことを提案した。
夫婦の境界線は、その時々の状況で動いていくもの。
境界線の作り方を体得してほしいという願いがあった。
互いのことを知るための一歩として、共同で使用している「冷蔵庫」の断捨離から着手。
「冷蔵庫の断捨離」のコツは、こちらの記事を参考にしてください。
心得その4.自分の思いをキチンと言葉で伝えるべし
1ヶ月の断捨離を終え、やましたさんから最後に夫婦に対し、
そもそもなわばりを決める必要があるのか?
お互い、相手に対して遠慮しているのは、なぜ?
互いの関係について、鋭い切り込みがあります。
これを受け、妻・ 千華さん。
結婚後、自分の居場所がなかったと打ち明けます。
この家は、健太さんの祖父母から譲り受けた家でした。
そして、普段使用しているモノまで勝手に捨ててしまう、夫の行動に対し、
存在すら「いらない」と言われているようだった
このように打ち明けました。
しかし、これを聞いた夫は、「知らなかった」「そんなつもりは微塵もなかった」
こう話します。
どうやら、千華さんの勝手な思い込みであったことがわかりました。
まず、信じよう
一番、断捨離すべきだったのは、勝手に積もり積もった、「夫への不信感」でした。
夫の健太さんも、断捨離を振り返り、妻のペースや要望があることに気付きました。
せかさずに、ゆっくりペースに合わせて進もうと考えるようになりました
断捨離で「心情を伝えることの大切さ」については、こちらの記事を参考にしてください。
あれから、1年半。
やましたさんのもとへ、千華さんから手紙が届きます。
断捨離で、とても多くの気付きがあったと振り返る、千華さん。
今、自分の居場所は自分で決めればいいと思っています
このように綴ります。
これに対し、やましたさん。
- 結婚は不思議で、まったくタイプが違う男女が惹かれ合うもの
- いざ、生活してみると、このタイプの違いが諍いの原因になる
(そのため)前向きに諦める必要がある
このように締めくくりました。
全くの他人同士が結婚し、共に生活をする。価値観が異なるのは「当たり前」です。
「だから、前向きに諦めよう」という言葉が、ストンと腹落ちしました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、価値観の異なる凸凹コンビ2組の心得とその後の特集回でした。
断捨離では、「互いの差異を認め補い合う」「気持ちを言葉にする」ことがポイントでした。
「人間関係の改善」に焦点を当てた断捨離は、こちらの記事を参考にしてください。
>>参考:【感想】ウチ、断捨離しました!|理想の大家族が作れない!#31回
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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