こんにちは、まちゃりさです。
あなたは、
意志が強い方ですか?それとも弱い方ですか?
周りから見て、「意志が強そう」に見える人っています。
しかし、「意志が強そう」に見える人は、必ずしも意志力が高いとは限りません。
意志のエネルギーのやり取りがうまいのです。
「意志が弱い」と思っている方でも、本記事でご紹介する「ちょっとしたコツ」で、簡単に意志力をコントロールすることができるようになります。
今回は、
・意志が弱いことで悩んでいる
・悪い習慣をやめられない、良い習慣が続かない
・意志が強くなりたい!
こういった疑問や悩みにお答えしていきます。
それでは、どうぞ!
参考:【習慣化できないあなたへ】物事を継続するための5つのコツ
著書『ワンコイン心理術/DaiGo著』の内容について
本記事は、 『ワンコイン心理術/DaiGo著』 の内容をもとにしています。
心理学は、「自分と他者を知り、よりよい人間関係を築く」側面を持ちます。
本著は、人間関係に焦点を当て、うまく信頼関係を築くために役立つテクニックを紹介しています。
知るだけで今すぐに実践できる内容ばかりです。
本著の中から、特に役に立ちそうと感じた内容を次にまとめてみました。
今回は、このうち7つ目の「意志力と習慣化の仕組み」に焦点を当ててみていきます。
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意志力の量には上限がある
実は、
1日に使える人間の意志力には上限がある
といいます。
この上限を超えると、意志が働かなくなってしまうのです。
意志力とは、前頭葉の体力を指します。
人間は、脳の前頭葉の部分を使い、
- 状況の分析
- 判断や決断
- 計画の作成や遂行
これらを行っています。
この前頭葉が疲れることで、意志力も途端に鈍ってしまうのです。
そして、意志力がなくなってくると、欲望が顔を出してきます。
朝より夕方にトラブルが起きやすいのは、そのためです。
日中の仕事などにより、前頭葉が疲れてしまう。
このことで、意志力が鈍ってしまうのです。
意志力の強い人・弱い人の特徴
ここで、意志力の強い人と弱い人の特徴について、ご紹介します。
意志力の強い人には、次のような傾向があるそうです。
一方で、意志力の弱い人には、次のような傾向があるそうです。
確かに見るからに、そんな感じがします。
意志力の強い人・弱い人の差とは?
では、意志力が強い人と弱い人の個人差は、どうして発生するのでしょうか?
「生まれつき」や「育った環境」もありますが、実は、
「使い方」がポイント
になります。
先ほどお伝えした、1日に使える意志力の上限の仕組みを知っていることが重要です。
これを知っているだけで、意志力をなるべく使わないよう温存することができます。
例えば、かの有名なスティーブ・ジョブズも、意志力を意図的に温存していたといいます。
ジョブズの服を思い出してみてください。
服装は常に下はジーパンで上はイッセイミヤケのタートルネックです。
彼は、朝起きてから服を選ぶことに、意志力を使いたくない。
だから、毎日同じ服を選んでいました。
参考:かつて「ミニマリスト」だった日本人|ぼくたちに、もうモノは必要ない。
同じくFacebook社のマーク・ザッカーバーグも、いつも同じTシャツやトレーナーを着ています。
「あなたはなぜ毎日同じTシャツばかり着ているのか」という質問に対して、「決断の数はできるだけ少ないほうがいいからだ。朝食に何を食べるかとか、どんな服を着るかといった決断をしていると、エネルギーを消耗してしまう」と答えています。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
意志力を節約する【習慣化】と【仕組みづくり】
それでは、意志力を節約して温存するためには、どうすればよいのでしょうか?
答えは、スティーブ・ジョブズやザッカーバーグのように、
意志力を使う場面を制限する
ことです。
つまり、意志力を使いたくない場面では、意志力を使わないで済ませるということです。
このためには、【習慣化】と【仕組みづくり】がカギとなります。
意志力を使いたくないことについて、使わずに済ませるためには、習慣化してしまうのが一番です。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
私たちは、歯を磨くときには、いちいち意志力を発揮していません。
それは、習慣になっているからです。
習慣化で、意志力を使わない「仕組み」を作ることができます。
しかし、新しい習慣が定着するまでは、やるのが億劫になったりつらかったりします。
ラクに習慣を定着させたい場合は、「朝」に取り組むのがもっともよいといいます。
なぜなら朝はまだ前頭葉が疲れておらず、意志力を発揮できやすいからです。そうやって最初のうちは意志の力を使いながら新しい物事に取り組みます。すると歯磨きのように、いちいちエネルギーを使わなくても、その物事ができるようになります。つまり習慣になるわけです。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
私も習慣にしたいことは、朝のなるべく早い時間に行うように心がけています。
「とにかく朝にやってしまう」と決めることで、1日を余裕をもって過ごすことができています。
以前までは、何かしながらも常に頭で「あれもこれもやらないと」と考えてストレスになっていました。
しかし、午前中にやりたいことをできるだけ済ませておくことで、すっきりと気持ちよく寝ることもできるようになりました。
少し脱線しますが、私は以前から掃除は夜でなく、朝にやると決めています。
朝の少しの時間にやってしまうのが、効率的で気持ちよい1日を手に入れることができるのでおすすめです。
「朝に起きるのが苦手」という人も多いです。私もその1人です。
実は、「毎日決まった時間に起きる」ということだけで、すでに相当な意志のエネルギーを消耗しています。
ちなみにDaiGoさんは、朝起きることを「仕組み化」しているため、起きるのに苦労していないとか。
意志の強い人間になりたければ意志の無駄遣いをやめることがいちばんです。習慣化と仕組み作りで本当に意志を発揮すべきことだけに発揮できるようになることを目指してください。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
大切でないことにはなるべく意志力を使わないようにすることがポイントです。
睡眠アプリ「Sleep Cycle alarm clock」と「Hue」という電球を使い、目覚めやすい状態のときに起きれるよう工夫されています。
▼ 睡眠アプリ「Sleep Cycle alarm clock」:就寝時から朝までの睡眠をデータ追跡。浅い眠りのときに、目が覚めるようにしてくれる
▼電球「Hue」:フェードイン機能で、朝日を浴びるように徐々に明るくなり自然な目覚めを促してくれる
私たちの生活の中でも、意志力を無駄に使ってしまっていることがありそうです。
何となく1日を生きるのでなく、意志力を使いたいこと・使いたくないことに切り分け、意義のある1日を過ごしたいものです。
上記のアイデアは、私なりに考えてみたものです。ぜひ、真似してみてください!
参考:【習慣化できないあなたへ】物事を継続するための5つのコツ
我慢することでも、意志力は減る
本著の内容とは少し外れますが、「我慢する」行為も「意志力を大きく減らす」ことになります。
例えば、ダイエット。
食べることを「我慢する」ことで、意志力が減ります。
意志力が減ることで、欲望が顔をだしてきます。
結果、さらに我慢できなくなるといった負のスパイラルに陥りやすいです。
我慢すると意志力が減る「仕組み」
ダイエットでは、
食べることを「我慢」する
↓
「意志力」が減る
↓
「欲望」が出てくる
↓
さらに、「我慢」できなくなる
負のスパイラル・・・!!!
ダイエットで我慢しすぎると、リバウンドしてしまうのは、この仕組みが原因です。
過去の私も、食べることを我慢しすぎてダイエットに失敗した過去があります。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事のポイントは、次の3点でした。
- 意志力は、1日で使える量が決まっている
- 意志力は、使い方を意識して節約できる
- 意志力節約のコツは【習慣化】と【仕組みづくり】
過去の私は、使わなくていいことに意志力を使い果たしていました。
結果、毎日のように疲れヘトヘトになっていました。
普段から「ちゃんとしなきゃ」と意志力を働かせている人ほど、疲れてしまいやすいのではないでしょうか?
かの有名なスティーブ・ジョブズも、「決まった服しか着ない」というのは、実は意志力を節約するための行動でした。
意志力を節約するには
- 「我慢」を減らすこと
- 自分を「ご機嫌」にすること
これがポイントです。
加えて「習慣化」により、無駄な意志力を使わないことがコツといえます。
意志力をコントロールし、やりたいことにエネルギーを全力で注いでいけるようにしましょう!
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それでは、今回はこの辺で終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
おわり。
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