すてる ミニマリスト 著書レビュー

かつて「ミニマリスト」だった日本人|ぼくたちに、もうモノは必要ない。/佐々木典士著

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こんにちは、まちゃりさです。

最近よく耳にする「ミニマリスト」。私自身も、モノを持たない暮らしを目指しています。

実は、日本人はかつて皆が「ミニマリスト」だったというのです!

一体どういうことなのでしょうか?

そして、最小限主義である「ミニマリズム」は日本へ逆輸入されたのです。

今回は、著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士 著)をもとに、本の中で印象に残ったポイントと感想をまとめます。

本記事の内容

1.ミニマリストとは?
2.かつてミニマリストだった日本人
3.逆輸入されたミニマリズム

それでは、どうぞ!

ミニマリストとは?

「ミニマリスト」は一体どんな人を指すのか?について、考えたことがありますか?

最近は、色々な場所で「私は”ミニマリスト”です。」と主張する人が増えたように思います。

かくいう私も「ミニマリスト初心者です」と名乗ることがあります。

以下の記事では、「ミニマリスト」を「必要最低限のモノだけで暮らす人」とお伝えしました。

著者の佐々木氏は、これに対し「ミニマリスト」をこのように考えているといいます。

「本当に自分に必要なモノがわかっている人」
「大事なもののために減らす人」だと、ぼくは考えている。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。(佐々木典士著)

なるほど、確かにそうです。「ミニマリスト」に厳格な定義やルールはありません。

持ち物が100個以下だから「ミニマリスト」か?といえば、そうではなく。

テレビを捨てれば「ミニマリスト」か?といえば、そうでもない。

僕が思うミニマリストは、ただ他人の目線だけを気にした「欲しい」モノでなく、自分に「必要」なモノがわかっている人。大事なものが何かわかっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

よって、何をどのように、どのくらい減らすのかに正解はないといいます。

当ブログの1つのテーマである「断捨離」。

ここにもつながります。

断捨離は、今の自分にとって本当に必要なモノは何か?を問いかけながら、モノや自分の気持ちと向き合っていくことです。

ミニマリストと断捨離に共通しているのが、必要なモノを問いかける視点です。

そして、大事なものや大切にしたいことを軸に、必要でないモノや考えを減らす考え方です。

かつてミニマリストだった日本人

かつての日本人は「みんながミニマリストだった」といいます。

産業が発達する以前、日本にやってきた外国人は驚いた。持っている着物は2、3着程度とわずかだが、こざっぱりしていていつも清潔。日本人もかつては10着も服なんて持っていなかった。身軽で、健脚でどこまでも歩いていく。家は簡素で永住するものではなく、すぐに建て替えがきく。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

確かにその通りですね。

現代は、経済的に豊かになり過ぎました。かつて日本人がこのようなミニマルな暮らしをしていたことをすっかり忘れていました。

そして、日本文化はそもそもミニマリズムの文化だといいます。

たとえば茶室。茶室の中に余計なモノは何もない。(省略)茶室の中では、身分も、金持ちも貧乏人も、偉いも偉くないも関係ない。ただ人と人とが向き合い、1杯のお茶をゆっくりと味わう。そしてただお互いのことを想い合う。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

茶室って、本当に落ち着きますよね。

ひたすらお茶を飲むことだけに集中できる空間。

このような空間を大切にしていたのも、日本人の文化でした。

逆輸入されたミニマリズム

ミニマリズムとは、最小限主義のことです。

あえて海外に目を向けると、ミニマリズムが日本に逆輸入されている事実を知ることができます。

ミニマリズムを語るうえで欠かせないのが、アメリカ企業アップルの創設者の「スティーブ・ジョブズ」です。

彼が作り出すモノは一貫してミニマルにそぎ落とした製品でした。

ジョブズはミニマリストであり、ミニマリズムの教えである禅の信奉者でした。

ジョブズが特に気に入らなかったのは、それが何にせよミニマルでないということだった。とにかく複雑で余計なモノを嫌ったのだ。(省略)日本でのiPhone所有率は世界でも特別に高い。それは日本のミニマリズムの文化がジョブズを通して、逆輸入されたようなものだ。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

ジョブズは意志力を意図的に温存するほど、ミニマルでシンプルな生き方にこだわっていました。(関連:【意志が弱い人必見】意志力を簡単にコントロールして強くするコツ

ジョブスは、なぜここまでミニマルなシンプルな生き方にこだわったのでしょうか?

それは、大事なものに集中するためだったと思います。

大事なものに集中するために、大事でないもの(=それ以外)を減らす。

これが、「ミニマリズム」です。

テストや資格試験の勉強時には、机の上に散らかっているモノを一旦すべて別の場所にやったという経験はありませんか?

あれは、勉強に集中するために、不要なモノを取り払ったということです。

ミニマリズムは、「本当に大事なものは何か」を教えてくれます。

そして余計なモノがないからこそ、「美」につながるのだと私は思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士 著)をもとに、かつて日本人がミニマリストであった事実、ミニマリズムが逆輸入されていることをご紹介しました。

「ミニマリスト」は、定義があいまいなだけに、様々な形があります。

ですが、私はそれでもいいと思っています。

一番大事なのは、自分がどう感じるか?感じたいか?です。

ミニマリズムは「目的」でなく、「手段」です。

「モノを減らす」ことに目的を置くのではく、「何のために」モノを減らすか?が重要です。

であれば、何でもかんでもモノを減らすのは得策ではありません。

大事なものや大切にしたいことのために、「モノを減らす」でなければいけないのです。

現代は、モノや情報で溢れています。

だからこそ、かつての日本人の姿である「ミニマリスト」や「ミニマリズム」について考え、自分にとって何が大切なのかを考える必要があると感じました。

そして、「本当に大切なもの」に絞った生活は、自身の価値を認めることにつながります。

その先には、きっと、より幸せな暮らしが待っていると思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おわり。

本記事でご紹介した本について

・『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士 著)

ミニマリストである佐々木氏による著書。

かつての汚部屋からミニマリストになった経験をもとに、モノが増えてしまう原因やモノの減らし方、モノを減らして変わったこと等を綴っています。

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