こんにちは、まちゃりさです。
「モノを捨てたい(減らしたい)」とは思うけど、捨てられない
このように悩むあなたのために、今回は、モノを捨てるための5つの考え方をご紹介します。
それでは、どうぞ!
モノを「捨てる」ための5つの考え方
「モノを減らしたい」と思っても、モノへの執着心が邪魔をして、モノが捨てられないことが多くあります。
そこで、今回はモノを「捨てる」とき、覚えておきたい5つの考え方を抜粋してご紹介していきます。
- 捨てることは「失う」ことでなく「得る」こと(ルール3より)
- 捨てられないのでなく「嫌」なだけ(ルール5より)
- まず「収納という巣」を捨てる(ルール18より)
- もう一度買いたいと思えないモノは捨てる(ルール34より)
- 捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる(ルール51より)
順番にご紹介していきます。
【1】捨てることは「失う」ことでなく「得る」こと
捨てることは失うことでなく”得る”ことです。
今使っていないモノだけど、なかなか手放せない
このように悩んでいる場合、ぜひ知っておいてほしい考え方です。
モノを捨てることは「失う」ことではありません。
捨てることでマイナスになる、ただ損をする
つい、このように考えてはいませんか?
モノを捨てるときには少なからず、痛みが伴います。
- 「もったいない」と強く感じる
- 「取っておけばよかった」と後悔するくらいなら、取っておいたほうがマシ
このように考えてしまうのは、人間であれば普通のことです。
ですが、
捨てることで得るモノもある
これも、また事実です。
モノを捨てることで、得られるモノはたくさんあります。
- 時間
- スペース
- 掃除のしやすさ
- 自由
- エネルギー
「捨てられなかった」頃の私。
目の前のモノに気持ちが優先し、モノを捨てる決断ができませんでした。
モノを捨てるなんて、そんなのもったいない!
しかし、思い切って使っていないモノを捨ててみたところ、捨てることで得られるモノは想像よりもたくさんあることに気付きました。
モノを減らしたい
せっかくこのように思えたなら、ぜひその気持ちを大切にしてほしいです。
そして、モノを捨てることで得られるモノに視点を当ててみてください。
捨てることで得られるモノは目に見えない。
だから、意識するのが難しい。
このことを知っておきましょう。
捨てることは「失う」ことでなく「得る」こと
【2】捨てられないのは「嫌」なだけ
2つ目の考え方は、捨てられないのは「嫌」なだけです。
これ、とても納得できました。
モノを減らしたいと願いながらも、やはり捨てられない
このように、「モノを減らしたいのに、捨てられない」と思ってしまうのは、なぜでしょうか。
「思い出がたくさんあるから」といった、美しい理由もあります。
しかし、その理由の裏には、
- 捨てるのに手間がかかる
- 捨てるのがめんどくさい
こうした気持ちが、隠れていたりします。
人間は、都合のよい言い訳を作るのが、とても上手な生き物です。
- 忙しいから
- 今は捨てるタイミングじゃないから
気付かないうちに、こんな言い訳をしていることもあります。
こうして、
現状維持という、自分にとって「一番楽な選択」をしてしまうのです。
しかし、このように目の前の楽さを優先していれば・・・
いずれ、手に負えない大量のモノに囲まれてしまうことは避けられません。
減らしたいけど、捨てられない
このように思う時、捨てられない気持ちに目を向けてみてください。
本当は、一番楽な選択をしているだけ、かもしれません。
捨てられないのは「嫌」なだけ
【3】まず「収納という巣」を捨てる
3つ目の考え方は、「まず”収納という巣”を捨てる」ことです。
著者の佐々木氏によれば、捨てる上での大きなポイントといいます。
普通は、「モノを減らそう」と思えば、
収納の中身を減らすことから取り掛かると思います。
そして、中身がなくなってから、
よし!ようやく収納が捨てられる!!
こんな風に考えるのが普通です。
しかし、モノを減らすには、この考えを改める必要があります。
どういうことか?
本では、害虫を駆除するときの例えを紹介しています。
最初に「巣」の撤去を行います。
→ なぜなら、1匹ずつ駆除してもキリがないから
→ 巣があれば、いずれ巣に再び虫が集まり、元通りになってしまうから
「収納」にも、これと同じことが言えます。
「収納」という「巣」があれば、再びモノが集まって、すぐに元通りになる。
でも・・・
「収納」を捨てれば、モノをしまうことができません
こんな風に思うかもしれません。
「収納」を捨てれば、モノは居場所がなくなり、溢れ出します。
でも、それがいいのです。
収納がないからこそ、何とかしようと思えるからです。
収納を捨ててみると、
やっぱりモノが収まらない。収納を用意しなきゃ!
こんな風に焦るかもしれません。
しかし、ここで一歩踏みとどまります。
収納を減らしたことで、溢れ出したモノを見直してみます。
- それは、普段から使用しているモノでしたか?
- それは、存在そのものを忘れていたモノではありませんか?
「収納という巣」に隠れ、見えなくなっていたモノ。
今の生活に本当に必要ですか?
まず、収納という「巣」を捨てれば、モノを減らすことができます。
まず「収納という巣」を捨てる
【4】もう一度買いたいと思えないモノは捨てる
4つ目の考え方は、「もう一度買いたいと思えないモノは捨てる」です。
同じ考え方を、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」で学びました。
商品として展示されていたとして、買いたいと思うかどうかです。
関連:【感想】ウチ、”断捨離”しました!|悲しみにサヨナラ、心の処方箋スペシャル(1/2)
落としたりして失くす、誰かに盗まれる、使い込んで寿命を迎える。
そんな状況になったと想像して、もう一度同じモノを同じ値段を出して買いたいと思えるなら、そのモノは本当に胸を張って好きと言えるモノだし、自分にとって必要なモノである。
引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)
もう一度、同じ値段で同じモノを買いたいと思えるか
これを、自分自身に問いかけてみるのが効果的といいます。
私の中では、この「買いたいか基準」が、かなり役立っています。
「なかなか捨てられない」と悩んでいた、服の断捨離にも役立ちました。
手持ちの服を改めて見直すと、同じ値段を出して買いたいと思える服は、全体の20%にも満たない結果に。
ほとんどありませんでした・・
「服の断捨離」については、以下の記事を参考にして下さい。
同じモノを同じ値段で買いたくない。
こう思うとき、そのモノは次のどちらかです。
- 使いこなせていない
- 払ったお金以上の対価を得られていない
次に買うなら、別のモノかな・・・
こう思うとき、そのモノは次のどちらかです。
- どこか気にいっていないポイントがある
- とりあえずなんとなく持ってしまっている
なくなっても、寿命を迎えても、同じモノが欲しい
こう思えるモノが、本当の満足感を与えてくれるモノです。
断捨離の第一人者、やましたひでこさん。
自分をご機嫌にするモノだけを残すことを、主張しています。
断捨離の考え方を知るには、「やましたひでこ」さんを知ることから!
自分をご機嫌にするモノだけを残すことで、
気分も高まり、かえってモノを大切に扱えるようになっていきます。
ぜひ、断捨離で心がけていきたいポイントです。
もう一度買いたいと思えないモノは捨てる
【5】捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる
最後の考え方は、「捨てられるか”悩んだ”時点で捨てられる」です。
「悩む」のはなぜか。
それは、
悩む対象の選択肢同士が、同じくらいの価値を持っている
ということです。
何を選ぶにしても、それぞれメリットとデメリットはあります。
つまり、見比べてばかりでは、何も行動ができなくなるということ。
過去の私も、悩んだ結果、残したモノがたくさんあります。
しかし、この残したモノたち。
振り返れば、実際に使った記憶がほとんどありませんでした。
どちらを選んでもほとんど差がないのであれば、さっさと決断してしまうのがおすすめ。
「決められない」をなくすには?
佐々木氏によれば、絶対捨てたくないモノ以外は、大抵捨てられるといいます。
仮に捨てても何とかなることが大抵です。
捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる
まとめ:5つの考え方で、モノを捨てる決心をしよう!
いかがでしたか?
今回は『ぼくたちに、もうモノは必要ない』の中から、モノを捨てるのに活用できる考え方5つをご紹介しました。
- 捨てることは「失う」ことでなく「得る」こと(ルール3より)
- 捨てられないのでなく「嫌」なだけ(ルール5より)
- まず「収納という巣」を捨てる(ルール18より)
- もう一度買いたいと思えないモノは捨てる(ルール34より)
- 捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる(ルール51より)
私は、この5つの考え方を知り、
手放すことができなかったモノを多く手放すことができました。
「捨てられない」と悩む方に、ぜひ知っておいてほしい考え方です。
とはいえ、無理やり捨てるのが正解というわけでは、ありません。
モノを減らしてスペースを確保したい。
こう本気で思うなら、この5つの考え方をもとに、ぜひ「捨てる」行動に移してほしいと思います。
ご紹介した本について
・『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士 著)
ミニマリストである佐々木氏による著書。
汚部屋からミニマリストになった経験をもとに、
- モノが増えてしまう原因
- モノの減らし方
- モノを減らして変わったこと
について、綴っています。
今回、ご紹介した5つの考え方以外にも、捨てるためのルールが全部で55個紹介されています。
- モノが捨てられないことで悩んでいる
- モノが多い現状を解決したい
こう考えている人に、おすすめの1冊です。
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