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【ミニマリスト】誕生の3条件とは?|ぼくたちに、もうモノは必要ない。/佐々木典士著

この記事は約7分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

最近よく耳にする「ミニマリスト」。

私自身も、モノを持たない暮らしを目指しています。

 

今回は、「ミニマリスト」がなぜ誕生したのか?

背景にあった「3つの条件」にフォーカスしていきます。

本記事は、著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士 著)をもとに、印象に残ったポイントと感想をまとめています。

それでは、どうぞ!

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ミニマリストとは?

最近は、「ミニマリストである」と主張する人が増えたように感じます。

著者の佐々木氏は、「ミニマリスト」を

  • 本当に自分に必要なモノがわかっている人
  • 大事なもののために減らす人

このように捉えています。

「本当に自分に必要なモノがわかっている人」
「大事なもののために減らす人」だと、ぼくは考えている。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。(佐々木典士著)

 

「ミニマリスト」に厳格な定義やルールはありません。

  • 自分の大事なものに軸を置き、
  • 必要に応じてモノを減らす手段をとる

このような人がミニマリストといえます。

僕が思うミニマリストは、ただ他人の目線だけを気にした「欲しい」モノでなく、自分に「必要」なモノがわかっている人。大事なものが何かわかっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

 

何をどのように、どのくらい減らすのかに正解はない

これは、当ブログの1つのテーマ「断捨離」ともリンクしています。

双方に共通しているのが、必要なモノを問いかける視点です。

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ミニマリスト誕生の3条件

ミニマリストが生まれた背景のお話です。

著書の佐々木氏は、ミニマリスト誕生の背景には「3条件」があったと考えています。

ミニマリスト誕生の3条件
  1. 増えすぎた情報とモノ
  2. モノを持たないで済む、モノとサービスの発展
  3. 東日本大震災

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【条件1】増えすぎた情報とモノ

現代社会は、情報とモノで溢れています。

一方で、人間の脳みそは、5万年前から進化していないのです。

限られたハードディスクには不必要な情報が満載。貴重なメモリは、他人の目線を気にして、モノを追いかけ、管理することに大きく割かれる。そうなると本来の大事なことが見えづらくなるのも当然だろう。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

 

つまり、現代では、

進化していないハードウェアに対し、

情報・モノを詰め込みすぎている

こんな、大変な状態になっています。

 

そして次々とつかの間の娯楽を消費し続ける。それすら億劫になって、スマホのゲーム、ゴシップ、アルコールなど簡単に自分をごまかせるものに手を出すようになる。かつてのぼくがまさにそうだった。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

現代の発展は目覚ましく、人間の進化が追い付いていないのが現状です。

すると、本質が見えなくなる。

本質が見えないから、つかの間の娯楽を消費してごまかす。

まちゃりさ
まちゃりさ

同じように、簡単に自分をごまかせるものにばかり手を出していたことに、気付かされました。。

 

佐々木氏は、自らを「処理中」のままぐるぐるしている重いパソコンだったと振り返ります。

いつも作業でいっぱいで、情報を入れても新しい答えを出せず、機能と同じ答えを出し続けるだめなパソコンだった。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

人間は進化できない。

だからこそ、いらないモノを「減らし」、身軽にしていくしかないのです。

これが、ミニマリスト誕生の背景の1つです。

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【条件2】モノを持たないで済む、モノとサービスの発展

ミニマリスト誕生の条件2つ目は、「モノを持たないで済む、モノとサービスの発展」です。

モノが便利に発達。

このおかげで、モノ自体を持たなくて済むようになりました。

 

その代表格が「スマホ」の誕生です。

スマホ1つで、これだけのモノを持つ必要がなくなりました。

スマホ1つでこれだけ手放せる!

電話、カメラ、テレビ、オーディオ機器、ゲーム機、時計、カレンダー、懐中電灯、地図、メモ帳、手帳、コンパス、路線図、辞書、カタログ、通帳、飛行機のチケット・・等

「ミニマリスト」にとって、1つで多くの役目を担えるスマホの誕生は、必要不可欠でした。

 

またモノを減らすためのモノ」も誕生。

捨てるのに困ったときは、簡単にデジタル化できるようになりました。

 

例えば、書類をデジタル化できる「ドキュメントスキャナ」です。

書類もデジタル化できるようになり、手放せる書類の量がかなり増えました。

>>参考溜まりやすい書類の片付け・捨て方3つのコツ

 

シェアサービス」の発展も、ミニマリストの誕生を後押ししました。

  • 車を持たない「カーシェアリング」
  • 自転車を共有する「バイクシェア」

ここ最近で大きく広がったサービスです。

車や自転車を「必要なときだけ、使う」ことが可能となりました。

これが、ミニマリスト誕生の背景の2つ目です。

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【条件3】東日本大震災

ミニマリスト誕生の条件3つ目は、意外にも「東日本大震災」です。

東日本大震災はあらゆる点で、ぼくたちの価値観に影響を与えたが、「モノ」に対しての考え方にも決定的な変更を迫ったと思う。

引用:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士著)

溜め込んでいたモノたち。

地震によって、いきなり凶器へと変わりました。

モノが多いことがかえって、リスクを増加させたのです。

 

大事にしていたモノを、すべて流した津波。

自らの身を守るためには、モノをむやみに取っておく生き方には価値がない

最低限のモノだけで暮らす「ミニマリスト」の生き方が、求めらるようになりました。

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これからどう生きていくべきか

ミニマリスト誕生の背景となった3つの条件は、

  1. 増えすぎた情報とモノ
  2. モノを持たないで済む、モノとサービスの発展
  3. 東日本大震災

でした。 

これを踏まえ、これからどう生きていくべきかを考えたいと思います。

 

私は、情報とモノに支配されるのでなく、

支配できる生き方

これを目指していくべきでないかと思います。

そのためには、ミニマリストのように、本当に必要なモノだけに絞る生き方にシフトすべきです。

 

かつての日本人は、みなが「ミニマリスト」でした。

茶室に代表される、日本文化。

ミニマルな生き方が「」であることを表しています。

 

日本で常にヒットしているiPhone(アイフォーン)。

余計なボタンはなく、シンプルな作りです。

シンプルだからこそ、使いやすく美しい

このことに、誰もが気付くべきです。

 

また、モノが多いこと。

ときに、自身の身を脅かすリスクとなります。

 

情報やモノが多い現代だからこそ、

1人ひとりが、

モノ・情報を絞り、コントロールしていく

こうした生き方が求められます。

でなければ、あっという間に、モノと情報に忙殺されてしまいます。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士 著)をもとに、ミニマリスト誕生の3条件についてご紹介しました。

ミニマリスト誕生の3条件
  1. 増えすぎた情報とモノ
  2. モノを持たないで済む、モノとサービスの発展
  3. 東日本大震災

本記事を読んだあなたが、自己を確立するシンプルでミニマルな生き方を知り、心がけるきっかけとなれば幸いです。

私は、これからもミニマルな生き方を目指していきます。

本記事でご紹介した本について

ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士 著)

ミニマリストである佐々木氏による著書です。

かつての汚部屋からミニマリストになった経験をもとに、

  • モノが増えてしまう原因
  • モノの減らし方
  • モノを減らして変わったこと

などを綴っています。

本はここからチェック!

それでは、今回はこの辺で終わります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

おわり。

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