こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年4月11日放送回(第113回)の内容・感想をまとめます。
今回は、喧嘩の絶えない仲良し夫婦の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 仕事が忙しく、片付けに時間が使えない
- どちらにも非はない!”共同正犯”
- 言いたいことを言い合おう
それでは、どうぞ!
多忙!理容師夫婦の一大決心!
今回の出演者は、神奈川県秦野市にお住まいの、妻・けいこさん(44歳)、夫・きよしさん(44歳)ご夫婦です。
けいこさんのご両親とともに、理容室(Hair salon YOUNG)を経営しています。
1階の理容室は、きれいに片付いていますが、家族で生活する2階と3階の部屋は、物で溢れています。
3人の子供を育てるご夫婦は、超多忙。
特に、けいこさんは、子供の世話をしながら、仕事。さらには、家事まで・・・
とても、片付けに使う時間がありません。
とはいえ、本来は綺麗好きのけいこさん。
「断捨離で、心の余裕を手に入れたい」と、番組に応募しました。
一方で「これと決めたら、すぐに行動してしまう」”暴走夫”のきよしさん。
喧嘩が絶えない夫婦の断捨離は、一体どうなるでしょうか!?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
中でも、やましたさんが気になったのは「玄関」。理容室のお客さんがトイレを使う際、必ず目にする場所です。
ここで、やましたさんからアドバイス。
空間ってそれぞれ役目があるんだよね
玄関は「ようこそ来てくださいました」「元気でいってらっしゃい」
玄関の断捨離スタート!
それでは、「空間」の持つ意味を考えながら、「玄関」の断捨離に取りかかります!
まずは、下駄箱の中身を全て出し、中身を確認することに。
最初は、けいこさんの靴からです。
傷んでいる、普段履いていない靴は、思い切って処分しました。
続いては、夫・きよしさんの靴。
きよしさんは、迷うことなく、どんどん処分を決め、わずか数分で完了!
長女さんも潔く靴を断捨離し、普段履いている2足を残して、他は全て処分しました。
こうして、なんと70足もの靴を断捨離。
物であふれていた玄関は、美しい空間に変化しました。
下駄箱にも、きれいに靴がおさまるようになり、靴が取り出しやすくなりました。
どうして物が溢れるようになった?
断捨離後、やましたさんは、どうしてモノが溢れてしまったのかを確認しました。
きよしさんによれば、自分は”全部捨てる”タイプ。
でも、バンバン捨てれば、けいこさんにやめるように言われてしまい、結局、喧嘩になってしまうということでした。
これにやましたさんは、
夫婦って妻は夫のせい 夫は妻のせいっていう
さらには、
はっきり言っておく 共同正犯だから
と、どちらか一方が悪いのではなく、”共同正犯”であることを強調しました。
そして、1ヶ月の断捨離を前に、やましたさんからお願いがあります。
だから約束してくれる? お互いがお互いを責めない
「どちらが悪いではなく、どっちも悪い」と心して、相手を責めないこと。
それが、今回の断捨離のお約束。
さて、これから1ヶ月間、夫婦仲良く断捨離できるでしょうか?
断捨離3日目:ほんとは綺麗にしたい!妻の言い分
今日は、けいこさんが、1階の洋室の断捨離に取り掛かることに。
この部屋は、元々、理容室の「スタッフルーム」として使おうと、キッチンや冷蔵庫をそろえました。
しかし、うまく機能せず、食品の在庫や家族の物置になっていました。
けいこさんは、キッチン周りに溢れているモノを断捨離しようとしますが・・・
物を出す度に、必ず拭き掃除。
しまいには、キッチン周りのお掃除が始まってしまいます。
本来、きれい好きだと話す、けいこさん。
私 わりとキレイ好きで キレイにしたいタイプだから
今は物だらけのリビングも、子供が生まれる前は、スッキリしていたそうです。
子供が生まれ、忙しくなったことで、それどころではなくなってしまったのですね。
そして、けいこさんは、シンクの下の扉を外しにかかります。
ストックの飲み物がシンク下に入っていますが、隣の冷蔵庫に移しやすくするためです。
しかし、肝心の断捨離は、、、、なかなか進みませんでした。
断捨離1週間後:暴走夫VS止まらぬ妻 飽くなき戦い
断捨離開始1週間。
1階の物置部屋にやってきた、きよしさんは、突然、シンク下の長さを測りだします。
台をシンク下に入れ、収納スペースを作りたい様子。
しかし、作業に夢中なきよしさんは、「どうしてその中に入れたいの?」と問いかける妻に、答えることなく作業を進めます。
そして、けいこさんが外したシンク下の扉を見て、
「配管がむき出しになるから、扉はした方がいい」と、きよしさん。
これに、けいこさんは、「冷蔵庫に入れるのが大変」と説明しますが、
きよしさんは、「排水溝が見えるのは見た目が悪い」と頑として聞き入れません。
結局、けいこさんが根負けし、扉は元に戻すことに。
こんなことなら、最初から話し合っておけばよかったですね・・・。
きよしさんの断捨離
続いて、きよしさんの物を断捨離します。
メインは、趣味の「キャンプ道具」。これを全て取り出します。
きよしさんは、1人でソロキャンプに出掛けるほどのキャンプ好きで、新しいキャンプ道具を見つけると、つい買ってしまうのだそう。
しかし、いざ断捨離となれば、どんどん捨てていきます。
あまりにも、潔く処分していく夫に、けいこさんが抵抗。
「電池がないから捨てる」と言った「ランタン」は、「まだ使える」と言って、戻します。
□冷蔵庫の中身をめぐり、喧嘩に・・・
その後も、冷凍庫の中身をめぐって、ひと悶着。
けいこさんは、きよしさんがキャンプで買ってくる「氷」のせいで、冷凍庫が埋まっていると主張。
これに「捨てていい」と答える、きよしさん。
捨てるにしても、またどうせ買うことになると反抗する、けいこさん。
最後には、「捨てるくらいなら、割って使って」と、氷を砕くよう促します。
きよしさんは、氷を割りますが、割った氷が大きすぎて、冷蔵庫の氷ケースに入りきらない事態が発生・・・。
しまいには、「自分は捨てると言ってるのに、めんどくさい。やってくれ」と、作業を放棄。
結局、けいこさんがやり直すことになりました。
やましたさんから仲良くやるように言われていましたが・・・
敵じゃなく味方として進めると、うまくいく
断捨離できない人・できる人が仲良く暮らすには?
断捨離8日目:理容師夫婦の喧嘩エレジー
今日は、理容室がお休み。
夫婦で、2階の断捨離を進めることにします。
リビング横の和室の収納の中身を断捨離し、外に溢れている物をしまう計画です。
和室の収納には、「寝具」が押し込まれていました。大量の布団は、お泊り用の物。新型コロナ前は、毎月のように仲間や友人が家族で泊りがけで遊びに来ていたそうです。
途中、きよしさんが出かけてからも、1人で断捨離を続ける、けいこさん。
「古い布団」や、「子供が小さいときの布団」は、断捨離しますが、ほとんどの布団は残すことに決めました。
そこには、夫への想いがありました。
けいこさんは、22歳のころ、勉強のために東京の理髪店で働いていました。そこで出会ったのが、2歳年上のきよしさん。
実は、きよしさんの東京の実家も、理髪店を営んでいます。しかし、東京から、自分の実家に来てくれた、きよしさん。
けいこさんには、このことに対する感謝があり、「都会ではできなかったことをやってほしい」という想いがあります。
その後も、きよしさんの仕事が立て込む一方、子供相手に、断捨離を続けていくけいこさん。
和室にある、もう1つの収納にも着手し、スペースにゆとりを作ることができました。
子供の教育によい空間の作り方の参考に!
物が捨てられない・・・物を捨てるためのコツを紹介!
1か月後:きよしさん、再び暴走とやましたさん再訪
1か月後。やましたさんが再訪する日の当日の朝になって、突然、きよしさんが動き出します。
なんと、和室の収納の棚を外し始めたのです。そこに、子供服の収納ケースを全て収納しようという計画です。
しかし、夫婦は、4歳のさらちゃんの服の収納場所で、再び揉め始めます。
「全ては収納できない」と主張する、けいこさんに、きよしさんは「できる」と主張。
結果的には、子供服の収納ケースは全て収まりましたが・・・猪突猛進な、きよしさんでした。
やましたさん、再訪
やましたさんが、再訪します。
「ちゃんとお部屋になった」と部屋の出来栄えを評価する、やましたさん。
物置になっていた1階の洋室は、くつろげる部屋に大変身。
そして、2階の部屋。子供の物で溢れていましたが、かなりスッキリした印象です。
やましたさんは、最後に2人に確認します。
やってみてどんなことが起きた?2人の間に
きよしさんが こうしたいっていうのが強いんですよ
だから わーってなるからとりあえずやってみる
それで落ち着いたら それでいいかって
それで本当に嫌だったら 嫌っていう
互いに、しょっちゅう喧嘩する間柄と話す夫婦。
やましたさんは、お互いにめげないタイプだから、全然心配はないと返します。
私は 言いたいことも言えずに だんまりしている夫婦よりも
言いたいこと言って 喧嘩する方が安心なの
「じゃあ 喧嘩しつつね、やっていこうか」
こう話し、最後に取り掛かったのは、リビングの断捨離。目標は、新築当初の姿を取り戻すことです。
サイドテーブルからは、子供たちの学用品やテキストが出てきますが、使い終わった教材を処分。
家族写真は、時間がかかるので、後回しにしました。
こうして、みんなで断捨離に挑戦した結果、リビングは新築当初の頃に近づきました。
家が片付いても、家族仲良く暮らせないのはなぜ?
番組を観ての感想
言いたいことは、どんどん吐き出すべし!
最後のやましたさんが、2人にかけた言葉が印象的でした。
「喧嘩する方が安心」
言いたいことを溜め込んでいる夫婦よりも、言いたいことをどんどん言い合う方がいい。
断捨離的にも、気持ちを溜め込まずに、どんどん吐き出すのがいいということです。
私も、つい気持ちを溜め込んでしまう癖があるので、注意します
今回、学んだポイントは、次の3点です。
- 空間にはそれぞれ役割がある。
⇒玄関は「ようこそ来てくださいました」「元気でいってらっしゃい」の役割 - 夫婦は、互いに「夫のせい、妻のせい」に展開するもの
- 共同正犯の意識をもって、断捨離に取り組む
ぜひ、断捨離に活用していきましょう!
断捨離で、夫婦仲を取り戻せ!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、喧嘩の絶えない仲良し夫婦の断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
2人とも物しか見ていなくて、この空間をどう生かしていこうかという視点が全くなかった
そういう意味で、共同正犯で物置になっていた
きよしさんは、捨てることはできるけど、その視点は、あくまでも”物”にありました。
断捨離で大切なことは、”空間を活かす”ことです。
空間を活かすための手段の1つが、物を手放すこと!
そして、もう1点。
家族だから 夫婦だから 許されるケンカってあると思う
断捨離が嫌うのは、”溜めておく”こと。
思ったことを言い合い、ぶつかり合うことで、互いの理解を深めるのが大切ということでした。
「物」も「気持ち」も溜めすぎることなく、循環させていくことを意識していきましょう!
1日5分からでOK!少しずつ断捨離に挑戦!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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