こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年2月8日放送回(第60回)をもとに、印象に残ったシーンと断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回の放送回を、3点でまとめました。
- 相手を思い合うがゆえに反発してしまう姉妹
- 断捨離できない人・できる人が仲良く暮らすには?
- 特に、断捨離が得意と思う人に見てほしい
それでは、どうぞ!
仕事姉vs断捨離妹
今回の断捨離の舞台は、愛知県豊橋市の商店街の一角にある花火問屋です。
お店の名物お母さんの眞理子(まりこ)さんは、店舗の上にご主人と住んでいます。
今回、番組に応募したのは、妹の栄子(えいこ)さんです。
栄子さんは、物だらけの実家の有様と、片づけられない姉に業を煮やして、やましたさんに助けを求めます。
しかし、いざ断捨離を始めると。
姉妹はお互いを思い合っているものの、反発しあってしまい、うまくいきません。
今回は、
仕事が忙しいために、片付けに手を付けられなかった姉・眞理子さん。
そして、断捨離好きの妹・栄子さん。
それぞれが断捨離を通し、互いに向き合っていく断捨離物語です。
印象に残ったシーン3選
今回の放送回で、印象に残ったシーンを3つご紹介します。
勝手に捨てろ!姉・眞理子さんが泣いてしまう
台所下の断捨離を必死の思いで終えた、眞理子(まりこ)さん。
そんな中。
息子の弘明(ひろあき)さんは、テレビの取材に対し、
「(母は)捨てるべきものがわかっていない。」
「どんぶり以外、全部捨てちゃってもいい物」
と話してしまいます。
これを耳にした、眞理子さん。
ついに溜め込んでいた不満が溢れだしてしまいます。
じゃあ全部捨ててください。もう知らん。
捨てろ捨てろって・・全部捨てるってなるじゃん
何でも捨てれ!!
せっかく一生懸命に断捨離したのに、息子から「捨てるべき物がわかっていない」
こんな風に言われたら、悔しいですよね。
人それぞれペースがあるので、そこを理解しないといけません。
妹・栄子さんが勝手に服の断捨離を進めてしまう
既婚の息子・弘明さん。
弘明さんの家の一室は、なんと母・眞理子さんの服で埋め尽くされていました。
先ほどのキツイ言葉も、こうした背景からきていました。
東京に住む息子さんに部屋を明け渡したい。
しかし、母の服を捨てることができずに困っていました。
親子とはいえ、物を押し付けられることに不満を隠せない様子。
意を決した妹の栄子さん。
眞理子さんに話すことなく服の断捨離を開始していきます。
人が来て恥ずかしいような家にはしたくない
眞理子さんは、栄子さんが仕分けた後の服の判別を担います。
やれる人がいざ始めてみると、案外、進むのかもしれません。
とはいえ、姉妹だからこそ、遠慮なくできてしまうという部分もあります。
姉妹で進める断捨離・・・。なかなか難しい部分はありますね。
やましたさんから姉妹へのエール
1か月の断捨離を終え、やましたさんから2人へエールがあります。
断捨離が得意な妹の栄子さんと、苦手な眞理子さん。
1か月断捨離を進めてきましたが、栄子さんは、眞理子さんの努力がまだ足りないと思っているようです。
これに、やましたさんは、
断捨離って、正しい正しくないじゃない
みんながご機嫌になればいい
でも、ご機嫌のなり方は人それぞれ
正義として振りかざしてはいけない
そして、
それぞれのご機嫌を実現すること
このように伝えます。
スッキリした空間こそがいいと思っている栄子さん。
対する眞理子さんは、ごちゃごちゃした空間が落ち着くと感じています。
人それぞれ考え方が違う。だからこそ、
- スッキリした空間の実現を正義として振りかざすのはいけない
- 正しいか正しくないかの軸で判断してはいけない
こう伝えました。
そして、共に暮らす以上、それぞれの「ご機嫌」を実現することが大切だと言います。
私も断捨離が好きで得意です。栄子さんのように、”スッキリした空間こそが正しい”と、自然に考えていたことに気付かされました。
しかし、相手が必ずしも同じ考えでいるとは限りません。
だから、
- 断捨離のゴールも、人それぞれ違っていい
- 大切なのは、それぞれにとって気持ちの良い空間を作ること
この2点を教えてもらいました。
断捨離が得意な人ほど、見落としがちな視点ではないでしょうか?
活用ポイント3選
ここからは、断捨離への活用ポイントをまとめます。
まずは、後ろめたさを感じている場所から
やましたさんは、断捨離を始めるにあたり、まずは台所から始めましょうと伝えます。
眞理子さんの話を聞くうち、料理ができないことに後ろめたさを感じていると判断したためです。
断捨離は、一番気持ちが楽になる部分(=後ろめたさを感じている場所)から着手するのがいいようです。
理想を押し付けるのは本当の断捨離ではない
最後にやましたさんから
(自分の)理想を押し付けてしまうのは、本当の断捨離ではない。
という言葉がありました。
それは「家族ならなおのこと」といいます。
私も断捨離で、スッキリした空間をたくさん手に入れてきました。
それが、とても気持ちいいのです。
でも、こうしたスッキリした空間。
みなが目指したいと思っているかといえば、決してそうではないことに気付かされました。
ごちゃついているから、モノを減らしたいだろう(はずだ)
こう考えていましたが、必ずしも皆が同じ答えではないのです。
家族ならなおさら、自分の理想を押し付けてはいけないと認識しました。
互いを責めず、補い合うこと
「互いを責めず、補い合うこと」
これも、やましたさんからの言葉です。
足りないところを補い、良いところを認め合うのが断捨離の目指すところ。
お互いが違うところを補い合っていく
これもすごく心に響いた言葉でした。
足りないところを補って、良いところを認め合っていく
違いを責めるのでなく、補い合うことが重要ということです。
今回は、本当に対象的な姉妹の断捨離でした。
断捨離が不得意な姉と得意な妹。
几帳面な妹に苦笑いしてしまう姉と、だらしなく見える姉にイライラする妹。
途中、最後までうまくいくのか?と何度ももひやひや。
しかし、お互いを思いやる気持ちをわかっていました。
だからこそ、最後まで断捨離を進めることができました。
断捨離で大切なのは、両者の違いを責めることではありません。
できなければ、サポートしてあげればいい
ただそれだけでした。
断捨離に限らず、ともに暮らしていく上で大事な視点ですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、対称的な姉妹の断捨離でした。
私は、断捨離が得意な方ですので、栄子さんの姿に自分を重ねて視聴しました。
たしかにイライラしちゃう。わかる!と感じながら・・・
しかし、それは
- できない人を見て、自分との違いに勝手にイライラしていただけ
ということに気付かされました。
さらに、「正義を振りかざすことが正解ではない」ことを学び、非常に納得。
このままでは、非常に失礼な自分になっていたことに気付かされました。
また、
「家族それぞれが、ご機嫌でいられればそれでよい」という言葉が、とても腹落ちしました。
もし、今後、友人や知人に対して、断捨離のアドバイスをする機会があれば、この視点を忘れずにいたいと感じます。
それでは、今回はこの辺で終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おわり。
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