すてる断捨離

【内容・感想】ウチ、”断捨離”しました!|頼りすぎた年下妻 亡き夫とのウェディングロード 第232回

この記事は約9分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2024年10月15日放送回(第232回)内容・感想をまとめます。

今回は、亡き夫の”供養”の断捨離物語です。  

今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。

  1. 夫の“忘れ物”を始末する
  2. 「残したい」と思った物は残す
  3. 供養が“癒やし”になる

それでは、どうぞ!

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頼りすぎた年下妻 亡き夫とのウェディングロード

今回の出演者は、神奈川県平塚市にお住まいの、ようこさん(53歳)。

仕事は知育教室の先生。

現在、大学生の娘・のりこさん(21歳)と3LDKのマンションで暮らしています。

キッチンカウンタ―の上には、物があふれ出している様子

収納棚も結構物が多い。どうやら、物を溜め込むタイプみたい。

気になるのが、6畳の和室部屋。

服は壁にかけっぱなし、押し入れには知育教室の教材でいっぱい。

さらに、押入れに入りきらない物が部屋に溢れています

 

そして悩んでいるのが、夫・よしひとさんの部屋。

亡くなって9か月が経つのに、今でも暮らしているようにそのまま

9歳年上の夫は、63歳のとき、前触れもなく突然命を引き取りました。

死因は脳出血でした。

ようこさんは、この部屋の物を処分したいと話します。

ようこさん
ようこさん

私は物がない方がいい

物があれば、すべて思い出してしまうと話します。

ITエンジニアだった夫は、しっかり者で頼れる存在。そして、優しい人でした。

 

さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?

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断捨離スタート!:夫の“忘れ物”を始末する

やましたさんが訪問し、部屋を見ていきます。

部屋に入ったやましたさん、最初に気になったのはリビングのカーペット

ふかふかのカーペットは、夏には不釣り合い。

カーペットを見ただけで、収納が詰まっていることを見抜いてしまいました!

 

続いて、よしひとさんの部屋。

出典:「ウチ、”断捨離”しました!」公式HP
やましたさん
やましたさん

どうしたい?

ようこさん
ようこさん

全部片付けたい

見るのも辛いけど、処分するにも躊躇いがある。

すると、やましたさんはこんな言葉をかけます。

やましたさん
やましたさん

ご主人が忘れていった物

やましたさん
やましたさん

違う世界に旅立つときに一緒に持っていかなかった物

やましたさん
やましたさん

始末して旅立つ余裕がなかった

家族を第一に考えていた、よしひとさん。

亡くなる前に余裕があれば、きっと迷惑をかけまいと自分で処分していたはず。

急にあの世へ旅立たなくてはならなくなった、よしひとさんの無念」をくみ取ってあげて欲しいと話します。

やましたさん
やましたさん

遺体がそのままさらされているように見える

やましたさん
やましたさん

ここを片付けるってことは供養

物を処分するのではなく、心を込めて供養する

そう考え方を変えれば、躊躇いもなくなると教えます。

 

やましたさんの提案は、

和室の押入れに入っている教材を移し替え、ようこさんの仕事部屋にすること。

よしひとさんが使っていたこの部屋を蘇らせること」が目標となりました! 

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“供養の断捨離で心を整理

出典:「ウチ、”断捨離”しました!」公式HP

まずクローゼットの服から取り掛かります。

すると、出てきたのは1着の服。

ようこさん、よしひとさんがこの服を着ている姿が好きだったと話します。

供養の断捨離①

処分を急がず「残したい」と思った物は残す

やましたさんは、処分する服はきちんと畳んで袋へ入れていきます。

服はその人が着ていた思い出が宿る物。

供養の断捨離②

故人の名残を感じる物は丁寧に処分する

丁寧に処分することで、悲しみや抵抗感が和らぐと言います。

そして、美術にも造形が深かったよしひとさん。

美術関連の物など、さまざまな物が出てきます。

供養の断捨離③

物を通じて個人を偲ぶ

 

続いて、よしひとさんの仕事道具。

人工衛星(からデータ)を飛ばす地上のパラボラアンテナのメンテナンスもやっていたのだそう。

エンジニアとして働きながら、研究者としても実績を上げていました。

小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトにも参画していたそう。

仕事ができ、優しく、ようこさんが頼り切っていたのもうなずけます。

 

すると、ようこさんに変化が訪れます。

なんと、自ら夫の服を袋に詰めだしました

それまでは、やましたさんに渡して袋に入れてもらっていましたが、自分の手で入れられるように

供養の断捨離で、心が動いた証拠です!

こうして、たくさんあった机の上がまっさらに!

クローゼットは、ほぼ空っぽになりました。

収納に詰め込まれていた服とは、すべてさようならできたのです!

残すか決めかねている物は、これから向き合っていくこととしました。

ようこさん
ようこさん

思う存分捨てられました

ようやく長いトンネルから抜け出すことができたようこさん。

でも、ここからが本当に大変でした。

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断捨離開始から、2日目。:完璧な夫に頼りすぎて・・・

この日も、よしひとさんの部屋の続き。

ベッドの上に残した物の中には、判断を保留にした物も混じっていました

文房具や本などは処分することに決めました。

だんだん、処分する気持ちが整理できてきた様子です!

ようこさん
ようこさん

「ご主人が天国から見たときにこの部屋をどう思うかな?」って(やましたさんから)教えてもらって、それはあまり考えたことがなかった

ようこさん
ようこさん

それで、片付けてあげたいなって思いました

自分の手で片付けられず旅立ってしまい、あの世で無念に思っているに違いない

そのやましたさんの言葉を聞いて、捨てる決心ができたのです。

出てくるのは、仕事関係の物。

USBメモリや、プロジェクターなど。

パソコンや機械のことはからっきし分からない、ようこさん。

でも、これからは自分でがんばってやっていかないといけません。

 

2人の出会いは、お見合いでした。

29歳と38歳で結婚。

ようこさんは、アパレル販売員や事務の仕事を転々としていたさなか。

夫が完璧な人に見えたそう。よしひとさんも純粋なようこさんに一目惚れ。

2000年に結婚、2002年に娘を出産。23年間の結婚生活を共に過ごしました。

すると、ようこさんはポツリとこんなことを言います。

ようこさん
ようこさん

私じゃなくてしっかりしていた主人が生きていた方が、娘にとっていいのかなって・・・

最近、いろんな話をするときにちょっと喧嘩になることが。

夫が生きていたときは、喧嘩しなかったのに些細なことで衝突するようになっていました。

ようこさんは自信を失っていたのです。

それでも、断捨離をコツコツと進めベッドの上の断捨離が完了!

あとは、ベッドを処分するだけとなりました。

が、ベッドの下にも大量の物が詰め込まれていたのです!

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断捨離開始から、2週間後。:本当の夫の姿は・・・

この日は、娘・のりこさんも助っ人で参戦!

一緒に、よしひとさんの部屋の断捨離をしていきます。

出てきたのは書類や文房具など。そして趣味の物。

小学校のときの表彰状や中学時代のテスト。

学生時代のプリントや答案が山ほど出てきたのです!

ようこさんに負けず、ため込み癖がある人でした

 

そして、断捨離中に思い出しました。

よしひとさんは完璧な人だと思っていたけど、

よく考えれば、人の言う事をちゃんと聞いてないし、話が長くて周りを怒らせることも少なくなかった

そう、完璧な人なんてどこにもいないのです。

 

こうして、ベッドの下の物をすべて処分することができました!

でも、よしひとさんにはまだ忘れ物がありました。

ベランダの物置にも、趣味の釣り道具の物がたくさん。

しかし、ようこさんの動きに戸惑いはもうありません。

このときにようこさん、すでに新たな決意を固めていました。

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断捨離、最終日!:夫の別れと再出発

よしひとさんの物が整理でき、スペースができました。

和室にあふれ出していた、知育教育の教材を全てよしひとさんの部屋に運びます。

生前、よしひとさんは「小学校の算数や理科を教えてあげたい」と夢を話していました。

そして、「2人で幼児教育をできたらいいね」と話していたのです。

ようこさんはこの部屋で、子供たちの未来を作る夢を追い続ける決意をしました

よしひとさんの部屋は、新たな一歩を踏み出す場所へと生まれ変わったのです!

 

空いたクローゼットは、教材置き場になりました。

そして和室は、物を押し入れに収納でき、スッキリと片付きました!

 

供養の断捨離。締めくくりに断捨離中に見つけたDVDを見ることに。

それは、ようこさんとよしひとさんの結婚式のビデオ。

そこには、よしひとさんの完璧なイメージとは違う、等身大の姿がありました。

ようこさん、もう涙を流すことはありません。

自分の足でしっかり歩み出した証!

 

そして、断捨離後、新しい部屋に生徒さんを招いて初めての授業が行われていました!

ようこさんの夢が新たに広がっていました

ようこさん
ようこさん

お母さん方が交流を持てて情報交換できたり、悩みを共有できたり安心できるような場所になればいいな

生きがいを見つけ、目標に向けて一歩ずつ!

これにて、”供養”の断捨離は終了です。今回もお疲れ様でした!!

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番組を観ての感想

まちゃりさ
まちゃりさ

故人の”忘れ物”とのお別れ。

今回は、亡くなった夫の物を中心とした断捨離でした。

やましたさんの言葉1つで、ようこさんの気持ちに大きな変化が生まれたのが印象的でした。

やましたさん
やましたさん

遺体がそのままさらされているように見える

やましたさん
やましたさん

ここを片付けるってことは供養

物をただ処分するのではなく、心を込めて”供養”する。

そう考え方を変えれば、躊躇うこともなくなる。

まさにそのとおりで、ようこさんはその言葉どおり、断捨離を通して供養をしていきました。

そしてその行動がようこさんの”励まし”となっていきました

さらには、断捨離の過程で夢まで広がり、

新たな人生へ向けての大きな一歩へとつながっていきました!

 

↓こちら(息子を亡くした母の断捨離)も参考になります。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、亡き夫の”供養”の断捨離物語でした。

  

最後にやましたさんは、こう締めくくります。

人生って亡くなった方との関係がそれぞれ違う。

物と向き合っていく中で、こんな関係だったし、こんな一面もあったという、

行為がようこさん自身を励ます、癒しになった。

やましたさん
やましたさん

断捨離が自身の励ましになる

ようこさんにとっての「本当の意味での“別れの儀式”」になった

やましたさん
やましたさん

娘さんとの新たな関係をこれからクリエイトしていける

まちゃりさ
まちゃりさ

断捨離によって「癒されていった」と話した、ようこさん。新たな人生に向けて夢も広がりました。天国の旦那さんもきっと喜んでいるはず!

 

それでは、来週もお楽しみに!

おわり。

↓ ↓ ↓

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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?

「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。

2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」の番組サイト。片づけられない!捨てられない!家族の密着ドキュメント。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。

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「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?

放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)

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▼番組公式本はこちら

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