こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年11月8日放送回(第140回)の内容・感想をまとめます。
今回は、息子のリハビリを後押しするための断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 脳性麻痺の息子のために、部屋を広くしたい!
- ”収納家具”が部屋を圧迫する原因に!
- おもちゃは、子供たちに選ばせる
それでは、どうぞ!
息子のリハビリを後押し なにわファミリーのオモチャ一掃大作戦!
今回の出演者は、大阪府大阪市にお住まいの、あいさん(36歳)です。
3LDKのマンションに、夫と4人の子供と家族6人で暮らしています。
4歳の次男・あゆむくんは、生まれつき脳性麻痺の障害を持っていて、常にサポートが必要。
そして、あゆむくんは、これから1ヶ月のリハビリ入院を予定しています。
退院後は、自宅で歩行器を使ったリハビリができるよう、部屋を広くしたいと断捨離を決意しました。
「自分の物は捨てられるけど、家族の物となると捨てられない」と悩むあいさんですが、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問。
子供たちの大量のおもちゃが、生活に支障をきたしているのを確認。
しかし、やましたさんが目に付けたのは、おもちゃではなく、収納家具でした。
(部屋を)広くするには、家具がいらない
物が増えるにつれ、それをしまうための収納家具を増やしてきてしまった。
しかし、そのことがかえって部屋を圧迫する原因になっていたのです。
断捨離の突破口を探していると、玄関横の部屋が物置部屋状態であることを発見。
ここは元々、夫婦の衣裳部屋でしたが、使わない物をどんどん放り込んでいるうちに、収集がつかなくなっていたのです。
やましたさんは、断捨離のプランをまとめます。
- おもちゃやいらない物を断捨離する
- 必要な物だけを物置部屋へ移動
- 不要な収納家具を減らす
今回は、この手順で断捨離を進めていくことにしました!
まずは、おもちゃの断捨離からスタート!
収納家具からおもちゃを全て出すと、あっという間に巨大なおもちゃの山ができました。
このおもちゃは、子供たち自身に選ばせることに。
率先して取り組んだのが、長男のれんくん。そして、お兄ちゃんに感化され、ちびっ子たちも次々と処分を進めていきます。
ここで、あいさんがポツリとつぶやきます。
子供たちが手伝ってくれる・・・
あいさんが「捨てろ」と言っても、一向に捨ててくれなかった子供たちは、やましたさんの言葉なら動いてくれると思ったみたい。
でも、やましたさんは、その理由をイベントにしているからと話します。
捨てろと言うから動かない。でも、家を広くするイベントにすれば、面白がって動いてくれると言います。
さて、いらないおもちゃは次々と断捨離され、廊下にはゴミ袋の山ができました。
そして、物が減ったおかげで、いらなくなった収納家具も断捨離できました。
減らす減らすって発想で、自分をラクにしていったらいい
こうして、初日の断捨離は終了!
やましたさんは、今後の方針を伝えます。
ひたすら物を適正な量に戻すという作業になる
”過ぎる”部分を取り除いていくと、邪魔な物がどんどん浮かび上がってくるとアドバイス。
れんくんのために、環境で応援する空間作りを目指すように話しました。
断捨離開始から1週間:なにわのスッキリ番長、登場!
断捨離開始から、1週間後。脳性麻痺の障害を持つ、あゆむくんは1ヶ月のリハビリ入院に入ります。
忙しいあいさんを心配したやましたさんは、強力な助っ人を投入することに!
その助っ人とは、”なにわのスッキリ番長”こと、断捨離チーフトレーナーの宮本美智代さん。
宮本さんが、あいさんの元を訪ねます。
気になったのは、ダイニングの奥に押し込められていた”化粧台”。
あいさんによると、嫁入り道具で、捨てたくない物とのこと。
にもかかわらず、現在は、完全に物置状態になっていました。
化粧台の上の物を降ろし、中身を1つずつ見ていきます。
まず、段ボール箱から出てきたのは、”保存食”。箱から出して、別の場所に移動することにしました。
続いて、何かに使えるかもと取っておいた”紙袋”。
「結局たまるってことは、使わないということ」とのアドバイスを受け、一気に処分しました。
こうして、化粧台の上の物をなくしたことで、化粧台は復活!
あとは、どこに配置するかを考えます。
目を付けたのは、和室の棚でした。子供たちの保育園用のタオルや絵本が入っています。
ここで、宮本さんが考えた作戦は、次のとおり!
- 和室の棚の絵本や小物を、リビングの棚に移す
- 空になった和室の棚を撤去
- 化粧品を化粧台に収納し、和室に移動
この作戦のとおりに断捨離を進め、見事化粧台が復活しました!
子供たちの世話でゆっくり化粧ができなくなっていた、あいさんですが、これからはすてきな化粧台で化粧ができそう。
そして、化粧台を移動したおかげで、ダイニングもすっきり。
2回の断捨離レッスンでコツがわかってきた、あいさん。ここからは1人で断捨離に取り組みます。
大事に使いたい物(=化粧台)を優先し、まずは配置場所を決める作戦が、見事ハマりました!
あゆむくんが入院して1週間後:キッチンカウンター下の断捨離!
あゆむくんが入院してから1週間が経ちました。
ダイニングは、あれからさらに変わっていました。
なんと、電子レンジを載せていた棚を処分したとのこと!
今日は、キッチンカウンター下の物に着手していきます。
ここには、知らぬ間に増えてしまった書類が押し込められていました。
不要な物をどんどん捨てていきます。
黙々と作業を続け、2時間後には、棚はほぼ空に。
奥の下段には、子育てが落ち着いたらやりたいと思っている、趣味のハンドメイドの材料を入れました。
手前のスペースには、子供たちのおやつを見えるように配置。
必要なときにすぐに取り出せるように工夫しました。
キッチンカウンター下が、とても機能的なスペースに生まれ変わりました!
あゆむくん退院まで残り1週間:物置部屋に取り掛かる!
あゆむくんの退院まで、残り1週間!断捨離もラストスパートです!
この日は、パパもついに動き出し、玄関横の物置部屋に着手します。
中でも頑張ったのが、新品同様の”エアロバイク”の断捨離。
コロナ禍、運動不足解消のために買いましたが、気付けば物置状態になっていた物。
新品同様でしたが、思い切って手放すことに決めたのです!
あいさん、あゆむくんの頑張りに感化されたパパ。空間を優先し、使っていない物は処分を決めました!
1か月後:あゆむくん退院!断捨離の成果は?
今日は、あゆむくんがついに退院し、家に戻ってくる日です。
断捨離で、動きやすい空間はできたのでしょうか?番組スタッフが、家を訪れました。
リビンと和室は、おもちゃや収納家具を断捨離し、広々とした空間に。
物が溢れていたダイニングも、スッキリしました。
夫のゆうすけさんは、断捨離を振り返り、
物が全部とりやすくなったんで、それが一番いい
と機能的になった空間に満足そう。
玄関横の物置部屋は、すぐに物が取り出せる便利な収納部屋に大変身!
あゆむくんのお出かけ用バギーもセッティングできました。
そして、他の子供たちにも変化が!
なんと、率先しておもちゃを片付けてくれるようになったとのこと。
これには、あいさんも驚き。
夫のゆうすけさん自身も、”片付けないと”と意識が変わったそうです。
番組を観ての感想
物をしまうための収納家具は、かえって空間を圧迫する要因になる!
ふつうは、”収納を捨てれば、物をしまうことができない”と考えてしまいがち。
しかし、その収納自体が空間を圧迫する原因となっていたのが、今回のあいさんの家。
収納から物を取り出して、中身を選別していけば、普段から使っている物はそう多くないことに気付けるはず。
収納家具そのものが、部屋を圧迫する要因となっていないか、一度見直してみましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、息子のリハビリを後押しするための断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
空間が物で圧迫されていたら心や体が萎える
老若男女問わず、物で圧迫された空間では、そもそも動く気が起きなくなると言います。
思わず、立って、動いてしまう環境づくりは、断捨離によって叶えることができる。
そして、この環境づくりは、年齢を問わずとても大切なことだと締めくくりました。
あいさんの子供たちも、断捨離後は、率先して片付けたり、家事の手伝いをしてくれるようになったとのこと!空間が変わると、心も体も軽くなると言えますね!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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