こんにちは、まちゃりさです。
BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年2月7日放送回(第105回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、スペシャル放送回!
部屋は綺麗なのに、なぜか心がモヤモヤしている2人の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 断捨離のゴールってあるの?
- 日々の変化を楽しむのが、断捨離
- 「好き」に正直になる
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
綺麗にしてるのに、モヤモヤ…一体なぜ?
今回の出演者は、2組です!
まず1人目は、三重県桑名市にお住まいのみほさん。
4年前にも番組に出演し、今回は2度目の断捨離です。
現在は3人の子育てをしながらも、家の中はすっきりとした状態をキープしています。
しかし、気持ちがすっきりすることがなく、いつもモヤモヤしているといいます。
2人目は、福島県の一軒家に家族4人で暮らすゆうこさん(仮名)です。
普段から家の中をきれいにしているゆうこさんのお宅は、部屋の隅々まで整理整頓が行き届き、収納スペースもすっきり。
しかし、くつろぐための寝室で、なぜか全くくつろげないという悩みを抱えています。
こちらは、「気配りの女王」こと、ヤマグチユミトレーナーがご自宅を訪問します。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
活用ポイント5選
今回は、断捨離への活用ポイントを5点にまとめました。
順番に解説していきます。
ポイント①断捨離のゴールがわからない
実は、断捨離にゴールはありませんでした
1組目・みほさんのお悩みは、「断捨離のゴールがわからない」ことです。
4年ほど前ー。
番組で断捨離に参加したみほさん。
ご自宅ソファには、服が置きっぱなし。
押入れは、長女の服でいっぱいの状態でした。
現在は、モノがなくスッキリした状態をキープできています。
しかし、みほさんの心中は、何となくスッキリできない。
みほさんが気になる場所は、2箇所。
1つ目は、キッズスペースに置かれた2つの「棚」。
何となくしっくりこない。
かといって、捨てることもできないため、どうすればいいのか分からない状態です。
2つ目は、みほさんの部屋に置かれた、大きな「米袋」。
実家から送られてくるそうですが、置き場所に困っていると言います。
試しに、この米袋を、廊下の収納スペースに入れてみようと試みるも、うまくいきません。
何とかモノを元に収めるも、ただ押し込んで終わらせた状態。
結局、気持ちはモヤっとしたままです。
「断捨離のゴールが見えない」
「このままでいいと言われればそうだが、でも改善できる気もする」
こう話す、みほさんに対し、やましたさんはどのようなアドバイスを送るでしょうか?
ポイント②壁をキャンバスに見立てる
しっくりこないときは、壁をキャンバスに見立ててみよう!!
やましたさんが訪問します。
やましたさんは、みほさんの悩みをすぐに見抜きます。
なんとなくつまらないような気がしてる?
どこか「インテリア感がない」部屋を見て、こう話します。
続いて、「キッズスペースの問題」について考えます。
なんで美しくないと思う?
「色がごちゃごちゃしているから?」と答える、みほさんに対し、やましたさんは、
それもあるが、真の問題は「空間に棚がフィットしていない」と言います。
ここにゆとりがない
キッズスペースに、押し入れのドアを挟むようにアンバランスに置かれた2つの棚を見て、左の棚がわずかにはみ出ていることを指摘します。
何となくしっくりこない原因は、棚が「置かれるべき場所に置かれていないこと」にありました。
ここで、やましたさんからアドバイス。
壁を1つのキャンバスに見立て、そこに絵を描くようにモノを置く
押し入れのドア面の壁(…キャンバスA)から、直角に隣り合う壁(…キャンバスB)に、棚を移動してみることにします。
棚を移動してみると、最初に比べて空間が広くなり、違和感がなくなりました。
壁を1つの「キャンバス」に見立て、絵を描くようにモノを置くという発想は今までありませんでした!わたしも、家の改造の仕方がわかったような気がします。「空間作りを楽しむ」ことこそが、断捨離の醍醐味です。
ポイント③空間が映えるようにモノを減らす
空間を映えさせることが、断捨離の目的!
続いて、みほさんのお部屋に置いてある「米袋」です。
見えない場所に収納したいのに、収納ができずにいました。
この米袋を収納したいと考えていのは、あの廊下の収納スペースです。
やましたさんは、「まずは感性磨き」と言い、乱雑に並べられただけのモノを並べ直します。
こんな風に置いてみると、全然違うんだよ
やましたさんは、お店のディスプレイ陳列のように、楽しみながらモノを並べていきます。
参考になる!やましたさん家のアイデアはこちら!
参考:突撃!やましたさんチ 来たれ夏本番! 断捨離の極意スペシャル/2021年6月28日放送回(第75回)
やましたさんが言うには、
モノが減るたびに、置き方を変えていく
そして、その変化を楽しむ
これにみほさんは、「きちっと置くのが正解じゃないんですね!」と答えます。
収納は隙間なく詰めるっていうのだけど、断捨離は空間でこのモノが映えるように
「楽しいでしょう?」と尋ねるやましたさんに、みほさんは「びっくりして言葉が出ない」と返します。
そして「(これまでは)変化を楽しめてなかった」と振り返ります。
例えば、端に押し込められていた「ホットプレート」は、棚1段を大胆に使用し、ゆったりと飾ります。
やり方に正解はなく、自分の感性を信じればいいのです。
そして、納得がいくまで(しっくりくるまで)何度でもやるのが大切。
さて、ここからは、みほさんが挑戦です!
ゴタゴタしてたり、キチキチだったら手に取りたくないでしょう?
「思わず手に取りたくなるように」を目標に、みほさんも陳列に挑戦です。
「絵を描くつもりで」とのアドバイスを受けながら、みほさんはパックの大豆ドリンクの陳列に挑戦しました。
そして、収納棚の一番下には、過去に挫折した、あの「米袋」をもう一度入れてみることに。
ここで、やましたさんから、さらにアドバイスが。
ただ押し込むのでは、つまらない
少し斜めにして入れてみるといい
これを受け、米袋の表面が見えるよう、斜めにして並べ直してみます。
すると、稲のマークがいい感じに見えるように!
「思わず手に取りたくなる」米袋の陳列が完成しました。
米袋を入れたことで、溢れ出たモノ(例えば、掃除機や書類、食品類など)は、別の場所を見つけて格納することにしました。
こうして、収納スペースは、ショーウィンドウのように、美しく楽しい空間へと生まれ変わり、見事お悩み解決です!
ポイント④視点を変えてみる
視点(捉え方)を変えてみると、新たな発見があるかもしれません
続いて、2組目の断捨離は、福島県の一軒家に家族4人で暮らすゆうこさんです。
今回は、断捨離トレーナーのヤマグチさんがお宅を訪問します。
部屋は至る所、整理整頓されており、特に問題はないように見えますが…。
話を聞けば、ゆうこさんの悩みは「寝室」にありました。
ここにくると、どうもテンションが下がるのだと言います。
ベッドの反対側には、ソファと本棚が置かれた小さなスペースがあります。
ここも居心地が悪いため、普段ほとんど座らないと話します。
ヤマグチさんは、ソファに座るなり、「向きを逆にした方がいいのでは?」と話します。
改めてゆうこさんも座ってみると、納得。
たしかに、座ったとき、窓の外の景色が見える方が良さそうです。
そして、ヤマグチさんは、このスペースを「ゆうこさんがくつろげるスペースに、改造してみてはどうか」と提案します。
ゆうこさんには、飾りたいと思いながら、買っておいたモノがあると話します。
ベッドの下の引き出しからは、絵画や、未開封のウォールステッカーなどが出てきました。
さっそく、スペースの改造に着手!
まずは、ソファの向きを逆向きにし、座ったまま景色が見えるように移動。
そして、ソファの上に、絵を飾ってみます。
自分の好きな物を飾る中で、どんどん表情が明るくなる、ゆうこさん。
すごくいい!!
聞けば、ゆうこさんは「自分に自信がない」、
(仕事にしている)英語も、消去法で選んだと話します。
自分の思っていることを人に押し付けたくない
自分の思っていることを人に押し付けることと、好きなことを好きだと言うことって違いますよね
全部押し付けになっちゃうかな?と思う節があるかな
仕事も、「英語が得意だから」という捉え方か、「他ができないから」という捉え方かにより、大きく変わる。
「捉え方ひとつで変わる」と話す、ヤマグチさん。
ソファの向き1つでも、印象がガラリと変わったのと同じく、「視点を変えてみよう」とアドバイスしました。
最後に、「これからどうしていきたいか」の問いに対し、ゆうこさんは
「好きなモノを飾りたい」
「自分の好きな物を好きってちゃんと言いたいなって思います」
これまでの自分は、「これが好き」と言う許可を出していなかったことに気付くことができました。
ポイント⑤気持ちに素直になる
最後にやましたさんからもアドバイスがありました。
自分の気持ちに素直になれば、好きな物、楽しい物を自分で認められる
やましたさんは、空間から「どこか遠慮している感じ」を受けたと話します。
空間はスッキリしたものの、「楽しい感覚」が抜けていたのです。
数週間後ー。
ゆうこさんの寝室は、さらに進化していました。
壁にはピンクの花のステッカーが貼られ、サイドテーブルが新しく置かれていたり、花やアロマも加わりました。
「何が好きだったかわからなくなった」と話していた、ゆうこさんでしたが、ピンクやグレーの色が好きだったことを思い出しました。
これを機に、リビングのソファも新調。
何となく重い印象を与えていた、ソファのクッションの色も、思い切って変えてみました。
(ゆうこさん)
「最初はどういうふうにしていったらいいかわからなかった」
「他の方向にいってもいいことを実感することができた」
家族も喜んでくれたことで、ますます自信が持てるようになったと話しました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、部屋は綺麗なのに、なぜか心がモヤモヤしている2人の断捨離でした。
1組目のみほさんは、「空間」に焦点が変わったこと、
2組目のゆうこさんは、「好きな気持ち」に向き合えたことが、印象的でした。
今回のポイントは、次の5つでした。
断捨離は、「日々の変化を楽しむもの」という考え方が、新しい発見となりました。私も番組視聴後、さっそく洗面所の断捨離に取り掛かっています!めざせ、ショーウィンドウの陳列!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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