こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年9月13日放送回(第85回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、夫の急死で時間が止まった家の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 夫に先立たれ、時間が止まったままの家
- 空気が重かった空間
- 遺品との向き合い方は?
過去放送回の内容、感想は以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
前に進んでいける人になりたい
今回の出演者は、千葉県の一軒家に暮らす、ひろみさん(51)です。
半年前、ある日突然に単身赴任中の夫(克茂さん)がくも膜下出血で亡くなりました。
これから夫婦での第二の人生をと考えていた矢先のことでした。
それから半年間。
現実を受け入れることができず、家に引きこもる日々。
食事を作るのも億劫で、賞味期限の長いパンをネットで購入し、食事を済ませていました。
しかし、このままではいけないと断捨離を決意。
息子と2人で、4LDKの家の断捨離に挑戦します。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
亡くなった克茂さんは、私の父と同い年でした。とても他人事とは思えず、涙なしでは見られない回でした。
活用ポイント3選
断捨離への活用ポイントを3点にまとめます。
順番に解説していきます。
ポイント①まず健康な生活を
やましたさんが訪問します。
ひろみさんの気持ちに寄り添いながら、断捨離への思いを確認していきます。
ひろみさんが、まともに食事すらとれていない状態であることを知り、
まずは、「ご飯を作ろうと思える場所を作ること」
これを目標に、「キッチン」の断捨離から取り組むことにします。
最初に取り掛かったのは、キッチンの窓の前にある収納ラックを外すことです。
窓を覆っていたモノを取り除くことで、キッチンの窓を開けられるようにしました。
キッチンには、光と風が入るようになりました。
これだけでも、かなり印象が変わりました。
ひろみさんは、モノに未練がないようです。
夫の死をきっかけに、モノをあれもこれもとっておくことは、何の意味も持たないことを知ります。
次々に断捨離を進め、あっという間にキッチンがスッキリとした空間に蘇りました。
ひろみさんは、夫の死をきっかけに、本当に大切なモノ・必要なモノだけに囲まれて生きる生活を選びました。
ポイント②ずっと重かった空気
やましたさんが訪問したときにも、空気が重いと言われた部屋。
実は、息子もこれまで口に出しませんでしたが、同じように思っていたそうです。
空気が軽くなったよね
夫の突然の死から、止まったままの時間。
人の気持ちは、空間に現れます。
そして、モノで圧迫された空間は、さらに人の気力を奪っていきます。
断捨離を進める中、光と空気の循環を取り戻した空間。
そして、モノを取り除いたことで、広くなった空間。
断捨離の行動自体が、ひろみさんを回復へと導いていきました。
ポイント③遺品との向き合い方
1ヶ月の断捨離を終え、やましたさんが再び訪問します。
しかし、ひろみさん。
夫の遺品だけは、どうしても手をつけられず、押し入れに押し込んだままでした。
やましたさんは、最後に遺品の整理を手伝うことにします。
捨てるってことを一切除外して、3つに分けていけばいい
- 「大切なモノ」「日用品」「判断がつかないモノ」3つに分類
段ボールに山積みにされていたままの遺品。
全て取り出し、1つずつ中身を確認していくと、「大切なモノ」はそう多くないことに気が付きました。
「これほど取っておく必要がない」
これに気付いたひろみさん。
普段着として使用していた服は、処分することに決めました。
そして、夫といつでも会話できる部屋を作ることに。
「大切なモノ」として残しておくモノは、お店のディスプレイのように丁寧に飾りました。
大切なモノは、無理に捨てる必要はない。過去の放送回でも、たびたび学んだポイントでした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、夫の急死で時間が止まった家の断捨離物語でした。
夫の遺品に涙があふれつつも、モノを通して現実と必死に向き合っていく姿が印象的でした。
今回のポイントは、次の3つでした。
1つ目は、まずは健康面に目を向け、キッチンの断捨離から着手したこと。
2つ目は、空間1つで気持ちは変化するということ。
3つ目は、遺品との向き合い方のポイント(捨てずに、3つに仕分けること)。
この3つでした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
断捨離とは回復力。そして、立て直し
「大切な思いの証拠品であるモノ」と、「生活の残骸のモノ」が混在していた空間。
モノに埋もれていったら萎えていく。
しかし、自分を埋もれさせている原因のモノ(=物理的な原因)を取り除いていく、行動自体が回復につながります。
取り除いた結果としての環境は、自分を圧迫しなくなる。
そして、環境自体も回復の手助けとなる。
自身を回復させ、立て直すための断捨離。断捨離とは、単なる片付けでなく、生きる糧になることを学びました。
「断捨離のやり方を知りたい」という方は、以下の記事をご覧ください。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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