こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年8月30日放送回(第83回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、特別編!
過去の放送回の中から、「実家の断捨離」のコツについて紹介されています。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 頑固な父がモノを捨ててくれない
- 母に快適な暮らしを取り戻してあげたい
- 母の気力が衰えてしまった
過去放送回の内容、感想は以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
活用ポイント3選
早速ですが、「実家の断捨離攻略法」を3点ご紹介します。
順番に解説していきます。
ポイント①頑固なお父さんは隊長に!
1つ目の断捨離は、2020年7月放送回から。
千葉県茂原市にお住まいの、豊雄さん(79)、ひろ子さん(76)、長女・広美さん(53)一家の断捨離です。
元大工の豊雄さんによって、作られた家はこだわりでいっぱいです。
しかし、豊雄さんの作業場はモノで溢れた状態のまま。
おまけに、隣接する「趣味の部屋」もモノで溢れています。
母と娘の悩みは、「頑固な父がモノを捨ててくれないこと」です。
やたらにやると怒られる
やましたさんが訪問します。
今回の作戦は、「お父さんをリーダーにすること」としました。
お父さんを、”ビックプロジェクトのチームリーダー”に!!
この作戦で、お父さんはノリノリで断捨離に取り組みます。
実家の断捨離ポイント
頑固なお父さんは隊長に!
やましたさんは、もう1つ気を付けるべきことがあると言います。
この人は何を一番大事に思っているか知ろうとする
関心を持ってあげることが重要
たとえ理解できずとも、親が何を大事にしているか知ろうとすることが大切だと言います。
実家の断捨離ポイント
親が何を大事にしているか知ろうとする
さっそく、作業場の断捨離に着手。
やましたさんは段ボールの中にしまい込まれた「処分が面倒で放置していたモノ」を発見します。
すると、段ボールの蓋を迷うことなく、破いて捨ててしまいます。
見えないとわからないでしょ 見えたら何とかしようとするから
これも、断捨離のポイントでした。
実家の断捨離ポイント
不要なモノは目につくようにする
処分すべきモノは、目につく場所に置くことです。
しまい込んだら、最後・・・。忘れないように注意しましょう!
スッキリした棚には、お父さんが大切にしていた大工道具をきれいにディスプレイし、断捨離は終了。
お父さんも嬉しそうな様子でした。
ポイント②間取りにこだわらず快適さを優先
2つ目の断捨離は、2020年2月放送回から。
群馬県太田市にお住まいの、母・裕江さん(75)を救うための断捨離です。
モノで溢れた家。「ソファーで寝る母を救いたい!」と娘さんが番組に助けを求めました。
やましたさんが家を訪問し、家の有り様を見て、
とにかくモノが多すぎる
ここは住まいじゃなくて物置
このように伝えます。
しかし、リビングのソファで寝ていることは否定しません。
もっとモノを減らしてここで暮らせるといい
このように言います。
ここで、打ち出した作戦が「2DK化計画」です。
リビングにつながる「客間」と「キッチン」を全てまとめて、お母さんの部屋にする作戦です。
実家の断捨離ポイント
間取りにこだわらず快適さを優先
「新しいマンションに引っ越す」気持ちになり、新しいマンションに連れていくモノを選び抜く
この姿勢で断捨離に取り組むことにしました。
▼関連:「引っ越すつもり」で断捨離!
まずは、キッチンの断捨離を開始します。
ここでのポイントは次の3点でした。
実家の断捨離ポイント
1.見やすいように並べて「ダブり買い」を防ぐ
2.判断だけを任せて捨てる作業は周囲が行う
3.食器は棚から全部出して並べ比較しながら選別する
1.見やすいように並べて「ダブり買い」を防ぐ
同じ調味料がいくつもあって、無駄にしてしまった調味料。
キッチンに見やすく並べ、ダブり買いを防ぐよう改善しました。
2.判断だけを任せて捨てる作業は周囲が行う
高齢の両親と断捨離を進める際のポイントです。
体力的に疲れやすいため、捨てるかどうかの判断だけを任せ、周囲は捨てる作業を代わりに担ってあげます。
3.食器は棚から全部出して並べ比較しながら選別する
捨てにくい食器は、一度全て出して並べます。
そこから、用途別にわけて並べて比較し、選別していきます。
例えば・・・
「湯呑&マグカップ」、「皿」、「コーヒーカップ」のように、使う用途別にわけて比較することです。
使っていないモノを、手放しやすくなります。
▼キッチン収納のポイント!
最後に、娘さんが断捨離を振り返ります。
モノは捨てていくけど笑顔が増えるのが断捨離
家族みんなの心が穏やかになった
断捨離で、人間関係が円滑になったと振り返りました。
放送から1年半後、お母さんが寝ることができるベッドも新しく購入しました。
ますます、これからの生活が楽しくなりそうな予感です。
ポイント③心配な時には気持ちをぶつける
3つ目の断捨離は、2020年9月放送回から。
大阪府の寺を営む家の断捨離です。
母・たつ子さん(72)は、ここ2~3年の間に片付けの気力が衰えてしまったようです。
娘さんは、母の様子を心配し番組に助けを求めました。
実家の断捨離ポイント
心配な時には気持ちをぶつける
実家の断捨離のポイントです。
心配な時には、そのまま気持ちを親にぶつけることです。
きっと、親の心も揺れ動くはず。
やましたさんが訪れ、キッチンの断捨離に着手します。
ここでのポイントは、「使うモノは箱から出して使いやすいようにする」ことでした。
棚の上に箱ごとしまい込まれていた鍋に対し、お母さんは再び「しまっておいて」と言います。
これに対し、やましたさんは、取っておくなら箱から出して使うように言います。
実家の断捨離ポイント
使うモノは箱から出して使いやすいようにする
断捨離を進める中で、娘は母が変わった原因に気付きます。
きっかけは父親に「もうお寺の仕事はしなくていい」と言われた
ずっと二人三脚でやってきた父にそんなこと言われたのがショックだったのかもしれない
どうやら、母のたつ子さん。
「このお寺には存在価値がないんじゃないか」と捉え、気持ちが沈んでいたようです。
夫から謝られたことをきっかけに、気持ちがスッキリ。
次々とモノの選別ができるようになりました。
▼モノの「取捨選択の軸」とは?
まとめ
いかがでしたか?
今回は、特別回。実家の断捨離のコツをテーマに、3つの放送回をご紹介しました。
今回のポイントは、次の3つでした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
「実家の断捨離」の突破口は、
親が過ごしてきた人生の軌跡
これに焦点をあわせた言葉かけをしてあげること
実家の断捨離で意識したいのは、親の歩んできた人生を否定しないことです。
これで、心を開いてくれるようになり、断捨離を円滑に進めることができるようになると言います。
親がどのような価値感で、どのようなモノを取っておいているのか。
この背景を理解する姿勢が大切でした。
逆に言えば、今の家の有り様を責める言葉は絶対にかけないことが大切です。
「今までの人生を賞賛」し、心配に思う気持ちは正直に伝えること。
ぜひ、実家の断捨離を行う際は、意識していきましょう!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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