こんにちは、まちゃりさです。
親の家を片付けなきゃ。
実家を断捨離したいな・・・
「実家の断捨離を進めなきゃ」という気持ちのままに行動すると、親と衝突してしまい、うまくいかないことがよくあります。
実家の断捨離に取り掛かる前に、知っておきたいポイントを3つにまとめました。
- 【ポイント1】無意識の思い込みに気付く
- 【ポイント2】実家の断捨離にはバトルがつきもの
- 【ポイント3】まずは「親離れ」から始める
本記事は、『実家の断捨離』(やましたひでこ著)の内容を参考に執筆します。
それでは、どうぞ!
【ポイント1】無意識の思い込みに気付く
実家の断捨離がうまくいかない原因の1つに「思い込み」があります。
そもそも、
実家の断捨離は、子である自分がやるべきことだ
このように考えていませんか?
実は、これは無意識の「思い込み」にすぎません。
これを自覚することなくして、実家の断捨離を進めることは難しい。
そして、実家の断捨離を開始するも、親が全く私の言うことをきいてくれないと悩む人が多い。
まず、自分の気持ちの裏に隠された心理に気付くことが重要です。
実家が汚すぎて恥ずかしいと思う
→自分が、周囲の目を気にしているかもしれない。
親も高齢になってきたし、実家はモノで溢れているから・・
→自分が、実家への介入の正当性を主張しているかもしれない(健康と安全という大義名分のもとで)
子は、自分が親の家を片付けなくてはならないと無自覚に「思い込む」傾向がある。
実家の断捨離は、まずこれを知ることから始まります。
【ポイント2】実家の断捨離にはバトルがつきもの
実家の断捨離をはじめる前に知っておきたいこと2つ目は、「バトルがつきもの」ということです。
原因は、親子間の認識と価値観のズレにあります。
1つのモノをとってみても、親にとっては「所蔵」であり、子にとっては「放置」になる。
この認識と価値観の違いが、バトルの火種となります。
そして、モノの片付けは言いやすく、やりやすい。
その反面、親子間で価値観を押し付け合っていることに気付きにくい側面をもちます。
結果、慢性的なストレスを積み上げる始末の悪いバトルに発展しやすい。
さらには、当人たちは互いに「正義」を振りかざすため、終わりが見えないバトルという側面も持っています。
親は「もったいない」正義、子は「親によかれ」(親孝行)という正義を振りかざすバトル!!!
まとめると、
- こうした認識や価値観のズレは変えようがない
- 互いの正義同士を振りかざしてもバトルは終わらない
ではどうするか?
前章で紹介した、親に対しての無意識の思い込みやコントロールの欲求に気付き、先に片付けておくことです。
そのカギが「親離れ」(次章)です。
【ポイント3】まずは「親離れ」から始める
3つ目に知っておきたいことは、「親離れから始まる」です。
断捨離の第一人者である、やましたひでこさんは本の中で、溜め込みグセのある母との3年にわたる壮絶な断捨離バトルについて綴っています。
最終的には、「親を手放す」ことに決めたのだとか。
「親を手放す」といっても、「見放す」わけではありません。
ここでの意味は、親の人生を認め、受容すること。
母は母であり、私は私
そして、親に対する「期待」を断捨離することにします。
自分の価値観の押し付けであり、相手をコントロールしようとする暴力的コミュニケーションであると気付いた。
これが、やましたさんのいう「親離れ」です。
このように親子の関係性を見直した結果、母自らモノを捨てだすようになったそうです。
まとめ:実家の断捨離を始める前に、確認しよう
いかがでしたか?
今回は、実家の断捨離が上手く進まないと悩む方に向けて、断捨離に取り掛かる前に知っておきたいポイントを3つご紹介しました。
ポイントは、次の3つでした。
- 【ポイント1】無意識の思い込みに気付く
- 【ポイント2】実家の断捨離にはバトルがつきもの
- 【ポイント3】まずは「親離れ」から始める
1つ目のポイントは、
「実家の断捨離は、子である自分がやるべきことだ」
こう無意識に考えている思い込みに気付くこと。
子は、自分が親の家を片付けなくてはならないと無自覚に「思い込む」傾向があります。
2つ目は、実家の断捨離は激しいバトルになること必須ということ。
原因は、親子間の認識と価値観のズレです。
相手を変えられないから、まずは自分から変わりましょう。
3つ目は、まずは「親離れ」から始まるです。
親の人生を認め、受容する
親との距離感を適切に保つことで、お互いを尊重できるようになり、結果断捨離がうまく進みます。
実家の断捨離は、まずこの3つのポイントを知ることから始まります。
無意識の思い込みに気付き、「断捨離をやめる」選択を取るのもまた1つ。
ただ「何となく」で始めてしまうと、心身ともに疲労するだけで終わります。
まず、この3つのポイントを抑えて、楽しく断捨離を進めていきましょう。
それでは、今回はこの辺で。
▼記事で紹介した本はこちらです。
実家の断捨離を楽しく進めるためのコツが書かれており、勉強になりました。
興味があれば、ぜひ読んでみてください。
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