こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年2月15日放送回(第61回)をもとに、印象に残ったシーンと断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回の放送回の感想は、出演者ごとに2記事にわけています。
本記事は、ピアノ教室の親子の断捨離についての記事です。
今回の放送回を、3点でまとめました。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
ピアノ教室の親子のバトル
今回の断捨離の舞台は、佐賀県佐久市の一軒家です。
綾乃さん(33歳)は、母の郁子さん(61歳)と2人暮らしをしています。
郁子さんは、この家でピアノ教室を運営している先生です。
実は、断捨離にハマっている娘の綾乃さん。
「少しでも快適に過ごせるように」と、1年ほど前から、断捨離にハマっています。
母の意見を無視し、勝手にリビングや台所の物を処分してしまいました。
これが引き金となり、何度も親子で大ゲンカ。
今回、番組に応募したのは綾乃さん。
やましたさんの力を借り、断捨離を渋るお母さんの背中を押してもらいたいようです。
舞台は、ピアノとは関係ない物で溢れた(ピアノ教室の)「レッスン室」です。
印象に残ったシーン3選
今回の放送回で、印象に残ったシーンを3つご紹介します。
母と娘の衝突
テレビの取材に対して、綾乃さんは「母とは断捨離をめぐって、何度も衝突した」と話します。
捨てすぎて頭おかしいんじゃないかと言われた
なんで私の大事なモノを勝手に捨てるんだ
断りなくやられてしまったことがカチンときた
母の郁子さん。
あまりにも腹が立ち、1週間口を利かなかったこともあったそうです。
この母娘の衝突。我が家でも同じくありました。
私も、綾子さんと同じく「少しでも広く快適に過ごせるようにしたい」との思いで、実家のキッチン周りを断捨離した経験があります。
しかし、母には「勝手に捨てられた」と思われてしまいました。
それ以来、私のことを「何でも捨てる(悪い)奴」と認識しています。
空間と思ったらどんな気持ちになる?
やましたさんは、レッスン室を見渡しながら、母・郁子さんに質問します。
空間と思って見たら、どんな気持ちになる?
すると、郁子さん。
集中したい空間ではない
いろんなものが入ってしまう
と答えました。
やましたさんは、このレッスン室は「雑音だらけ」といいます。
本来、ピアノ教室は「音を伝える」空間であるべきなのに、余計な物が「聞こえない音」を出す空間になっていると言います。
そしてこの余計な物たちが出す音。
雑音のようになって、生徒たちの集中力をそいでいると言います。
テスト勉強前には、机の上を綺麗に片付けた経験はありませんか?
テスト勉強に関係ない物が、机にあると集中できないためです。
感覚的には、これに近いかなと思いました。
このレッスン室では、漫画本や六法全書、キンチョール(殺虫剤)などが見つかりました。
ピアノのレッスンには、まったく関係ない物です。
レッスンには、直接関係ない物たちが放つ雑音で溢れたレッスン室。
ピアノが放つ音を吸収し、生徒の集中力までそいでしまっていました。
母の”なわばり”を侵略した娘
やましたさんは、郁子さんに対してさらに声をかけていきます。
勝手に捨てられて腹がたったでしょう?
やましたさんが言うには、娘が良かれと思って決行した断捨離。
実は、母の「なわばりを侵した」ことになると言います。
なわばりを侵略されたことで、母の怒りが先立ち、親子の衝突につながったようです。
娘がやってしまったことは、実は、断捨離の「禁じ手」だったのです。
活用ポイント3選
ここからは、断捨離への活用ポイントをまとめます。
断捨離で衝突しないためには?
今回の母娘のように、
- 断捨離したい一方
- あまり深刻に考えていない一方
がいる場合に、どう断捨離を進めていけばいいかについて学びました。
→ 結論、「空間のなわばりと断捨離の主役を意識する」ことです。
母娘が衝突した原因は、母が「自身のなわばりを侵略された」と認識したことです。
一緒に暮らす以上は、互いのテリトリーが発生してきます。
まず、「この空間は、だれのものか?」を考えます。
相手の空間であれば、勝手に断捨離をするのはNG。
相手を主役に断捨離をし、自身はサポート役(味方)に徹します。
ここで、断捨離の主導をとれば、侵略者とみなされ衝突が起きてしまいます。
断捨離は「目的」を考えると答えが見える
以前の放送回(芸人娘VS占い師母の断捨離)では、「捨てる決心ができないときは、まず目的に立ち返る」と話がありました。
やましたさんは、
子供たちに、すがすがしい環境でピアノを教えるための空間にする
この目的に照準を合わせれば、断捨離できるのだと伝えます。
部屋、すなわち「空間」をどう活かしたいのか?
最初に、この目的を決めてあげます。
そうすれば、空間に対しての物の量(=どこまで断捨離が必要か)を見極めることができます。
最初は迷っていい。まずはいらないモノから選別
クローゼットの断捨離をはじめた郁子さんと綾乃さん。
最初にやましたさんは、サポート役の綾乃さんに対し、こう言葉をかけました。
迷ったら迷っていいよって言ってあげて。もう一回やれば迷いが取れる
今日は迷わないゴミを入れる練習をしよう
断捨離に慣れないうちは、明らかにいらない物(ゴミなど)から選別することです。
まずは簡単な物からトレーニングし、徐々に断捨離に慣れていきます。
次にやるときには、最初にあった「迷い」が取れ、物を手放すことができるのです。
これは、私たちの断捨離に活用できそうですね!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ピアノ教室に住む親子の断捨離でした。
郁子さんの「とりあえず床や見えない場所に置いちゃう」気持ちもわかります。
綾乃さんの「断捨離じゃんじゃんしようよ!私がしてあげるから!」という気持ちもよく理解できました。
断捨離は「正しいか?正しくないか?」ということではないです。
正義を振りかざすとは違います。(関連:花火屋姉妹のバチバチ戦記)
同じ目標に向かって、幸せになるために協力してやることが重要だと改めて感じました。
お互い敵意むき出しでは、それこそ意味がないですからね。
特に親子の関係は、本当に難しいです。
お互いを思いやりながら、協力して進めないことには、間違いなくうまくいかないと思いました。
それでは、今回はこの辺で終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
来週もお楽しみに!
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