こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年11月28日放送回(第191回)の内容・感想をまとめます。
今回は、父と娘、実家の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- ぶつかり合い!実家の断捨離
- まずは、”使えない”物を捨てることから
- お父さんの驚きの変化
それでは、どうぞ!
エンジニア父は超がんこ! 娘はつらいよ…実家の断捨離
今回の出演者は、東京都大田区にお住まいの、みきさん(48歳)です。
住宅街にある3階建て4LDKの実家が舞台。
2年前に母のみちこさんが亡くなり、現在1人で生活する父・としあきさん(73歳)。
娘は、物が多い状態を何とかしたいと悩みます。
もうちょっと厳選して、必要な物だけに囲まれて暮らしてもらえたらいいなと
部屋には、ヨーグルトの空の容器など大量に置いてあります。
使うかもしれないので、取ってある
そして、悩ましいのが山のようなアルバム。
両親の実家と、お母さんの実家からも受け継いでいました。
修理が趣味でして
エンジニア一筋だったとしあきさん。
修理がお得意で、一見ガラクタに見える物も修理のためにとってあります。
しかし、事態は深刻。
散らかっているから、来たくない
みきさんは、20年前に結婚。
実家の近くに住んでいますが、母が亡くなってから来る機会が減り、その間に父が物を溜め込んでしまいました。
しかし、としあきさんは断捨離に乗り気ではない様子。
自分が気の向いたときにしようと思っている
お父さんは、筋金入りの頑固おやじ。
昔から、子供の言うことは聞いてくれなかったそうです。
何とかしたい
こう悩む、みきさん。今回は実家の断捨離です。
一体、どのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
3階のお父さんの作業部屋を見ると、
お父さんのアトリエ
私たちはその幸せを侵してはいけない
このリサイクル部屋は、ハードルが高すぎると踏んだやましたさん。
まずは、方針を決めるために家族会議です。
お父さんの居場所。お父さんが主役
断捨離の方針としては、こうです。
あることさえも忘れている、意識に上っていない物を発見していく
やましたさんが目をつけたのは、リビングのペン立て。ホコリがたくさんです。
書けない物を取り除いていく
しかし、としあきさんは、
夏になれば、インクが柔らかくなって書けるようになる
お父さんは、(物に)期待をしている。可能性を見出している。そこは大事にしたらいいと思うよ
お父さんが主役ということを受け入れて、サポートする
「お父さんが主役」という言葉を、肝に銘じる、みきさん。
「まずは、お稽古しよう!」ということで、ペン立ての中身の断捨離に取り掛かります。
レッスン1
使えない物を捨てる
見てるんだけど、把握はできていない
15分かけて、書けないペンを処分することに成功しました!
ここで、やましたさんからは、断捨離の4ステップについて解説。
- 分別⇒使えない物を捨てる
- 分類⇒自分に必要な物か考える
- 選択⇒自分が使いたい物を選ぶ
- 厳選⇒お気に入りだけを残す
次は、オーディション。残す物を厳選していきます。
レッスン2
ペン立てに戻す物を選ぶ
としあきさんも、断捨離のやり方を理解していきます。
主役はお父さん!実家の断捨離“事始め”
娘さん2人に対し、やましたさんは、
私たちがしなければいけないのは、期待の手放し
“期待の断捨離”という言葉に、娘サイドの心構えも済んだみたい。
次の断捨離の舞台は、家族4人分そのままの食器棚。
「話し合いながらやってみて」と言うやましたさん。
割れても修理しながら使い続けた、思い出のティーカップは、一番いい場所に飾りました。
飾るという発想がないもので
器は使って楽しむ、見て楽しむ
次にやましたさんが発見したのは、スプーンやフォークがギチギチに詰め込まれた引き出し。
一気にやろうとしないでいい
でも、一歩一歩登って行ったら頂上につくと励まします。
さて、食器棚は、手入れもしてこなかったのが嘘のように美しく生まれ変わりました!
お父さんも楽しんでいるように見えます。
引き出しも、1つは空っぽに!
たくさんの食器とお別れすることができました。
あとは優しいサポート次第、決して責めないこと
しかし、やましたさんが帰ってから、「これ以上は手放さない」と抵抗を始めた父。
みきさんは仕事が休みの週末、サポートする予定ですが・・・
断捨離開始から、4日後。台所の断捨離に挑戦するも・・・
本日の目標は、台所の断捨離。
汚れた古い道具を処分し、新品の道具と交換します。
棚の取っ手につり下がった輪ゴムを処分したいみきさんでしたが・・・
いいよ おいておいて
触らないで、と抵抗する父。
さらに、収納から出てきたのは、大小さまざまなサイズのペットポトルに大量の保存袋。
何も処分するようなものじゃない。全部戻しておいて。
いっこうに物が減りません。
シンクの下からは、大量の空き瓶。これも全て必要と手放しません。
いいから!いいから!おいておいてほしい
それでも美紀さんは、気を取り直しキッチンを磨き上げることに。
物はあまり減らせませんでしたが、収納を整理したら、見た目にはかなりすっきり。
キッチン用具が取り出しやすくなりました!
自分の家をあれこれやってほしくない気持ちがにじみ出ていますね
もうちょっと物との関係をすっきりさせてほしい
お母さんが亡くなってから、さらに父との関係が開いてしまったみきさん。
この断捨離で、父との距離を近づけたいという思いがあります。
父とのぶつかり合いから、翌日。母の部屋の断捨離!
父と娘のぶつかり合いから、翌日。
お父さんが、おもむろに切り出しました。
それは、お母さんの部屋の遺品整理を手伝ってほしいということ。
これまで、1人では手をつけられなかった場所。
洋服は、娘に判断を一任することに。
今日はずいぶんと協力的な父。
お父さんが悩んでいたのが、お母さんの本棚でした。
語学堪能で、自宅で英語塾を開いていた母。
辞書が大量にありましたが、悩んだ末に、愛用の語学辞書を手放すことに。
お父さん覚醒!?よみがえる娘の部屋
コツコツ断捨離を続けたお父さん。
ヨーグルトのから容器も、いつの間にかなくなっていました!
一体、どういう気持ちの変化?
少しは身軽になった。これから徐々に減らしていく形になると思います
遺品を整理しながら、自分も身軽にならなきゃと思ったみたい。
すっごい片付いたね、お父さん
今日は、なかば諦めの気持ちでやって来たみきさんでしたが、あまりの変化に驚きました!
ここで、父の大学時代のアルバムを見つけました。
頑固で寡黙なイメージとは違う、さわやかな青年だったそう。
思わぬ形で、父の知らなかった一面を知ることができました。
ここで、写真アルバムを運ぶのを手伝いに、孫たちが参上!
これまでは孫たちが来ても、居場所がなかったけど、これからは泊まりに来れるんじゃないかな?
それから2ヶ月あまり。断捨離がつむぐ、父と娘の“新たな絆”
そのあとが気になったやましたさんが訪ねてみました。
あれから、としあきさん。
断捨離していたら、家の中のアラが見えてきて、リフォームしようと切り替わったとのこと。
お母さんが使っていた部屋は、自分の趣味の部屋にすることに。
物は自分で運び込みました。
思ったより綺麗になりました!
物は多いけど、整理の仕方に愛着が感じられます。
いい機会というか、なかったらこれだけ整理整頓はしなかったと思います
みきさんは、アルバムを整理し、本棚に収まる量まで減らすことに成功!
今回の断捨離は、みきさんにとっても、お父さんを理解するいい機会となりました。
これにて、父と娘の断捨離は完了です!
番組を観ての感想
物は、使ってこそ意味がある!!
最終的にリフォームに行き着くとは、予想外でした!
お父さんも見た目にも若々しくなり、社交ダンスもまた始めたそう。
何があるか分からない状態だった部屋は、どこに何があるかわかって、スッキリ。
趣味の部屋も、整理の行き届いた部屋に生まれ変わりました。
「物は、放置しているだけでは意味がない」ということを、しっかりと教えてもらえました。
定期的に家の中にある物を見直して、整理していく必要があります。
「あのときは必要だったけど、今になってみれば、もう必要ない」という物を必ず発見できるはず!
年末にかけて、再点検してみましょう!!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、父と娘、実家の断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
断捨離は“若返り”
お父さんも、趣味の社交ダンスをまた始め、見た目にも生き生きと若返ったように見えます!
実家の断捨離は、一筋縄ではいかないものですね・・・。とはいえ、断捨離を通して、父と娘の距離がぐっと縮まり、孫たちとの距離も縮まっていきそう!これからさらにすてきな人生を歩んでいけそうです。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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