すてる断捨離

【内容・感想】ウチ、”断捨離”しました!|アンティークの山に囲まれて 夫婦で挑む“親からの卒業 第171回

この記事は約9分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年7月4日放送回(第171回)内容・感想をまとめます。

今回は、アンティーク好きご夫婦の断捨離物語です。  

今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。

  1. ビジネスとプライベートを分ける部屋作り!
  2. 母からの卒業!夫婦2人だけの空間に!
  3. ”垢”と”かさぶた”の違いとは?

それでは、どうぞ!

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アンティークの山に囲まれて 夫婦で挑む“親からの卒業

出典:「ウチ、”断捨離”しました!」公式HP

今回の出演者は、神奈川県横浜市にお住まいの、妻・ゆきこさん(53歳)、夫・ともみさん(51歳)ご夫婦。

ゆきこさんは専業主婦、ともみさんは会社員。

2008年に結婚し、3LDKのマンションに2人で暮らしています。

家具はとてもエレガント。海外に来たような感覚になれるすてきな家です。

夫婦でアンティークが好きで、イギリスで購入した見事なコレクションが並びます。

「優雅な時間を楽しみたい」という思いがあるのだそう。

 

問題は、リビングとは別の2部屋。

まずは、客間。ソファーベッドの上に食器が溢れています。

ゆきこさんは、2年前からインターネットで食器を販売しています。

ただ、売上が順調に伸びている一方で、在庫用の物を置くスペースがなくなってきていました

もう1つの部屋は、作業部屋。注文を受けて食器を発送する用途で使用しています。

販売を始めたころは、ここに在庫が収まっていましたが、今は管理しきれず大切な食器を床に置かないといけなくなっています

ゆきこさん
ゆきこさん

空間が埋まってくると、何もアイデアが浮かんでこなくなって・・・

夫のともみさんは、

ともみさん
ともみさん

自由に彼女ができることをバックアップしていきたい

と理解ある旦那さん。

とはいえ、在庫の数は300以上

家の中は倉庫のような状態で、申し訳ないと思うゆきこさん。

ゆきこさん
ゆきこさん

ビジネスとプライベートを分けた部屋作りをしたい

 

さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?

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断捨離スタート!

やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。

ゆきこさんの悩みをどう解決するのか?

やましたさん
やましたさん

そんなに散らかっているわけではない?

問題の部屋を見ても、「このままでいいと思う」とやましたさん。

やましたさん
やましたさん

何もかもスッキリする必要はない

やましたさん
やましたさん

1つ1つの物が愛でられているというエネルギーが伝わってくると、全然嫌な感じがしない

ここにある食器はいずれも磨かれ、大切にされている。

愛情深く管理されているので、このままでいいのでは?とやましたさんは言います。

 

それでも、在庫を管理して部屋をスッキリさせたいのなら・・・

やましたさん
やましたさん

逆にあきらめなきゃならない物も出てくる

大量の在庫を確保するスペースを作るには、別の物を諦めないといけない。

ほかに断捨離できる物がないか、部屋をまわって探していきます。

 

他に諦めるべき物、見つかりました。

まずは、長年買いだめたCDやレコード。その数500枚!

最近になって配信やネットで聴くようになった音楽は、全然聴くことがなくなったそう。

これは、ある程度減らせそうです。

 

そして、やましたさんはもう1つ見つけます。

それは、リビングの真ん中にある、こたつ

こたつ布団は、ゆきこさんのお母さんが手編みで作った物ですが、アンティークな家には不釣り合い。

でも、ゆきこさんは、

ゆきこさん
ゆきこさん

感謝があるので、捨てられなくて

お母さんからもらった物が捨てられない。

それは、こたつ布団だけではありませんでした。

他にも、結婚した時にもたせてもらった婚礼家具や、お母さん用のベッド

使わなくても、なぜか処分できないと話します。

 

出典:「ウチ、”断捨離”しました!」公式HP

やましたさんは、これにアドバイス。

やましたさん
やましたさん

家族というものを自分で抱えすぎて重たくする必要はない

そして、今回の断捨離の目標を提案します。

やましたさん
やましたさん

この家を自分自身と夫婦2人の空間にすることによって、完全に(母親から)卒業みたいなひと月にしたらいかがですか?

ゆきこさん
ゆきこさん

そう思います

こうして、「母から完全に卒業し、2人だけの部屋にする」というのが、今回の断捨離のテーマとなりました。

 

まずは、こたつ布団。

ゆきこさんは、思い切ってこたつ共々お別れすると言います。

続いて、作業部屋にあるCDやレコード。

最初はなかなか処分に踏み切れない様子でしたが、

長い間聴いていない物や、ネット配信で聴ける物は、処分しようと決意しました。

本当に聴きたい物だけに絞っていきます

 

一方、やましたさんは、食器棚を磨くだけ。

やましたさんが口出しせずとも、夫婦2人でちゃんと断捨離できると判断したみたい。

 

さらにゆきこさんは、お母さんからもらった婚礼家具も処分することに。

CDやレコードを入れていた棚は移動し、食器の在庫を置く棚とします。

 

こうして、初日の断捨離は、お母さんからもらった物をなくし、まっさらにした状態からスタート

ゆきこさん
ゆきこさん

達成感が・・・

やましたさん
やましたさん

小さな達成感の積み重ねだから

こうして順調に断捨離スタート!

しかし、その一方、ゆきこさんが抱える母への葛藤は思いのほか根深いものだったのです・・・。

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断捨離開始から、1週間後。:仲良し夫婦の過去と今

相手

ともみさんがお休み。この日は、クローゼットの服に挑戦します。

2人とも断捨離熱に火がつき、服を減らしたくなったとか。

ゆきこさんのは洋服も好き。クローゼットはわりとぎっしり詰まっています。

思い出の服は残しつつも、半分近くの服を処分!

クローゼットに余裕が生まれました。

 

ゆきこさんも、自分のが終わればすぐにともみさんのお手伝い。

2人は、結婚相談所で知り合い、お見合いからのスタートでした。

自分の趣味や生き方を褒めてくれた男性がともみさん。

お見合いから半年後に、結婚。

結婚して15年、今も相手を認め合い、尊重し合っている夫婦です。

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断捨離開始から、2週間後。:処分できない・・・母の物

断捨離開始から、2週間。

今日は、作業部屋をビジネス用のオフィスに改造することに。

作業部屋の物を一旦リビングに移していきます。

ここで、ゆきこさんから告白!

ゆきこさん
ゆきこさん

やっぱり母が作った掛け布団だけ捨てられなくてまだ持っている

お母さんのこたつ布団は処分すると言っていたけど、どうしても未練が経ちきれない。

 

なぜそこまでお母さんの物が捨てられないのか?

ゆきこさんのお父さんは、昭和気質の頑固おやじ。お母さんがお父さんを常にたてています。

しかし、大人になって家を出て、母とは対照的に理解ある夫に恵まれた、ゆきこさん。

ゆきこさん
ゆきこさん

母はいまだに父の顔色をうかがう暮らしをしていて、私だけ幸せになっちゃって、「母はいまだに大変な思いをしているんだ」って・・・

お母さんに抱いているのは、罪悪感のようなもの

 

実は、お母さんからもらった婚礼家具も、処分すると言いつつも、まだ捨てられていませんでした。

ともみさん
ともみさん

彼女の判断とか考え方に関しては僕はすごい信頼してるんで

夫のともみさんは、どんな結果になっても、妻の判断を尊重すると話します。

さて、ゆきこさん。どんな決断をするのでしょうか?

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断捨離開始から、4週間後。:仲良し夫婦 新たな門出

断捨離を始めて1ヶ月が経とうとしていました。

この日は、オフィスの改造。壁をペンキで塗る作業にとりかかっていました。

真っ赤なペンキで白い壁を塗りつぶしていきます。

ゆきこさん
ゆきこさん

一新した気分でこの部屋を使えるかなと思って

赤は2人とも大好きな色。

言葉どおり、2人の色にこの部屋を塗り替えようとひらめきました。

この大胆な挑戦は、ゆきこさんの心のトゲを抜くことに・・・。

 

まず、お母さん用のベッドを処分!

高齢の母がこの家に泊まりに来ることはないと、頭でわかっていたことを形にします。

さらに、婚礼家具もアンティークショップに引き取ってほしいと連絡したのです。

そう、この家は夫婦2人だけの場所にしようと決意できました。

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1か月後:やましたさん、再訪!

やましたさんが再びやってきました。いよいよ新オフィスのお披露目!

 

断捨離前の作業部屋は、物置に近い状態でした。

断捨離後は、赤い壁が美しい食器を引き立てるゴージャスな部屋に大変身!

アンティークの魅力がさらに引き立っています。

ゆきこさん
ゆきこさん

(食器を)自分で管理できるようになったのがとにかくうれしい

やましたさん
やましたさん

「管理下っていうより、仲良しに慣れた感じがするでしょう」「仲良く交流が起きるから、やっぱり物が生きていく

でも、結局、こたつ布団だけは手放すことができませんでした

これに、やましたさんは言葉をかけました。

やましたさん
やましたさん

これは、かさぶた

これまで断捨離してきた物は、生活で溜まった垢だった。

でも、お母さんからもらったこたつ布団は、”かさぶた”だから、まだ剥がすのは早かった

時が経てば自然に手放せると声をかけました。

これにて、ゆきこさん・ともみさん夫婦の家作りは完了です!

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番組を観ての感想

まちゃりさ
まちゃりさ

捨てられない物は、”かさぶた”かも?

今回の断捨離で印象的だったのは、やはり、お母さん手作りの「こたつ布団」。

1ヶ月懸命に向き合ったゆきこさんでしたが、やはりどうしても捨てられなかった。

やましたさんは、”かさぶた”と表現しました。

かさぶたは、時が経てば自然に手放せる物。

 

私も何度も断捨離に挑戦してきましたが、いつもどうしても捨てられない物があります。。。

でも、かさぶたならば、無理に手放さなくてもいいのだと理解し、少し安心しました。

↓捨てられないお母さんの”かさぶた”とは?

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、アンティーク好きご夫婦の断捨離物語でした。

  

最後にやましたさんは、こう締めくくります。

ゆきこさんは、自身ですごいことに気付かれた。

ずっと、「お父さんを怒らせてはならない」と思い込んでいたけど、実は、お母さんががっかりする方に自分を縛っていた。

実はお母さんとの関係だった」と気が付かれた。その象徴が、こたつ布団だった。

やましたさん
やましたさん

心の傷の“かさぶた”

やがて、自然に剥がれ落ちるときがくると思う。

 

最後にゆきこさんから、「(部屋の)壁を取り払って、オープンにしたい」との発言があった。

彼女自身が本来もっていた”自由に生きたい”という気持ちの表れ。

本当の自分の道に戻れる、さらにまい進していくと思う。

まちゃりさ
まちゃりさ

物と向き合うこと、手放すことによって、本当になりたい自分の生き方に目を向ける(気付く)ことができる。それが、断捨離の魅力ですね!!

 

それでは、来週もお楽しみに!

おわり。

↓ ↓ ↓

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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?

「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。

2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」の番組サイト。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。

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「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?

放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)

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