すてる断捨離

【内容・感想】ウチ、”断捨離”しました!|大阪発・愛する道具が手放せない 4世代家族の説得大作戦 第163回

この記事は約9分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年5月9日放送回(第163回)内容・感想をまとめます。

今回は、両親のこだわりの道具量を減らすための断捨離物語です。  

今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。

  1. 断捨離は、まず行動から!
  2. 「思っていたより物があった」と自覚してもらう
  3. 気が付くことが人を動かす

それでは、どうぞ!

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大阪発・愛する道具が手放せない 4世代家族の説得大作戦

出典:「ウチ、”断捨離”しました!」公式HP

今回の出演者は、大阪府豊中市のマンションにお住まいの、なおこさん(53歳)です。 

母けいこさん(83歳)、父さかえさん(85歳)と同居。

それに、娘ふうかさん(23歳)と孫・かのちゃん(5歳)と4世代5人家族で暮らしています。

家は、3LDKの間取り。

お悩みは、両親が使っている和室。

散らかっているわけではないけど、綺麗好きのなおこさんには気になる所が多い

 

特に気になっているのが、お父さんのDIY道具

父・さかえさんの趣味は日曜大工。壊れた物は、何でも直してしまうとか。

問題は、大工道具の量です。

ベランダにも倉庫があるのですが、それに収納しきれずに和室にまで溢れています。

 

道具にこだわりがあるのは、母・けいこさんも。

大の料理好きですが、それゆえ、調理道具が多く、上の棚にまでぎっしり

なおこさんは、料理道具を減らして、上の棚にまで収納しなくて済むようにしたいと思っています。

 

でも、、、過去に両親を何度も説得してきたけど、その度に口論になってしまうと言います。

なおこさん
なおこさん

捨てるという行為が嫌いみたいで・・・

こだわりの強い両親を説得したい。やましたさん、力を貸してください!

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断捨離スタート!

やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。

気になるのは和室と話す、なおこさん。

やましたさんは、第3者としての意見を述べます。

やましたさん
やましたさん

この部屋が安全かというとちょっと問題があるよね

たしかに地震でもあったら危険そう・・・。

和室は、タンスにぐるりと囲まれています。

 

しかし、両親は完全には納得していない様子。

そこで説得に入る、やましたさん。

やましたさん
やましたさん

行動を起こしてみて初めてやっぱりいらないんだ、いらないものだってわかってくる

見ているだけでは、結論は出ない。考えるよりやってみようと、説得

お母さんは半信半疑でうなずきます。

まず、押入れの物を減らし、外に出ている物を収納する方針としました。

 

ひとまず、押し入れの中身を全て出すことに。

けいこさん
けいこさん

何を入れたかわからない・・・

やましたさん
やましたさん

やってみて初めてこんなにあったんだって思うでしょ

あっという間に、リビングは物でいっぱいに。

出てきたのは、大量のタオル。人からもらった物です。

古い布団もでてきました。袋を開けてみると、しけっており処分することに。

どれほど大量にあるかを見てもらう”というのが、やましたさん流の説得方法。

 

すると、お母さんにも変化が。

押入れにはいらない物があると、納得できたお母さん。

しまいっぱなしだった洋服も、どんどん処分していきます。

その様子を見ていたお父さん。

空になった押入れに率先して掃除を始めました。

 

出典:「ウチ、”断捨離”しました!」公式HP

断捨離に前向きになった」と見たやましたさんは、次の作戦を行うことに。

断捨離後をイメージしやすいよう、先に収納を動かして完成形を見てもらう作戦をとります。

 

ひとまず、収納の上の物を全て降ろします。

押入れの空いたところに、お父さんのDIY道具はまとめて入れておくことに。

収納の中身も全て出すと、マスクやティッシュが出てきました。

大量の湯呑も出てきましたが、あまり使わない物。選別して一旦押入れに格納します。

棚を空にし、一度どかし、空間の中央に仏壇を移動!

もう1つの収納はリビングへ移動すると・・・。

けいこさん:「スッキリしますね」

 

この日断捨離したものは、ゴミ袋で20袋以上になりました。

お母さんが必要という衣類や雑貨は、いったん押入れに保管することに。

やましたさんは、最後にレクチャーします。

やましたさん
やましたさん

今日からは選び抜いて、選び抜いたものだけをここに入れる

けいこさん
けいこさん

選び抜いているんですけど・・・

本当の断捨離はここからです。

タンスには、まだお母さんの服がぎっしりと入っています。

お父さんの大工道具も、一か所にまとめただけ。手つかずです。

ベランダの倉庫にも、大量の大工道具が入っています。

そして、リビングには、押し入れにしまう予定の布団などが残されています。

 

やましたさんは、なおこさんに説得のコツをレクチャー。

やましたさん
やましたさん

「気がつくってことが肝心」「気付いたら人は動き出す」「なおこさんが率先してやれば雰囲気が伝わる

さて、ここからおよそ1ヶ月にわたる断捨離生活がスタート!

しかし、両親の道具へのこだわりが予想を超えて強烈だったのです!

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断捨離開始から、5日後。:和室とキッチン 説得大作戦

この日は、衣類の選別をしていた、なおこさん。

和室の雰囲気がかなり変化していました。

なおこさんは、お母さんお気に入りの小物入れやバッグをかわいらしく飾ってあげたのです!

 

今日の目標は、和室の背の高いタンスを断捨離すること。

背の低いタンスの中身を半分に減らし、背の高いタンスの中身を移して撤去しよう!というもの。

お母さんが残したいという服は、衣装ケースに入れて押入れに収納します。

見事、背の高いタンスは空っぽになりました。

これで、安全面で危険な物を1つ減らすことができました

和室がさらにスッキリし、お母さんも意欲的になってきたように見えます。

しかし、ここから先が大変だったのです。

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断捨離開始から、2週間後。:こだわりの料理道具を断捨離できるか!?

いよいよ、大一番の説得の日がやってきました。

お母さんのこだわりのキッチン道具。すべてリビングに並べます。

実は、なおこさんの分は、半分以上を断捨離済。残りは全てお母さんの物です。

すべて愛用している道具で、1つも減りません。

「お互いに道具を共用しよう」と説得を始めました。

すると、、、

けいこさん
けいこさん

あんたが使わせてくれるんならそれでいい

なおこさんは、具体的に選択肢を与えながら、粘り強く説得を続けました。

お母さんは、道具をかなり減らすことを決意してくれたのです。

これで、普段使いの調理道具は、すべて下の収納に収めることができました!

 

さて、残るはお父さんの大工道具です。

今までも何度か説得してきたようですが、、、

なおこさん
なおこさん

昔の頑固オヤジじゃないけど、子供は親に反発するんじゃないという感じのお父さんですから

お父さんの現役時代の職業は、船の仕事。長い時は数か月におよぶ船の上での生活をしていました。

だから、今でも修理はお手の物!

大工道具は、お父さんにとっての相棒のような存在。そう簡単に手放すことはできません。

とはいえ、長年使わないまま放置されている道具も多いのです。。。

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断捨離開始から、3週間後。:とっておきの秘密兵器で説得大作戦!

いまだ手つかずのお父さんの大工道具。

どうにか説得しようと、なおこさんは策を練っていました。

物が多いため、今回は妹さんに手伝いに来てもらいました。

 

実は、頑固なお父さんに、とっておきの秘密兵器を用意していました。

秘密兵器は、ひ孫のかのちゃんです。

さすがのお父さんもひ孫のパワーには勝てませんでした・・・(笑)

ベランダの倉庫から道具を出すことまではOK。

「これいるの?」と確認していく娘たちに、

さかえさん
さかえさん

ふとした時に使うためにとってあるんだよ!

だんだん雲行きが怪しくなってきました。

 

でも、ちゃんと次の手を打っていた、なおこさん。

お父さんの道具を捨てるのではなく、”再利用”するという方法を取ります。

近所のシルバー人材センターへ寄付するのです。

こう伝えると、お父さんはあっさりと使っていない道具を断捨離して譲ることに。

あまり使わないけど、必要な道具はケースにまとめ、押入れに収納することに。

ベランダの倉庫とのお別れまで決心してくれたのです!

よく使う物は、ベランダの青い工具箱に入れました。

 

こうして、お父さんの説得も無事完了!後は、断捨離の仕上げです。

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1か月後:断捨離終了!:4世代家族がさらに暮らしやすい家に

リビングは、さらに家具を減らしスッキリさせました。

和室は、入れ物の高さも低く。見た目に美しい空間になりました。

押入れの中身は、わかりやすいようにシールを貼りました。

ベランダは、倉庫がなくなったことでスペースが広がりました。

ガーデニングを楽しむ余裕も生まれたのです!

キッチンは、とても使いやすくなりました。

 

なおこさんも、楽しく断捨離に取り組めた様子。

なおこさん
なおこさん

とっても楽しかったです

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番組を観ての感想

まちゃりさ
まちゃりさ

先に”完成形”をイメージできたのがよかった!

やましたさんが取り掛かったのは、和室の押入れの物を全て出すことから。

そこから、「実はいらない物がかなりある」ということに気付いてもらうことから始めました。

 

そして、和室の完成形を先に作る。

これで、収納に収まる分まで物を減らさなければならない、と目標を明確に定めたのです。

家族全員の共通認識ができた

これに向け、家族が協力して断捨離を進められたのだと思います。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、両親のこだわりの道具量を減らすための断捨離物語でした。

  

最後にやましたさんは、こう締めくくります。

やましたさん
やましたさん

私たちには、2つの問題がある

1つは、物がたくさんあると思っていても、実際ほど物の量は認識できていないこと。

断捨離ポイント

どれだけの物があるかを気付いてもらう

もう1つは、お母さんが捨てられなかった調理道具が例にあたる。

断捨離ポイント

用途別材料別に道具をそろえるとキリがない

なおこさんは、俯瞰できる状態にして粘り強く向かい合いました。

なおこさんの気持ちが、家族全員にきっと伝わると思います。

まちゃりさ
まちゃりさ

なおこさん曰く、家族の明るい笑顔が格段に増したとか。広くなって暮らしやすくなった家で、4世代家族楽しく・仲良く生活していってほしいと思います。

 

それでは、来週もお楽しみに!

おわり。

↓ ↓ ↓

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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?

「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。

2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」の番組サイト。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。

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「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?

放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)

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