こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年4月25日放送回(第161回)の内容・感想をまとめます。
今回は、やる気ゼロの子供とイライラママの断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 「自分はどうか」の意識を取り戻す
- 自分が変われば、子供たちも変わる
- 一方通行の状態だったことに気が付いた
それでは、どうぞ!
やる気ゼロの子供たち… 保険外交員ママの説得大作戦
今回の出演者は、埼玉県越谷市にお住まいの、ちえさん(45歳)です。
3DKのマンションに住むシングルマザーのちえさんは、中学生の長女、小学生の息子と3人暮らし。
日々仕事と家事に追われながら、女手一つで子どもたちを育てています。
お悩みは子どもたちの部屋。
何度言っても片付けないという子ども部屋は、物が散乱していて、どこに何があるのか分からない状態になっていました。
家にいたくないような空間に・・・。ストレスがない家にしたいと番組にSOSを出しました。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
子供達の部屋を見ると、やましたさんはちえさんの悩みをさっそく見抜きました。
本当のゴミがちゃんと始末できていない
「ゴミくらいは始末しなさい」とちえさんも注意しているそう。
でも、何年も言い続けてるのに変わらない。
何年も言い続けて何も変わらないことが分かっていたら、言い続けることに意味がないってことをお母さんが気がつかなきゃ
ちえさん自身が手に負えない空間を考え、そこから手をつけるのが先と話します。
お母さんの気持ちが楽になれば子どもたちに自然に伝わる
ちえさんが自分の部屋を断捨離するそうすれば、イライラが減る。
子供達はその変化を感じ、一緒に動き出すと話します。
そこでまずは、ちえさんの部屋の問題点を探ることに。
ちえさんに部屋には、圧迫感がありました。
タンスの上に目隠しされた本がたくさん詰め込まれています。
ここには、知り合いが書いているものがいっぱいあるとのこと。
いつもここから責められている
「読んでいない」と責められるのが嫌だから目隠ししていると見抜きます。
続いて、クローゼット。中には、酵素玄米用の圧力鍋。これも、知り合いの勧めで買った物。
やましたさんは、
すごく人に気を使っている
こうすればこの人が喜ぶだろうな納得するだろうな、気分を悪くしないだろうかなという形で物を取り入れている
と、ちえさんが周りに気を遣って物を買い込んでいると見抜きます。
これは、ドンピシャだったよう。
ここから「他人を追い出すような気持ちで物を見ていくと自分はどう思うか?」その意識を取り戻す必要があります。
リビングに戻ると、やましたさんからはアドバイス。
テレビの位置が高いって分かるよね
余裕があれば、リビングにも手を付けることに。
まずは、ちえさんのクローゼットの中の服を全て出します。
ここでのポイントは、関係の問い直し。
自分との関係「私がこの服を着たいのか」を自分に問いかけ、服を選別していきます。
服も知り合いに「似合う」と勧められた物を買っていたとのこと。これに気付き、半分ほどに減らしました。
クローゼットに余裕ができそうです!
続いてタンスの上の本を断捨離。子育てに関する本がいくつもありました。
そもそも親にいい悪いはない。みんな試行錯誤をしながら親にしてもらっていく
育児でも他人の意見が気になるようですが、やましたさんに背中を押され思い切って断捨離していきます。
さらには、圧迫感を生み出していたタンスの上の段だけをリビングへ移動。
リビングの床に下ろし、壁にくっつければ・・・テレビ台の完成!
自分の使いやすいようにアレンジしていくのが、やましたさん流。
高すぎる場所にあったテレビは、ちょうどいい高さに設置できました。
反対にちえさんの部屋には、テレビ台に使っていたタンスを持っていくと圧迫感がなくなりました。
クローゼットは、下の段が空っぽに。服を余裕をもって収納できるようになりました。
しかし、ベッドの上には、まだ選別できていない物がかなり残っています。
いったん混乱するけど良くなるための混乱だと思えばいい
初日の断捨離を終え、ちえさんには大きな気付きがありました。
「(自分が)手に負えていなかったそれが子供たちに全部いっていた」「まずは私か」
やましたさんは、”自分が変われば、子供たちも変わる”と言っていたけど、一体どうなるでしょうか?
断捨離開始から、2日後:まだ動かない子供たち。
断捨離開始から、2日後。
この日は、キッチンの片隅の棚に手を付けだしました。
引き出しには、工具などがぎっしり入っています。
いる・いらないを選別していきます。
判断が速いちえさん。すっかり断捨離のコツが身に付いた様子。
過去を振り返らず、いさぎよく断捨離していきます。
しかし、、、子供たちは部屋を片付ける気配はまるでなし。
でも、ちえさんは、やましたさんに言われた通り、自然にやる気を出してくれるように待つことに。
断捨離開始から、数日後:子供たちにもらった言葉。
ちえさんは、忙しい仕事の合間に断捨離を進めていきました。
この日は、独身時代からのアルバムに手を付けます。
1冊ずつ開き、必要な写真だけ残していきます。
そもそも、どうして離婚してしまったのでしょうか?
ちえさんの元夫は植木職人でした。
結婚当初は円満でしたが、次第に遊びにお金をつぎ込むようになり、家計は火の車・・・。
このままでは子供たちの学費を払えなくなる。悩んだ末、離婚したのです。
大変だったのは、その後でした。
ちえさんは保険外交員になりましたが、月収は歩合制。
一時は、子供たちを育てることができない状況にまで陥りました。
しかし、その窮地を救ってくれたのは、子供たちでした。
お金がないなら自分たちのお年玉の貯金を使えばいい だから一緒にいよう
今も遅くまで働くのは、子供たちのため。身を削って働いているです。
断捨離開始から、10日後:ついに長女の部屋を片付ける!
その夜、ちえさんは、ウキウキしていました。
やっと秘境に入れる感じですね
長女のひなたさんの部屋のこと。
断捨離に全く興味を示さなかった娘が、初めて片付けてもいいと言い出しました。
まず、押入れに手を付けます。
お母さんにリードされて、たどたどしくスタート!
ちえさんの姿勢は、娘にしっかりと伝わっていました。
次第に積極的になって、どんどん処分していきます。
楽しいムードで断捨離がはかどる。ちえさんの心に余裕ができたからでしょう。
でも、大きな問題は、次男の部屋。
本人がやる気を出すのを待っているが、あいかわらず散らかったままです・・・。
何回言っても変わらない。
「どうしたらいいんだろう」と私も思っている感じ
ちえさんは、改めて息子・まさきくんを説得してみることに。
とにかく片付けがめんどうくさいみたい。
「使っていない物を捨ててしまえば?」という提案をしますが、自分の部屋に逃げ込んでしまいました。
でもちえさんは粘ります。
それでも、「自分で片付けるから」とお母さんを締め出してしまいます。
ところが、3分もたたないうちに出掛けてしまいました。部屋の中は何も片付けていません。
本人の自主性に任せたいと思いますが…
イライラしそうになるのをぐっとこらえて、ゴミだけ拾うちえさん。
イライラ復活・・・断捨離の行方は?
1ヶ月が経とうとしたところです。
ちえさんはしびれを切らして、次男の部屋に手を付け始めてしまいました。
「もういいや 私がやれば」みたいな
とうとう諦めてしまったちえさん。
ここで、まさきくんと衝突してしまいます。
家から出ていってしまう、まさきくん。
でも、しばらくして家に戻ってくると、何も言わずに自分の物をゴミ袋へ入れ始めました。
あんなに嫌がっていたのに、急にいらないものを処分し始めたのです。
どうやらお母さんに悪いことをしたと反省した様子。
ちえさんの思いは伝わったみたい。
ちえさんが、断捨離中に気付いたこと。
それは、まさきくんが大事にしている野球の道具のことを全然知らなかったこと。
片付けより大事なこと
片付けなさいと一方的に注意するばかりで、どんな思いでいるかを尋ねようともしなかった。
一方通行の状態で、思いが伝わるわけがないと気付きました。
普段あまりにも忙しくしすぎている
日々のコミュニケーションがどれだけ不足しているかを改めて感じました。
まさきくんの部屋は、床や机の上から物がなくなり、片付いた部屋への一歩を踏み出しました。
長女・ひなたさんの部屋も、過ごしやすい部屋に。
ゴミもきちんと始末するようになったと言います。
ちえさんの部屋も、ほとんど処分して快適な部屋を手に入れることができました。
一番驚いたのは、まさきくんが自分の物をかなり捨てたこと。
まさきくん、今までは素直になれなかっただけで、本当はお母さんの力になりたかったのでは?
番組を観ての感想
まずは自分からの姿勢が大切
今回の話は、観ていて感動して泣きそうになりました。
やる気ゼロ。何度言っても、片付けをやってくれない子供たち。
どうしたらいいか、ちえさんは長年悩んでいました。
でも、それは、ちえさんが一方的に言うだけだったから。
忙しすぎて、親子のコミュニケーションが圧倒的に足りていなかったのです。
でも、子供たちは本当は知っていました。
お母さんが頑張っているのはわかるけど、素直になれない。でも、本当は力になりたい。
今回の断捨離で、親子のコミュニケーションが取れるようになったのは本当によかったと感じました。
ちえさん家は、今も断捨離が続いています。
なんと、子供たちの方が断捨離に積極的になったとか!
断捨離をきっかけに親子の絆が深まりそうです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、やる気ゼロの子供とイライラママの断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
家族のコミュニケーションはテクニックではない
「言葉では言えないことを部屋を散らかすことによって、「お母さんに注目してもらいたい」「叱ってもらいたい」そんな表現だったんじゃないかな」
と話しました。
このまま子供たちの部屋を片付けられないのでは?と思いましたが、やましたさんの言葉どおり、ちえさんの行動が子供たちの心を動かしました。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
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