すてる断捨離

【内容・感想】ウチ、断捨離しました!|10年の孤独…チーム断捨離 “限界生活”からの大救出 後編#146回

この記事は約39分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年12月20日放送回(第146回)内容・感想をまとめます。

今回は、限界生活から脱出するための断捨離物語(後編)です。  

前編はこちらから

今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。

  1. 断捨離は、”間”。使いやすく、しまいやすく、美しいように整えていく
  2. 「間」を空けた収納は、衛生面でも大切
  3. お掃除は、自分を癒す行為。自分を労わるために行う

それでは、どうぞ!

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10年の孤独…チーム断捨離 “限界生活”からの大救出 後編

今回の出演者は、東京都・三鷹市にお住まいの、さとみさん(60歳)。 

お家は、閑静な住宅街にある少し古めの4LDKの一軒家。息子さんは独立し、現在は定年した旦那様と夫婦2人で暮らしています。

特に和室は、「どこから手をつけていいかわからない」という程、使わなくなった物が積み上がって足の踏み場もない物置状態。

やましたさんは家全体を見て「緊急手術が必要!」と判断。

人が訪れる事を拒む様なこの家に、まずは玄関を断捨離して風穴を開けることを提案します。

というのが、前編の内容でした。

行き詰ったさとみさんの救世主として、”お掃除の魔術師”こと大澤トレーナーが訪問。

一緒に和室の押入れの断捨離をサポートします。

さて、さとみさんは、新たな生活を手にすることができるでしょうか?

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「間」を意識して、押入れの断捨離スタート!

物が溢れてしまう暮らしをどうすればいいのか?

大澤トレーナーは、家の中をまわり、そのヒントを探すことにしました。

見えてきたのは、床に物を置いていること。

猫の仏壇も、リビングの通り道に置かれていて、つまずいて転んでしまいそう。

大澤さんのアドバイスは、「床置きをまず減らす」というもの。

話をする中、さとみさんが幼少期から、生け花に精通していることを知ります。なんと、師範の資格まで持っているとのこと!

これを受け、大澤トレーナーがアドバイス。

大澤さん:「「間」なんですよ。断捨離って」「使いやすく、しまいやすく、美しいように整えていく」

断捨離ポイント

断捨離は、”間”。使いやすく、しまいやすく、美しいように整えていく。

 

断捨離のイメージが伝わったところで、「間」を意識しながら、押し入れの断捨離にトライ。

天袋には、クリスマスの飾り道具がたくさんしまい込まれていました。中には、もみの木も。

さとみさんは、これを飾りたいと話します。

大澤さんは、ここで「どう飾ったら、自分がワクワク、ウキウキするかを考える」とアドバイス。

かつては、季節ごとの飾り付けも欠かさなかったといいます。でも、いつしかその習慣が失われてしまっていたのです。

さとみさんは、原因は次の2つと振り返ります。

  • 飾るためのスペースがなくなった
  • どこに何があるかを把握できなくなった

さて、断捨離で厳選して残したクリスマスの飾り付けは、中身がわかるよう、天袋へ再度収納しました。

 

続いては、障子の前の空間。

さとみさんは、ここに人形を飾りたいと話しますが、大澤トレーナーは「置かない方がいい」と言います。

その理由とは?

大澤さん:「人間って、空間を空けると、空いたスペースに(物を)置こうとするの

まちゃりさ
まちゃりさ

たしかに、納得。空間の「間」を楽しめるようになれるといいですね!

知人にもらったひな人形は、丁寧に包み直します。来月の春までお休み。

場所を取っていたケースは処分。何があるか見えるように天袋へ戻します。

障子の前のスペースに出しっぱなしだった五月人形も、天袋へ「間」を意識して収納。

「間」を意識した収納は、取り出しやすく、見た目にも美しい

母にもらった節句飾り(※前編で登場)は、隣の天袋へしまうことにしました。

天袋には、季節の飾り物がずらっと並びました。

まちゃりさ
まちゃりさ

天袋=季節の飾り物と場所を決めることで、忘れずに、季節ごとの飾りつけを楽しめるようになりますね!

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いざ、押し入れの中身と和室の最後の仕上げへ!

続いて、いよいよ押し入れの中身に取りかかります!

中身の半分は、バザーに出品しようと残した物で溢れていました

これを、まとめて段ボールに移し、そのまま運び出せるように変更。

そして、奥から出てきたのは、使っていないテレビ台。なんと、黒いカビが発生していました

「間」を空けた収納は、衛生面でも大事ということがわかります。

断捨離ポイント

「間」を空けた収納は、衛生面でも大切!

カビの生えたテレビ台は、処分。空いたスペースには、季節物の家電を収納

それでも、空間に余裕ができてスカスカな状態になりました!

 

さて、物がなくなってスッキリした「和室」の総仕上げ!

まずは、畳のお掃除。

用意するのは、濡れ拭き、乾拭きの2種類の雑巾事前にきちんと畳んでおくのがポイントです。

畳のお掃除ポイント

・用意するのは、濡れ拭きと乾拭きの2種類の雑巾

・あらかじめ、きちんと畳んでおく(汚れたら、別の面を使いやすくなる)

お掃除の手順は、次のとおり。

畳のお掃除の手順
  • STEP1
    濡れ拭き

    畳の面に沿って、濡れ拭きで汚れを落としていく

  • STEP2
    乾拭きで追っていく

    濡れ拭きした面を追いかけるように、乾拭きしていく

ポイントは、一度拭いた面を踏まないように、バックしながら拭いていくことです。

まちゃりさ
まちゃりさ

畳みは湿気に弱いので、必ず乾拭きするようにしましょう。

 

続いては、仏壇のお掃除。

まずは、仏具を下ろしていきます。

このときのポイントは、並べられていたとおりに下ろすこと。こうすることで、戻すときに迷わないという工夫です。

仏壇のお掃除ポイント

・仏具を並べられていたとおりに下ろす

木製の仏壇や位牌は、濡れ拭き後に乾拭きをしていきます。

金属の仏具は、水で濡らさないこと。乾拭きのみです。乾いた布を使って、優しく拭いていきます。

仏像の細かい部分のホコリを取るには、書道筆などを使うのがおすすめです。

大澤さんは、お掃除をしながらさとみさんに伝えます。

大澤さん:「物に張り付いている気持ちは、整理していける」「自分の中で始末していく

夫を亡くし、気持ちの整理に苦しんだ過去を持つ大澤トレーナーならではの言葉でした。

それがいまや、断捨離トレーナーとして、断捨離を教えるまでになったのです。

さとみさんにも、きっと新たな道が見つかるはず。

さて、和室の断捨離は、完了!10年かけて張り付いた気持ちを、自分の力で始末することができました。

まちゃりさ
まちゃりさ

断捨離と掃除をしながら、少しずつ気持ちの整理ができてきたようです

 


でも、大澤トレーナーには、まだ心配している場所がありました。

それは、キッチン。

食は、健康のバロメータ。でも、シンクには、黒い汚れがいくつもあります

「金ダワシで磨いてはいるんですけどね・・・」と話す、さとみさん。

しかし、金ダワシの掃除は、間違い。

シンクに傷をつけ、その傷にさらに汚れが付着して、雪だるま式に汚れがひどくなっていたのです。

どうやら、お掃除の仕方に問題がありそう。

後日、お掃除の仕方を教えに、大澤さんが再び訪問することになりました。

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断捨離開始から、3週間後:キッチン棚の断捨離とお掃除!

止まっていた時計の針は、徐々に動き出していました。10年の出来事が、少しずつ整理されているようです。

さとみさん
さとみさん

(思い返せば)人に来てもらわなくてもいい家になっていた

断捨離を進める中、「人を招ける家にしたい」と、新たな希望が芽生え始めていました。

さて、キッチンの掃除術を教えに、再び大澤トレーナーがやってきます。

和室を見て、「全然違う、お部屋の雰囲気が」と語ります。

何もなくなって、スッキリした障子の前の空間には、すてきな和傘を1つだけ飾りました

まちゃりさ
まちゃりさ

何もない空間に、1つだけ置かれた和傘が生きています!

 

それでは、さっそくキッチンの断捨離&お掃除に取り掛かりましょう!

まず、キッチンの収納棚を確認。

見れば、箱に入ったままのたくさんの食器。

「せっかくならお気に入りの物を使いたいでしょう?」との提案で、一度全て出して中身を確認することに。

使わない物は、その場で処分。そして、箱は潰して捨てることを方針としました。

しかし、さとみさんは残すと決めたコップを、また箱に戻そうとします

これに「待った」をかけたのが、大澤トレーナー。

取っておくものは、箱から出す”とアドバイス。でも、さとみさんの言い分は、「割ったら使うための物(だから)」というもの。

これに、大澤さんは、収納がギチギチになっている原因は、箱にあると話します。

箱に入れると積めてしまう」のが問題。これが収納を圧迫する原因だったのです。

さとみさんは、この教えに納得。箱から食器を出し、いつでも使えるように並べておくことにします。

断捨離ポイント

食器は箱に戻さない。箱から出して、いつでも使えるように並べておく

こうして今使っている食器を整理し、夫婦2人で十分な量に絞り込んでいきます。

 

一方の大澤さんは、キッチン棚のお掃除に取り掛かります。

使ったのは、キッチン用酸素系漂白剤(弱アルカリ性)。油汚れを落とす効果があります。

バケツに、40℃以上のお湯を溜めます。

次に、パッケージの分量を必ずチェックし、決められた分量を入れます

ポイントは、”三度拭き”。

洗剤拭き⇒お湯拭き⇒乾拭きの3つのステップです。

キッチン棚のお掃除の手順
  • STEP1
    洗剤拭き

    できるだけ堅く絞って水けをきった雑巾で拭いていく

  • STEP2
    お湯拭き

    洗剤をふき取る

  • STEP3
    乾拭き

    特に木製の棚の場合、水分が残らないように注意してふき取る

さとみさんも合流し、2人で拭きあげます。

ここで、拭き残しがないための拭き方のアドバイス

それは、丸く円を描くのではなく、コの字を描くように拭きあげること。

キッチン棚のお掃除ポイント

キッチン用酸素系漂白剤(弱アルカリ性)を使用する

・洗剤拭き⇒お湯拭き⇒乾拭きの三度拭きでしっかり汚れを落とす

コの字を描くように拭くと、拭き残しがない

 

さて、食器の選別が終わり、きれいになった食器棚に食器を戻していきます。

ところが、戻す食器の中に、縁の欠けたコップがありました。

さとみさんに聞けば、捨てがたい思い出があるとのこと。

これは、日常で使わないので、食器棚に戻さず保留とします

 

さて、リビングの飾り棚には、さとみさんお気に入りの物がセンスよく飾られています。

かつては、海外旅行に行っては、オシャレな小物を飾ってきて飾るのが趣味でした。

この飾り棚のイメージで、食器を飾るように戻していきます

ゆったりと「間」をとり、美しい食器棚に変身しました。

そして、食器棚の上の段は、ほとんど空っぽに!

 

お掃除の本題!キッチンシンク周りのお掃除術

続いては、本題のシンク周りのお掃除!

まずは、蛇口。

お掃除のポイントは、柔らかい⇒固い道具で試していくこと

いきなり固い道具を使うと、表面を傷つけてしまう恐れがあります。

蛇口のお掃除ポイント

・柔らかい布で一度拭いてみる(汚れがそこまでひどくなければ、案外落ちる)

・布で落ちなければ、ブラシを使う。

布ではダメだら、他の道具を試してみます。

大澤トレーナーのおすすめは、ソフトとハードが両面についたブラシ

まず、ソフト面で汚れをゴシゴシしてみて、歯が立たなければ、ハード面を使ってゴシゴシ。

100円ショップや、ホームセンターなどでも購入することができます。

まちゃりさ
まちゃりさ

上記で紹介したブラシは、200円以下でした!結構安く買えるので、ぜひ持っておきましょう!

続いて、蛇口の吐水口。ここは、結構見落としがちな部分です。

しつこい汚れには、キッチンスポンジを。さらに細かい部分には、竹串が使えます。

最後は、汚れをお湯で流して完了!

 

大澤トレーナーが、掃除後にきれいになったキッチンを見た気持ちを尋ねます。

大澤さん:「見て、気持ちがどう?」

さとみさん
さとみさん

気持ちいいですよね

お掃除は、癒しになる行為。自分を労わるために行うことを、忘れてはいけません。

お掃除は、何のために行う?

・お掃除は、自分を癒す行為

・自分を労わるために行う

 

そして、最大の汚れとして残ったのが、シンク汚れ

この黒ズミ汚れの正体は、カビなのか?

市販のカビ取り剤を用意し、こすり洗いしてみると、、落ちました。

汚れの正体はカビであったことが判明

あとは、ステンレスの種類によって、磨き方を変えればOK。

さとみさん家の種類は、「エンボス加工」でした。なので、横に動かすのではなく、クリクリと回すように磨くのが正解

 

こうして、黒ズミ汚れは、あらかた落ちました。あとは、残った汚れを落とす作業です。

ここで、歯磨き粉を用意。

頑固な汚れには、クリームクレンザーが◎。ただし、無い場合は、歯磨き粉で代用が可能とのこと。

↓歯磨き粉は、IHクッキングヒーターの汚れにも活用できます

最後に水で流し、乾拭きしてお掃除は完了。

 

大澤トレーナーは、お掃除をとおして、さとみさんに気付いてほしいことがありました。

それは、丁寧に磨けばピカピカに光るということ。つまり、大事なのは、諦めないこと

このピカピカを保っていく約束をして、本日は終了!

さて、この日の出来事が、さとみさんを大きく変えるきっかけとなりました。

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それからしばらくして・・・

スタッフが再び訪問。

なんと、玄関ドアには、クリスマスの飾り付けがされていました。

リビングの通り道を塞いでいた猫のお仏壇は、キャビネットの上の安全な場所に移動。

これで、つまずく心配もなくなりました。

そして、家の中全体をピカピカに磨いたことで、さわやかな印象の部屋に大変身!

和室の前を塞いでいたテレビも移動。

開かずの間だった和室は、リビングから部屋が見えるようになりました。

まちゃりさ
まちゃりさ

劇的な変化!かなり部屋の印象が変わりました。

障子も、新しく張り替えました。

さとみさん
さとみさん

「信じられない感じ」「生き返ったような気がします この部屋が」

 

やましたさんとの断捨離では、玄関のひどさに気付くことから始まった、さとみさんの断捨離登山。

いつしか、玄関が「いらっしゃい」とおもてなしできる空間に変わっていました

そして、大澤トレーナーからは、収納の「間」の大切さを学びました。

加えて、キッチンをピカピカにしながら、自分を労わる方法を学びました。

さとみさんは語ります。

さとみさん
さとみさん

山頂に行きたい 初日の出を見たい

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番組を観ての感想

まちゃりさ
まちゃりさ

お掃除は、自分を労わるための行為!

私は、基本面倒くさがりなズボラです。

当然、お掃除は後回し。

でも、部屋をきれいにすると、自然とお掃除したくなってきます

そして、お掃除すると、自然とスッキリした気持ちに。

お掃除は、必ずやらないといけないものではないけど、やれば気持ちいいし、自分を大切にできる行為です。

人間は、気付かないうちに目や匂いでたくさんの情報を得ています

そこで生活する自分を労わるための行為が、掃除

自分を大切にするためにも、普段からきれいな空間をキープすることを目指していきましょう!

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、限界生活から脱出するための断捨離物語(後編)でした。

  

最後にやましたさんは、こう締めくくります。

やましたさん
やましたさん

汚れに気付いたことは、大きい

今回、部屋を徹底的に磨き上げたことで、光がよみがえった。それが、さとみさんにとっての大きな励ましに。

そして、身内をなくすという喪失感は、ものすごく大きい。和室の状態は、さとみさんの心の有りさまを反映していたと振り返りました。

まちゃりさ
まちゃりさ

やましたさんが、”風”を。大澤トレーナーが、”光”を。それぞれをさとみさんに取り戻すきっかけをくれました。

 

それでは、来週もお楽しみに!

おわり。

前編はこちらからどうぞ!

↓ ↓ ↓

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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?

「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。

2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」の番組サイト。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。

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「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?

放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)

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