こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年11月1日放送回(第139回)の内容・感想をまとめます。
今回は、新たな人生の出発に向けた断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 実家に置きっぱなしの段ボール50箱を断捨離!
- 捨てるのが辛いなら、残す理由を考える
- 思い出は写真を撮って残す
それでは、どうぞ!
40歳 お笑い芸人 解散…再会…人生リベンジ大作戦!
今回の出演者は、埼玉県鶴ヶ島市にお住まいの、お笑い芸人のゆずきさん(40歳)です。
この春にお笑いコンビ「ハッピーエンド」を解散。現在は事務所も退所し、ピン芸人として頑張っています。
しかも2年前に結婚した妻のいずみさんも芸人さんで、二人の新居はすっきりピカピカ。
そんな幸せなゆずきさんですが、過去のネタに使った小道具等が入ったダンボール50個を実家に置いたままにしてあるといいます。
この大量のダンボールに、ゆずきさん自身も妻も実家の母も困っているものの、どこから手を付けてよいかわからず、やましたさんにSOSを出しました。
ピン芸人として本気で新たな出発をしたいというゆずきさん。
新たな未来へ向けた断捨離にチャレンジします!
断捨離スタート!
やましたさんがゆずきさんの実家を訪問。
今回の問題である、段ボールの箱を目にします。
これをなんていうかわかる?”整然とした堆積”
やましたさん曰く、この壁一面天井まで積み上げられた段ボールが、ゆずきさんの人生の流れをせき止めていると話します。
その言葉を聞いたゆずきさんは、
なんかじゃまに見えてきた
とコメント。新たな道が開けると思えば、断捨離のやりがいがあります。
しかし、「どれをどう捨てていいかわからない」と悩むゆずきさん。
そこで、やましたさんからは、こんなアドバイスがありました。
断捨離ポイント
視点を変える。自分が残したい理由を考えてみる
捨てようと思うと辛い、であれば残す理由を考えるということ!
やましたさんからは、「視点を大きくし、捨てるのではなく、選び抜く」というアドバイスがありました。
1つずつの箱は、別の広い場所へ移し、断捨離開始!
しかし、小道具を捨てる決断ができないゆずきさん。
やましたさんが「その時のネタをもう一度やりたいか」を問いかけると、「これからは小道具に頼らず自分の喋りで笑わせるのが目標」と処分を決断できました。
過去、お母さんに縫ってもらった衣装も、「せっかく縫ってもらったから・・・」という理由で、捨てられません。
すると、やましたさんは、
そこが甘ったれれている
と一蹴。「自分の人生にパートナーになるのか、ならないのか(の視点で選ぶ)」とのアドバイスで、感謝をしながらお別れを決断できました。
そして、断捨離を続けていくと、ゆずきさんの視点が少しずつ変わってきました。
思っていたよりもガラクタに見えてきた
やましたさんは、ここでさらにアドバイス。
断捨離ポイント
常に自分に問いかける
取っておく意味、捨てて得られるもの
夫婦で断捨離に挑戦!
さて、ここからは、夫婦2人で断捨離にチャレンジ!しかし、さっそく難問が登場。
それは、芸人やバイト先の仲間からもらった寄せ書きでした。
最初は処分に迷っていましたが、写真として残し、処分することに決めました。
感謝の思いがあれば、物がなくても大丈夫!
そして、次に困ったのは、17年前に芸人を目指し家を出るとき、家族からもらった寄せ書きでした。それぞれの手形とともに熱いメッセージが残されています。
これも、家族と一緒に写真を撮り、お別れすることに決めました。
新たなステージでの活躍を誓い、感謝を胸に、売れなかった過去にさようなら。
1つの難所を超えたところで、断捨離はスピードアップ。なんと、1日で箱12個分を処分することができました。
やましたさんは、
思い出との折り合いのつけ方もできた
と、すっかり安心して帰路につきました。
ゆずきさんも手ごたえを感じた様子。
思ったよりはかどった
さて、これからの1ヶ月間で、残り30箱以上の箱をどこまで減らすことができるでしょうか?
断捨離開始から4日後:残り35箱は自宅へお引越し!
断捨離開始から4日後。今日の断捨離の目標は、2つ!
- 目標①:父手作りの大道具処分
- 目標②:実家から自宅へ箱のおひっこし
お笑いを始めたての頃は、家族総出で小道具やら衣装やらを作ってもらっていました。
大道具は父手作りの物。それらを写真に残しながら、父と共に処分しました。
そして、残った35箱は、自宅へ持ち帰って取捨選択を開始します。
まず出てきたのは、お笑い芸人を目指すきっかけとなった、お笑いの”雑誌”や、お笑いライブに通って集めてきた”チラシ”です。
すぐに判断ができないので、ひとまず保留としました。
そして、次に出てきたのは、中学校時代の陸上の賞状。
ゆずきさんは、当時、陸上部のエースとして活躍していたそうです。これらも、写真を撮って捨てることにしました。
他にも、高校陸上部の応援旗が出てきますが、やましたさんの「今の自分を応援してくれる物かどうか」とのアドバイスを思い出し、
これは高校のときの自分を応援してくれる物だから
と今の自分には必要ないと判断しました。
そして、元相方である、しんのすけさんとの懐かしい思い出の品も出てきます。
これは、1人だと判断できないので、保留に。
どうやら、1人では処分しきれない物が、次第に見えてきたようです。
断捨離開始から10日後:思い出の品はどう断捨離すればいい?
今夜は、ゆずきさん一人で断捨離を進めます。
出てくるのは、元相方であり、幼馴染でもある、しんのすけさんとの思い出の品。
しんのすけさんとは、3か月前にコンビを解消しましたが、17年間も共にコンビを組んできました。
しんのすけさんが気に入っていたカツラ(小道具)や、2人でお金を出し合って買った、CDラジカセ。
しんのすけさんがネタごとに作ってくれた、CDも大量に出てきました。
ゆずきさんは、これらの思い出の品をどういう基準で処分すればいいのかわからないと話します。
断捨離のラストスパート:相方との再会と再出発!
断捨離も、ラストスパート!あんなにあった段ボールは、残り17箱になっていました。
この日出てきたのは、お笑いなどのハウツー本。これは、全ていらないと処分することにしました。
大好きなお笑い番組を録画した、VHSテープ172本も全て処分しました。
そして、一度保留とした、お笑いの雑誌。
お笑いを始めたきっかけとなった雑誌1冊以外は、全て処分することに決めました。
お笑いライブのチラシは、夫婦のYoutubeラジオでのネタにしてから処分することにします。
17年分のネタ帳は、2箱分いっぱい。これらは、大事にとっておくことにします。
そして、相方の物は処分に困ったので、3ヶ月ぶりに連絡をとり、再会することになりました。
しんのすけさんを家に招き、直接確認すると、ほぼほぼ捨てていいとの回答。
そして、断捨離が終わったところで、ゆずきさんは、古いアルバムを取り出します。
”無邪気だった子供の頃に、夢中で遊んだ場所で写真を撮りたい”
売れたらここで写真を撮りたいと思っていた
中間地点として、親友との写真を撮りたいと考えました。
あの頃と同じ場所へ2人で向かい、笑顔で写真を残しました。
1か月後:段ボール30箱分の物はどうなったのか!?
断捨離を終えたとの連絡を受け、スタッフが成果を見に行きます。
妻のいずみさんからは、50箱から5箱に減らすようにと言われていましたが、果たしてどうなったのか?
結果は、4箱強にまで減らすことができ、2階の物置にすっきりと収納。
そして、蓋をせずに見えるように収納を工夫しました。ネタ帳も箱にしまわずに、すぐに取り出せるようにしたのです。
たくさんあった小道具類も、ケース1つに収納できました。
番組を観ての感想
物を残す意味を考える!
今回、やましたさんに教えてもらった断捨離のポイントは、次の2つでした。
- 視点を変える。自分が残したい理由を考えてみる
- 常に自分に問いかける。取っておく意味、捨てて得られるもの
捨てるのが苦手な人は、物を残す理由を考える。
捨てて得られるもの(メリット)を問いかけること。
断捨離というと、捨てなければいけないと考えてしまいがちですが、そうではありません。
断捨離は、何をどう考えて残すかがポイント!
物を取っておく意味を考えるのが断捨離だということを、改めて教えてもらいました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、新たな人生の出発に向けた断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
自分も大切な人も写真に加わるのは、とても大事なお別れの儀式
今回、思い出の品とお別れする方法として、ゆずきさんが編み出したのが、写真を撮る方法でした。
”物は、人と物との関係があって成り立つ”
”(物を)残すのであれば、人との関係を持って残すべき”
物を残す意味を考えるのが、断捨離というのを教えてもらった放送回となりました。
闇雲にとっておくのではなく、人との関係を持たせて物を残すべき!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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