こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年7月4日放送回(第124回)の内容・感想をまとめます。
今回は、自己肯定感アップを目指す断捨離物語(前編)です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 自己肯定感アップを目指す
- 服を選ぶ基準は、”鮮度”
- やましたさんも、自己肯定感が低かった
それでは、どうぞ!
目指せ!自己肯定感UPの断捨離
今回の出演者は、”どこ見てんのよ!”という決め台詞で有名なタレント・女優の青木さやかさん。
雑誌の対談でやましたさんと出会い、やましたさんから冷蔵庫の断捨離を指南され、断捨離にハマった青木さん。
さらなる高みを目指して、家中の断捨離に挑みます。
そこで、やましたさんに指摘されたのは、“自己肯定感の低さ”。
その原因は、母との確執の過去にありました。
自己肯定感を上げるために取り掛かった場所は、クローゼット。
ブレーク後、結婚・出産・離婚・病気を経て現在、一人娘と共に暮らす青木さんの断捨離です。
さて、断捨離をとおして、自己肯定感を高めることができるでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
やましたさんが部屋を回って感じたことは、青木さんの”自己肯定感の低さ”。
自分が思っている以上に自己肯定感が低い
そうやましたさんが感じる原因は、物を大事に扱えていないこと。
「自己肯定感」は、「自分の価値や存在意義を肯定できる感情」のこと。
つまり、「これでいいんだ」と今の自分を認めて尊重できる感情を言います。
過去は関係ない!
今回の断捨離で取り掛かるのは、過去やましたさんが訪問した際も問題と感じていた「ウォークインクローゼット」。
断捨離に取り掛かる前に、やましたさんからは、「過去は関係ない」という話があります。
過去を振り返って、原因を追求しても意味がない
今のこの空間は、自分の力で今変えていける
だから、断捨離を徹底的に行い、自分をもてなす空間にしていくこと
もてなされている経験から(自己肯定感は)生まれてくる
美しい服ばかりを選び抜き、そして美しい空間にするわけ
つまり、過去を振り返り原因を探すのではなく、今の空間に目を向けること。
そして、断捨離で自分をもてなす空間を作っていくことで、自己肯定感を高めていけると言います。
いざ、クローゼットの断捨離!
【選ぶ基準は、”鮮度”】
まずは、クローゼットから服を全て出し、持っている服の量を把握します。
やましたさんは、服を選んでいく基準は、”鮮度”と言います。
どんなにいい服でも、古くなったら鮮度が落ちて、美味しくない
自分との関係において、鮮度があって、美味しいか美味しくないかで選ぶ
”鮮度”に従って、服を選別していきます。
【黒い服ばかりが出てくる】
何枚もの服を見ていくうちに、やましたさんが気付いたのは、「黒い服ばかり」であること。
「もっと派手な服着ようよ」というやましたさんに、青木さんは「黒から卒業したい」と話します。
そして、着やすいために残していた服も、思い切って断捨離を決意しました。
すると、他の服もお別れできるようになってきます。
【「分別」から「分類」へ】
最初にやったのは、「分別」の作業でした。
次は「分類」のフェーズに移行します。
まず、服の色で仕分けてみると、圧倒的に黒色の服が多いことがわかりました。
この段階で、もう一度、「今の自分に合っているか」を確認していきます。
【迷う場合は、身に付けてみる】
なかなか決断ができない、青木さん。
そこで、やましたさんがファッションショーを提案します。
身に付けることで、冷静に判断をすることが狙いです。
青木さんは、黒の服を一度試着したことで、次々に断捨離が進むようになりました。
どうやら、自分に似合うもののイメージがより鮮明になった様子です。
服が減らせないときは、実際に着てみることで、今の自分に似合うかのイメージがしやすくなります。
ある程度、減らしたところで今日はここまで。
【クローゼットに服を戻した後の変化】
服を元の場所に戻すと、「やっぱり黒を減らしたいなってなってきますね」と青木さん。
やましたさんは、「それが大事」と返し、「芽生えてきた感覚を大事にする」ように伝えます。
さらに、服を戻し終わると「ぎゅーっとなっちゃった」とコメントする青木さんに、やましたさんは、「これも大事なこと」とコメント。
今までは物しか見てなかったのが、空間全体を見られるようになったから「ああ窮屈」って感じるわけ
断捨離前より服が減ったのに、窮屈に感じるようになったのは、視点が物から空間にシフトしたため。
明るい色をなるべく残した一方で、暗い色を中心にかなりの量を断捨離することができました。
やましたさんとの共通の過去 ―やましたさんも自己肯定感が低かった!
実は、やましたさんも、母との関係に苦しんできた過去がありました。
やましたさんの母親は、家事が苦手で、愛情表現もうまくなかったそう。
そんな母に、やましたさんは長年反発していたと言います。
自分の居場所がないって感じ
その状況をどう乗り越えたのか?青木さんはじっくり話を聞くことにします。
”思考・感覚・感性”を取り戻すプロセスが断捨離
やましたさんの考えによれば、娘が母に反発する理由は、”価値観の押し付け合い”。
母の価値観を自分がいつの間にか踏襲していて、でもよく考えれば、その価値観が一番嫌な価値基準だった。
そして、これに気付くのに、だいぶ時間がかかったと言います。
やましたさんの母は、たくさんの物を所有して、自分の心を満たそうとするタイプ。
まさに価値観が真逆だったのです。
自分で自分をおとしめていることに気付いたのは、40代。そこから逃げ出すのに50歳までかかったそう。
そのサイクルから抜け出す手段が、まさに”断捨離”でした。
「断捨離は何かと言うと、”自分の価値基準の取り戻し”」
「これが必要だという思考と、これがふさわしいという感覚と、これが心地よいという感性。」 「それを物を通して常に自分に聞いているから、自分の思考感覚感性が取り戻せるプロセス」
自分の感性が取り戻せるようになると、母との価値観の違いが明らかになり、自分の価値観を変える必要がないことに気付きます。
青木さんに対しては、
「どんどん空間をクリエイトしていけば、クリエイトされた自分をもっと評価できるから、自己肯定感は自然と上がる」
つまり、「空間が自分をねぎらう役目をしてくれる」とアドバイスしました。
母との関係性も、断捨離で良い方向に変わっていくことができる。
その理由は、”今の自分が良好であれば、良好な自分が過去のお母さんとの関係を思い出す”ためだと言います。
今の自分がどんな状態かによって、思い出す過去も思い描く未来も変わってくるのです。
そして「余裕がなくなると、引きずってる過去の自分に戻ってしまう」と話す、青木さん。
これにやましたさんは、「その時は断捨離をすることが最適」と話します。
頭の中でこねくり回さずに、”行動する”こと。
繰り返し、断捨離のお稽古を重ねていくことが大切と話しました。
自己肯定感を高める手段に最適なのは、まさに”断捨離”。
悩める母との関係を乗り越えた、やましたさんの言葉には強い説得力があります。
断捨離開始から10日目:靴箱に挑戦!
断捨離開始から10日目。
この日は、明るい赤の服を着て、断捨離に挑戦する青木さん。
今日は、中身を把握できていない状態の「靴箱」に取り掛かります。
まずは、中身を全部出し、いる・いらないを判断。
袋や箱は処分して、どんな靴があるのか”見える化”することにします。
自分が持っている靴の全体像がわかってくると、まだ履ける物でも、今の自分に似合わない物は処分できるようになってきました。
たとえば、踵のゴムがはがれている靴。結構な値段がしたことを理由に、これまで捨てられませんでしたが、思い切って処分できました。
そして、踵の破れたブーツ。思い出が詰まっているということで、そのまま放置せず、修理して使うことを決めました。
この日は、袋2分の靴箱の中身を処分。
靴箱には、今の自分に大切だと思える、お気に入りの靴だけを並べました。
もう母のせいにはせずに、自分の力で自己肯定感の低さと向き合うことに決めました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、自己肯定感アップを目指す断捨離物語(前編)でした。
今回は、やましたさんとウォークインクローゼットの断捨離に取り組み、1人で、長年放置していた靴箱の断捨離に挑戦しました。
断捨離で見えてきたのは、青木さんの”自己肯定感の低さ”でした。
そして、次回は、青木さんのもう1つの心の傷が明らかになります。
芸能界での成功と、その先に待っていた孤独とは・・・?
はたして、断捨離をとおし、自己肯定感を高めていくことができるでしょうか?
自己肯定感の低さと向き合う、青木さん。
心の溝を断捨離で埋めることができるでしょうか?次回も楽しみです。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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