こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年6月6日放送回(第121回)の内容・感想をまとめます。
今回は、せっかち夫とマイペース妻の断捨離物語(後編)です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 性格の対照的な夫婦の断捨離
- イライラばかりの断捨離…原因は?
- 夫婦は期待の投げ合い
それでは、どうぞ!
せっかち夫とマイペース妻、断捨離に挑戦!
※一部、前編と同じ内容です。
今回の出演者は、愛知県名古屋市にお住まいの、みどりさん(41歳)と夫とおるさん(47歳)です。
同じ保険会社に勤める2人。
4LDKのマンションに、長男ゆうきくん(6歳)と3人で暮らしています。
リビング兼ダイニングキッチンは、よく片付いているように見えますが、部屋の隅にはゆうきくんが赤ちゃんの時に使っていたベッドがそのまま。
今では、物の置き場と化していました。
さらに、みどりさんの部屋は、大変な状態です。
本やCDが入りきらず、棚から溢れ、どこに何があるかわからない状態。
みどりさんは、物を手放すのが苦手で、マイペースな性格。
一方で夫のとおるさんは、物が少ない部屋でせっかちな性格と対称的な夫婦です。
前編では、断捨離するたびにバトルになってしまった2人。
やましたさんに言われたとおり、仲良く楽しく断捨離を終えることができるでしょうか?
断捨離開始から3週間:終わらない断捨離、すれ違う真逆夫婦

断捨離開始から、すでに3週間が経過。
やましたさんが再びやってくるまで、残り1週間ですが…部屋には、大量の本やバッグが残っている状態です。
みどりさんは、「服とさようならする時には、きちんと理由をつけたい」と手帳に理由を書いているよう。
これまで売って処分した200着以上の服の特徴や売れた値段、さようならをした理由が細かく綴られていました。

こまめに記録されていますが、このやり方では、時間がかかってしまうみたい。
みどりさんは、「やましたさんに教わったやり方で進めるべき」と頭では理解しています。
でも、現実は、大量の物を前に、どう進めればいいかわからず混乱してしまっていました。
そして、夫のとおるさんとは、正直に言い合える関係が自慢でしたが…
だんだんと反発が募り、相手の言うことを素直に聞けず、言いたいことを我慢するように・・・。
手や口を出されても、腹が立つけれど、何もしてくれなくても腹が立つ。
今のみどりさんの心境はこんな感じ。
進まないみどりさんの断捨離の横で、とおるさんは、ダイニングキッチンの配置換えを進めていました。
かつて、家族と暮らしていたというこの家は、「少しでも綺麗に使いたい」という思いがあるとのこと。
とおるさんから見れば、みどりさんはやましたさんの教えを守らずに、自己流で進めているように見える。
これまでは、言いたい気持ちをぐっとこらえ我慢していたようですが、ついに

最終日前日は、僕が出勤で強制撤去ですね
と、みどりさんが一部屋を空けられない場合、やましたさんが来る前日に、強制撤去すると言い出したのです。
闘う相手は、過去の自分!

断捨離が行き詰まり、夫とギクシャクするみどりさん。
気分転換に訪れたのは、趣味のキックボクシング。
思いっきり汗を流し、スッキリした様子。
みどりさんは、断捨離とキックボクシングの共通点は”闘い”と話します。
断捨離は、過去の自分が溜め込んだ物を、清算する闘いと捉えているようです。
つまり、闘う相手は、夫ではなく自分なのです。
さて、家に戻ってからも、断捨離は続きます。
洋服は、やましたさんに言われたとおり、何度もオーディションにかけて、厳選。
クローゼットは、ようやく隙間が見えるように。
しかし、衣装部屋とみどりさんの部屋、どちらを子供部屋として明け渡すかで悩んでしまいます。
混乱し、手が止まってしまうみどりさん。
もう、強制撤去まで、時間がありません…。
やましたさん訪問の前日:ついに強制撤去に動く!

みどりさんは、100着以上の服を手放し、本は77冊を売却。
そして、衣装部屋を子供部屋とすることに決めました。
1か月前の状態と比べれば、確かに物は減ったのですが、それでも、大量の服や靴が置いたままの状態。
みどりさんは、まだ物が多いのはわかっているけれど、気持ちがついていかない様子。
そこで、本格的に動き出す、とおるさん。
衣裳部屋に息子・ゆうきくんの物を入れた後、みどりさんの物を運び出し、自分の部屋へと移動し始めました。
宣言通り、問答無用で強制撤去です!
みどりさんは、何を言っても聞く耳を持たない夫に、すっかり心が折れてしまったみたい。
こんな状態で、よいはずがないのですが・・・いよいよやましたさんが再びやってきます。
1か月後:やましたさん再訪

「まだ服や本は捨てられなかった」と話す、みどりさん。
やましたさんが、「この状態をどう思うか」を尋ねると、
みどりさんは、「時間がなくて完成できませんでした」と答えます。
みどりさんの部屋は、ある程度の物を減らしたところまでが限界でした。
ゆうきくんの部屋となった、衣裳部屋にも、まだみどりさんの服が大量に残ったまま。
一方、とおるさんが断捨離した、ダイニングキッチンはスッキリとした空間になりました。
しかし、みどりさんの感想としては、スッキリというより、ちょっと寂しいような感じがするとのこと。
やましたさんは、「楽しく仲良く断捨離」するように言っていたけれど、それができなかったことが問題と話します。
お互いに力を合わせるどころか、逆にイライラを募らせた1ヶ月。どうしてそうなったのか?
やましたさんは3人で話し合うことにします。

どうやって暮らしていったらお互いが気持ちいいのかが目標
やましたさんが、それぞれ夫婦の言い分を聞いたうえで、結論づけたのは

お互いがお互いの期待通りに動いてほしいという欲求の突きつけ合いだったわけ
- (とおるさん→みどりさん)もっと早くやってほしいという期待
- (みどりさん→とおるさん)自分のペースでやらせてほしいという期待
「期待してなかったら、イライラしない」
つまり、「夫婦は、期待の投げ合い」と話します。
では、今後、せっかちとマイペースな2人がイライラせずに断捨離を続けるにはどうしたらいいか?
やましたさんは、登山にたとえて話します。

「山をもうすでに登っていた人」と、「まだ山の登山通に届いていない人」の差があって、その差でお互いの立場で物を見ちゃう
- 一方(みどりさん)は、「私、まだ溺れているのに」という思い
- 一方(とおるさん)は、「ここまで登っているのに、なんであいつは登ってこないんだ」という思い
お互いの立場でしか物を見れていないことが、イライラの原因になっていると話します。
これに2人は納得し、反省。どうすればよかったかを振り返りました。
そして、やましたさんが帰ったあと、「とおるさんの部屋にあるみどりさんの物」をどうするか、話し合うことに。
みどりさんは、言いたいことを、直接言える関係に戻っていました。
すると、とおるさん。
捨てられない物をとりあえず置いておくためのスペースを作ったと話し、みどりさんに使うことを提案します。
とおるさん、みどりさんのことをちゃんと考えていました。
相変わらず、最後まで言いたいことを言い合う夫婦でしたが、これがこの夫婦の一番いい形なんです!
番組を観ての感想


「夫婦は期待の投げ合い」の言葉が印象に残りました
過去の放送回でも、やましたさんから”夫婦は期待の投げ合い”との教えがあったのを思い出しました。
相手に期待しているから、イライラしてしまう。
この夫婦のように、性格が真逆で、片付けのやり方が対象的であれば、こうした反発が起こるのは避けられないことかもしれません。
しかし、「お互いに期待を投げ合っている」という事実を理解できていれば、相手へのイライラも減り、気持ちよく楽しく断捨離を進めることができます。
断捨離は、お互いの生活をより快適にするための手段。
この本来的な目的に立ち返り、「お互いが気持ちよくするためにどうするか」を常に考えていくことが、断捨離成功の秘訣です!
まとめ

いかがでしたか?
今回は、せっかち夫とマイペース妻の断捨離物語(後編)でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。

とおるさんは思考で断捨離をした 必要か必要じゃないか
みどりさんは感情で断捨離を始めた
だから、どうしても断捨離のスピードに差がでる。
最初は、お互いにお互いのことを理解できなかった。
しかし、その差を理解できたときに、断捨離がスムーズにいくようになる。

断捨離できる、できない姉妹の断捨離(過去放送回)を思い出しました。
断捨離は、そこで暮らす家族みながご機嫌になるためにするもの。互いを責めずに、補うことを忘れずにいきましょう!
断捨離できる・できない姉妹の断捨離(過去放送回)は、以下の記事でご紹介しています。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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