こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年9月6日放送回(第84回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、茶道具が捨てられない母の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 大切なモノが捨てられない・減らせない
- どこから手をつけていいか分からない
- 自分を最大限にもてなそう
過去放送回の内容、感想は以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
自分をおもてなしできていない家
今回の出演者は、神奈川県横浜市の一軒家にお住まいの、祐子さん(65)です。
すでに家を出ている2人の娘も応援にかけつけました。
2階建てで6LDKもの広さがある家ですが、部屋はどこもモノでいっぱいです。
実は、祐子さんの趣味は茶道。
部屋は、大量の茶道具で溢れており、どれも捨てられない大事なモノだと言います。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
活用ポイント3選
断捨離への活用ポイントを3点にまとめます。
順番に解説していきます。
ポイント①生活で一番目にする場所から
やましたさんが訪問します。
祐子さんは、自身の溜め込みグセについて、
幼少期、父親に大切にしていたモノを捨てられたことに起因していると話します。
これに対し、やましたさんは
子供のころはもういいよ
と伝えます。
これからの未来に目を向けるのが大切。
現在のモノで溢れた空間を、お茶の世界(理想とする空間)に近付けようと目標を決めます。
娘2人とも協力し、まずは、生活で一番目にする機会の多い「リビング」の断捨離から着手します。
生活で一番目にする空間を断捨離することで、「気持ちいい」感覚をすぐに味わうことができました。断捨離を続けていく上でも、この感覚は大切になっていきます。
ポイント②仕分けをしながら、移動させる
やましたさんが帰宅してから、およそ1ヶ月。
娘2人と協力しながら、断捨離を進める裕子さん。
しかし、断捨離が思うように進んでいない様子です。
部屋のモノを物色しては、
- 棚に戻してしまう(押し込んでしまう)
- 別の部屋に移動させてしまう
こうしたことを繰り返しています。
これでは、断捨離が一向に進まない。
助けに駆け付けたのは、断捨離トレーナーの「小林ふみこ」さんです。
以前の芸人娘VS占い師母の回でも、登場していましたね。
迷える人を決断へと導くアドバイスに定評があります。
モノで溢れ、混沌とした状態の部屋を何とかするために、作戦として打ち出したのが、
仕分けをしながら、移動させる
です。
この作戦、
- どこに、何が、どれだけあるか分からない
- たくさんの部屋に、モノが分散している
このような状態のときに使える方法です。
一度、全てのモノをジャンルごとに分けていきます。
例えば、「着物」「はぎれ」・・・といったようなイメージです。
これで、同じジャンルのモノがどれだけあるか把握することができます。
結果、モノの取捨選択がしやすくなるといいます。
小林ふみこトレーナーのおかげで、モノの全体量を把握でき、断捨離が一気に進みました。
判断のスピードもぐっと上がっていましたね!
ポイント③モノを選びぬく感覚
断捨離もいよいよ終盤です。
断捨離を振り返り、祐子さんは
今の自分が着ることで、モチベーションが上がるモノだけを残そうかな・・
断捨離前に、あれほど手放すことを拒否していた着物。
断捨離を通し、「少し好きなモノ」「とても好きなモノ」・・・というように、判別の基準が増えていきました。
そして、
自分をもてなすため、自分が輝けるモノだけを残したい
このように気持ちが変化しました。
限られた空間の中で、「何を残すか」は非常に重要です。
モノを最小限に減らすことで、残したモノをより大切にしようという気になります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、 茶道具が捨てられない母の断捨離物語でした。
途中、親子で険悪なムードになるシーンもありました。
しかし、最後には、綺麗になった和室で娘にお茶を振る舞う裕子さんの姿が印象的でした。
今回のポイントは、次の3つでした。
1つ目は、生活で最も目にする「リビング」から断捨離を開始することで、「気持ちよい感覚」を味わうこと。
2つ目は、モノが部屋に散らばっている状態のときには、まず「ジャンルごとに仕分けをする」こと。
3つ目は、限られた空間の中で、自分を輝かせるモノを「選びぬく感覚」を養うこと。
この3つでした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
これまでは、モノでもてなそうとしていた。(しかし)空間でもてなす方が、ずっと力強い
1人親で2人の娘を育て上げた裕子さんの癒しは、茶道でした。
これまでは、自分をたくさんのモノで癒そうとしていた裕子さん。
今回の断捨離をとおし、「空間の持つ力」を実感していた姿が印象的でした。
つい、たくさんのモノで自分を癒そうとしてしまいます。しかし、空間には限りがあります。
スッキリした空間で自分を最大に癒してあげませんか?
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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