こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年4月18日放送回(第160回)の内容・感想をまとめます。
今回は、還暦後の自分探しの断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 自分がどうなりたいか分からない時は、まずやってみる
- 「自分で決める」が大切
- 断捨離は、自分探し
それでは、どうぞ!
ひとりぼっちの人生再出発 どうなりたい?還暦の自分探し
今回の出演者は、千葉県の大網にお住まいの、まゆみさん(61歳)です。
家は綺麗に掃除されている様子です。
実は、捨てられない物が別の場所に隠してあると言いますが・・・
まゆみさんは、30年前に購入した大きな家に、現在1人で暮らしています。
15年前に夫と離婚し、3人の子供は独立しました。
1年前、定年まで勤め上げた仕事を退職。
そこから自分なりに断捨離し、洋服も30袋分くらい捨てたと言います。
しかし、ウォークインクローゼットには、タンスがいくつもあり、隙間がないほど服が詰まっています。
給料のほとんどを洋服に費やしていたそう。
自由がなかったから洋服を買うことで気を紛らわせていた
20歳で結婚しましたが、そこからは我慢の連続でした。
私の好きなことは何もさせてもらえなかった
定年したら好きなことをしようと会社を勤め上げた後は、思いつくままに習い事に手を出しました。
「家の中がぐちゃぐちゃだと頭の中もぐちゃぐちゃなんです」「時間ばっかりいっぱいあってね、何をしたらいいかわからなくて」
自分が本当は何をやりたいのかわからない。今回は、自分探しの断捨離となりそうです。
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
やましたさんが気になったのは、玄関。色んな物を飾りすぎていると話します。
それから、大量の服が押し込められたウォークインクローゼット。
「印象としては整頓はされているけど、過去からのものがずっと堆積している」「今をご自身が楽しんでいらっしゃらない」
なんと、大量の洋服を見ただけで、そこまでわかってしまいました。
やましたさんは、たずねます。
どうしていきたい?
過去を断ち切るしかない
まゆみさんは、こう話しますが・・・
断ち切るのが目的じゃなくてどうしていきたいかなんだよね
大事なのは、これからどうしていきたいか。そこを聞いていく、やましたさん。
「どうしたいのかが見えない。どうしたいのか どうなりたいのか」「物の詰まりを取ったら心の詰まりも取れたりする」
わからない場合は、やってみてスッキリした方がいい。
ということで、取り掛かったのは、玄関です。
断捨離ポイント
自分がどうなりたいか分からない時には、やってみて心の詰まりを探る
玄関の断捨離にチャレンジ!
お気に入りの物だけを残し、あとは全て外してみる
すると、これは違うと感じた様子のまゆみさん。
やましたさんは、自分がどうしたいかが重要だと話します。
自分で決めていいの 我慢する必要はないの
改めてお気に入りを探していきます。
思いついたらやってみて、どう感じるかを試してみる
これを繰り返していくと、だんだんと感覚がわかってきた様子。
玄関に必要ないと感じる物が見えてきました。
椅子を飾っていた台は、玄関を狭くしていただけと気付きます。
両親からもらった物であっても、自分の感覚で処分。
こうして、飾りすぎて窮屈だった玄関が、スッキリ広々とした空間になりました!
スッキリすることには変わらない それを味わっていこう
食器棚の断捨離にチャレンジ!
続いて、食器棚の断捨離に挑戦!
ガラス戸を外して全体を見ていくと、棚板がギチギチ状態であることがわかりました。
これでは、物を詰め込むための食器棚です。
食器を全て出して、どれほど詰め込んでいたのかを実感してもらいます。
そして、断捨離のポイントは、まずは空間を先に作ること。
断捨離ポイント
まず棚を作り、そこに合わせ器を選ぶ
お気に入りのティーポットを主役にし、棚の高さを変更します。
並べた食器の中からお気に入りを選んでいく。
本当は何が好きなのかを選び抜くことが、人生を選ぶトレーニングになると言います。
自分のお気に入りだけを選びぬいた結果、たくさんの食器とお別れしました。
後は、お店の店員になったつもりで食器を楽しく飾っていきます。
こうして、食器棚は憩いの場所に大変身!
明日からは、キッチン以外の断捨離に1人で手を付けていきます。
頑張ってやっていきます!
最大の課題は、あの大量の洋服。期間はおよそ1ヶ月です!その後、再びやましたさんがやってきます。
さぁ、まゆみさんの定年後の生き方は、断捨離で見つかるでしょうか?
断捨離開始から、3日目。好きな物を真ん中に
断捨離開始から、3日目。
まゆみさんは、1人でキッチンの収納に取り掛かります。
手が届かない場所に入れていた物は、使っていないことがわかりました。これは、処分。
大事な物は手の届くところに置いて使ってあげないと、逆にもったいないことになってしまいますね。
1人暮らしに必要なものだけ残したら、棚にもかなり余裕が生まれました。
続いて、和室の収納に取り掛かります。
物がギチギチに詰め込まれていました。食器棚と同じく一度全て出してみます。
そして、どんな収納にすると楽しいかをイメージしてみます。
カラーボックスを押入れの中に移動し、バッグを並べて飾れるか試してみることに。
まゆみさん、バッグも大量に所有していました。
夫婦仲が険悪だったストレスで給料をはたいて買ってしまったと言いますが・・・
猛烈に反省しながら断捨離。
押入れにカラーボックスを置いて、残したバッグを飾っていく
主役のバッグは一番目立つ舞台に置きます。
今日も、大量の物とさようなら。
順調に進んだ断捨離!準備は整いました。いよいよあの洋服部屋に突入します。
断捨離開始から、2週間後。最後の課題 いざ洋服部屋へ
断捨離開始から、2週間が経ちました。
いよいよ洋服部屋の断捨離に取り掛かります。
そこには、タグがついたままの衣類が大量に。
なんで大事にとっておいたかよくわからない
ちょっぴり悩むも、ゴミ袋へ。
断捨離の記録をつづるノートには、
きれいにしまい込み、でも、使わないものばかり。なぜこんなに物に執着しているのか?さみしさを埋めるためなんだろう・・・(中略)
寂しさを埋めるために買い集めた物は、状況を悪化させただけだったのです。
さまよう心の傷をひたすらゴミ袋へ押し込んでいくと、タンスが空っぽに!
タンス2棹は、どちらも処分することに。
迷う服は袖を通し、これからの人生で着たいものかを確認していきます。
過去の過ちに向き合い続け、1日で100着近くの洋服とお別れしました。
クローゼットの中は、かなりスカスカに!
断捨離も終わりに差し掛かり、長男が助っ人に来てくれました。
重い荷物を運ぶ手伝いをしてくれます。
家具が減ると、さらにまゆみさんにはアイデアが飛び出します。
広くなったリビングに、ピアノを移動。
リビングにはすてきな演奏スペースができました!
1か月後:断捨離終了&やましたさん再訪
やましたさんが、再びやってきました。
リビングは、大きなソファも断捨離。ピアノが主役となる空間に大きく生まれ変わりました。
これを見て、「お見事!」と嬉しそうなやましたさん。
タンスがいくつもあって、衣装の倉庫のようだった和室。
大きなタンスを断捨離し、光の差し込む素敵な空間になりました。
ストレスで買い込んだ洋服が押し込まれ、よどんでいたクローゼット。
まるでブティックのように生まれ変わりました。楽しい未来が描けそうです。
まゆみさんにとって、断捨離初日が大きな転換点だったと言います。
あの時の感覚がすごく自分の中に取り入れることができた
見えてきた定年後の未来
これだけ綺麗になると、プラスチックケースがなんだか違和感・・・。
洋服をもう少し減らして、木のタンスをその中に入れることにします。
やましたさんは、再び尋ねます。
これからどうなりたい?
自分がどうなりたいかイメージは、まゆみさんの中で確実にできていました。
あっという間に、4袋分も洋服を断捨離。
プラスチックケースとお別れして、使わない着物の帯を下だけ残したタンスの上に飾って完成です!
番組を観ての感想
思いついたらやってみる!
まゆみさんが失っていたのは、自分がどうしたいか・どうなりたいかの感覚でした。
断捨離をやっていくうちに、自分がどうなりたいかの答えが見えてきたように思います。
これまでは、心の我慢や悩みが反映された空間でした。
それが、やましたさんのアドバイスで、一気にすてきな空間に生まれ変わりました。
何となく落ち着かない空間や、楽しくない空間には、原因があります。
毎日少しずつの断捨離で、自分の気持ちに正直に従ってみましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、還暦後の自分探しの断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
断捨離って、自分探しなんです
食器棚の主役として飾ったティーポットは、
「まさに自分自身だった 自分の姿だった」
「でも今はちゃんと表舞台に立ったわけですから、まゆみさんもそうなっていくという所が見えてきた」
断捨離は、自分を発掘する作業。
「実は私はこれをやりたかったんだ、これが好きだったってことがどんどん見えてくる」
と話しました。
断捨離で、自分の好きな物やなりたい自分像を思い描くことができた、まゆみさん。とても生き生きとして楽しそうになった姿が印象的でした!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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