こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年11月22日放送回(第142回)の内容・感想をまとめます。
今回は、結婚50年目のご夫婦の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 結婚50年!金婚式の記念に断捨離!
- 気分は新婚カップル!夫婦2人を基準に物を選ぶ
- 物の新陳代謝が、心身の新陳代謝につながった!
それでは、どうぞ!
いい夫婦の日スペシャル 結婚50年“終の住処”を求めて
今回の出演者は、宮城県仙台市にお住まいの、はるみさん(72歳)と夫のしんいちさん(71歳)。
子供は既に独立し、現在は2人暮らし。
家中がかわいらしい小物で飾りつけられていますが、いくら片づけても家の中がさっぱりした感じがしないというのがお悩み。
はるみさんご夫婦の金婚式の記念に断捨離を決意しました。
一方、夫のしんいちさんは、「何も捨てる物はないだろう」と断捨離の必要性を感じていない様子。
結婚50年の仲良しご夫婦の断捨離!見事、成功するのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
やましたさんが受けた印象は「統一感がない」こと。
そして、「思っている以上に物が多い」と断捨離のレベルをどこに設定するかで悩み始めます。
悩んだ末の提案は、”スッキリした空間を1か所作ってみる”こと。
ひとまず、仏間で試してみて、方向性を探ることにします。
□仏間の断捨離、スタート!
壁一面をキャンバスに見立てて、配置を考える。
右端に置かれていた仏壇でしたが、やましたさんは「仏壇を真ん中に置くと空間が映える」とアドバイス。
そこで、仏壇の左にあった棚と茶ダンスを全てどかしてみると、圧迫感がなくなりました。
茶ダンスは、10年以上食器を入れたままでしたが、中から食器を出して選別。
やましたさんの「自分が(自由に)選んでいい」とのアドバイスを受け、
はるみさんは、思い切りよく、湯のみやコーヒーカップを断捨離。
仏壇を真ん中に配置し、その上にはるみさんの地元・熊本の伝統工芸”山鹿灯篭”を飾りました。
仏間は仏壇だけに。印象が大きく変わりました!
□キッチンの断捨離、スタート!
続いては、はるみさんが特に気になっていた、キッチンです。
物が多くてごちゃごちゃした印象を受けるし、棚が使えないなど不便な状態でした。
収納の開閉を邪魔していたサイドテーブルは、撤去します。
次は、食器棚。大量の食器類を全て外に出していきます。
夫婦2人を基準とし、子供3人・孫4人の分は揃えず、夫婦2人分にまで減らします。
そして、新婚カップルになったつもりで、お気に入りの食器をペアで残しました。
続いては、家具の配置替え。
奥に食器棚、手前に冷蔵庫という配置でしたが、これを逆とし、食器を取り出しやすい配置としました。
次は、今まで開けられなかったキッチンの引き出しの中身。
開けられなかっただけあり、中身は普段使っていない物ばかり。
いらない物は処分。残す物は、透明の真空パックで外から視覚化できるよう工夫しました。
断捨離ポイント
外から視覚化できる状態を作る
透明の真空パックは、中身がバラバラにならず視覚化できるのでおすすめ
キッチンにS字フックで吊るしていた調理器具は取り外し、引き出しに収納。
残した食器は、食器棚に戻していきます。
デザインがお気に入りだけど、使い道がなく飾っていただけの容器は、コーヒーのカプセルを入れる容器として活用しました。
断捨離ポイント
物はきちんと活用する
そして残した食器を棚に戻していきます。
器を容器に入れ、それをそのまま戻そうとする、はるみさん。
ここで、やましたさんからアドバイス!
「基本器は伏せない」「立ち姿で入れてあげる」
こうして、”美しく目で見て楽しむ”空間を作り上げました!
はるみさんは、断捨離を終え「感動しています」とコメント。
今日は、ゴミ袋20袋分もの物とお別れしました。
すでに7時間が経過していましたが、「夫を驚かせたいはるみさんの希望に応えたい」と、やましたさんは奮闘。
リビングの机にも手を付け、配置・模様替えをして、本日は終了です。
3つの空間を断捨離したことで、部屋全体の印象がガラリと変わりました!
さて、夜勤明けで帰ってきたしんいちさんは、一体どんな反応をするでしょうか?
目指せ!夫を驚かせる断捨離
あまり断捨離に乗り気じゃなかった、しんいちさん。夜勤明けから帰ってくると、その変化にびっくり。
「あらあら、広い感じ」「ベリーグッドだよ」と驚きを隠せません。
そして、「気持ちが全然変わっちゃうね」「急にやる気が出てきた」とコメント。
断捨離の必要がないと思っていたけど、ここまで変わるとは想像もしていなかったみたい。
その変わりようには、驚きを隠せませんでした。
”物置部屋”状態のウォークインクローゼットの断捨離!
この日は、千葉に住む長女の息子・大尊くん(高校3年生)が手伝いに来てくれました。力仕事が必要な場面でサポートします。
取り掛かるのは、課題のウォークインクローゼット。
現在は使っていない物を詰め込んだ”物置部屋”状態になっています。
しんいちさんの服は、リビングに運んで選別。
戻すスペースをあらかじめ決めておき、そこに収まる量まで減らしていきます。
そして、タンスからは孫が小さかった頃の物が出てきます。
これも、子供たちに電話で許可を取り、一気に断捨離。
はるみさんは、どうしてこんなに思いきれるのでしょうか?
断捨離中の気持ちを綴った断捨離ノートには、
「アドバイスを全て受け入れてやっていこうと決めていたから、迷いが一切ありませんでした」
と、どんなアドバイスも全部受け入れ、物を手放す覚悟をしていたことがわかりました。
さて、しんいちさんもそんな妻の姿を見て、やる気に火がつきます。
現在使っていない、昔の趣味の登山グッズ。ふと活用法を思いつきます。
それは、防災グッズと中身を入れ替えること。今後も役に立つ物だけを残しました。
しんいちさん、はじめは乗り気じゃなかったのに、すっかり断捨離を楽しんでいます。
2人で大量の物を処分してみての感想は、
「増やさない、減らすだけ」「絶対買わない」
普段使っていない物がいかに多いか、減らしても問題ないということに気付けたみたいです。
しんいちさんが意欲的に断捨離に取り組むようになっていて、とても楽しそうでした!
メルヘンチック!はるみさんの部屋はどう変わる?
さて、この日は、はるみさんのメルヘンチックな自分の部屋に取り掛かります。
ここも何となく雑然としていて、見ていてスッキリしないのだとか。
助っ人は、同じマンションの下の階に住む、井上さん。毎日のように会っている親友です。
井上さんには洋服をクローゼットから出してもらい、一緒に選別していきます。
はるみさんは、ファッションにあまり興味はありませんが、可愛い物を見つけると、つい衝動買いしてしまうのだとか。
残した服は同じハンガーにつるして戻すと、統一感が出てきました。
➤統一感が出せるおすすめのハンガー「MAWAハンガー」についてはこちら⇒収納すっきり!ドイツ発「マワハンガー(MAWAハンガー)」の種類と選び方
続いて、クローゼットの反対側の空間に手をつけていきます。
まず、普段使わないドレッサーを移動。ドレッサーの鏡は処分し、美顔器置き場にしました。
そして、お気に入りのかわいいサイドテーブルを、センターへ移動。
壁全体をキャンバスに見立てると、統一感を損なう物が見えてきます。
ピンクのハワイアンキルトは、壁から外してみると、なくてもよかったことに気付きました。
かわいい物でいっぱいだったファンタジックな部屋は、かわいらしさは残しつつもスッキリとした部屋に。
当たり前に飾っている物も、一度外してみると、印象が大きく変わったり、意外と必要ないことに気付くかもしれません。
翌朝、しんいちさんの感想は?
しんいちさんは、夜勤から帰るなり、はるみさんの部屋へ。
仕事中も断捨離が気になって仕方なかったんです。
しんいちさんは、部屋を見て
「やっと大人の部屋になった、こういう落ち着きがいるんだよ」と絶賛。
さて、断捨離もラストスパート!
さらにリビングをアップデートしようと、2人で断捨離に取り掛かります。
1か月後:断捨離の成果は?
断捨離終了です。仕上がりはどうなったでしょうか?
いまひとつ統一感がなかったリビングは、シンプルかつエレガントな空間に。
小物を減らしたおかげで、物の圧迫感がなくなり、空間が広く感じられるようになりました。
この成果をリモートでやましたさんに報告します。
しんいちさん:「一番感じたのは、心」「楽しいなって後半思いました」
この言葉に、やましたさんは答えます。
新陳代謝なんです
物の新陳代謝は、空間を新陳代謝となり、それは、自分たちの心と身体の新陳代謝にもなった。
だから、2人は若返ったのだと話しました。
そして、今回いい結果を出せた要因は、夫婦として家族としてのすてきなストーリーがベースにあったからと断捨離の成果とともに、夫婦仲をたたえました。
断捨離の成功のお祝いに、しんいちさんからはるみさんにプレゼントがありました。
それは、コーヒーの豆挽きと、感謝の思いをつづった手紙。
これからも夫婦仲良く、断捨離で手に入れた新しい生活を満喫していってください!
お互いに感謝し合える夫婦、とってもすてきな関係でした!
番組を観ての感想
結婚50年目で、新たな新婚生活を!
今回、断捨離に挑戦したきっかけは、金婚式の記念でした。
はるみさんが、強い覚悟を持って断捨離に挑んだおかげで、その思いが、夫・しんいちさんに波及。
夫婦仲良く、断捨離を楽しめたおかげで、最高の結果をもたらしました。
最初に取り掛かった場所は、仏間でしたが、究極の引き算で仏壇だけを残しましたね。
何となく物が多くてごちゃごちゃしている場合は、1つの空間をスッキリさせてみると、発見があるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、結婚50年目のご夫婦の断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
夫婦2人の量で十分
家族が独立し、孫もいるライフステージでは、気付かなければ過去の遺物で埋もれてしまう。
今回は、新たな人生の舞台を作っていくというシフトチェンジができたと振り返りました。
本当にすてきなご夫婦で、感動しました!断捨離も大成功で、とても幸せな気持ちになれました。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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