こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年8月8日放送回(第128回)の内容・感想をまとめます。
今回は、心配性ママの断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 物との関係を楽しむ
- 散らかしてもOK
- 減点法から加点法へ
それでは、どうぞ!
心配性の減点ママ 点数アップ㊙大作戦
今回の出演者は、東京都大田区の3LDKのマンションに家族4人で暮らす、はるかさん(35歳)。
子供2人の育児をしながら、食品関係の会社に勤めています。
家の中は、とてもピカピカできれい。
ゴミ一つ落ちておらず、何も問題ないように見えます。
はるかさんのお悩みは、断捨離で物を減らしてもモヤモヤする、スッキリしないこと。
「どうしたらよいかわからない」と、番組にSOSを出しました。
はるかさんの性格は、心配性。
押入れの中には、たくさんの防災グッズが溜め込まれていました。
どうやら、この性格に今回のヒントがありそうです。
さて、一体どのような断捨離となるでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、家の中を見て回りますが・・・
いつものごちゃごちゃした家の様子とは違い、とてもきれいで無駄な物はなさそう。
何が問題なのかと、首をかしげながら回っていきます。
しかし、クローゼットを見て気付いた、やましたさん。
一言で言ったら、”物を楽しんでいない”
はるかさんの場合、物の整理はできているけど、本当の意味で断捨離ができていないことに気付きます。
断捨離と収納の違いは、物を片付けるんじゃなくて、
断捨離の場合は、しまってる空間も飾るように
見えてないけど飾るような形で待っててもらう
こんなに綺麗なのに、モヤモヤする原因は、「物との関係が仲良しじゃない」からと伝えました。
すると「なるほど」と答えるはるかさんの目に、突然涙。
時間に追われるので・・・
□問題は、減点するクセ
やましたさんは、はるかさんの話を聞くことに。
はるかさんは、時短勤務ではありながら、仕事に子育て、家事と、毎日時間に追われる日々。
時間がない中で、少しでも効率よく片付けるためにと、自分なりに断捨離に取り組んできました。
やましたさんは、意外にも「散らかせば?と思った」と返します。
子供って散らかすもの
子供と一緒に寝ようとするなら、寝ることを楽しめばいい
そして、毎日仕事に子育てに頑張っている自分に点数をつけるとしたら、どのくらいか?
という質問に、はるかさんは50点と評価。
きちんと片付いている、子供の収納棚には、30点とあまりにも低い自己評価をつけます。
やましたさんは、ここに問題があると指摘。
心配性のはるかさんは、自分を減点する癖があったのです。
はるかさんは、
自分でも生きづらいことは分かっているけど、どうしてもそう考えてしまう
こう答えると、やましたさんは
ということは生きづらさの原因は、自分自身なんだよ
自分で作った図式だから自分で再構築できる
とアドバイス。
生きづらい自分を変えるカギは、”減点法から加点法への切り替え”。
そして、”加点法への切り替えは、断捨離でできる”とやましたさんは言います。
加点法の断捨離レッスン開始!まず舞台に選んだのは、冷蔵庫でした。
加点法の断捨離レッスン①冷蔵庫
十分きれいな冷蔵庫ですが、さらに自己評価を上げるため、冷蔵庫を美しく並べることに挑戦していきます。
冷蔵庫の断捨離:物を美しく並べてみる
□冷蔵庫の断捨離 ポイント①
1つ目のテクニックは、粉などの袋の口をゴムで留めずに、洗濯ばさみで留めるテク。
袋は、輪ゴムなどを使って留めがちですよね。
これを袋の口を折り、余っている部分はハサミで切り、折りやすくして・・・
最後は、かわいい洗濯ばさみで留めるだけ!
使いやすく、見た目にもかわいいテクニックです。
断捨離ポイント
袋は輪ゴムではなく、洗濯ばさみで留める
はるかさんは、なんだか楽しそうに進めていきます。
効率だけを求めてたらいけないってことがわかります
□冷蔵庫の断捨離 ポイント②
洗濯ばさみで留めた袋は、冷蔵庫に立てて収納。
美しい立ち姿で、取り出しやすく使いやすくする工夫です。
断捨離ポイント
袋は立てて収納する
□冷蔵庫の断捨離 ポイント③
続いては、チューブ類の収納。これを一工夫します!
はるかさんの場合、空いた牛乳パックを再利用し、そこにチューブを入れていました。
これを、お気に入りのマグカップに変えてみると、生活感がなくなってぐっとオシャレな印象になりました。
断捨離ポイント
チューブの収納をひと工夫。お気に入りのグラスに差し替える
□冷蔵庫の断捨離 ポイント④
最後のポイントは、調味料類のパッケージをはがすこと。
見た目にごちゃごちゃした印象になるので、思い切って剥がしてしまいます。
”何が入っているのか(中身)”と”賞味期限”の情報は、蓋に記入しました。
断捨離ポイント
パッケージは剥がし、情報は蓋に記入
剥がした調味料類は、背の高い物を後ろにして配置します。
このように、冷蔵庫をディスプレイのように飾っていくプロセスを楽しむこと。
楽しさや遊び心が、自分への点数アップにつながっていくのです。
続いて、はるかさんが30点と自己評価した、子供の収納棚も美しく飾ってみます。
加点法の断捨離レッスン②収納棚
続いて取り掛かったのは、子供のおもちゃや勉強道具が入っている収納棚。
やましたさん曰く、「子供たちがわかるような環境は提供できているが、楽しさは提供していない」とのこと。
これを、ワクワクできるような環境に変えていくレッスンです。
やましたさんは、棚の真ん中の右端にある布製のケース2つを指し、「これをどこに持って来ればいいと思うか」と問いかけます。
はるかさんは「真ん中」と答え、そのとおりにケースを移動してみると・・・
自然と、左右で男の子と女の子の物に分けることができました。
同じように、勉強道具も並び変えてみます。
このように「ああでもない、こうでもない」と、色々試すプロセス自体を楽しむことが大切。
お店のディスプレイのような飾り方を探していきます。
最後に、棚の上に子供たちの作品を飾って、子供たちが楽しめる空間にチェンジ!
はるかさんに必要なのは、自由を楽しめる心の余裕かも。
帰り際に、やましたさんからは
「これからは遊び心とともに点数を足していく」とアドバイス。
遊んでいれば自動的に点数は足せるので、心配いらないとのことでした。
数日後:できないことではなく、できたことに目を向ける
それから数日後。
あれから、はるかさんには心境の変化があったそう。
服は”白と黒”の組み合わせしか着ないと言っていましたが、今日は紺色の服で登場。
髪型も、思い切ってショートにしたそうです。
家の中の”ディスプレイ化”も着々と進めているとのこと。
はるかさんは、あれからだいぶ意識が変わったと話します。
「散らかしたらいいんじゃない?」という、やましたさんのアドバイスを受け、
「散らかってても戻す場所があれば問題ない」
「少し心が軽くなった」
こう話す、はるかさん。
「できないことではなく、できたことに目を向けよう」
と、断捨離をとおし、減点法から加点法の考え方へと変わってきているようです。
子供の絵をインテリアにするサービスとは?
続いては、捨てられない子供の絵をインテリアにするサービスのご紹介!
子供が作った作品がどんどん溜まり、困っていませんか?
その子供の絵を、すてきな方法で飾ったママさんがいました。
2人の男の子のママとして、子育て奮闘中のちひろさん(41歳)。
兄弟は、小さい頃からお絵描きが大好き。
ちひろさんは、子供たちが描いた絵を全部捨てずにファイリングして残しています。
お悩みは、ファイリングしてもほとんど見返すことがないこと。
「本当はいつも眺めていられたらいい」と話す、ちひろさん。
今回、あるサービスを使ってみることにします。
そのサービスとは、
子供の絵をインテリアとして、飾れるようにキャンバス加工してくれるサービスです。(「こどもの絵デザイン舎」)
□発注から商品到着までの流れ
お兄ちゃんと相談し、3枚の絵を加工してもらうことにします。
発注方法は、簡単2ステップ!
- 絵をスマホカメラで撮影して
- インターネットで、写真のデータやリクエストを送るだけ!
このサービスは、同じように子育てを経験したママ(いわきさん)が個人で手掛けているサービスです。
いわきさんは、長年、デザイン関係の仕事に携わってきました。
ただ絵を印刷するのではなく、ソフトを使って加工していきます。
加工の手順は、こんな感じ。
- 絵を抜き出し、背景の汚れを除去
- 明るさや色を調整
お子さんが描いた時の気持ちをいつも想像するようにしていて・・・
今回の絵も、配置や大きさに意味があるのではないかと考え、ルールを守って加工していきます。
デザイン案をいくつか作成し、メールで相談して完成形を決めていき、発注から2週間後に商品が届きました。
次は、いよいよ、この絵を飾っていきます。
絵を飾ろうとグリーンにしていた壁紙に、届いた絵を飾っていきます。
「空間全体がまとまりよくなるように飾りたい」と話すちひろさんですが、いざ飾ろうとしても、どう飾ったらまとまりよくなるかわからない。
そこで、やましたさんにアドバイスをお願いすることになりました。
□やましたさんの”断捨離流ディスプレイ術”
やましたさんが訪れます。キャンバスを見て、やましたさんは「完全にアートじゃないですか」とコメント。
「まずは、自分で飾ってみたら?」とのことで、ちひろさんがトライしますが、やはり悩んでしまいます。
やましたさんからのアドバイスは、「絵と写真を同じ壁に飾らない」こと。
ちひろさんは、「兄弟の幼い頃の写真」と「届いた絵」の両方を飾ろうとしていましたが、
それはやめた方がいいというアドバイス。
理由は、両者のテイストが異なるから。同時に飾ると、落ち着きがない印象になってしまうそうです。
ですので、ここには3枚の絵だけを飾ることになりました。
断捨離ポイント
写真と絵は同時に飾らない。テイストが全く違うため、落ち着きのない印象に
やましたさんからは、ディスプレイに関して、さらに2つのアドバイス。
- 飾る範囲は空間に対して1割
- 大きさや形が違う絵は高さをばらばらに飾る
これに従い、飾る場所を決めることができました。後は、絵を飾っていきます。
絵の貼り方は、こんな感じです。
- マスキングテープを壁に貼る
- 粘土状の粘着剤をキャンバスの裏につけて、マスキングテープに貼る
この飾り方でやれば、壁に粘着剤が直接つかず、剥がすときにも壁が傷まないのでおすすめ。
ちひろさんは、
キャンバスが軽いので(壁に)穴を開けなくても貼れるのがすごくいいです
と高評価。
あえて高さをばらばらに飾ったことで、スタイリッシュな印象に仕上がりました。
手放せない子供の絵をキャンバス加工でインテリアにするアイデア。
幼い頃の思い出と、アートな暮らしを楽しめる、すてきなアイデアでした。
番組を観ての感想
ポイントは、”楽しんで飾る”こと!
今回は、「部屋はきれいなのに、モヤモヤする」という悩みを持った、はるかさんの断捨離でした。
その原因として、やましたさんが発見したのは、”物との関係がよくないこと”。
つまり、物を楽しく飾れていないことが問題だったのです。
時間がない中で、きっちりしようとすれば、効率を求めてしまう
それは、よくわかること。
でも、少しくらい散らかってもいい
このくらいの余裕で、”物を美しく飾る”こと。
これが断捨離ということを、教えてもらった放送回でした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、心配性ママの断捨離物語でした。
あわせて、子供の絵をインテリアにしてくれるサービスのご紹介でした。(執筆準備中です。公開予定は、8/12(金)を予定しています。)8/12更新済み。
最後にやましたさんは、今回の断捨離をこう振り返りました。
□今回の断捨離の方向性について
・はるかさんは、少し思いつめるタイプで、すごく自分に対して厳しい
・減点法をやめて加点法へしましょうと言っても、また頑張っちゃうタイプだと思う
減点とか加点とかではなく、楽しむ世界に行ってもらいたいと思った
□散らかすプロセスを楽しむ
・散らかしながら色んな事に気付いていく
・そのプロセスも遊びに変えていってもらいたいと思った
生きていたら散らかるのは当たり前!
真面目で心配性な性格だった、はるかさん。毎日時間がない中で、きっちり片付けをしようとしていましたが、やましたさんの「散らかしたら?」という言葉に救われたようです。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
▼番組公式本はこちら
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